登録日:2021/04/19 (月曜日) 02:40:00
更新日:2024/05/27 Mon 10:40:52NEW!
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『デッドライジング2 CASE:WEST(以下、『CW』と呼称)』とは、カプコンのゾンビゲームである。
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概要
『デッドライジング2(以下、『DR2』と呼称)』のエンディングAのエピローグに相当する作品だが、『デッドライジング2 CASE:0(以下、『C0』と呼称)』や『デッドライジング2 オフザレコード(以下、『OTR』と呼称)』と同様にDLCではなくダウンロード専売の別作品。元はXBOX360用のゲームだったが、現在ではMicrosoft storeにて購入することでXBOX ONEでプレイ可能。
なお、本作のストーリーはシリーズで「正史」として扱われている。
以下、ネタバレ注意。
●目次
ゲーム内容
プレイヤーはチャック・グリーンを操作し、舞台となるフェノトランス社の研究施設を調査し、陰謀を解き明かすことになる。
基本的には『DR2』のゲームシステムを流用しているが、以下のような相違点がある。
- ゲーム中は最初から最後まで、『デッドライジング(以下、『DR』と呼称)』の主人公フランク・ウェストが同行する。
- 『DR2』の進行状況とは関係なく、レベル40からスタートする。
- 『DR2』では相手を掴むタイプのスキルムーブ(体術)はゾンビに対してのみ繰り出せたが、本作では敵対的な人間にも繰り出せる。
- 要救助者は、頼みごとを解決するだけで助けたことになり、セーフハウスへのエスコートは不要。
- メインストーリーのCASEに失敗すると強制バッドエンド。
- 一部の武器、コンボ武器が削除され、代わりに新たな武器、コンボ武器が追加。
- カメラ撮影が可能に。
ストーリー
フォーチューンシティ事件の黒幕がフェノトランス社であることを突き止め、ゾンビアウトブレイクを引き起こした工作員のレイモンド・サリバンを倒したチャック・グリーンだったが、ゾンビ化したTKに襲われ、軍にも見捨てられ、絶体絶命の危機に陥っていた。しかし、そこでバットを手にした男に助けられる。男の名前は「ウィラメッテの英雄」フランク・ウェスト。
協力者だったレベッカ・チャンの死をチャックから知らされたフランクは、フェノトランスの研究施設へと乗り込むことを提案。
フォーチューンシティ事件の犯人の濡れ衣を着せられていたチャックは、自身の無実を張らすためにフランクと手を組むことに同意。
だが、二人が乗り込んだ研究施設もまた、ゾンビパラダイスと化していた‥‥‥。
キャラクター
ネタバレには全く配慮していないため注意。
メインキャラクター
◆チャック・グリーン
男/白人系アメリカ人/29歳
『DR2』、『C0』、そして本作の主人公である元モトクロスチャンピオン。尚、後続作の『OTR』ではco-opプレイ時のプレイアブルキャラと新規サイコパスの一人として、『デッドライジング3』と『DEAD RISING ENDGAME(日本未公開の映画)(以下、『EG』と呼称)』ではサブキャラクターとして登場しており、『デッドライジング4(以下、『DR4』と呼称)』と『デッドライジング ウォッチタワー(以下、『WT』と呼称)』以外の全ての作品に登場し続けている。また、その都合上ウィラメッテ事件、イーストミッション事件、第二次ウィラメッテ事件以外の全てのゾンビアウトブレイクを経験し、生き延びている。
本作では自身の濡れ衣を晴らすため、フェノトランス社の研究施設にフランクと共に乗り込む。
その辺にあるものとダクトテープで殺戮兵器を生み出すことから、プレイヤーからの通称は「闇のワクワクさん」。
スキルムーブは全体的にフランクさんのものより威力が劣るが、スマッシュでダウンさせてからのパワーボム、もしくはピックアップで重武装の警備兵を即死させることができるため、超人であることに変わりはない。
◆フランシス・アルジャーノン・ウェスト
略称:フランク/男/白人系アメリカ人/41歳
『デッドライジング』の主人公、そして本作の副主人公である無敵の戦場カメラマン。なお、後続作品の『OTR』、『DR4』でも主人公を担当し、前述の『EG』の前編『WT』でもサブキャラクターとして登場する。
加齢のため皺が出ていたり、髪の生え際が後退していたり、腰をさすったりする。『DR』でゾンビパラサイトに寄生されて以来、日々の生活にzombrexが必要不可欠。
『OTR』と違い、レベッカ・チャンとはフォーチューンシティ事件以前から協力関係にあった。
オフライン時はNPC、オンライン時は参加側のプレイアブルキャラクターとして、常にチャックと同行することになる。
本作では文字通りの 無敵 であり、本来ならキャラクターの頭上に名前と共に表示されるべき体力バーが存在しない。
スキルムーブは「モツ抜き」ことディスエンボウルをはじめいくつか削除されているが、全体的にチャックよりも高威力。敵を掴むスキルムーブであるフェイスクラッシャーとピックアップは兵士を即死させる。
NPC時は最初から木製野球バットを装備しており、使い続けて壊れてもしばらくするとどこからともなくバットを取り出す。また、チャックから渡されたコンボ武器や両手で持つ武器も普通に使いこなす等、通常のNPCとは格が違う。因みにコスプレさせることもできる。
フェノトランス社の悪事を白日の下に晒すため、そして世間の人気者として返り咲くため、チャックと共に研究施設に乗り込む。
◆イザベラ・キーズ
女/ラテン系アメリカ人/32
『DR』のヒロインで、フランクさんの協力者。
研究施設でゾンビアウトブレイクを引き起こした張本人。
ゾンビの治療法を見つけたがフェノトランス社に奪われたと語るが『DR3』では‥‥‥‥いや、治療法は確かに見つけたけどさ‥‥‥‥。
現在シリーズのラスボス最有力候補。
◆マリアン・マロン
女/白人系アメリカ人/37歳
フェノトランス社の研究施設ネバダ州支部の所長。
『DR3』でも黒幕の一人として再登場する。
◆タイロン・キング
略称:TK/男/アフリカ系アメリカ人/享年33
『DR2』のラスボスだったが、本作でゾンビ化したのが正史になってしまった。
クリーチャー
◆ゾンビ
お馴染みのゾンビ達。本作のゾンビはフェノトランス社がzombrex製造に必要な女王蜂を養殖するため、囚人やホームレス、行方不明者を元に人為的に生み出され、管理されていたもの。
◆ガスゾンビ
『DR2』にも登場した、フェノトランス社特製のガスで強化されたゾンビ。
本作では数が少ない。
サイコパス
シリーズお馴染みの、ゾンビより遥かに強い敵として登場する人間達の総称。
本作では全員が命令にしたがってるだけで本来の意味でのサイコパス(精神病質者)は登場しない。
雑魚
ゾンビに混じって無限に沸く。
◆セキュリティーガード
フェノトランス社の保安警察に所属する隊員達。全身を対人用防弾プロテクターで保護し、アサルトライフルと閃光手榴弾で武装。
普通に倒そうとすると手強いが、前述の通り相手を掴むタイプのスキルムーブが通用するため経験値稼ぎに狩られがち。
銃が効かない二体の化け物(主人公)を迎撃する羽目になった可哀想な奴ら。
◆ゾンビハンドラー
ゾンビの飼育係。スタンロッドを手にした全身を白い防護衣に包まれた兵士。
チャックやフランクにヘッドロックを仕掛けスタンロッドで攻撃するスキルムーブを持つ。
こいつらもチャックやフランクさんのプロレス技が通用する。
ボス
チャックとフランクの相手を掴むスキルムーブが通用せず、頭上に名前と体力バーが表示される。
◆ハザードユニット
装甲服に身を包み、対ゾンビ戦用のコンクリートハンマーに似た形状と性質を持つガントレット「インパクトハンマー」を右腕に装着した兵士。
インパクトハンマーで殴られると、チャックやフランクでさえ何メートルも吹っ飛ばされることになる。
最初に二人がボスとして登場して以降、そのままの強さで雑魚に混じって無限湧きする。
死ぬとインパクトハンマーをその場に落とすため、武器欲しさに狩られることも。
また、後述のハージットに呼び出されることもある。
◆ハルジット・シン
男/インド系アメリカ人/39歳
本作のラスボスである、研究施設の警備隊長兼マリアンの右腕。
2メートルを優に越える身長とそれに見合った筋骨隆々の体格を持ち、『バイオハザード』シリーズのタイラントを彷彿させる。頭に巻いた赤いターバンと蓄えた髭がトレードマーク。
両腕にインパクトハンマーを装着している反面、ハザードユニットと違い着ているのは通常の戦闘服だが、体力バーが三本もある異常なまでに頑強な肉体を持つ。このシリーズのボスキャラと主人公はだいたいそうだが、こいつも確実にタイラントより強い。
インパクトハンマーでの殴打に加え、棚を空き缶の如く殴り飛ばしたり、タックルしてきたりするほか、一定のダメージを受けるとチャックやフランクさんの攻撃が届かない足場に乗って屋内でミサイルポットを起動したり、増援を寄越したりといった搦め手も使う。
シリーズ最強候補のサイコパス。
因みに、体力バーが三本あるサイコパスは他作品では『OTR』のステイシー・フォーサイスが相当するが、彼女は殺人巨大メカに搭乗した上で戦うため、ほぼ生身なハージットはやっぱりおかしい。
まあ、闇のワクワクさんと無敵の戦場カメラマンを同時に相手するならこれくらい強くないと‥‥‥。
余談だが、ハルジットをセルフオマージュした敵として、ジェームズ・カバレロが『DR4』に登場する。ハージットとジェームズには、以下の共通点がある。
- 本来の意味のサイコパスではなく、兵士。
- 上司が白人の中年女性。
- 非白人のアメリカ人。
- 体力バーと共に表示される名前が、階級のみ(ハルジットは「comander」、ジェームズは「大尉」)。
- 身体能力を強化する武器を装備(ハルジットはインパクトハンマー、ジェームズはエキゾスーツ)。
- 一定のダメージを受けるとプレイヤーの攻撃が届かない足場に退避し、間接的な攻撃(ハルジットはミサイル発射と増援呼び出し、ジェームズは手榴弾ばら蒔きと増援呼び出し)を行う。
- ムービー中は死ぬまで無口だが、戦闘中はハイテンションすぎてうるさい。
ただし、ジェームズは全身を装甲付きのアシストスーツで保護しているにもかかわらず体力バーは一本だけ。やっぱりこいつおかしいよ。
ジェームズに関してはマニアック(デッドライジング4の敵)を参照。
追記、修正はzombrexが不要になってから。
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▷ コメント欄
- OTRまではプレイしてたから存在は知ってたんだけど如何せんプレイ手段が限られててな…。 -- 名無しさん (2021-04-19 11:07:11)
- シリーズで一番好き -- 名無しさん (2021-04-19 11:16:47)
- イザベラの事はちゃんと決着をつけられるのかなぁ…最新作出たのって2016年だし音沙汰ないし -- 名無しさん (2021-04-20 18:48:59)
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