ぷにぷに(アトリエシリーズ)

ページ名:ぷにぷに_アトリエシリーズ_

登録日:2021/04/29 Thu 10:06:09
更新日:2024/05/27 Mon 10:43:45NEW!
所要時間:約 3 分で読めます



タグ一覧
ぷにぷに アトリエシリーズ マスコット 可愛い 水属性 スライム←ではない ペットにもなる




あ、お天気雨だ。どっかのプニがお嫁に行ったんだね。



ぷにぷにとは、アトリエシリーズに登場する魔物である。



【概要】

アトリエシリーズで大抵の主人公が最初に戦う魔物。
名前の通りぷにぷにした饅頭のような姿で、簡単な目と口がついている。
大抵の場合「ぷに」「プニ」と略されて呼ばれる。鳴き声も「ぷに!」
敵対するものを見つけると体当たりやぷにブレスで抵抗してくるが弱く、駆け出し錬金術師どころか猫よりも弱い
流石に人間の子供よりかは強いが、それでも子供側が少し鍛えれば勝てるとか。
同じ序盤モンスターでも人間の窒息を狙ったり家畜に被害を与えると言われているこいつとはえらい違いである。
ゲーム中のモンスター図鑑でも「弱いが数が集まると結構手ごわい」と言った表記が成されやすい。
倒すと強力な水分蒸発作用を持つ「ぷにぷに玉」を落とす。体の構成はこれと水だけだとか。
なおこのぷにぷに玉割と美味しいらしく大抵「ぷにぷにゼリー」の素材になる。


「頭の良さはプニ以下」と悪口に使われることもあるが意外と知能は高く、ちゃんとしつけたら人に襲い掛からないペットにすることも可能。
普段は「ぷに!」としか喋らないが言葉を喋る個体もいる上、何らかの道具を使って彼らの言葉を翻訳すると特殊な言語「ぷに語」で会話している事がわかる。


ちなみに作中で単に「ぷにぷに」とだけ呼ばれた場合該当するのは最弱の「青ぷに」であり、他にも多数の亜種が存在する。
というより「ぷに」が種族の一つとして扱われている。
中には歴戦の戦士すら一撃で葬りさる個体も…。
また「ぷにぷにモドキ」「ぷにぷに?」と言った、ぷにぷにに似た何かが登場することもある。まぁ種族は問答無用でぷに扱いだが


だが各シリーズにおいて余りにも普遍的すぎる存在かつその割には常識が通じない相手の為か。ぷにぷにを本気で調査している人間がそうおらず結果謎に包まれた存在と化している。


名実ともにアトリエシリーズの顔。
「妖精さん(アーランドシリーズ以降は余り見ないが)」「パメラ」「ハゲル」「たる」「うに」などと共にシリーズのお約束となっている。
メーカーのガストも推しており、「ぷにぷにクッション」などグッズも販売されている。可愛い。
そのコミカルな顔や扱われ方は、基本的に世界の危機とかにはならないゆるーい雰囲気が多いアトリエシリーズにおいて無くてはならない存在である。


ちなみに表記はひらがなで「ぷに」なのかカタカナで「プニ」なのかは作品ごとに異なる
ひどいときはライザシリーズのように1だと「プニ」なのに2では「ぷに」になることも。





【各シリーズにおけるぷにぷにの扱われ方】

ここでは特徴的なぷにぷににも触れる。


【ザールブルグシリーズ】

ぷにぷにの設定などはシリーズの最初から出来上がっており、弱いなどのぷにのすべてのイメージもここから始まっている。
この頃は雑魚敵のバリエーションが少なく水増しに三色の色違いが用意されており、ぷにぷにも例に漏れず赤・青・緑の三色…に加えて金色のぷにぷにも登場していた。金ぷには見た目に違わずかなりのお金持ち。
ちなみに「マリーのアトリエ」では金ぷにと出会うとミニゲームが発生する。
リリーのアトリエ」ではザールブルグの街をも飲み込まんとする超巨大なぷにをリリーが発見。
撃退のため騎士団から作り始めたところで間に合わない期間でギガフラムを作れというダメ元の依頼が舞い込んだりリリーたちが直接対峙したりとてんやわんやすることになる。
しかもヘーベル湖方面に現れるため、東側へは超巨大ぷにが撃退されない限り通れなくなる。



【グラムナートシリーズ】

ユーディーのアトリエ辺りから妙に種類が増えだした
とはいえ種類が多いだけで余り物語には絡まなかった。



【イリスシリーズ】

この辺りから奇妙な生態系を見せるようになる。
「イリスのアトリエ エターナルマナ」にはぷにぷに神というダンジョンが登場。
勿論中にはぷにぷにだらけ。
言葉を喋るぷに三兄弟(弱い)や結構強い超ぷにぷに等多数のぷにぷにが待ち構えている。



【マナケミアシリーズ】

マナケミア2にはなんとぷに三兄弟(イリスシリーズのとは多分別ぷに)に育てられた少女「ぷによ」が登場する。
「ぷにー」としか喋ることができないが実年齢5歳のわりに頭はよく魔法攻撃力が高い。色々な知識を持っている。
またぷにぷにである事に誇りとプライドを持っている。ちなみに誇り高い性格なは彼女だけでなく他のぷにも同じらしい。
ただしそれ以外のステータスはぷに並。とはいえスキルを1回分のコストで2回ぶっ放せるスキルのおかげで後半はメイン火力となる。
それどころか魔攻をカンストさせてしまえばEXダンジョンのボスすら瞬殺可能なレベルまで強くなる。
珍しく仲間になるぷにであると同時に最強キャラの一角であろう。実際は見ての通り人間だが。
他のメンバーも基本的にぷによのことは「ぷに」扱いしており、彼女のためにぷに語を学ぶイベントもある。



【アーランドシリーズ】

イリス、マナケミアと暴れすぎたせいか今回はややおとなしめ。普通のザコ敵のような扱いとなった。
3DS版新・ロロナのアトリエで全員がかぶれる「ぷにずきん」が登場したくらいか。
この時期にコラボレーションした「チェインクロニクル」では大活躍。ロロナがぷにぷにに取り憑かれるというまさかの自体が発生していた。


ルルアでは懐かしきアールズにぷにレンジャーなる団体様が出現。街道を通せんぼしてアーランドへの通行が困難に。
腕っぷしも国防級なケイナ達がいるのにどうして? と首を傾げたものの、なんとその数たるや巣窟レベル。またたく間に包囲されてしまってはぷに相手でも危険である、泡を食った面々はひとまず退散するハメに。
……とはいってもぷにはぷに。分かっていればまとめて片付けるのはちょっと面倒な程度である、が……どうにも胡散臭い通りすがりの奇術師が言う「魔物にだって魔物の事情がある」という言葉を真に受けたルルアが制止。
アルケミリドル(状況を読んだかのように錬金術の知恵が記される不思議な本)の助けがあったとはいえ「ぷにドロップ」なるアイテムを作成、なんとぷにとの会話を可能にする代物を生み出したのだった。
こうして「常識に囚われない未知の領域への接続」という、今後のルルアにとって非常に重要な一歩を踏み出す何気に大きな一件は解決へ向かった。
……なお、ぷに達が立ちふさがった理由は「急激な開発で住処を失ったから穏便に生きるため住民権がほしい」という、前作の流れを汲むニクいものであると同時に、かなり切実な事情だったりもしたのだった。メルルなら許可するだろう。やたらいい声のぷに共よ健やかなれ。



【黄昏シリーズ】

唯一ぷにぷにが存在しないシリーズ
代わりに似たような生物としてスラグが登場している。
こちらもこちらで可愛いがぷにとは可愛さのベクトルが別である。最終形態はいかつい兵器だし。
ぷにがいない理由としては「余りにも環境が過酷すぎる為弱いぷにでは生き残れなかった」とか「水が少なくなった為」だとかファンの間で考察されている。
とはいえ黄昏シリーズには妖精さんやパメラ、ハゲルといったアトリエシリーズ特有キャラの姿も見ないのでそういうコンセプトなだけかもしれないが。



不思議シリーズ

復活。
しかし他の世界のぷにと違ってなんか細長い。表情もちょっと硬め。
こちらではぷにぷにが普通の生活に浸透しすぎている例となった。
例えばイルメリアは可愛い物好きな為ペットにしているのだが、ストーリーを勧めると数が増えていく。彼らに付けられた珍妙な名前も注目。
他にもフィリスが錬金術師になる試験の際、「凄く頑丈な(HPが多い)プニにどれだけのダメージを与えられたか」というものがあったり、伝書プニと言った仕事についているプニまでいる。まぁこの二匹同一プニだが(転職したらしい)。
「プニの手も借りたい」「プニの嫁入り」と言ったことわざの題材になっていたり、ひどいときは悪口にもなっている。
実際作中でも「プニ以下」と言われたリディーが非常にショックを受けていたりスールがガチ切れした。ちなみに前者は力が、後者は頭がプニ以下。
キャラクターの一人マティアスが変装する際に使ったマスクもプニの顔したもの。しかもこれ衣装の一つであり、ずっと彼をプニの顔にすることも可能。
勿論シリアスはぶっ壊れる…と言いたいところだがマティアスにシリアスなところはほとんどないので多分大丈夫だろう。



【ブレセイルシリーズ】

スマホゲーにも勿論登場。
ぷにぷに自体は単なるモンスターだが、アイテムに「ぷにボール」が登場。
その名の通りぷにぷにの形をしたボールだが、魔法属性の攻撃アイテムの為非常に重宝する。



【秘密シリーズ】

1には「ぷにといっしょ」というミニゲームが収録。ついにぷにぷにをプレイヤーでもペットとして飼う事が出来た。
餌を与えるとどこかに旅立ち、色々なアイテムを持ちかえってくる他、なんか姿が変わる
つまり各種ゲームに登場する様々なぷにぷには、最初は皆弱っちい青ぷにから進化したということなのだろうか…。
なお、王都周辺に出没するぷにぷには多分島のフィルフサ(別世界からやってきた蟲のような魔物で普通の人間では歯が立たない存在)より強い


アニメ版ではライザ達が出会う最初の魔物として抜擢。
初めての実戦にテンパっていたとはいえライザとレントがほとんど手も足も出ずに逃げ出しており何だかんだで一般人には危険な存在のようだ。



【無双スターズ】

コーエーテクモゲームズのキャラが集結した無双ゲームにも一般兵役として登場。
元々ぷには弱いが集団になると厄介という設定があったが、無双ゲーの宿命か残念ながら集団になっても弱かった



【よるのないくに2】

初回封入特典として「プニ」がゲスト出演している。姿は不思議シリーズのもの。
主人公のアルーシェに「よく見ると愛らしい」と言われ、懐く形で従魔となる。
異界でやられてばかりいる己の境遇に奮起し自らを鍛えており、同族の素材を採取する者たちへ怒りを込めてやつ当たり的にホーミング弾に姿を変えて敵に突撃する…らしい。



【ネルケと伝説の錬金術士たち】

普通のザコ敵。
だがネルケ、リリー、ウルリカ、ソフィーが各世界のぷにの違いについて勉強するというイベントがある。
どうやら全く同じと思われていたぷにぷには世界によって細部が違うらしい。
ちなみにウルリカは前述の「ぷによ」の事を完全にぷにぷにと認識している



【余談】

別案として単に「スライム」という名前もあったが、さすがに超有名なあいつと被る為没になった経緯がある。







プニ以下……私の追記・修正…プニ以下……。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,2)

[#include(name=テンプレ3)]


  • 何故アーランドシリーズだけないし -- 名無しさん (2021-04-29 10:31:36)
  • リリーのアトリエでは巨大なこいついたよね?無事討伐するとリリーが後で結構恥ずかしい思いをする -- 名無しさん (2021-04-29 10:51:45)
  • ↑×2 グラムナード・・・ -- 名無しさん (2021-04-29 12:51:59)
  • ぷよぷよのぷよ? -- 名無しさん (2021-04-29 13:13:00)
  • グラムナートとアーランドに関してはただの敵キャラだしあんまり特記するほどの内容が思いつかない…ぷにのバリエーションが一気に増えたのはユーディーからだっけ。トゲ生えてたり兜被ってたり -- 名無しさん (2021-04-30 07:42:21)
  • ソフィーのアトリエだと初期レベルのパーティは青プニだろうが油断できない(緑プニ一匹でも混ざってると普通に戦闘不能者が出かねない)ゲームバランスだったりする。なので次回作でフィリスの両親が彼女を外に出したがらない理由もちょっとは分かるんだよねえ… -- 名無しさん (2022-03-17 05:53:49)

#comment(striction)

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧