モラクス(メギド72)

ページ名:モラクス_メギド72_

登録日:2021/08/08 (Sun) 19:00:00
更新日:2024/06/03 Mon 13:33:16NEW!
所要時間:約5分で読めます



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山下大輝 メギド72 追放メギド 少年 地割れ バースト ファイター 重ね肉 ワカンネ!



絶対あいつを倒すぞ!勢いはこっちにあるんだっ!


おうよ!俺も燃えてきたぜ!


出典:メギド72公式ポータルサイト モラクス紹介ページ
(https://megido72-portal.com/megido/%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%B9)


モラクスとはスマートフォンアプリゲーム『メギド72』の登場キャラクターである。


CV:山下 大輝
転生日:9月9日
身長:151㎝
年齢:15歳
序列:祖21位
武器:斧



人物像

はねた赤髪、三白眼、好きな物は肉、喧嘩、強い者など少年誌の主人公感溢れる熱血少年メギド。
喧嘩好きなだけあって強い敵がいる場所を直感で当てる事が得意。
もはや特殊能力の部類であり、前提として“強いやつ”がキーパーソンだと分かっていればまたとない打開策となる。
頼られる事に喜びを感じ、働きを評価される事にも強いこだわりを持っている。


やはりというか難しい話は苦手、仲間たちが難しい話を始めると自分から斥候や切り込み隊長役に回る実働要員。
どうせ聞いても理解できない類だと判断し割り切って哨戒にあたることもぼちぼち。
実際彼らが腰を据えて思索に没頭できるのはいつも見張りをしてくれていて、会敵時には不足なく知らせてくれるからこそなので、軍団的にはとても有意な姿勢である。
ただし極端なバカというわけでもなく、理解できないなりにも一応話に参加し、周囲が見落としていた穴を指摘する事もしばしばある。
注意力散漫でそもそも話を聞いてないことも多いシャックスと比べると、理解しようとしてるだけだいぶ好感が持てる……実際にアニキからもいつメン的にもそういう扱い。
彼の「わかんね」は印象に残るが、かなり複雑で高度な話をさも「これぐらい分かるだろう?」とばかりに進める吟遊詩人ほか頭脳派に対し、
ぶっちゃけ内心汗ダラダラだったプレイヤーモンモンがモラクスの素直な「わかんね」に、あこれやっぱ難しい話なんだよな分かんなくて普通だよな……とホッと胸をなで下ろすこともあるとかないとか。
かつて住んでいた村の大人からも「意外と頭が良い」と評されていたことから、バカというより直感型の気質と真っ当な教育を受けられなかった故の教養不足が大きいのかもしれない。
なお、いつメンではないせいであまり目立たないが、モラクスどころかシャックス並に話を聞かない軍団員もぼちぼちいる。今日も全体化パパが「お前らあとで補習な」。


「魔を統べる者」には高い理想像を抱いており、期待以上の人物だった主人公には召喚を受けてすぐに強い信頼を寄せ、アニキと呼び慕っている。


過去

転生後は極度に排他的な村に拾われて育ち、幼くしてヴィータ離れした身体能力を有していたため、村の生命線である「奇跡の泉」*1を守る番人として生活していた。
村の子供達との関係も良好で、特に村長の娘でありモラクスの名付け親でもあるマリーのことを、「重ね肉」を仕事のご褒美として作ってくれることから強く慕っていた。


しかし退治されたよそ者はマリーの指示のもと村民達が秘密裏に始末しており、マリーも内心ではモラクスを飼い犬、バケモノと見下しており、
「重ね肉」の正体も動物の死骸、ネズミやウジが湧いた肉を材料にした残飯とすら言えない物。
モラクスも村の実態には薄々感づいていたのか、娘の治療の為に泉の水を盗もうとした男には村民が来る前に立ち去るよう勧告している。


ある日村に訪れたブネの退治をマリーに頼まれるも、全く歯が立たず返り討ちにされてしまう。
この事でマリーと子供達から失望され、番人の役割まで侮辱された事に激怒し、ブネにリベンジすべくマリーの制止を振り払って村を飛び出す。


旅の道中でもブネに何度も喧嘩を仕掛けては軽くいなされてを繰り返す中、ブネが付近の村が幻獣に襲われている気配を察し、モラクスに住民の避難を指示して単身で幻獣を討ちに向かう。
避難を終えたモラクスはブネの加勢に向かい、合流した際の口論がきっかけとなりメギドの記憶を取り戻す。


そしてブネと協力し幻獣を討伐したモラクスはそれまでの過程を通じて世界の広さを感じ、これからの方針を決めるべく一度村へ戻ることを決める。
帰路の道中、以前娘を助ける為に泉の水を盗もうとした男が瀕死で倒れている所を発見、
男はモラクスのせいで娘を助けられなかったと糾弾し報復として村の井戸に毒を入れたと嘲笑いながら息絶える。


モラクスが村に戻った時には既に村民の大半が毒死しており、毒に侵されたマリーは身を案じるモラクスを拒絶し、
モラクスの名付けの真実と罵詈雑言を吐き捨てながら息絶えてしまう。


全てを失ったモラクスはブネの探している「魔を統べる者」への強い関心と理想を抱き、以降の行動を共にすることになる。


初期から読めるこの過去エピソードは、「肉大好き」「主人公を人一倍慕う弟分」といったモラクスの一見ありがちなキャラクター像への印象をガラリと変える一幕となっている。


なぁ、おっさん 「魔を統べる者」って・・・そいつはいいヤツなのかよ
俺の力を頼ってくれて・・・俺を好きに暴れさせてくれて・・・
それが誰からも恨まれないいい結果になって・・・肉も食わせてくれて・・・
それで・・・それで俺に、ありがとうって言ってくれる、そういうヤツなのかよ


なにげに注文多いなオマエ
ありがとうはわからんが、頼りにはしてくれんだろ



戦闘における性能


その大斧は大地を砕く!喧嘩上等の猛牛ファイター!
「防御力なんて関係ねぇっ!相手が倒れるまでぶっ叩きゃいいんだっ!」


通常版(バースト/ファイター/覚醒4)
◆ステータス

LvHP攻撃力防御力素早さ
☆3Lv301679417143214
☆6Lv7060251218414614

特性


逆ギレカウンター:攻撃を受けたとき、20%の確率で反撃。


※(以下の[]内は[☆3時点/☆6時点]のものを表示)


スキル:巨岩割り
「真っ二つにしてやるぜ!」
敵単体に攻撃力[1/1.25]倍の防御無視ダメージ


覚醒スキル:必勝・大炎風
「こいつは、一味違うぜぇっ!」
敵単体に攻撃力[2.25/2.5]倍のダメージ
さらに2ターンの間、自身のスキルを強化する


奥義:ミノスの大戦斧
「炎は力だ!叩き付けるぜっ!!」
敵単体に攻撃力[4/4.25]倍のダメージ
さらに2ターンの間、攻撃力の[0.5/0.75]倍の地割れ地形を発生させる。
炎を意識した台詞のわりに火攻撃ではないが、まぁメギド72ではよくある事だ、ククク…!


最初に加入する配布メギドの一人。攻撃力と素早さに長けた高速アタッカー。


初動の重いバーストスタイルとしては軽めの覚醒ゲージ、スキルで手軽に放てる防御無視攻撃が特徴。
覚醒スキルで自身にスキル強化を付与し、これをスキル強化状態で再使用すればスキル強化の効果込みで3ターンの延長が乗る、「スキル強化をするスキル」特有のコンボが狙える。
奥義による地割れは対象の防御力を半減する効果で、味方も攻撃を通しやすくできる。序盤では数少ない高防御への対抗手段となっている。
マスエフェクトにもバーストファイターの攻撃に防御無視を付与する効果があり、高防御に対する戦術の根幹となりえる。


反面、耐久面はウェパルほどではないものの脆弱で、ガープ等で守らないとあっさり落ちてしまう事が多い。
これが奥義やMEの「味方の攻撃支援」という特徴に噛み合っていないのが弱点。
正直なところメインアタッカーとしてはちょっと物足りない火力で、
防御無視が有効でない戦闘なら、本編加入組の中では後衛アタッカーのマルコシアスの方が軸として扱いやすい。
防御無視が有効な戦闘だとしても、他の攻撃性能の高いメギドに防御無視を与えた方が効率が良い。


リーダー適正が高い*2が、サポート要員として見るには、「脆い前衛のモラクスを守る手間」がネックになる
防御無視マスエフェクト自体は重要性が高いが同種のMEを持つライバルも多く*3、単純な防御無視マスエフェクト持ちとしては起用しがたい。
また、本編進行で加入するバーストスタイルはしばらくモラクスだけなので、
一番活躍しやすい時期と言える自軍メギドの少ない序盤で「マスエフェクトがかからないので外される」というパターンになりやすい。



専用オーブには地割れによるスリップダメージが上昇する特性と攻防ともに補強する技を持つ「死をあやす者」、
HPと防御無視攻撃の威力を上昇させ、1ターンおきに使用可能で敵全体を地割れ地形にする「チビックス」がある。
特に後から登場したチビックスは地割れ要員として優秀であり、地割れ状態で繰り出すと威力が高まるタクティカルソート破断の強力な補助になるほか一部の地割れ特効ステージにぶっ刺さる。
1ターン間隔での全体地形はかなり稀少かつ法外と言っていいポテンシャル。地形コンボを狙わない場合でもとりあえずで防御半減できるのは魅力的だろう。
モラクスの評価はこれで格段に持ち直したところがあるため、「チビックスが本体」と言われることも多い


2022年11月29日に行われたアップデートで専用霊宝「<剛>巨刃戦斧」が追加された。装備させることで覚醒スキルと奥義が変化し、どちらもに破断属性が付与され、さらに奥義にはHPが最大値の50%以下の敵に対してダメージが2倍になる瀕死特効が追加された。これによりもともとチビックスによる全体地割れで破断の主要メンバーであったが、奥義や覚醒スキルによる火力への貢献度も上昇した。


待望の強化であり、高い特攻倍率からメインアタッカーもこなせるようになった。*4
誰でも入手可能な初期配布かつゲージ4で連射可能な覚醒スキルでの破断持ちのため、限られたターンで高ダメージを狙う共襲(メギド72におけるレイド戦)で破断が特効となるボスが実装されれば活躍が見込まれるなど、将来性は十分にある。


とにかくバンバン行ってやるぜ!みんなオレについてこいよ!

出典:メギド72公式ポータルサイト モラクス(ラッシュ)紹介ページ
(https://megido72-portal.com/megido/%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%B9%EF%BC%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%EF%BC%89)

2021年9月30日~10月13日開催のイベント「其は素晴らしき戦士の器」のストーリーにてリジェネレイトのきっかけを掴み、イベント期間中に開催された魔宴召喚*5よりラッシュバージョンのモラクスが実装。


性格と戦い方の変化

リジェネレイトしたものの、性格等はほとんど変化していない。イベントストーリー内でウヴァルの戦い方を見たことによる、新たな戦術を思いついてのリジェネレイトであり、ゲーム内のテキストにも「葛藤や焦燥が契機になりがちなリジェネレイトであるが、彼はそんな焦燥や変化とは無縁であった。」と書かれており、内面の変化・成長というよりは単に戦い方の変化、といった趣が強い模様。(内面の成長という意味では、リジェネ後と思われるキャラストーリー部分の比重が大きい。)
成長をあまり感じられないようにも思えるが、前述の過去を考えると人間不信に陥っていてもおかしくないモラクスがソロモンや仲間を信頼し牽引する戦い方を思いついた、と考えるとなかなか感慨深い。


戦闘における性能


スキルフォトンで滅多切り!一気呵成の連撃ファイター!


リジェネレイト版(ラッシュ/ファイター/覚醒3)
◆ステータス

LvHP攻撃力防御力素早さ
☆3Lv30182045596223
☆6Lv7065191318285644

特性


えてきたぜ!
フォトンを使用するたびに敵に与える連続ダメージが上昇する【1回につき+20%、最大60%】(ターン経過でリセット)


※(以下の[]内は[☆3時点]/☆6時点]のものを表示)


スキル:八ツ裂き斬斧
「速攻で決めさせてもらうぜぇっ!」
敵単体に攻撃力[0.65/0.7]倍の4連続ダメージ
さらに敵の覚醒ゲージが0のとき、ダメージが1.5倍になる


覚醒スキル:圧勝・ボースギア
「これがオレのとっておきだぁっ!」
敵単体に攻撃力[0.65/0.75]倍の6連続ダメージ
さらに自身に積まれているフォトンをすべてスキルフォトンに変化させる


奥義:勝鬨イグニッション
「強烈なヤツ、ぶちかますぜぇぇぇぇ!」
2ターンの間、自身を封印状態にし、自身の両隣を猛攻状態にする
さらに自身と両隣の攻撃力を[40/50]%上昇させる


両隣*6の味方に「猛攻」という強化状態を付与する奥義が目立つ連撃アタッカー。


ステータスは防御を犠牲に攻撃力が増加、HPと素早さが微増。いくらHPが増えたとはいえHP固定値上昇のチビックスのあるリジェネ前と比べると総合的な耐久力は下がっているが、その分攻撃に特化した形になった。
連撃を主体に攻めるメギドとなったため、通常アタックが2Hitするようになっている点にも注目。
ゲージは3とラッシュの中では平均的。だが、奥義の効果・効果量を考えると結構破格。
スキルは4連撃。倍率は平均的だが、覚醒0特効と奥義のバフが合わさると気持ちいいくらいの高火力を連打できる。
覚醒スキルはスキルと同程度の倍率の6連撃を敵にぶちかました上で、自身に積まれているスキルを全てスキルにする。アタックだろうがチャージだろうが、ペイン*7だろうが劣化*8していようが、全て通常のスキルフォトンにしてくれるため、フォトン運に左右されない火力を出すことが可能。
そして目玉である奥義は、自身を奥義が使えない封印状態にする代わりに、自分の両隣の味方に自分の全ての攻撃に通常アタックで追撃する状態である猛攻を付与したうえで、高倍率攻撃バフを自分含めてばら撒く、という強化型奥義。
猛攻は通常アタックが多段ヒットなメギドに付与して殴らせるだけでも十分強力だが、覚醒ゲージが追撃でも+1されるのを利用して奥義を早めたり、覚醒スキルを連打させるなどのトリッキーな動きにも利用可能。その上強化状態扱いのため、アタック強化してから奥義を使うことで3ターンに効果時間を引き延ばすこともできる。その場合はもちろん攻撃バフの効果量も1.5倍になる。
奥義を使ってからモラクスに大量にフォトンを積んで殴る、というシンプルな動きで超火力を出すことができ、その動きを補佐するために自身のマスエフェクトにリーダー(=自身)のフォトン容量+1がついている。
相性のいいメギドは通常アタックが多段ヒットであるベヒモス(獣形態時6Hit)やアモン(ラッシュ)(3Hit)など。配布ならば2Hitアタックのアンドレアルフスなどが良相性。
また、味方全体に封印を付与するかわりにアタックを強化する奥義をもつアマゼロトなどとも相性が良い。ただし奥義の使用順には注意。
自身のスキルのヒット数が多く、また味方を動かせるため、攻撃のヒット数が多いほどエネルギーが溜まり、リリース*9のダメージが上昇する戦術・F(フォトン/Foton)インパルスにおいても便利。
難点としてアタッカーに3枠割かなければならないために耐久力が低くなりがちな点があるが、それを補ってなお余りある高火力を叩き出せる可能性を秘めている、第一線級のアタッカーである。


追記修正でケンカすんなら、俺も入れてくれよな!


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  • 記事作成乙。タグの「重ね肉」でダメージ受けたが -- 名無しさん (2021-08-08 20:07:37)
  • 記事作成乙 キャラスト読んだ時泣きそうになった -- 名無しさん (2021-08-08 20:20:25)

#comment(striction)

*1 フォトンを多量に含む「フォトンスポット」の一種。周囲が肥沃な土地となるため、村や町の中心となることが多い。
*2 前提として、味方の行動を分け合うゲームシステム上、攻撃役を他に任せる=モラクスの行動は最小限という形になることが多い。
*3 特に、バーストスナイパーに防御無視を付与できる最強サポーター・フォラスの存在が大きい。
*4 破断自体が相手の防御力が高いほどダメージが増加するが相手依存であること、計算式が複雑であること、他地形戦法と同じく飛行に対して効果がない等少し向かい風ではある。
*5 いわゆる限定ガチャ。「テルミナスメギド」と呼ばれる限定メギドが排出される。なお、モラクス(ラッシュ)は限定キャラではないため、これ以降の通常ガチャからも排出される
*6 前列・後列の概念があるため、この表記の際は列もそろっている必要がある。モラクスの場合は前列
*7 使っても攻撃が発生せず、逆に自身がダメージを受けるフォトン。一部コンテンツで発生したり、一部の敵が変化・追加を行ってくる
*8 発生する効果量が半減するフォトン。一部ステージでギミックとして湧いてくる他、そのキャラが使う特定の種類のフォトンを劣化させす技も存在する。
*9 Fインパルスを起動してから2ターン目のターン終了時に発動する攻撃。溜まっているエネルギーに応じてダメージ倍率とヒット数が増加する

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