ウェパル(メギド72)

登録日：2021/06/17 (木) 20:00:00
更新日：2024/05/27 Mon 13:48:38
所要時間：約9分で読めます

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▽タグ一覧
人魚 ツインテール 槍 メギド72 名塚佳織 毒舌 セーラー服

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面倒くさい…でも仕方ないわね

出典：メギド72公式ポータルサイト ウェパル紹介ページ
(https://megido72-portal.com/megido/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%91%E3%83%AB)

ウェパルとはスマートフォンアプリゲーム『メギド72』の登場キャラクターである。

CV：名塚佳織
転生日：不明
身長：153㎝
年齢：不明
序列：祖42位
武器：槍

●目次

人物像

冷静沈着で毒舌の少女。ハルマゲドンを阻止すべくソロモン王を捜す旅の過程でブネ達と合流した。
追放された経緯にヴィータとしての出自まで不明と素性に謎が多い。
勘が鋭く、特に「嫌な予感」は良く当る。

めんどくさがりかつ合理性重視のスタンスで話題や目的が逸れがちな主人公一行を制するツッコミ役。
特に困ってる人間や異常事態を見過ごすことが出来ず目的そっちのけで「寄り道」をしたがる主人公や話をあまり理解しないモラクスとシャックスにはよく苦言を呈している。

信用ないなぁ

なんであると思うわけ？

しかし人魚のメギド故か海が好きで暇が出来れば海を行こうと考えたり、海に関する寄り道なら自分から賛成する。好んでいる食べ物も魚。

何に対しても冷めた態度で接するが自分に課した『約束』の為、ハルマゲドンを阻止しようとする意思は一行でも特に強い。

出自

キャラクターストーリーネタバレ

正体は転生を介さず追放されたメギド。追放以前はメギドラル最古の軍団「罵美優蛇」の総長だった。
親友である重い女サルガタナスとは幼少時からの付き合いで、海が好きという共通の好みがあり、いつかメギドラルに美しい海を取り戻そうという約束をかわしていた。成長し、研究者となった彼女の実験に乗り、｢古き血筋｣のヴィータを探すべくヴァイガルドへ送り込まれた。
現在の肉体は護界憲章を欺くべくヴィータの死体を「皮」にした仮初のもの、緊急時にはウェパルの判断でメギドの力も行使できるように設計されていた。

訪れた街で助けた男ジオが偶然にも古き血筋だったため彼を取り込むべく交際を始め、
やがて共に過ごすうちウェパルもジオに惹かれていき、彼の望まぬ婚約者が街まで追って来たことで彼が王子の身分であることを知り、駆け落ちも兼ねてメギドラルへ帰る事を二人で選択。

道中で幻獣に襲撃されるもジオの機転でなんとか帰還に成功し、サルガタナスに合流する。
しかしサルガタナスはジオを実験動物としか見なしておらず処分まで視野にいれており、
更に自身にあえてメギド体に変身できる力を残していたことと控えていた幻獣の存在から
ヴァイガルド側でメギド体に変身することによる護界憲章の起動(＝ウェパルの消滅)を観測する算段もあったことを悟り離反、
ジオと共に亡命を図り時間稼ぎの為に「必ず戻る」「一緒に暮らす」と約束して先にヴァイガルドへ送り返し、
追って来たサルガタナスとキャットファイト衝突するも敗北し捕縛、「皮」のままメギドの力を奪われたうえで追放刑を受ける事に。
更にサルガタナスが追放直前に施した仕掛けにより、ウェパルが目覚めたのはジオのいない100年後のヴァイガルドだった。

結局サルガタナスとの約束もジオとの約束も守れず、失意に暮れていた彼女を元気づけようと偶然出会った漁師は街に伝わる王子と人魚の「伝説」を語る。
それはジオとウェパルをモデルとした王子と人魚の恋物語だった。
物語は「王子はずっと人魚を待ち続けた」ままで終っている事から漁師は「結末が無いのは人魚が帰ってきたから、成就した恋なんか残らない」と考察していた。

…そうだといいわね、本当に
…それ、いい「物語」だわ

それからしばらくして海を眺めながら彼女は自分自身に約束した。

私はもう一人ぼっちだし、この際私が私に「約束」することにする
私は、「ハルマゲドン」を止めてみせる
それが私の最期の望み、私自身との「約束」
意地とか、悔しさとか、復讐とかそういう「感情」からじゃない
あの「物語」を…
せめて作り話でいいから、あの幸せな結末を、この世界にずっと残しておきたい
この世界をあいつに…メギドラルに壊させたりしない

戦闘における性能

勝利に向かって最短距離！ 初弾入魂の水撃トルーパー！
「…最初の一撃で死んでくれれば後が楽よ …出し惜しみしたら、かえって手間がかかる」

通常版（ラッシュ/トルーパー/覚醒2）
◆ステータス

Lv	HP	攻撃力	防御力	素早さ
☆3Lv30	1577	407	97	240
☆6Lv70	5646	1188	287	699

特性

面倒くさい…：最初のターンだけ攻撃力が25%上昇する。

※（以下の[]内は[☆3時点／☆6時点]のものを表示）

◆スキル：ウェイブライダー
「そこ、どいてくれる？」
敵単体に攻撃力[1／1.25]倍のダメージ
さらに[50／60]％の確率で、自身にアタックフォトンを1つ追加する。

◆覚醒スキル：水龍戟
「考える隙なんて、与えない！」
敵単体に攻撃力[1.25／1.5]倍のダメージ
さらに2ターンの間、自身のアタックを強化する

●奥義：セイレーンの涙
「もう十分生きたでしょ？」
敵単体に攻撃力[1／1.1]倍の3連続ダメージ
さらに与えたダメージの[20／30]％を吸収する

最初に加入する配布メギドの一人。短期決戦に向いた高速アタッカー。

最初のターンだけマスエフェクト込みで攻撃力が45％上昇するため速攻戦術が得意。
スキルは確率でアタックを追加するため、理論上はスキルフォトンを3つ積むとスキル3連打の後アタック2回→奥義を放てる。
また専用霊宝を装備することでアタック追加が確定になり、大きく強化される。
覚醒スキルでは攻撃後自身にアタック強化をかけるが、現在はスキルで味方のアタック強化ができるリリム(ラッシュ)が常設イベントで配布されているためそちらに頼ったほうが早い。

前衛にしては極めてHPと防御が低く、攻撃が集中するとあっさり落ちてしまう。奥義にHP吸収効果はあるが元が脆すぎてせいぜい一時凌ぎ程度。
素の攻撃力はアタッカーとしては水準程度、初動が早いだけで純粋な一撃の重さは乏しいので高耐久のボスには向かない。
初期キャラなのにわりと癖があり、使いづらいという印象を抱いたプレイヤーも多いだろう。
まずは盾メギドで守るところから始まって、そして「速攻」という強みを真に理解できるのはゲームにだいぶ慣れた後のこととなる。

また育成面においてレアドロップである青真珠を計8個要求してくることから序盤配布では特に育成が難しい部類である。

専用オーブはHP上昇と攻撃時HP吸収の特性で低いHPを補い、アタックとスキル強化に攻撃力上昇でアタッカーとして再起動できる「アドラメレク」がある。でも6章での奴の所業的にあまり使う気になれない

※以下折り畳みはメインストーリー6章以降のネタバレを含みます。

物語の結末、そして物語の中へ

メギドラルが侵略を開始したため、侵攻されたかつてジオと出会った港町に再び訪れることになった。
町に着いてパイモンは、この町は主人公の祖母マーグラの出身地であり、その祖父は１００年ほど前に港町を領地にしていた王子だったことを語る。
つまり主人公はジオの子孫にあたることになる。仲間であり守るべきリーダーは、ジオの忘れ形見でもあったのだ。
しかしそれは、ジオは最後までウェパルを待たなかったことを意味する、ウェパルにとって残酷な結末を示す事実でもあった。
感情を抑えきれずに一行から飛び出し、冷静になったウェパルはジオを想いながらも「物語的にはこれで良かった」と自分の中で折り合いをつけ一行に戻ろうとした際、
反ソロモン王を掲げるヴィータの組織「葬送騎士団」のハーフェンに奇襲され意識を失ってしまう。
その後意識を取り戻したウェパルは主人公を殺すべく接近してきたハーフェンから主人公を庇って重傷を負い、治療とリジェネレイトの試みも効果が無く、
最期に主人公にハルマゲドンを止める事を約束を託して死亡、更に体が風化し魂まで消え去ってしまう。

（そういえば…また約束、果たせなかったのね…）
（…ごめんね私）
（…でもこいつに会えたから、それだけはよかったわよね）
（さよなら…）

6章までの戦いの中で様々な死も経験してきた主人公だが、苦楽を共にした「仲間」(それも最古参の)との死別は初めてのことだった。
それが「敵」ならまだしも守るべきヴァイガルドの住人に齎され、挙句に自分を庇ってのこととあって、一時は再起不能かと思われたほどのショックを負うこととなった。

しかしその魂はヴァイガルドへ来訪していたサルガタナスが回収しており、
彼女は時間遡行ゲートを利用したソロモン王暗殺計画の妨害(この計画からの侵略過程が彼女の望みと相反するため)、
そしてかつてウェパルと交わした約束を果たすべくソロモン一行と協力し、ウェパルの魂を17年前に送りこむ。

その後ソロモン一行は沿岸部に集まっていた侵略軍の残党討伐を続けていく道中、
別行動を取っていたパイモンと合流し、ウェパルが現在地近くの港町「アインマール」に住む少女マナイに転生していた事を突き止めた。
おそらく転生前の記憶を失い、これまで召喚に応えなかったウェパルとどう接触するかを思考する主人公達、
そのとき現れたのは侵略軍残党の幻獣からフォトンを押し付けられたことで暴走状態に陥ったメギド体のウェパルだった。

ステージ52　BOSS

ウェパル

ハイドロボムと反撃行動が特徴のボス。
スキルと奥義で付与してくるハイドロボム重の威力が高く、爆発する前に早期決着をつけたいものの、
大ダメージに対してHP吸収効果付きの攻撃力3倍の3連続攻撃で反撃してくるため半端な大ダメージは禁物。
2体の取り巻きもウェパルにスキル追加、フォトン破壊による妨害、速ボム付与を行ってくるため速攻撃破を狙いたい。

ボムの対策は爆発する前に撃破か感電でスキルの妨害、そのほか蘇生手段を持つメギドを無敵にして爆発をやり過ごしてから立て直す等がある。
回数バリアは速ボムで剥がされてしまうので推奨しない。

反撃は攻撃一発ごとのダメージ量にのみ反応するため、連続系の攻撃ならウェパル自身の高防御もあってまず発動しない。
これを利用してアスタロトやアンドレアルフスで追加ダメージが乗せてから連続攻撃でダメージを与えるのが最もリスクの低い攻略手段になる。
海洋生物に与えるダメージが2倍になるバエルで一撃必殺を狙うのも有効な手段ではあるが
必要なバフの多さとバエルの耐久の低さ、取り巻きによる強化解除の要素から安定性に欠ける。

正気を取り戻したウェパルは相変わらず「寄り道」を繰り返している主人公に呆れ、自分が付いて行く必要があると再び軍団に戻った。
サルガタナスとしては「もう1回やり直せば考えを変えるかもしれない」という見込みがあったのだが、転生してヴァイガルドへの帰属意識が増したのでなんなら逆効果となった。

『信用ないなぁ』
…『なんであると思うわけ？』

…ククク
…フフフ
アハハハハ！

…おかえり、ウェパル
…ただいま、ソロモン

人魚と生まれかわり（リジェネレイト体）

爆散する水の重弾！海に愛されし人魚トルーパー

出典：メギド72公式ポータルサイト ウェパル(バースト)紹介ページ
(https://megido72-portal.com/megido/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%91%E3%83%AB%EF%BC%88%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%EF%BC%89)

「…もう面倒ごとは爆発させましょ ちょっと待つくらい、どうってことないし」

リジェネレイト体（バースト/トルーパー/覚醒4）
◆ステータス

Lv	HP	攻撃力	防御力	素早さ
☆3Lv30	2423	220	223	169
☆6Lv70	8606	639	646	493

特性
泡沫夢幻：HPが100%のとき、受けるダメージを30%軽減する

◆スキル：ツイストウェイブ
「とっておきをあげる」
敵単体に90%の確率で[2.5／3]倍で7ターン後に弾けるハイドロボム重を付与する

◆覚醒スキル：ウンディーネの戯れ
「面倒だから、まとめていくわ！」
敵全体に攻撃力0.8倍のダメージ
[70／80]％の確率で、0.5倍で3ターン後に弾けるハイドロボム速を付与する

●奥義：オーシャンティア
「押し寄せる想いの奔流、アンタにぶつけてやる！」
敵単体に[5.5／6]倍で7ターン後に弾けるハイドロボム重を付与、
2ターンの間、防御力を[15／20]％低下させる

朽ちる間際にリジェネレイトし、転生を経て生まれ変わった新たな姿。52ステージクリアで加入。
通常体から打って変わって長期戦に特化している。跳ね上がった耐久力と引き換えに、素早さは平凡、攻撃力は極めて低い。
雰囲気は転生前と全く変わらず、プレイヤーや登場人物にとっても別れてそう間もない再会であったため勘違いされやすいが、
実際にはその間にヴィータの人生経験17年分を挟んでいるこのウェパルの精神性は転生前とは結構異なっている。
また、存在が本編ネタバレな都合上、実装後しばらくのイベントシナリオでは「着替えてきた」という言い訳を挟んでおくなどちょっと扱いに苦労していた節があった。

ターン経過で爆発してダメージを与えるタクティカルソート・ハイドロボムの使い手。
ハイドロボムは相手一体につき付与手段が異なる物を3個まで付与でき、爆発時に他のボムを誘爆させる性質を持つ。

これを利用して、威力は高いが起爆が遅い重ボムを起爆が早い速ボムで誘爆して大ダメージを与えるのがハイドロボムの運用法。
ボムの爆発なら相手の反撃系能力が発動しないのも魅力である。
ボムの威力は攻撃力ではなくレベルに依存するため、攻撃力の低さは足枷になっていない。
全メギド中でも上位に位置する高耐久とそれを促進する特性に加えて、
自身リーダー時はボムを付与する度に回復するマスエフェクトが掛かって非常にタフ。

上述の仕様上、対単騎ボスにはボムの同時爆発数が少なくなってダメージが伸びず、
さらにボムは多段攻撃となるので防御力による威力減衰が大きく、登場当初は彼女というかハイドロボムそのものが相手を選びすぎる代物だったが、
後にボムの総威力を1つのボムに合算する第3のボム・錬ボムが登場。
「1発の威力は控えめだが簡単に置けるスキルでの重ボム」は錬ボムと相性が良く、ボムPTのエンジンとして定着した。
覚醒スキルはスキルや奥義と違い、ボムを付与すると共に「攻撃をする」ので、前述のように反撃避けとしてボムPTを使う際には事故要因となるので注意。お前らの事だよジャガーノートとイカロエン
またスキルは低確率で失敗するため速ボム起爆より余裕を持って先につけておきたい。外さない！(ｷﾘｯ　失敗！

専用オーブはウェパルが付与するボムの威力を上げる(ただし錬ボムには反映されない)特性に、覚醒状態化とアタック追加で奥義発動までの流れを組み立てる「氷龍帝オロチ」がある。

追記修正するのに理由はいらない。

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▷ コメント欄

• メギド72の実質のメインヒロイン(本来のヒロインのはずの人は影が薄い) -- 名無しさん (2021-06-17 21:14:11)
• 速攻のラッシュと堅牢のバースト、どちらにせよ晩成型ということだけは変わりない、 -- 名無しさん (2021-06-17 21:56:22)
• 記事作成、ありがとありがと！第７章、バレイベなど色々ウェパルの魅力が溢れていて -- 名無しさん (2021-06-17 23:10:47)
• 今年のカウントダウン絵で本編イベント1枚絵の新規書き下ろしがあったのビックリしたわ -- 名無しさん (2021-06-21 21:35:55)
• 7章のヒロインっぷりはいいぞ -- 名無しさん (2021-07-03 20:30:24)
• ハイドロボムはウェパルともう1人のストーリー加入メギドでほぼ完成する。ボムダメージ上昇持ちがいれば完璧で、なんならその2人も常設イベントの配布キャラっていう -- 名無しさん (2021-07-12 10:20:44)

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