アメイズメント/アトラクション(遊戯王OCG)

ページ名:アメイズメント_アトラクション_遊戯王OCG_

登録日:2021/09/07 Tue 22:23:01
更新日:2024/06/03 Mon 13:52:29NEW!
所要時間:約 16 分で読めます



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驚きと楽しさが貴方をおもてなしする当園の「アトラクション」をご満喫ください。




『アメイズメント』及び『アトラクション』とは『遊戯王OCG』に登場するカテゴリの1つである。



【概要】

第11期のパック「LIGHTNING OVERDRIVE」にて初登場したカード群。
サーカス団はあれど、実はありそうで無かった遊園地をモチーフとしたテーマ。
ヴァリュアブルブックEXで明かされた設定によれば、カリスマ支配人アルレキーノがプロデュースする完全予約制の人気遊園地で、あまりにも楽しいが故にリピーターも多いとか。
でもカードイラストでは一人で遊んでいるものが多い為ネタにされた。
「福悲喜」のカードイラストにこの遊園地のものらしきチケットが描かれており、福引の景品になるほどには人気の模様。


そんな不思議な遊園地の退園時間は「無し」。いつまでもお楽しみ下さいとの事だが、アニヲタ諸兄姉には遊園地をモチーフにしたホラーな作品の心当たりが多いと思われる為、なにやらキナ臭いものも感じるだろう。
そして、ソレを裏付けるような新規も登場しており……?


  • アメイズメント

遊園地及びそこで働く従業員をイメージして作られたモンスター達。
後述の「アトラクション」を操って攻めていくのが主な戦法である。
パーク内には、「クリボー」や「スケープ・ゴート」の風船や、「おジャマ」達がマスコットキャラクターとして存在している。


  • アトラクション

全てのカードが通常罠で統一されている。
共通効果として、自分の「アメイズメント」モンスターか、相手のモンスターに装備させることができ、
どちらに装備したかで効果がことなるという特徴があり、これを使い分けて戦っていく。
モチーフは遊園地の乗り物であり、乗ることを「装備」として表現していると思われる。
また、そのイラストは過去に登場したカード達を彷彿とさせる姿をしており、効果もそれに近いものとなっていることが多い。


このテーマのカード名称は同じ頭文字を2回繰り返すという特徴を持つ。*1
モンスターの役職名は全て「アメイズメント・ア○○○○/Amazement Axxxx」という風に2回「A」を繰り返し、アトラクションカードや各種サポートも同じ頭文字の韻を踏んだ名前になっているのがポイント。
(プレシャスパーク/Precious Park、タイムチケット/Time Ticket など)
加えて、モンスターの名前はそれぞれA、B、C、Dのアルファベットをもじったものとなっている。


【アメイズメントモンスター】

  • 驚楽園の案内人アメイズメント・アテンダントComicaコミカ

効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻1400/守1800
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「アトラクション」罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
(2):モンスターに装備されている自分の「アトラクション」罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドの「アメイズメント」モンスターまたは
相手フィールドの表側表示モンスター1体に装備する。
この効果は相手ターンでも発動できる。


パークの案内人。「C」を担当。
召喚時に「アトラクション」罠カードをセットする効果と、装備されたアトラクションを移し替える効果を持つ。


(1)は言うまでもなく便利なサーチ&セット効果。
ルール上次のターンからしか使えないが「プレシャスパーク」と組み合わせる事で即座に発動も可能。
(2)の効果の移し替えを罠カードを対象にするので、対象をとる効果に耐性のあるモンスターも選ぶことができる。
案内人だけに次のアトラクションへ案内しているイメージなのだろう。


見た目はオッドアイの女性だが、種族が機械族となっている通り、VBEX2によると助手2人は案内役アンドロイドとの事。
カードイラストでは優しい笑みを浮かべて遊園地を案内しているが、公式ツイッターで公開された設定画では人形のように無機質な無表情なのもポイント。
耳のヘッドセットらしきものも「パーツ」と説明されている。
OCGストラクチャーズでは攻撃時に手を広げて体当りしたり、アトラクションに合わせてコスプレやモノマネを披露していた。


  • 驚楽園の助手アメイズメント・アシスタントDeliaディライア

効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻1800/守1400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札の「アトラクション」罠カード1枚を相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、
「アトラクション」罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから「アトラクション」罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。


ショーで働く助手。「D」を担当。
手札の「アトラクション」罠カードを見せて自身を特殊召喚する効果と、
手札のアトラクションを墓地に送ってアトラクションをサーチ&セットする効果を持つ。
(1)は緩い条件での特殊召喚。「案内人」や「大使」は召喚時の効果を持つためこのカードに召喚権を使わずに済む。
(2)は(1)で公開したカードをコストにしたり、場の効果を使い終わったアトラクションを処理することができる。


「案内人」と同型のアンドロイドで、姉に当たる。
容姿も酷似しており、ステータスも攻守を反転させたものになっている。


  • 驚楽園の大使アメイズメント・アンバサダーBufoブーフォ

効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1600/守 900
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地の「アトラクション」罠カード1枚と相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その墓地のカードをその相手モンスターに装備する。
(2):モンスターに装備されている自分の「アトラクション」罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドの「アメイズメント」モンスターまたは
相手フィールドの表側表示モンスター1体に装備する。
この効果は相手ターンでも発動できる。


風船を持った熊の着ぐるみ。「B」を担当。
召喚時に墓地のアトラクションを相手に装備させる効果と、装備されたアトラクションを移し替える効果を持つ。


(1)と(2)の効果を合わせ、実質墓地のアトラクションの効果を自在に再利用できる。
ただし墓地が肥えていることや、相手モンスターの存在に依存するのがネックとなる。


「大使」とは「親善大使」「観光大使」つまりイメージキャラクターといった意味合いだと思われる。
要するに我らがキ○ィさんやハハッなネズミの様なマスコットキャラや、それらの着ぐるみ等が元ネタ。
ただし下記のパレードでの姿を見る限りサイズはかなり小さい模様。


  • 驚楽園の支配人アメイズメント・アドミニストレーター∀rlechinoアルレキーノ

効果モンスター
星7/闇属性/サイキック族/攻2600/守2200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):罠カードが発動した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合、
その相手モンスター1体を対象として発動できる。
デッキから「アトラクション」罠カード1枚を選び、その相手モンスターに装備する。
(3):1ターンに1度、自分の墓地から「アトラクション」罠カードを任意の数だけ除外し、
その数だけ相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。


パークの支配人。青髪のイケメン。「A」を担当。
罠カードを発動した時に自身を特殊召喚する効果と、相手の召喚に合わせデッキのアトラクションを装備させる効果、
墓地のアトラクションを除外して相手のカードを破壊する効果を持つ。


最上級モンスターだが、罠カードを発動させるだけで特殊召喚できる。
「プレシャスパーク」も合わせれば1ターン目で出すことも可能。


(2)の効果で様々なアトラクションを使い相手を妨害できる。
ただし1ターンに一度だけなのでよく考えて使おう。


(3)は墓地が肥えていれば超強力な除去効果となる。
ただし墓地リソースを失うことにもなるので注意。


他のカードのイラストにも登場し、パレード出演などを行っており、支配人ながら現場で働いているようだ。
全てのアトラクションのイラストにも登場している。
だだし、他の従業員が獣や機械族であることから、彼が唯一の人間の従業員なのかもしれない。


名の由来はイタリアの古典芸能「コメディア・デラルテ」に登場する役どころの一つ、「アルレッキーノ」。
嘘つきの道化師で、悪人ではないがいたずら好き、そして人々の人気者というキャラクター性から、人々を驚かせる遊園地の支配人の元ネタになったと思われる。
失恋を引きずった某顔無し男謹製の機械人形でその名前を知った人も多いのでは?


  • 恐楽園の死配人アメイズメント・ドミネーターArlechinoアルレキーノ

効果モンスター
星7/光属性/サイキック族/攻2600/守2200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「アメイズメント」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分のデッキ・墓地から「アメイズメント・ファミリーフェイス」1枚を手札に加える事ができる。
(2):相手ターンに、フィールドの他の効果モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを持ち主のデッキに戻し、デッキから「驚楽園の支配人 <∀rlechino>」1体を特殊召喚する。
その後、対象のモンスターの攻撃力を0にする。


11期最終パック「CYBERSTORM ACCESS」で登場した新規。もう一つの「A」担当。
後述する「アメイズメント・ファミリーフェイス」と「驚楽園の支配人 <∀rlechino>」(以下、支配人アルレキーノと表記)のサーチとサポートに特化している。


(1)の効果は支配人アルレキーノ以上に緩い、場にアメイズメントモンスターさえ存在していれば簡単に特殊召喚できる効果。
横方向への展開力が微妙に足りなかったアメイズメントに加わった新たな展開力で、打点も2600とそこそこ高め。
更にデッキか墓地より「アメイズメント・ファミリーフェイス」をサーチ可能。


(2)の効果は相手ターンにセルフバウンスと引き換えに自身を支配人アルレキーノと入れ替える効果。
相手の場に効果モンスターが1体必要であるとはいえ、そのモンスターの打点を0にした上でデッキから支配人アルレキーノを呼び出せる。
サクリファイスエスケープとして相手の攻撃に合わせて逃げてもよし、相手のメインフェイズに支配人アルレキーノに入れ替えて特殊召喚を牽制してもよし。
(1)が不発でなければ手元には「アメイズメント・ファミリーフェイス」もあるため、支配人アルレキーノで「アトラクション」装備後にすぐさま奪うことも可能。


イラストは見ての通り先程紹介したパークの支配人であるアルレキーノなのだが、服装は青から血のような赤色に、青髪はどこか不気味な銀髪に、更に背中につけてた天使の羽根を模した飾りは不気味な悪魔の翼へと変化している。
片目を怪しく光らせる彼が片手に浮かせる、自らの経営する遊園地の招待券である「アメイジングタイムチケット」。効果的にも、新たな来客者を迎え入れるために用意したのだろう。
だが、夜闇の中遊園地のゲートが禍々しいネオンを輝かせ、マスコットのスケープ・ゴートがスケープ・ゴーストに変わり邪悪な笑みを浮かべる様どっからどう見ても嫌な予感しかしない。
役職名もパークを管理する「支配人」ではなく死を配ると書いて「死配人」。「驚楽園」も「恐楽園」へと変わっており、いよいよ本性(?)を表し始めたとも言える不穏すぎる一枚。


VB2によればアルレキーノの裏の顔であり、この状態の彼と出会ってしまった来場者は恐怖に支配され遊園地から出られなくなってしまうという。


某大神祇官「あー、これはあれですね。うちが本性を見せた際に「教導」から「凶導」に名前を変えたのと同じ感じですね。わかりますよ。」


【アメイズメント魔法・罠カード】

  • アメイズメント・プレシャスパーク

フィールド魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は「アトラクション」罠カード1枚を、
セットしたターンの自分メインフェイズに発動できる。
(2):自分・相手のエンドフェイズに、
モンスターに装備されている自分フィールドの「アトラクション」罠カード1枚を墓地へ送り、
自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、
墓地へ送ったカードとはカード名が異なる「アトラクション」罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分の魔法&罠ゾーンにセットする。


遊園地そのもの。
アトラクションをセットしたターンに発動できる効果と、アトラクションをコストに墓地のアトラクションを再セットする効果を持つ。
(1)の効果は言うまでもなく罠カードの補助としてはありがたい効果。
ただし自分のメインフェイズ限定なのは注意。


(2)は除外からでも再利用できる便利な効果。エンドフェイズ限定だが相手エンドフェイズに発動すればそれほど問題はない。


イラストには遊園地の全体像が描かれており、各アトラクションの場所が案内されている。
中央付近のテントらしき場所にバツ印が記載されているが、何を意味するのかは不明。
また、未だカード化していないがメルフィーをモチーフにした公園が存在する。


  • アメイズメント・スペシャルショー

速攻魔法
(1):自分フィールドの「アメイズメント」モンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時、
その自分の「アメイズメント」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
その後、手札から「アメイズメント」モンスター1体を特殊召喚できる。


遊園地ではお決まりのパレード。
アメイズメントモンスターを対象にする効果が発動した時、そのモンスターを手札に戻す効果と、手札からアメイズメントモンスターを特殊召喚する効果を持つ。


要するに相手の効果を回避するものであり、こちらの損失を防ぐことができる。


  • アメイズメント・ファミリーフェイス

通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の「アトラクション」罠カードを装備した
相手フィールドのモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
(2):装備モンスターのコントロールを得る。
(3):装備モンスターは自分のモンスターゾーンに存在する限り、
攻撃力が500アップし、効果を発動できず、「アメイズメント」モンスターとしても扱う。


アメイズメントのキャラクター達のフェイスシール等が売られた売店。
アトラクションを装備した相手モンスターに装備でき、コントロールを得る効果と、装備モンスターを強化しアメイズメント化させる効果を持つ。


事前準備は必要だが、コントロール奪取することができる。
地味に強化されるためアタッカーにすることもできる。
また「スペシャルショー」の対象にもなるのでバウンスさせることもできる。


コントロール奪取はお土産のグッズやキャラ変身セットで遊園地の仲間たちになるというイメージと思われるが、
「効果無効化」「アメイズメント化」も加わると途端に胡散臭くなる。
下のブーフォのぬいぐるみのうち一体が邪悪な笑みを浮かべているのが意味深。


  • アメイジングタイムチケット

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):800LPを払って発動できる。
発動ターンによって以下の効果を適用する。
●自分ターン:デッキから「アメイズメント」カード1枚を手札に加える。
●相手ターン:デッキから「アトラクション」罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる。


パークのチケット。
自分のターンで発動してアメイズメントをサーチする効果と、相手ターンで発動してデッキからアトラクションをセットする効果を持つ。


自分ターンで使うサーチ効果は言うまでもなく便利な効果。
相手ターンで使うサーチ&セット(その場で発動可能)効果どちらも強力なため、3積みがベストである。


「福悲喜」のイラストにも景品となっている様子が描かれ、ポスターも張られていることから人気のチケットのようである。


【アトラクション罠カード】

  • A・∀・CC(アメイズ・アトラクション・サイクロンコースター)

通常罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「アメイズメント」モンスターまたは
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
(2):装備モンスターのコントローラーによって以下の効果を発動できる。
●自分:相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードとこのカードを墓地へ送る。
●相手:デッキから「アメイズメント」モンスター1体を手札に加え、このカードを墓地へ送る。


ジェットコースター。
自身をコストに相手の魔法罠を墓地に送る効果と、アメイズメントモンスターをサーチする効果を持つ。
自分モンスターに装備する時の効果は単純な除去効果。墓地送りなので耐性も無視できる。
相手モンスターに装備する時の効果はサーチ効果。
「大使」をサーチしてこのカードを再利用することができる。


コースターのモチーフは「ネフティスの鳳凰神」。
除去効果を持っている所が共通している。また、「サイクロン」ともかかっていると思われる。


  • A・∀・HH(アメイズ・アトラクション・ホラーハウス)

通常罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「アメイズメント」モンスターまたは
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
(2):装備モンスターのコントローラーによって以下の効果を発動できる。
●自分:相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
●相手:装備モンスターを裏側守備表示にする。


お化け屋敷。
相手モンスターの効果を無効化する効果と、裏側守備表示にする効果を持つ。


自分モンスターに装備させた時の効果は相手モンスターの効果無効。
戦闘・展開の補助に有効。
相手モンスターに装備させた時の効果は裏側守備表示にする効果。
このカードは墓地に送られてしまうものの、こちらも妨害に有効。


モチーフは「ゴーストリック」。看板にランタンとスペクター、奥にアルカードの絵が置かれている。
裏側守備表示にする効果も共通している。


  • A・∀・MM(アメイズ・アトラクション・マジェスティックマネージュ)

通常罠
(1):自分フィールドの「アメイズメント」モンスターまたは
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
(2):装備モンスターのコントローラーによって以下の効果を適用する。
●自分:装備モンスターの攻撃力は500アップする。
装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
●相手:装備モンスターの攻撃力は、
モンスターに装備されている自分の「アトラクション」罠カードの数×500ダウンする。


メリーゴーランド。
強化と身代わり効果、弱体化効果を持つ。
自分モンスターに装備した時の効果は、地味ながら罠カードながらの奇襲に使え、相手の除去に合わせてモンスターを守ることもできる。
相手モンスターに装備した時の効果もまた戦闘補助に使える。


モチーフは「六部衆」。メリーゴーランド自体が「六武院」に、馬が「漆黒の名馬」になっており、支配人が「シエン」の鎧を着て楽しんでいる。
強化や弱体化、身代わり効果を持っている所が共通している。


  • A・∀・RR(アメイズ・アトラクション・ラピッドレーシング)

通常罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「アメイズメント」モンスターまたは
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
(2):装備モンスターのコントローラーによって以下の効果を発動できる。
●自分:相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
装備モンスターの表示形式を変更し、対象のカードをデッキに戻す。
●相手:装備モンスターのレベルをターン終了時まで1つ上げ、表示形式を変更する。


ゴーカート。
相手の墓地バウンス効果と、レベル・表示形式変更効果を持つ。
自分モンスターに装備した時の効果で、相手の墓地リソースを少しずつ奪うことができる。
相手モンスターに装備した時の効果は、基本的には戦闘補助だが、エクシーズ召喚等の妨害もできる。


マシンは「F.A」のマシンをモチーフとしている。
レベルを上げる効果が共通している。
ちなみに読みが違うため、「RR」カードとしては扱われない。


  • A・∀・VV(アメイズ・アトラクション・ヴァンキッシュヴァイキング)

通常罠
(1):自分フィールドの「アメイズメント」モンスターまたは
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
(2):装備モンスターのコントローラーによって以下の効果を発動できる。
●自分:1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃を無効にし、バトルフェイズ終了時まで装備モンスターのコントロールを変更する。
●相手:装備モンスターが効果を発動した時に発動できる。
装備モンスターを持ち主の手札に戻す。


バイキング(空中ブランコ)。
相手の攻撃を無効化して送りつける効果と、バウンス効果を持つ。
自分モンスターに装備した時の効果は、なるべく攻撃力の低いモンスターに装備すれば被害は抑えられる。
相手モンスターに装備した時の効果は、実質的に効果発動の牽制となり、なるべく相手のエースモンスターに装備させたい。


モチーフは「海造賊」。ブランコが「双翼のリュース号」に似ている。


  • A・∀・WW(アメイズ・アトラクション・ワンダーホイール)

通常罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「アメイズメント」モンスターまたは
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
(2):装備モンスターのコントローラーによって以下の効果を発動できる。
●自分:お互いのメインフェイズに発動できる。
手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
●相手:装備モンスターの攻撃力・守備力をターン終了時まで入れ替える。


観覧車。
手札交換効果と、攻守入れ替え効果を持つ。
自分モンスターに装備した時の効果は、単純ながら手札調整に使える。
相手モンスターに装備した時の効果は、戦闘補助に使えるが、リンクモンスターには効かないのが難点。


モチーフは「おジャマ」。そこかしこにおジャマ達が描かれている。
攻守逆転効果が共通している。


  • A・∀・TT(アメイズ・アトラクション・スリルトレイン)

通常罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「アメイズメント」モンスターまたは
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
(2):装備モンスターのコントローラーによって以下の効果を発動できる。
●自分:装備モンスターの表示形式を変更し、自分の墓地の「アトラクション」罠カード1枚を相手が選ぶ。
そのカードを自分フィールドにセットする。
●相手:装備モンスターをエンドフェイズまで除外する。


パークトレイン。
表示形式変更&墓地のアトラクションをセットする効果と、相手を一時的に除外する効果を持つ。


モチーフはまさかの「メタル・ドラゴン」。


【相性のいいカード】

リリスはアトラクションをサーチ&セット可能。
支配人ではできない「ファミリーフェイス」も選択できる。
マリスやロリスで墓地のアトラクションを再利用したり、アリスで後続の悪魔嬢を呼びつつ場の頭数を揃えるのも悪くない。


  • 強欲で金満な壺、金満で謙虚な壺(ゴミ箱)

ご存じ手札増強カード。
このデッキはEXデッキにあまり頼らないので、コストは緩くなる。


  • トラップトリック(監視カメラ)

アトラクションをデッキからセットできる。
除外コストも「プレシャスパーク」で再利用できる。


  • 無限泡影、レッド・リブート(セキュリティシステム)

ご存じ手札から発動できる罠カード。
支配人の特殊召喚に使える。


  • センサー万別(防犯センサー)

種族統一メタカード。
アメイズメントは種族がバラバラなので阻害されない。


罠カードを多用するカテゴリ。
アトラクションでバージェストの自己再生条件を満たせる等、相性が良い。


ご存じ疑似餌美少女カテゴリー。
「セラの蟲惑魔」等通常罠がキーとなるカードが多い。
地味に除去性能も上がる。


同じく罠を多用する悪魔族カテゴリ。
「白金の城のラビュリンス」「白銀の城の魔神像」「迷宮城の白銀姫」辺りはアトラクションとの噛み合わせも良好。
特に魔神像と白銀姫はアルレキーノと同じ条件で特殊召喚が出来る上に、汎用的な罠サポート効果も持つ。
向こう側にアルレキーノとアトラクションを出張しても良い。


  • 天獄の王(アトラクションを彩る巨大アニマトロニクス)

伏せカード主体テーマのお供。
発動前のアトラクションを守りつつ、一度発動すれば次なるアトラクションを引っさげつつ3000打点のアタッカーが登場する。



【弱点】

見た目の派手さとは裏腹に、地味にコツコツとアドを稼ぐタイプのデッキであるため、相手の速度によってはあっさり制圧されることもある。


また、アトラクションを装備させる以上「効果の対象にならない」モンスターには無意味である為、万能除去である壊獣等を投入することも考えた方がいいかもしれない。


除去耐性もあまり強くないため、「ハーピィの羽根帚」等で盤面を一気に崩されることもあるため、「大革命返し」や「スターライト・ロード」等それらを無効にするカードも必要となってくるだろう。



【余談】

  • 名前の由来は「アメイジング(素晴らしい)」と「アミューズメント(娯楽)」からだと思われる。

  • カード名に「∀」「<」「>」含む初のカテゴリである。またアトラクションカードのカード名はナカグロを含むと「・∀・」=AAキャラのジサクジエンが入っている。コントロールを奪ったりアメイズメント化したりといった効果が「自作自演」に当たると言えるかもしれない。*2



追記・修正はアトラクションに乗ってからお願いします。


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  • 人間不信おじさん -- 名無しさん (2021-09-08 00:18:59)
  • 行ったり来たりのブランコだったり、回転の観覧車だったり、アトラクション自体の動きを効果に落とし込んでるものもある -- 名無しさん (2021-09-08 06:53:30)
  • 一時期は支配人とホラーハウスだけ出張させるのが流行りだったな -- 名無しさん (2021-09-08 08:38:28)
  • なんだかイラストや種族、効果から不穏な予感だけは感じるけどモンスター達の間で普通にチケットが流通してたり特に問題が発生してるようすがないあたりがネットで見かけるディズニーランドの都市伝説感有る -- 名無しさん (2021-09-08 13:02:42)
  • コミカとデライアはやっぱりロボットだったと判明 あと退園時間が「無し、いつまでもいつまでも…」とかやっぱりきな臭い… -- 名無しさん (2022-03-31 11:07:53)
  • きな臭いというかお客様楽しませたい寂しがり屋な感じがしてきた。肝心の遊園地そのものは完全予約制でハマりすぎる人も出るとか -- 名無しさん (2022-04-03 15:39:20)
  • ↑なんか新規がやべぇ本性表した感じなんだけど…(驚楽園の支配者から恐楽園の死配者に、効果はファミリーフェイスサーチと相手打点を下げた上でアルレキーノ特殊召喚) -- 名無しさん (2022-12-24 21:28:33)
  • イラストの雰囲気とかは結構好きだけど正直罠テーマとしてはラビュや蟲惑魔に大分差をつけられているよな -- 名無しさん (2023-09-26 10:01:35)
  • MDで組んでる。↑の言うとおり、罠テーマとして力不足に思うところはあるけれど、コースターとトレインを交互に使えば神碑を潰せるのは愉快 -- 名無しさん (2024-01-04 09:58:51)

#comment(striction)

*1 ちなみに、プランキッズ鉄獣戦線の一部モンスターの英語名も、似たような感じで同じ頭文字の単語を2回繰り返すネーミングとなっている。
*2 一部のカードイラストでは支配人であるアルレキーノがアトラクションを楽しんでいる様子がうかがえるため、意図的なモチーフの可能性もある。

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