きららファンタジア

ページ名:きららファンタジア

登録日:2021/12/05 Sun 09:32:00
更新日:2024/06/14 Fri 13:55:19NEW!
所要時間:約 16 分で読めます



タグ一覧
きららファンタジア きらら 芳文社 アニプレックス ドリコム ソーシャルゲーム まんがタイムきらら 異世界 クロスオーバー ゲーム ひだまりスケッチ new game! がっこうぐらし! aチャンネル きんいろモザイク ステラのまほう ゆゆ式 うらら迷路帖 キルミーベイベー スロウスタート ゆるキャン△ こみっくがーるず ブレンド・s 夢喰いメリー ハナヤマタ けいおん! あんハピ♪ ご注文はうさぎですか? アニマエール! 三者三葉 まちカドまぞく はるみねーしょん 幸腹グラフィティ 恋する小惑星 球詠 おちこぼれフルーツタルト あっちこっち rpg不動産 ぼっち・ざ・ろっく! 恋愛ラボ 桜trick サービス終了 次回もがんばりますっ! はるかなレシーブ ga~芸術科アートデザインクラス~ 棺担ぎのクロ。~懐中旅話~ こはる日和。 ぱわーおぶすまいる。 スローループ 大家さんは思春期! 小森さんは断れない!





かわいい日常と、はるかな冒険と。




きららファンタジアとは、アニプレックスが配信・ドリコムが開発・運営するスマートフォン専用アプリゲームである。
芳文社の雑誌レーベル「まんがタイムきらら」シリーズのキャラクターが共演し、剣と魔法の世界「エトワリア」での冒険や日常が描かれる。略称は「きらファン」。
2017年12月11日にサービスが開始され、2023年2月28日をもってサービスが終了した。
サービス終了後はオフライン版として、これまでに入手したキャラ・シナリオの一覧及び回想を確認できるモードが残っている。



目次


ゲーム概要

まんがタイムきららのキャラクターが一堂に会するクロスオーバーRPG。
ファンタジー世界を舞台に、複数作品のクロスオーバーや異世界での冒険・生活の物語が楽しめる。
最大の特徴は各作品のキャライラストを原作者自らが描き下ろしている事。そのためコラボ作品でたまに見られるイラストに対する違和感といったものは見られない。
オリジナルキャラクターについても、そのほとんどはきらら作品を手掛けた作者が描いている。


原作が完結した作品のキャラクターも惜しみなく登場し、各作品の作風はそのままに、クロスオーバーによる掛け合いやファンタジー世界での新しい物語が描かれている。
こうした完結した作品の受け皿となっている点も高い評価を受けていた。
なお異世界と言いながら話のネタはゲーム開発・巨大ロボ・動画配信など割となんでもありだったりする。


バトルでは、攻撃やスキルで原作ネタを活かした演出が楽しめる。


参戦作品

基本的に原作準拠となっており、各キャラのグラフィックも原作者が手掛けている他、アニメと原作で設定に齟齬がある場合、原作準拠の設定となっている。
その為、アニメで大分絵柄の変わった「ステラのまほう」等は原作を知らなかった人からは驚かれたりもした。*1
声は基本的にアニメ準拠で設定されているが、アニメには登場しなかったキャラも実装されており、本作で初めて声がついたキャラも多い。
声の都合もあってかアニメ化済みの作品の追加参戦が多く、かなり前にアニメ化した作品が後になって追加された例もある。


基本的に男性キャラは実装されていないどころかまともに登場すらしておらず、エイプリルフール限定のネタでようやく影絵の状態で男性陣のショートシナリオが作成された。
その作風のせいで主要キャラに男性がいる作品は少々寂しいことになっており、「あっちこっち」のつみきなんかは伊御に会えずに寂しい思いをしている。
それでも例外はおり、男の娘である「ブレンド・S」のひでりは唯一プレイアブルキャラとして実装されている。*2
他にはティッピーはチノと一緒に登場しており、「三者三葉」の山路が明確に姿が出ているわけではない*3が、呼ばれてもいないのにエトワリアに来ている様子。山Gだから仕方ない。
このまま男性は登場させないかと思われていたが、2022年5月に行われた「ブレンド・S」完結記念のイベントで店長と秋月の二人がついに影の状態でもなくしっかり立ち絵付きで登場。
「召喚の実験中、触媒にモンスターを混ぜてみたらモンスターと融合した状態で二人が召喚された」という事故のような形の召喚であり、実装キャラはあくまで苺香(背景に店長)、夏帆(背景に秋月)になっている。



参戦作品は「きららファンタジア」自体も含めれば全部で40作品。


アニオタwikiでは作品ごとの記事にきららファンタジアについても併記されていることが多いため、アニオタwikiに記事が無い作品のみ本記事に詳細を記述する。



ひだまりスケッチ
ゆの(CV:阿澄佳奈)
宮子(CV:水橋かおり)
ヒロ(CV:後藤邑子)
沙英(CV:新谷良子)
乃莉(CV:原田ひとみ)
なずな(CV:小見川千秋)



NEW GAME!
涼風青葉(CV:高田憂希)
滝本ひふみ(CV:山口愛)
篠田はじめ(CV:戸田めぐみ)
飯島ゆん(CV:竹尾歩美)
八神コウ(CV:日笠陽子)
遠山りん(CV:茅野愛衣)
桜ねね(CV:朝日奈丸佳)
阿波根うみこ(CV:森永千才)
葉月しずく(CV:喜多村英梨)
星川ほたる(CV:石見舞菜香)
望月紅葉(CV:鈴木亜理沙)
鳴海ツバメ(CV:大和田仁美)



がっこうぐらし!
丈槍由紀(CV:水瀬いのり)
恵飛須沢胡桃(CV:小澤亜李)
若狭悠里(CV:M・A・O)
直樹美紀(CV:高橋李依)
佐倉慈(CV:茅野愛衣)
祠堂圭(CV:木村珠莉)
大人の丈槍由紀(CV:水瀬いのり ※アニメ版未登場)
大人の直樹美紀(CV:高橋李依 ※アニメ版未登場)
大人の恵飛須沢胡桃(CV:小澤亜李 ※アニメ版未登場)
大人の若狭悠里(CV:M・A・O ※アニメ版未登場)


Aチャンネル
トオル(CV:悠木碧)
るん(CV:福原香織)
ユー子(CV:寿美菜子)
ナギ(CV:内山夕実)
ミホ(CV:斎藤桃子)
ユタカ(CV:又吉愛)
鬼頭紀美子(CV:茅原実里)



きんいろモザイク
九条カレン(CV:東山奈央)
アリス・カータレット(CV:田中真奈美)
大宮忍(CV:西明日香)
小路綾(CV:種田梨沙)
猪熊陽子(CV:内山夕実)
松原穂乃花(CV:諏訪彩花)
大宮勇(CV:田村ゆかり)
烏丸さくら(CV:佐藤聡美)
久世橋朱里(CV:大西沙織)
日暮香奈(CV:中津真莉)



ステラのまほう
本田珠輝(CV:長縄まりあ)
藤川歌夜(CV:悠木碧)
村上椎奈(CV:村川梨衣)
関あやめ(CV:小澤亜李)
布田裕美音(CV:前川涼子)
百武照(CV:赤﨑千夏)
飯野水葉(CV:金子彩花 ※アニメ版から変更)
池谷乃々(CV:日高里菜 ※アニメ版未登場)
鶴瀬まつり(CV:指出毬亜 ※アニメ版未登場)



ゆゆ式
野々原ゆずこ(CV:大久保瑠美)
櫟井唯(CV:津田美波)
日向縁(CV:種田梨沙)
松本頼子(CV:堀江由衣)
相川千穂(CV:茅野愛衣)
岡野佳(CV:潘めぐみ)
長谷川ふみ(CV:清水茉菜)



うらら迷路帖
千矢(CV:原田彩楓)
巽紺(CV:本渡楓)
雪見小梅(CV:久保ユリカ)
棗ノノ(CV:佳村はるか)
色井佐久(CV:諏訪彩花)
棗ニナ(CV:茅野愛衣)
二条臣(CV:市ノ瀬加那 ※アニメ版未登場)
花原椿(CV:田村睦心 ※アニメ版未登場)
マリ・キスピルクエット(CV:矢作紗友里)



キルミーベイベー
折部やすな(CV:赤﨑千夏)
ソーニャ(CV:田村睦心)
呉織あぎり(CV:篠田みなみ ※アニメ版から変更)



桜Trick
高山春香(CV:戸松遥)
園田優(CV:井口裕香)
南しずく(CV:五十嵐裕美)
野田コトネ(CV:相坂優歌)
池野楓(CV:渕上舞)
飯塚ゆず(CV:戸田めぐみ)
乙川澄(CV:麻倉もも)
園田美月(CV:藤田咲)



ブレンド・S
桜ノ宮苺香(CV:和氣あず未)
日向夏帆(CV:鬼頭明里)
星川麻冬(CV:春野杏)
天野美雨(CV:種﨑敦美)
神崎ひでり(CV:徳井青空)
桜ノ宮愛香(CV:松嵜麗)
ディーノ(NPC ※ボイスなし)
秋月紅葉(NPC ※ボイスなし)



夢喰いメリー
メリー・ナイトメア(CV:佐倉綾音)
橘勇魚(CV:茅野愛衣)
エンギ・スリーピース(CV:遠藤綾)
光凪由衣(CV:秋谷智子)
クリオネ(CV:結名美月 ※アニメ版未登場)



スロウスタート
一之瀬花名(CV:近藤玲奈)
千石冠(CV:長縄まりあ)
十倉栄依子(CV:嶺内ともみ)
百地たまて(CV:伊藤彩沙)
万年大会(CV:内田真礼)
京塚志温(CV:M・A・O)
榎並清瀬(CV:沼倉愛美)
十倉光希(CV:楠木ともり)



ゆるキャン△
志摩リン(CV:東山奈央)
各務原なでしこ(CV:花守ゆみり)
大垣千明(CV:原紗友里)
犬山あおい(CV:豊崎愛生)
斉藤恵那(CV:高橋李依)
土岐綾乃(CV:黒沢ともよ)
大人の志摩リン(CV:東山奈央)



ハナヤマタ
関谷なる(CV:上田麗奈)
ハナ・N・フォンテーンスタンド(CV:田中美海)
笹目ヤヤ(CV:奥野香耶)
西御門多美(CV:大坪由佳)
常磐真智(CV:沼倉愛美)



こみっくがーるず
萌田薫子(CV:赤尾ひかる)
恋塚小夢(CV:本渡楓)
色川琉姫(CV:大西沙織)
勝木翼(CV:高橋李依)
怖浦すず(CV:上田麗奈)
色川美姫(CV:木野日菜 ※アニメ版未登場)
虹野美晴(CV:七瀬彩夏)
編沢まゆ(CV:津田美波)



あんハピ♪
花小泉杏(CV:花守ゆみり)
雲雀丘瑠璃(CV:白石晴香)
久米川牡丹(CV:安野希世乃)
萩生響(CV:山村響)
江古田蓮(CV:吉岡茉祐)
狭山椿(CV:森永千才)



けいおん!
平沢唯(CV:豊崎愛生)
秋山澪(CV:日笠陽子)
田井中律(CV:佐藤聡美)
琴吹紬(CV:寿美菜子)
中野梓(CV:竹達彩奈)
平沢憂(CV:米澤円)
山中さわ子(CV:真田アサミ)



はるかなレシーブ
大空遥(CV:優木かな)
比嘉かなた(CV:宮下早紀)
トーマス・紅愛(CV:種﨑敦美)
トーマス・恵美理(CV:末柄里恵)
大城あかり(CV:木村千咲)
遠井成美(CV:島袋美由利)
立花彩紗(CV:伊藤かな恵)


ビーチバレーに青春をかける少女たちの物語。
題材が題材のためか皆水着をアレンジした衣装となっている。
しかも最初に実装されたイベント衣装も水着衣装。


作中でのペアはきらファンでは同属性に設定され、攻防の分担を意識したスキル構成になっている。
遥と成美は作中の因縁が反映され、ライバルでありながら同属性同クラスとなった。



ご注文はうさぎですか?
ココア(CV:佐倉綾音)
チノ(CV:水瀬いのり)
リゼ(CV:種田梨沙)
千夜(CV:佐藤聡美)
シャロ(CV:内田真礼)
マヤ(CV:徳井青空)
メグ(CV:村川梨衣)
モカ(CV:茅野愛衣)
青山ブルーマウンテン(CV:早見沙織)
ティッピー(NPC) (CV:清川元夢)


本来各キャラにフルネームが設定されており、作中で使用されることもある作品ではあるが、
原作及びアニメのキャラ紹介ではほぼ名前だけのためかキャラ名は名前のみとなっている。



アニマエール!
鳩谷こはね(CV:尾崎由香)
有馬ひづめ(CV:山田唯菜)
猿渡宇希(CV:井澤美香子)
舘島虎徹(CV:楠木ともり)
牛久花和(CV:白石晴香)
稲葉兎和(CV:南早紀 ※アニメ版未登場)



三者三葉
西川葉子(CV:和久井優)
小田切双葉(CV:金澤まい)
葉山照(CV:吉岡麻耶 ※アニメ版から変更)
西山芹菜(CV:Machico)
薗部篠(CV:桃河りか)
近藤亜紗子(CV:鈴木愛奈)
葉山光(CV:西明日香)



GA〜芸術科アートデザインクラス〜
山口如月(CV:戸松遥)
野田ミキ(CV:徳永愛)
友兼(CV:沢城みゆき)
大道雅(CV:名塚佳織)
野崎奈三子(CV:堀江由衣)



棺担ぎのクロ。~懐中旅話~(※未アニメ化作品)
クロ(CV:金澤まい)
セン(NPC) (CV:不明)



まちカドまぞく
吉田優子(CV:小原好美)
千代田桃(CV:鬼頭明里)
リリス(CV:高橋未奈美)
陽夏木ミカン(CV:高柳知葉)
吉田良子(CV:大和田仁美)



はるみねーしょん(※未アニメ化作品)
細野はるみ(CV:大森日雅)
坂本香樹(CV:金子有希)
高橋ユキ(CV:藍原ことみ)
細野あるみ(CV:田中美海)



幸腹グラフィティ
町子リョウ(CV:佐藤利奈)
森野きりん(CV:大亀あすか)
椎名(CV:小松未可子)
内木ユキ(CV:井口裕香)



恋する小惑星
木ノ幡みら(CV:高柳知葉)
真中あお(CV:山口愛)
猪瀬舞(CV:指出毬亜)
桜井美景(CV:東山奈央)
森野真理(CV:上坂すみれ)



球詠
武田詠深(CV:前田佳織里)
山崎珠姫(CV:天野聡美)
川口芳乃(CV:白城なお)
中村希(CV:野口瑠璃子)



あっちこっち
御庭つみき(CV:大久保瑠美)
春野姫(CV:福原香織)
片瀬真宵(CV:生天目仁美)
桜川キクヱ(CV:岩男潤子)



おちこぼれフルーツタルト
桜衣乃(CV:新田ひより)
関野ロコ(CV:久保田梨沙)
貫井はゆ(CV:白石晴香)
前原仁菜(CV:近藤玲奈)
緑へも(CV:守屋亨香)



ぱわーおぶすまいる。(※未アニメ化作品)
篠華まゆ(CV:芝崎典子)
虎道環(CV:河瀬茉希)
叢園寺観久(CV:丸岡和佳奈)


きららファンタジアでは少数派のNL作品。彼氏が参戦できないため、環はまゆを独占できて大喜び。



こはる日和。(※未アニメ化作品)
小野坂こはる(CV:日岡なつみ)
橘ニナ(CV:立花理香)
北沢みさき(CV:土屋李央)
牧之瀬ひまり(CV:岡咲美保)
小野坂さおり(CV:長谷川育美)


はじける肢体もまばゆい女子高生の日常。作者は「すのはら荘の管理人さん」も描いたねこうめ先生。
作者のフェチが参戦キャラの服装にも遺憾なく発揮されている。



スローループ
海凪ひより(CV:久住琳)
海凪小春(CV:日岡なつみ)
吉永恋(CV:嶺内ともみ)



RPG不動産
風色琴音(CV:井上ほの花)
ファー(CV:木野日菜)
ルフリア(CV:川井田夏海)
ラキラ(CV:石見舞菜香)



ぼっち・ざ・ろっく!
後藤ひとり(CV:青山吉能)
伊地知虹夏(CV:鈴代紗弓)
山田リョウ(CV:水野朔)
喜多郁代(CV:長谷川育美)



まんがタイムレーベル作品(コラボ参戦)
イベント「近くて遠い世界の少女たち」でゲスト参戦した、まんがタイム系列の作品。



大家さんは思春期!
里中チエ(CV:久保ユリカ)
白井麗子(CV:生天目仁美)


現在はまんがタイムオリジナルで連載されている、世話好きな女子中学生大家さんの物語。
きらら作品ではなかなかいないホステスの参戦。



恋愛ラボ
倉橋莉子(CV:沼倉愛美)
真木夏緒(CV:赤﨑千夏)



小森さんは断れない!
小森しゅり(CV:内田彩)
西鳥めぐみ(CV:小澤亜李)
根岸まさ子(CV:長縄まりあ)


まんがタイムオリジナルで連載中の、頼み事をされ続ける超人女子の物語。
しゅりの髪型が高校時代仕様だが、きらファンで召喚された時系列は中学時代。



あらすじ

異世界「エトワリア」の女神ソラは、別世界の出来事の記録である「聖典」を記していた。
エトワリアの人々は、聖典を読むことにより得られる「クリエ」という力で生活していた。


ところがある日、神官アルシーヴソラが封印されてしまった。
少女ランプとお供のマッチは、「伝説の召喚士」へ助けを求めるための旅に出た。


ランプは旅の途中できららという少女に出会った時、
アルシーヴが行った禁呪「オーダー」により狂暴化した魔物がきららの街へ向かうのを目撃した。


魔物に立ち向かったランプを助けたいと願ったきららは、召喚魔法「コール」の力に目覚めた。
コールにより召喚されるのは聖典の登場人物「クリエメイト」、
すなわち「まんがタイムきらら」のキャラクター達であり、
召喚によって戦う力を得たクリエメイト達は、魔物を撃退した。


伝説の召喚士とはきららのことだと確信したランプは、彼女に事情を説明した。


女神ソラが封印されたままでは、クリエが枯渇し世界が破滅すること。
オーダーは副作用によって、魔物の狂暴化などの異変を引き起こすこと。
オーダーはクリエメイトを強制召喚してしまい、クリエメイトの世界にも影響が及ぶこと。


こうして、強制召喚されたクリエメイトを元の世界に帰しながら、アルシーヴを止めるために神殿へ向かう3人の旅が始まった。


オリジナルキャラクター

イラストレーター:蒼樹うめ CV:楠木ともり
「昔からぼんやりと、なんて言えばいいのかな……人と人との繋がりを感じられるんです。」


本作の主人公。人と人とのつながり「パス」を感じ取ることができる力と、クリエメイトと呼ばれるきらら作品の登場人物を召喚できる「コール」の力を持ち、世界を救うために戦う。
最初は普通の少女だったが、出番の増加とイベントのギャグ補正によって、鍛錬好き筋肉信者などの個性が追加された。
詳細は個別項目へ。


  • ランプ

イラストレーター:黒田bb CV:高野麻里佳
「はぅぅ……クリエメイトの皆様がまぶしいです……。」


本作の副主人公。異世界について記された「聖典」と、その登場人物「クリエメイト」をこよなく愛し、聖典世界について尋常でない量の知識を有している。
みてくれはかわいいロリ美少女だが中身は末期のアニヲタ、且つ真正の変態。
原作のクリエメイト達の活躍をエトワリアで見たいがために、異世界初の漫画雑誌を立ち上げたり、自主製作映画の監督と脚本をしたり、異世界初のテレビ放送の総合演出を担当したり、同人誌即売会を企画したりなど、聖典愛による行動力は計り知れない。


  • マッチ

イラストレーター:黒田bb CV:三森すずこ
「ランプは聖典のことになると止まらなくなっちゃう病気なんだ。」


マスコットの謎の生き物。ランプの保護者であり、きららとランプの旅に同行する。
某魔法少女のマスコットの影響なのか、かつてプレイヤーの間では黒幕疑惑があった。しかしサービス開始から4年経ってもそれらしき伏線は特に無い。
性別は不明だが、温泉イベントのりーさんのイラストでは一緒に入っている。


  • ソラ

イラストレーター:得能正太郎 CV:ゆかな
「どうもどうもー。呼ばれて飛び出て女神ソラですよー。」


エトワリアの女神。「聖典」を記すことができ、エトワリアの人々は聖典から得られる「クリエ」の力で生きる糧を得ている。
第一部ではアルシーヴによって封印されていたが、きらら達に助けられて封印が解かれた。
異世界とクリエメイトをこよなく愛しており、封印が解かれてからはランプと同様、クリエメイトとキャッキャウフフするための企画に余念が無い駄女神となった。しかもタチが悪いことに絶対的な権力を行使できる。俗称「でかいランプ」。
最終的にアルシーヴに叱られ連れ戻されるまでが恒例の流れ。
「げぇっ!アルシーヴ!」


  • アルシーヴ

イラストレーター:きゆづきさとこ CV:沢城みゆき
「為すべきことを為せ。」


女神を封印した犯人であり、第一部のラスボス。神殿の筆頭神官。
第一部のラストで和解した後は、イベントシナリオでもたびたび登場している。
真面目な性格だが、ダジャレに弱かったり、自分がモデルの成人向け同人誌を見て気絶したりといったギャグ描写もある。


  • クレア

イラストレーター:原悠衣 CV:和氣あずみ
「次回も頑張りますっ!またいつでも来てくださいね!」


きららファンタジアのガチャシステム「召喚」を手伝う少女。召喚の結果が表示されるに「次回もがんばりますっ!」と意気込んでくれる。とても可愛い。
結果が悪くても、「わたしは今回がんばってほしかったんだよ」とか「アホクレア」とか言ってはいけない。クレアちゃんはあくまでお手伝いをしてくれる健気なロリ少女である。願掛けのためにクレアちゃんをなでなでするスレも存在する。
なお、とあるイベントではセリフを噛んで「次回もがばりますっ!」と口走るというネタがあった。


  • コルク

イラストレーター:ウロ CV:桑原由気
「交渉成立。」


アイテムを交換できる「ショップ」を経営する少女。イベント報酬であるツケの伝票やら怪盗の予告状やらを大量に引き取っている。


  • ポルカ

イラストレーター:牛木義隆 CV:松井恵理子
「ぶきは強いのはもちろん、見た目が格好いいのも重要だよな!」


武器の作成・強化を行う「鍛冶屋」で働く少女。イベントでは戦闘ロボットなども作る、エトワリアの超技術保有者その1。


  • カンナ

イラストレーター:得能正太郎 CV:日笠陽子
「……めんどくさ。」


ルームアイテムを購入できる「建築屋」を経営するダウナー気味な女性。参戦作品ごとに家を建てたり、話に聞いただけのキャンプ道具を作れたりする、エトワリアの超技術保有者その2。


  • ライネ

イラストレーター:川井マコト CV:茅野愛衣
「何もない毎日って幸せなものよね。」


時間経過でキャラクターの強化や報酬獲得を行う「トレーニング」機能を担当する女性。今は食堂を経営しているが、かつては伝説の勇者だったらしく、今でも凄まじい戦闘力を発揮する。
世話焼きであり特にものぐさなカンナの世話をよく焼いている。2人のCVがCVなのでその様はどこぞのデザイナーとADの関係そっくり。



七賢者


メインシナリオ第一部できららと戦った、アルシーヴ直属の部下たち。

  • シュガー

イラストレーター:はんざわかおり CV:井口裕香
「よーし、アルシーヴ様に褒められるように、シュガーがんばっちゃうよ!」


キツネ耳のゴスロリ幼女。幼いながらに卓越した戦闘能力を持つが、言動は子ども。甘いものが大好物。キャラデザを担当した同作者の主人公と口癖が同じ。あばばばば。


  • セサミ

イラストレーター:ねこうめ CV:赤崎千夏
「七賢者が1人、セサミです。どうぞ以後お見知りおきを。」


アルシーヴの秘書。仕事も料理も何でもこなせる完璧超人だが、何故か露出が多すぎるすごい服装。本人曰く「秘書の正装」らしいが、上司のアルシーヴも困惑している。ほくろは右胸の脇。
なかなか休みがとれない苦労人。


  • カルダモン

イラストレーター:あfろ CV:田村睦心
「……あたしは面白いものが正しいと思ってる。」


エトワリアの各地に出向いて争いを諫める「調停者」。「面白いか否か」を信条としており、オーダー事件では学園生活部の思いと強さ、そしてきららの決意を知り、面白いと考えて見逃した。平和な騒ぎであればむしろ便乗するタイプであり、エトワリアのバレンタインが筋肉祭りになるのを加速させた。


  • ソルト

イラストレーター:はんざわかおり CV:田中真奈美
「ソルトは甘くありませんよ。」


タヌキ耳のゴスロリ幼女で、シュガーの双子の姉。シュガー同様の高い戦闘能力に加えて、変身能力も持っている。冷静な性格で、よくシュガーの世話を焼いている。甘いものは苦手。


イラストレーター:カヅホ CV:渕上舞
「私は私の街を守るために戦っている。それは今も変わらない。」


街の統治者であり、豪快な性格の戦士。街を守るためなら苦労を労わない姿により、住人に慕われている。オーダー事件の影響で金髪好きに目覚めた。ライオン耳を持ち、衣装はバンカラ風。
ちなみに拳圧で火事を建物ごと消し飛ばしている場面があり、クリエメイト達は少なくとも彼女並の戦闘力があることになる。
詳細は個別項目へ。


  • フェンネル

イラストレーター:中山幸 CV:五十嵐裕美
「ああ、アルシーヴ様……今日も照り輝くような美しさですわね。」


アルシーヴを敬愛し、忠誠を尽くしている戦士。かつては「暴力剣士フェンネル」の異名を持つ戦闘狂の傭兵だったが、アルシーヴに負けた際に実力を認められて心酔し、配下になった。


  • ハッカ

イラストレーター:篤見唯子 CV:茅原実里
「私が作りしは夢幻の世界。泡沫の理想郷。」


アルシーヴの秘蔵っ子。夢幻魔法を操り、きらら達を夢の世界に閉じ込めて追い詰めた強者。イベントシナリオでは、夢の世界や幻覚魔法を駆使してイベントを盛り上げたり心強い味方になったりと、頼もしい活躍を見せる。




  • 住良木うつつ

イラストレーター:千葉サドル CV:前田佳緒里
「うう、邪魔になったらいつでも捨ててくれていいから。」


メインシナリオ第二部の重要人物で、硝子のように割れた空の中から落ちてきた謎の女子高生。エトワリアに来るまでの記憶が無い。
極端なネガティブ思考の持ち主であり、よくきららとランプに励まされている。
その正体は所謂「漫画の初期構想の時点で没になったキャラクター」。



  • メディア

イラストレーター:原悠衣 CV:逢来りん
「スクライブギルドへようこそ!私がギルド長のメディアです!」


女神ソラの綴った聖典を写本して増やし、多くの人に届ける役割を担う「スクライブギルド」のギルド長。
かつては女神候補生を志していたこともあってか、ランプに匹敵するほどの聖典愛の持ち主。



リアリスト


第二部で登場した敵集団。聖典の物語は欺瞞だと主張し、聖典世界の破壊を目論む。


  • ハイプリス

イラストレーター:黒田bb CV:能登麻美子
「君は……絆を失っても、なお世界に絶望せずにいられるのかな?」


リアリストを束ねる少女。オーダー以上の禁呪とされている「リアライフ」の力を奮い、世界の破壊とその先にある世界そのものの絆を断ち切ることを目的としている。



真実の手


メインシナリオ第二部できらら一行やクリエメイトの前に立ちはだかる、ハイプリス直属の部下たち。
聖典の破壊という目的を持った者の集まりといった都合上、メンバー内の関係はお世辞にも良好とは言い難い。


  • サンストーン

イラストレーター:はりかも CV:大橋彩香
「……あなたの絆は断ち切った。」


『右手』の異名の通り、ハイプリスが最も信頼する沈黙な少女。
得物の剣は人と人とのつながり「パス」を断ち切る力を持つ。
後にきららの妹であることが発覚した。


  • ヒナゲシ

イラストレーター:Quro CV:河野ひより
「邪魔はさせないの……!」


『弓手』の異名を持つ、おどおどとした性格の弓使い。
自分と似た苦しい境遇でも幸せそうにしているクリエメイトたちを極端に憎み、聖典の破壊に暗躍する。
真実の手の中では下っ端の存在で、リコリスをお姉様と慕っている。


  • リコリス

イラストレーター:ルッチーフ CV:幸村恵理
「聖典も何もかも、アタシと同じように怒りで塗りつぶされてしまえばいいのよ!」


聖典の内容を理解できないため、聖典を信仰する世界が許せないという非常に厄介極まりない理由で常に怒りを燃やしている『左手』の少女。
扱う武器はそんな彼女の怒りを象徴するかのような無数のナイフ。
ヒナゲシとは互いに共依存の関係で、二人一緒にいる様子は完全にDVカップル(ドキドキ★ビジュアルではない)のそれである。
なお、「クリエを生命活動の糧とする」世界観とキャラ設定が相いれなかったためか、後にかなり頑張ったフォローが入った。


  • スイセン

イラストレーター:荒井チェリー CV:小泉萌香
「おおっと、あんたたちの相手はウチなんよー!」


『射手』の異名を持つ、食いしん坊のガンマン娘。
一見すると気さくでノリのいい性格の持ち主に見受けられるが、過去に飢餓で苦しんでいた最中でも聖典や神殿は助けてくれなかったという理由から、聖典の信仰者やクリエメイトに対する攻撃性はリコリスにも引けを取らない。


  • ロベリア

イラストレーター:琴慈 CV:野中深愛
「あなたたちなんて、歩くたびにバナナの皮で滑って転べばいいんだわ……くくくくくく!」


『妙手』の異名を持つ、真実の手の参謀担当。
事あるごとに呪詛を吐く陰湿な少女だが、策士としてのスキルは一流であり、自ら前線に立つことなく幾度に渡りきらら達を追い詰める。
ハイプリスに心酔しており、その側近であるサンストーンの存在を邪険に扱っている。


  • スズラン

イラストレーター:鴻巣覚 CV:加藤英美里
「オレのきらっきらな指輪ちゃんのために倒されてくれよなぁ……!」


「世の中、金が全て」と豪語する根っからの守銭奴の『魔手』。
巨大な鎌を得物としていながらも魔法の扱いにも長けており、シナリオ上ではカルダモンすら超えるスピード描写や、ハッカの専売特許かと思われていた夢幻魔法を駆使していたことからかなりの戦闘力の持ち主であることが窺える。
やはりコミカライズの作風同様にムッチリしている。


  • エニシダ

イラストレーター:はまじあき CV:山田麻莉奈
「クラッシュ&デストロイですわ!おーっほっほっほ!」


『歌手』の異名を持つ、傲慢な自信家の少女。
聴く者の感情を落ち込ませたり、記憶を操ることができる歌声を武器とする。
本当は歌で人々を喜ばせたかったという叶わぬ夢を抱き、音楽を愛する聖典、ひいては聖典の音楽をもてあます世界を強く憎む。


  • ダチュラ

イラストレーター:うちのまいこ CV:鈴代紗弓
「ひとりは、いや。ずっとひとりな、こんな世界……。壊れちゃえ……!」


『毒手』の異名を持つ、たどたどしい口調が特徴的な褐色ケモ耳少女。
他者との触れ合いを求める寂しがり屋だが、毒手の異名の通り抱きしめた相手は死んでしまうと彼女自身が断言するほどの強力な毒を全身に持つという相反した性質を抱えており、それゆえに誰の温もりも感じることができず日々世界への憎しみを募らせている。











  • 混沌の使者

イラストレーター:? CV:?


ハイプリスの口から語られた謎の少女。
本作のメインシナリオにおける全ての元凶で、ソラを不治の呪いに侵す、女神候補生だったハイプリスの心の隙間につけ込み聖典世界の破壊を促す…といった大事件を悉く舞台裏から操っていた。
サービス終了に伴い、その真意は最後まで謎のまま物語は幕を閉じることになる。


後にコミカライズ最終回でも登場。併せてゲーム内では描かれなかった容姿が明かされたが、その姿はとある人物に似たものだった。


「それではよき絶望を」


ゲームシステム

シナリオ


きららキャラたちの日常や冒険のストーリーを見ることができる。


  • メインシナリオ

 エトワリアを救う旅が描かれるシナリオ

  • イベントシナリオ

 期間限定で開催されるシナリオ。エトワリアでの日常が描かれ、複数作品の共演などが楽しめる。パロディを交えたシナリオも多くあるが、それらのチョイスはどういうわけか昭和〜平成初期ネタが妙に多くカオスなものとなっている。

  • 作家シナリオ

 きらら作品の原作者が監修するシナリオ

  • キャラシナリオ

 強化やなかよし度アップで閲覧できる、キャラクターごとのシナリオ。クロスオーバーのものも存在する。



一度見たシナリオは、ゲーム内の「図書館」によっていつでも閲覧できる。


シナリオ中に選択肢は発生せず、プレイヤーは会話を眺めるのみ。百合の間に挟まらないので安心。



バトル


FINAL FANTASY Ⅹに似た、タイムライン制のコマンドバトル。
速いキャラクターから順に行動を行い、行動すると順番が後退して他のキャラクターの行動を待つ。順番の変化は速さと行動によって異なり、遅いキャラクターを待たずに連続行動もできる。


同時に戦闘できるキャラクターは3人、1クエストで使用できるキャラクターは5人+サポート1人。
サポートはフレンド枠やNPCからの選択となるが、サポートキャラは少ない行動回数(フレンドなら5回、フレンド外なら3回)で帰ってしまう為、基本的に自戦力が大事。
後衛との交代は行動順が来ているキャラのみ可能で、後衛の二人どちらでも選択して入れ替え可能。ただし、一度後衛に下がったキャラは味方の行動回数が一定になるまで再度前衛に出す事は出来なくなる。
後衛に下がったキャラは有利不利問わず状態変化はターン数経過せずに全て保存される為、開幕にアタッカーにバフを重ねて後衛と交代、後で再度前衛に出して更にバフを重ねるといった事も可能。


キャラクターごとに属性・クラスが分けられており、能力や戦法が異なる。また、同じキャラクターでも期間限定衣装では別の能力に変わる。
ちなみにクラス補正が入る前の基礎ステータスは各キャラクターごとに固有であり、こちらは限定でも変化なし。*4


属性は炎・水・土・風・陽・月の6種類。属性相性は炎→風→土→水→炎の4すくみと陽・月の2対立構成となっている。
弱点属性を付くとダメージが2倍になる上に、最大まで溜まることで相手を行動不能にできるスタンゲージの増加量も2倍となる。
逆に不利属性だとダメージが半分な上にスタンゲージは一切増えない。


クラスは以下の5種。どれも一長一短なので穴を埋める、長所を伸ばすようにパーティーを組むのがコツ。

  • せんし:物理攻撃に長けたクラス。素早さも高く扱いやすいが単体攻撃しかできないのと魔法防御が非常に低いのが難点。

  • まほうつかい:魔法による全体攻撃を得意とするクラス。非常に打たれ弱く素早さも低いので攻撃前にやられないように注意が必要。

  • ナイト:防御に長けたクラス。ヘイトアップやバリアでパーティーの保護が可能。火力はやや低く単体攻撃中心だが全体攻撃を行える者もいる。

  • そうりょ:回復・バフに長けたクラス。ボス戦の要その1。高難易度以外ではとりあえず達人の杖を持たせれば誰でも活躍できる。

  • アルケミスト:状態異常・デバフに長けたクラス。ボス戦の要その2。単発高火力で倒す際にはレプリカフラスコor達人の試験管で防御デバフを重ねるのが基本。


キャラクター単独での行動

  • 通常攻撃

 使用に制限が無い。待機時間が短くとっておきゲージを溜めやすいが、通常攻撃の回数が一定になるととっておきゲージを下げてくるボス等もいる。

  • クラススキル

 キャラクターごとに2つ持っている固有のスキル。一度使うと再使用に一定ターンを要する。原作のセリフやフレーズがそのままスキル名になっている。

  • 武器スキル

 装備させた武器が持つスキル。再使用にターンを要する。一部のキャラクターに実装されている専用武器の場合、武器を最大まで進化させるとキャラクター固有の特殊演出になる。

  • とっておき

 キャラクター固有の特殊演出が流れる強力なスキル。使用にはゲージが必要で、ゲージと順番が揃っていれば同時発動も可能。その場合は後の方に発動するほど威力が上昇する補正がかかる。


武器の物を含むスキル、とっておきは使用回数に応じてLvが上昇し、威力・効果が向上していく。



星4以上のとっておきでは、キャラクターごとの原作シーンをモチーフにした攻撃演出が行われる。
とっておき演出は以下のように多種多様。

とっておき演出中は原作の舞台が背景になったり、戦闘に出てないキャラクターが登場したりするため、コミカライズでは固有結界のように表現されている。


上記以外にも交代やオーブスキルを駆使し、チームの戦略を組み立てることが重要になる。


ぶっちゃけ属性ゲーと揶揄されるくらいに属性相性が重要となっており、有利属性で組むのが基本。相性を無視して吹き飛ばす例外もいるが、防御面を考えると使いにくい場面もあるので万能とまではいかない。*5
そしてバフデバフも同じくらい重要となっているのでそれらの重要性に気付けるかで戦闘の難易度が大きく変わる。
属性相性とバフデバフの基本がわかってさえいれば、年に数回ある超高難易度のクエストを除いてほとんどのクエストを配布キャラとフレンドのサポートのみでクリアすることも十分可能。


基本的にキャラゲーということもあってバランス崩壊していた最初期を除き戦闘は程よく調整されており、インフレもあまりしていないので概ね好きなキャラを使用することが可能(不利属性は別だが)。
そういうこともあって戦闘システムの評価はなかなかに高い。



ルーム


召喚したキャラクターが生活する施設。家具を自由に配置して、キャラクターのリアクションを眺めることができる。
きらら作品モチーフの家具も多数存在する。
没ネームの山
早苗ちゃん
ネズミ荘のカレー
ギー太
ワイルドギースとウサギ小屋
...etc


キャラクターの行動はランダムなので狙ったシチュエーションの撮影は難しいが、有志が調査した仕様を活かして複数人でのチアダンスなどを成功させるプレイヤーもいる。


さらに各作品モチーフの「コンテンツルーム」も存在する。バトルしたキャラクターの作品ごとにクリエが貯まり、貯めたクリエでミッションを達成すると家具が追加される。なぜかたまに窓が割れたり建物自体を撤去したりすることもあるが。
さらに、ルームに設置できる家具や同作品キャラクターを強化する作品オーブも入手できる。



召喚


きららキャラのガチャ。レアリティは星3〜星5。
星3は原作イラストそのまま、星4と星5はきららファンタジア用に書き下ろされた衣装になる。


キャラクターごとの好感度を上げることで召喚6,7回分くらいの石が獲得できるため、キャラクターの収集によってまた新しいキャラクターを入手できる。
推しを召喚するために他のキャラクターを育てることになるため、きらら沼に沈むきらら作品の新たな魅力に気付ける。


先述の通り戦闘の基礎がしっかりしていれば星5キャラがおらずともほとんどのクエストをクリア可能なので、戦力目的としては無理にガチャを回す必要はない。
とはいえ、各属性・クラスの星4くらいは揃えておこう。まぁどっちみち推しキャラ求めて回しまくるんだけど。



ぶき


バトル中、1人に1つずつ装備できる武器。ステータスが上がり、武器固有のスキルも使える。
一部の星5キャラクターはレベルが最大になるとキャラクター固有の専用武器を貰える。専用武器を貰えるキャラクターはアップデートで順次追加されている。
専用武器を最大まで進化させると、スキルの使用でキャラクターごとの固有演出が流れる。また、強化によって閲覧できるフルボイスのシナリオが、全ての専用武器に存在する。


ちなみに専用武器ばかりが注目されるが、実のところ汎用の武器も非常に強力。
というか、それらの汎用武器によってどのキャラも活躍できるように調整されている。つまりそれらがなかったサービス開始最初期は…お察しください。
特に火力補助のバフ、デバフスキルを使える達人の杖、レプリカフラスコ、達人の試験管辺りは複数個育てておくと便利。



育成


キャラクターの当初の最大Lvは星3がLv30、星4がLv40、星5がLv50。
この最大Lvを限界突破や進化によって上昇させることで強化を進めていくことになる。


  • 強化

各属性の種・新芽を使うことで経験値を増やす。キャラと同じ属性だと増加量がアップ。また、たまに大成功・極大成功が出て本来入る経験値よりも多くもらえることもある。
戦闘やトレーニングでも経験値は入るが、手っ取り早く育てたいのであればこちらを利用することになる。


  • 限界突破

レア度・クラスごとに用意された素材を使用することで最大Lvを+5することができる。4回まで使用可能。
素材はレア度ごとにそれぞれ、つぼみ(星3)、果実(星4)、星結晶(星5)。
召喚の際にキャラが被るとそれぞれのレア度・クラスごとに限界突破の素材に変化する。
また、つぼみや果実は店で購入することも可能。
さらに星結晶についてはイベント報酬として各作品の星結晶と交換可能な素材が最大8個手に入るようになっている。こちらはその作品の星5キャラであれば誰にでも使用できる。
なお、限界突破ではスキル・とっておきの最大Lvも増加する。下記の進化も合わせて8回の限界突破で最大Lv25まで増加する。


  • 進化

星4、星5キャラのみ可能。
それぞれLv60、Lv70時に属性・クラスごとに決められた素材を使用して最大Lvを+10、さらに限界突破可能な回数をリセットする。
つまりここからさらに4回の限界突破で星4はLv90、星5はLv100となりこれが最終Lv。
進化をするとキャライラストが変化する特典もあり。当初は変更後のイラストで固定されていたが、要望が多かったため進化前と切り替えられるようになった。


  • 覚醒

配布キャラを除いて通常意図的に可能な要素ではないが一応。
召喚時にキャラが一定回数被ることでそのキャラの能力ととっておきLvの最大値が上昇する。
覚醒可能な回数はレア度と同じだけ。つまり星3なら3回、星5なら5回まで。覚醒に必要な人数はレア度と反比例しており、星5なら1回被るごとに1段階ずつ覚醒していく。
もちろん排出率を考えると星5の覚醒は容易ではないのだが、推しをフル覚醒している人もちらほら。愛って凄い。
なお、イベント報酬の配布キャラ(星4)にも覚醒は適用されており、イベントを通してフル覚醒が可能。フル覚醒で星5並の能力となるため、かなり強力な戦力となる。*6
ちなみに星4または星5キャラがフル覚醒後も被った場合、複数個集めることでそれぞれのレア度のキャラと交換可能な素材が手に入る。……常識的な範囲のプレイではまず集まらないと思うが。


  • アビリティツリー

2021年6月に追加された要素。
星4、星5キャラにスクロールを使用することで開放され、そこに各パラメータを強化する「ことわりの実」を入れてカスタマイズしていくことができる。ツリーといいつつ一本道だったりする。
ことわりの実を集めるのに手間がかかるものの、極めればステータスをかなり強化することが可能……なのだが、スクロールが非常に貴重なため使うのに抵抗を感じる人が多々。


ちなみに覚醒、アビリティツリーはなくとも十分攻略可能なバランスとなっている。



用語

  • エトワリア

舞台となる剣と魔法のファンタジー世界。人々は女神ソラが記した「聖典」から「クリエ」を得て生きる糧としている。
描写されている限りではほぼすべての地域を女神を祀る神殿が統治しているようだが、一部現地の領主が治めている自治区的な地域も存在している。
神殿の統治が行き届いている範囲では基本的には平和な世界。といいつつ、時折街中にまで魔物が入り込むこともあって意外と物騒な面も。
ちなみに「聖典」やクリエメイト経由で技術や文化が流入しているのか、TV(の様な物)やパソコン等が存在するなど妙に近代的なところがあったりする。でもカレーは無い


  • 聖典

女神ソラが観測した別世界の様子を記した書物。これを読むことで人々はクリエを得ることができる。
基本的に一人一冊というくらい普及しており、スクライブと呼ばれる特殊な技術を持った巫女たちが写本して世界中に卸している。
ちなみに作中の描写からすると1,2作品軽く読む程度で十分生きられる分のクリエが得られるようだ。リアルでも4雑誌の作品全部読むのは結構きついしね。
そのため普通の人はそこまで読み込んでいるわけではないようで、クリエメイトを見てもそうだと即座に気づく人はあまりいない。何しろ七賢者でも気づかなかったこともあるほど。


  • クリエメイト

聖典に記された物語の登場人物の総称で「クリエを生み出す者」という意味を持つ。ゲーム的には召喚されたキャラクター達のこと。*7
大半のキャラは程度の差はあれど本来一般的な範疇の身体能力しか持たないはずだが、召喚された時点で何かしらのクラスが当てはめられることによって超人的な戦闘能力を有するようになる。俺の知っている聖典と違う。
ただ、日常的には身体能力が原典そのままという描写もあり、戦闘時のみ超人的な力を発揮できるようになっているのかもしれない。
なお、さすがにゲームバランスの問題もあるからかプロの殺し屋人間離れした高校生達であっても他のキャラより特別強いという事はない。
ちなみに原典の時点で特殊能力を有するようなキャラがいる作品も一部にあるが、設定上はそれらの能力も問題なく使用できるようで、シナリオで活用している場面もある。


  • コール

召喚士きららが使用可能な伝説の召喚魔法。
クリエメイトの力を借りる形で召喚を行い、クリエメイトを呼び出すことができる。
この呼び出されたクリエメイトはいわば「魂の写し身」といった存在であり、言動は本人そのものだが、当人は変わらず元の世界に存在する状態となっている。
また、召喚の際には身の回りの物もある程度持ち込まれるため、楽器など各人の所有物もエトワリアに技術流出持ち込めている。
場合によっては[[近くにいた人が強引に召喚に割り込む>キルミーベイベーに登場する刺客一覧]]ことすら可能なようだ。


  • オーダー

異世界より無理やり相手を召喚する禁呪。つまりコールとは違い当人そのものを連れてくる形となる。
当然召喚者が元居た世界からはその存在が消失することになるため、その世界を壊してしまう危険をはらんでいる。
さらにはオーダーされた人物の周辺に何かしらの世界改変規模の異変が起き、エトワリア側にも深刻な副作用が生じる恐れもある。
禁呪と呼ばれるだけあって術者の負担も大きく、第1部でオーダーを連続使用していたアルシーヴは徐々にその負荷にむしばまれていった。


  • リアライフ

クリエメイトの負の感情を絶望のクリエに変換する禁呪。
絶望のクリエは対象のクリエメイトの命を削るだけでなく、本来居た世界の聖典を黒く汚染し、破壊してしまう。
非常にタチの悪いことにこの禁呪と上記のオーダーを躊躇なく使うハイプリスと他者の絆を断ち切る(人と人との繋がりの記憶を消去できる)ことのできるサンストーンの力は抜群の相性を誇り、幾多のクリエメイトの心が彼女たちによって折られていくこととなる。
特に悩みや不安を抱えながら周囲に支えられているタイプ社交的でいつも友達と一緒にいるタイプには覿面に効く反面、
普段から絶望慣れしていて独力で復帰できる芯の強さを持つタイプは絆を断ち切られる事の影響を受けにくく相性が悪い。



コミカライズ

漫画配信サービス「COMIC FUZ」で連載されていた漫画作品。作画は「がんくつ荘の不夜城さん」の鴻巣覚先生で、単行本は全6巻。
先生のきらら愛が発揮され、独自解釈も加えてバトルシステムを漫画に落とし込み、参戦作品の設定も交えて描写されている。作品ごとの画風の再現度もかなり高い。
ちなみに先生は愛が溢れすぎたあまり、きらら作家にも関わらずきららファンタジアのセンシティブ絵を描いたことで芳文社に怒られたらしい。コミカライズの絵もだいぶ性癖が出ている。



余談

配信当初はバランス調整に難があった上にバグも多く、そういった点ばかりがネット上で拡散されて有名になってしまった経緯があったが、後にそれらの問題は概ね解決して安定するようになった。
最終的には約5年間続き、ソーシャルゲームとしては比較的長命のタイトルと言える。




次回の追記・修正もがんばりますっ!またいつでも来てくださいね!


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,6)

[#include(name=テンプレ3)]


  • 「レアリティ=露出」と思い込んでいた黒田bbが、★4からレベルアップした★5キャラの依頼を受けて動揺したとか言う話。 -- 名無しさん (2021-12-05 12:33:13)
  • 30万石の戦国大名も出現した名作ゲーム -- 名無しさん (2021-12-05 14:28:08)
  • ジンジャーの項目があるのに作品自体が無いと思ってたが、ようやく作られたか。しかし、きらら作品でRPGってどこから発想が来たんだろう -- 名無しさん (2021-12-05 16:33:05)
  • これに関しては、無性に腹が立ってくるのはなんでだろう?ゲーム自体や参戦作品は癒し系のはずなのに・・・ -- 名無しさん (2021-12-05 17:56:31)
  • 最初期は売れちゃいけない物が売れて進行不能になったりミッション報酬無限に受け取れたり初期キャラだとチュートリアル突破出来なかったりと色々やらかしてたけどどう収束したのかはよく知らないゲーム -- 名無しさん (2021-12-05 18:41:31)
  • えららファンタジアは配布多くてそれはそれで楽しかった -- 名無しさん (2021-12-05 19:49:15)
  • >クラスは以下の4種。 とありますが五つあるように見える… -- 名無しさん (2021-12-05 20:12:52)
  • (完結作も増えてきたし)作者描き下ろしは大変ありがたいが、筆の早い先生のキャラがテンポ良く出る一方でひだまりスケッチは年に2枚程度だったり、けいおん!のように2年以上新規が止まったりするのは仕方ないとはいえもどかしい -- 名無しさん (2021-12-06 02:29:14)
  • あと、打ち合わせを纏めてやる方が作家の負担が少ないからと思うけど、暫く出なかった作品が唐突にペースアップして複数人登場したりするので焦らず貯蓄して待つのも大事 -- 名無しさん (2021-12-06 02:33:11)
  • けいおん!はメイン2部で出番確定しているから強く生きて… -- 名無しさん (2021-12-06 08:13:41)
  • ↑6 調整に難航するゲームバランスの問題でなく、バグみたいな直さなきゃいけないとこがはっきりしてる物はよっぽどシステムの根幹にある者でもなけりゃ順に直していけばいいだけ。後はその修正が終わるまでに致命的ない客離れが起きなけりゃいいだけで、きらファンの場合、キャラとかシナリオで客引き止めてるゲームだからどうにかなっただけかと。 -- 名無しさん (2021-12-06 09:04:36)
  • ↑2 メイン2部に出る=リアリストからゲスい仕打ちをされるって事なんですがそれは・・・・ -- 名無しさん (2021-12-06 18:15:20)
  • ↑つまりキルミーなら問題ない -- 名無しさん (2021-12-06 18:28:39)
  • アニメ化済みで未参戦の作品もあともうドージンワーク、かなめも、わかば*ガール、城下町のダンデライオンくらいか。かなめもはずっと待ってるんだけどなぁ…。 -- 名無しさん (2021-12-06 18:38:59)
  • 初期頃はバグだらけでヤバかったのに、何故かなんだかんだ言って4周年を迎えようとしてるんだよなぁ…キャラ達の格好は中々良いんだよね。特に一番好きななでしこは可愛い -- 名無しさん (2021-12-06 19:27:59)
  • ↑2 ダンデライオンはアニメ分以降作風だいぶ変わったから参戦したらどうなるのかは気になる -- 名無しさん (2021-12-06 19:45:31)
  • 出さない理由もないからだけど、アニメ化決まりました=参戦決まりました、だな、最近は -- 名無しさん (2022-04-14 16:52:48)
  • 最近はというか、リリース直後のスロースタートやゆるキャン△から始まってそれ以降にアニメ化した奴は全部そうだったはず -- 名無しさん (2022-04-14 17:31:35)
  • きららアニメやってる限りはネタも尽きないし低空飛行とはいえ安泰かなーって思ってたらまさかのサ終か…。十分長く続いた方ではあるけど。 -- 名無しさん (2022-11-04 12:26:05)
  • 一部きららヒロインの刺激的(オブラート)な衣装はこのゲームを通して供給されたりもしてたから、今はただ感謝せざるを得ない -- 名無しさん (2022-11-04 12:35:04)
  • メイン2人の中の人が同時に活動縮小ってのもね……。フルボイスじゃないから影響はそこまでなかっただろうけど。何にせよ楽しませてもらったよ -- 名無しさん (2022-11-04 12:42:46)
  • 星屑テレパスは残念ながら未参戦のまま終わる事に -- 名無しさん (2022-11-05 12:26:34)
  • 清川元夢さんが唯一の男性声優って事になるのかな。ブレンドSの男二人に声がついたら秋月の声は、鈴木さんのままなのかが少し気になるところ。 -- 名無しさん (2023-03-05 09:45:43)
  • 伏線回収が全て出来ずに黒幕の勝ち逃げっぽくなってしまったのが残念だった。オフラインで補完して欲しい。 -- 名無しさん (2023-03-19 18:50:47)

#comment(striction)

*1 元々はアニメ化の際に原作ファンの方が驚いたのだが。
*2 実装時には男が実装される事に抵抗の声もあった。
*3 ★4葉子の必殺演出に山Gらしき影が出る他、「三者三葉」の建物の陰から顔を出したりはしている。
*4 一部キャラに存在する「成長版」のみ通常と別キャラ扱いとなっておりステータスも異なっている。
*5 ちなみに防御・回復職のナイト・そうりょは陽月属性だとデメリットの影響が強いためか、代わりにスキルが強力になる傾向にある。
*6 なお、覚醒は当初は実装されておらず、配布キャラが覚醒可能になったのも当然実装後から。以降の配布キャラはフル覚醒が前提となったためかステータスが若干引き下げられている。
*7 なお、現在ではエトワリア現地(つまりきららファンタジアオリジナル)のキャラクターも召喚できるようになったが、便宜上そちらもクリエメイトと呼ばれることが多々。公式には「里娘」などと呼ぶことも。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧