イリーガルカード

ページ名:イリーガルカード

登録日:2021/11/08 Mon 18:08:00
更新日:2024/06/06 Thu 13:55:44NEW!
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流星のロックマン 流星のロックマン3 バトルカード ロックマン



イリーガルカードとは、『流星のロックマン』シリーズでバトル時に使用する「バトルカード」、その中でも『流星のロックマン3』に登場する、カードライブラリに登録されない(世界観上は)非正規のカード群のこと。
イリーガル(Illegal)は英語で違法、不法の意。


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概要


流星のロックマン3では「ノイズ」がテーマの1つとなっており、ノイズの影響でストーリー、バトル中問わず様々な現象が発生する。エグゼシリーズの「バグ」に相当するものと考えてもらえれば分かりやすいだろうか。
イリーガルカードはその中でもノイズチェンジに並んで象徴的な要素であり、「ノイズの影響によって、倒したウイルスから入手するはずだったカードが変化する」という形で、分かりやすくノイズの影響を表現している。厨二的なカッコよさがあるともいう


これによって入手できるカードは1,2に登場したバトルカード、既存のカードの強化版、そして完全新規のカードと様々であり、バトルの戦略性を広げることに一役買っている。


入手方法


入手可能になるのはシナリオ中盤でノイズの力を制御するためのプログラム(アビリティ)「エースPGM/ジョーカーPGM」を入手した後。それらを装備した状態かつ「ノイズ率100%以上を維持した状態でウイルス/ボスを撃破する」ことで、リザルト画面で通常のバトルカードの代わりに入手できる(ノイズのかけらが手に入る場合もある)。


また、バスティングレベルSの状態かつノイズ率が200%~299%/300%以上の状態で倒すと2枚/3枚入手できるため、「無属性の攻撃でまとめて、素早く倒す」ことが効率的な収集のカギとなる。
基本的にはゲーム後半のエリアのウイルス、およびグレードの高いボス(Rボス除く)ほど強力なイリーガルカードを落とす。
また、わざとファイナライズをするなどして低ノイズの状態で敵をしばらく倒し続けていると、次に高ノイズ率で倒した時のドロップのレア度が上がる仕様がある。この仕様のせいで裏クリア後ボス等のネタバレが相次いだ
なお、ウォーロックにコレクターアイを装備することでイリーガルカードへの変化を無効にできる。


イリーガルカード一覧

スタンダードクラス

  • ○○X

プラズマガンXやドリルアームXなどの、通常のバトルカードの強化版。いずれも青紫がかった色合いに変化しており、通常のバトルカードではないことを感じさせる。
特にエドギリブレードXはただの威力強化に留まらず、同種カードの水増しとして使い勝手の良さに貢献している。


  • インパクトキャノン / ビッググレネード / ジャイアントアックス / プラチナメテオ / ハリケーンダンス

いずれもGA(ギャラクシーアドバンス)*1で使用可能なカードだが、イリーガルカードとして普通に入手可能。GAとしてはある程度総威力が上がる程度だが、カード1枚で出せる威力としてはいずれも高水準であり強力。


  • グリーンインク系 / ブレイクサーベル / スタンナックル系 / レーダーミサイル / バルカンシード

元は「流星1」のカード。ブレイクサーベル、バルカンシードにはX版も存在する。


  • ヒートグレネード系 / エレキスラッシュ系 / デスサイズ / ケサランパサラン / ダバフレイム / ボボボンボム / スノーボール / ピラニアキッス / コガラシ / ジャングルストーム系

元は「流星2」のカード。元々は攻撃が最奥まで届かずバトルカードのエリアイーターとの併用が必須だったデスサイズだが、エリアイーターがサポートユーズとして標準搭載になったことで使いやすくなった。バージョンで属性が変化しないものはX版も存在する。


様々なソード攻撃を連続で繰り出す。X版も存在する。


  • デストロイアッパー

通常は威力140の奥1マス攻撃のブレイク性能こそあれど平凡なカードだが、対戦では状態異常を防ぐアビリティを破壊する。状態異常を基軸とするならほぼ必須。何気にシナリオ上のステータスガード持ちボスにも刺さる。


  • ムラマサブレード

HPが下がるほど威力が上がり、最大500まで上昇する呪いの刀。ただ、インフレの結果能動的に威力300やら400がポンポン出せてしまうため、少々影が薄い。


  • ゼツメツメテオ

奥3列に合計21発の炎属性のメテオが降り注ぐ。ホワイトメテオ系に似ているが、エリアイーターで手軽にヒット数が上がるため使いやすい。


  • サンダーオブアース

各穴パネルから最大9個の麻痺効果持ちのサンダーボールが出てくる。穴パネルを大量に作れるシリウスとの相性は抜群。


  • ダンシングブレード

ブライのウィザード「ラプラス」が剣状態でフィールドを斜めに横切る。カウンターを取られない点が優秀だが、少々攻撃範囲に癖がある。


  • ウォーロックブースト

一定時間ウォーロックアタック中に完全無敵(=中断されない)かつ、対インビジが付与される。効果時間は12秒と決して長くはないためクイックゲージと併用したいところ。


  • クイック/ノーマル/ヘビーゲージ

ゲージの溜まる速さを変化させる。クイックゲージで回転率を上げるもよし、ヘビーゲージで耐久するもよし。


  • ウォリアーブラッド

HPバグと引き換えにバスターの能力値が最大になり、スーパーアーマーも付与される。得られる効果は大きいが、わりとHPの減少速度が速いため早期決着を心掛けたい。


  • アンデッドリバース

穴パネルをコストに、1つ前に使われたボスを召喚するバトルカードをコピーする。2連打は不可能。例によってシリウスとの相性がいい。


  • オールポイズン

全パネルを毒沼パネルにしてしまう。ゲーム後半だと浮いているウイルスやボスも多く、対戦に至っては浮いていて当たり前のためポイズンストームでもないと活用しにくい。


  • ファイア/アクア/エレキ/ウッド+30

それぞれ、1つ前に選んだ対応した属性のバトルカードの威力を上げる。多段ヒットのバトルカードと組み合わせたい。


メガクラス

  • ○○X

通常のメガクラスの強化版。青紫色がかった色合いはスタンダードクラスと共通。
メガクラスに属性などが変則的なカードは存在しないため、以下のイリーガルカード全てにX版も存在する。


  • リブラバランス / オヒュカスクイーン / ジェミニスパーク / キャンサーバブル / クラウンサンダー

「流星1」のボスのカード群。ノイズを媒介としているからなのか、いずれの作品でも味方サイドになったハープ・ノートのイリーガルカードは存在しない。ただ今回はボスとしても出ないため歯抜けになってしまっている


  • イエティブリザード / ブラキオウェーブ / コンドルジオグラフ / オリガジェネラル

「流星2」のボスのカード群。ちなみにカードだと中点が無いのは、カードとしてのグレードを後ろに付けるための都合でもある。


  • アクシスジェット

スペード・マグネッツの突進技のカード版。威力はブレイク性能かつX版で340となかなか高い。ミサイルも付随するが、威力は100と控えめ。


  • B(ブレイク)アイスハンマー

ダイヤ・アイスバーンのハンマーによる打撃のカード版。実は無属性。単体攻撃特化だが、その分ブレイク性能かつX版で370と威力はトップクラス。


  • ストロングスイング

クラブ・ストロングの棍棒攻撃のカード版。左右のマスで発動すると2列にしか攻撃できず、結果的に総威力が上がる。全体的にイリーガル版だと脳筋なのはなぜなのか


ギガクラス

  • ゴルゴンアイ / ジェミニサンダー

「流星1」で登場したギガクラス。前者は対インビジ、後者は麻痺付与があり使いやすい。ジェミニサンダーは最奥列で広がる仕様なので悲しいことにはならない。


  • ナダレダイコ / ゲキリュウウェーブ / フライングインパクト / ブライブレイク

「流星2」で登場したギガクラス。いずれも広範囲攻撃で使いやすく、ナダレダイコは凍結、残り三つは(ゲキリュウウェーブは条件付きだが)ブレイク性能付きで相手のガードを破りやすい。


  • ライトオブセイント

3マス前方にクイーン・ヴァルゴが現れ、光の柱で周囲を攻撃する。ボスとして使用するもののカード版。ただし出現位置が固定という流星3では洒落にならない欠点があるため、エリアイーターを使う/使われるだけで機能不全に陥ってしまう。


  • ペインヘルフレイム

ジャック・コーヴァスが現れ、奥3列に合計12発の火炎弾で攻撃する。ボスとして使用するもののカード版。通常時はライトオブセイントよりも更にしょっぱい性能だが、エリアイーターによって火炎弾の出現範囲が狭まるため、2回使えば相応の火力が期待できる。


余談

場所によって出るイリーガルカードのクラスが変わる、という仕様なのは前述の通りなのだが、シナリオクリア後に行く場所ではX版などが出やすく、行きやすい序盤のマップでは○○1や2などが出やすい。そのため3段階目のカードだけ揃っていないことがそこそこ起こりやすい。
なお、最高ランクのカード集めには遭遇条件が最高ランクボスの中でも比較的緩くシンボルエンカウントなので連戦が容易、かつ前作から弱体化した「ブライZZ」、そしてボッチブライノイズ勢には「クイーン・ヴァルゴV3」が目を付けられ、無数に撃破されるはめになった。



追記修正は、イリーガルカードをコンプリートしてからお願いします。


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  • 序盤でシリウスXが手に入るのは正直どうかと思った。 -- 名無しさん (2021-11-09 19:39:27)
  • 実は、っていう程でもないしみんな知ってるけど、ノイズ率表示状態でノイズ率100%以下で何回かバトルすると入手できるイリーガルカードのレアリティあげられるんよな だから粘ればコダマタウンでもスタンダードXくらいなら取れる -- 名無しさん (2021-11-09 23:37:59)
  • ↑の仕様とあとV3でのドロップは全ボス共通であることを踏まえると、乱獲対象には最序盤のエリアでエンカできるスペード・マグネッツV3も挙がるかと。特にウルフノイズにとっては格好のおやつ -- 名無しさん (2022-10-16 01:03:13)

#comment

*1 特定のカードを順番に3枚選ぶことでそれらが合体する、エグゼの「プログラムアドバンス」に近いシステム

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