登録日:2020/12/26 Sat 08:16:59
更新日:2024/05/24 Fri 12:46:03NEW!
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star_wars sw ダークジェダイ ジェダイ ダークサイド ライトセーバー フォース スター・ウォーズ ミディ=クロリアン
貴様のおかげで、私を軽蔑した弱きジェダイ共はすぐに歴史から抹消され、新しい戦士の種族に取って代わるのだ。
強い戦士...フォースが役立たずの弱者を守るための盾ではなく、強者のための武器であることを知っている戦士。
そういった、価値のある人間に力を与えることによってな!
概要
リボーンとは、スター・ウォーズシリーズに登場するストームトルーパーの派生キャラクター。
帝国軍残党「エンパイア・リボーン」が一軍事組織として採用した、人造ダークジェダイの集団である。
開発計画を主導したのは、帝国軍残党将校のギャラク・フィーヤーと、彼と結託したダークジェダイのデサン。
登場したのは、スターウォーズFPS/TPSゲームシリーズの一つである「STAR WARS Jedi Knight: Jedi outcast」。
組織自体は一旦壊滅したが、続編の「Jedi Academy」にも残党が登場した。
登場作品
レジェンズ
- N.R.I. Reports
- Star Wars: Jedi Knight II: Jedi Outcast
- Star Wars: Jedi Knight: Jedi Academy
- Fate of the Jedi: Abyss
カノン
登場なし
発端
帝国が崩壊し、新共和国が設立、ルークによって新生ジェダイアカデミーが設立された後。
元ジェダイアカデミーの生徒だった一人のレプティリアン、デサンは、素質を持ちながらも武器としてのフォースを欲したためにアカデミーから破門されてしまう。
彼は本来万能であるはずのフォースに対して弱者を保護するためのものという側面しか認めないジェダイに嫌気が差しており、「フォースは真に力を求める強者に等しく与えられるべき」という結論に至る。
そうしてダークジェダイへと転向したデサンだったが、元々フォースは素質のある人間にしか使えない代物。
EP1を履修済みのファンであれば、ヒューマノイドのフォース感応度は生まれ持った血中微生物「ミディ=クロリアン」の量によって決まることはご存知だろう。
「力を持つべきものに力を与えることが出来ない」現状を憂いたデサンは、帝国軍残党の一派エンパイア・リボーンと合流し、この問題を解決するために奔走することになった。
調査を進めたエンパイア・リボーンとデサンは、惑星アルトゥス・プライムでとある鉱石を発見する。
惑星アルトゥス・プライムで採掘されたアルトゥシアン・クリスタルは、ライトセーバーの中枢部品であるカイバー・クリスタルと同様にフォースエネルギーに反応するという変わった特性を持っていた。
違うのは、アルトゥシアン・クリスタルはフォースエネルギーを内部に溜め込むという点。これは言わば鉱石版ミディ=クロリアンとでも言うべき、革新的な性質であった。
一旦アルトゥシアン・クリスタルにフォースエネルギーを蓄積させた上でそのエネルギーを任意の肉体に取り込めば、血中のミディ=クロリアンでしか得られなかった微少なフォースエネルギーを、ジェダイ並みの量まで外部から補うことができる。
これを利用して一般歩兵に訓練を施せば、「ダークジェダイの軍団」という夢物語も不可能ではなかった。
...しかし、欠点もあった。アルトゥシアン・クリスタルへのフォースエネルギー注入効率は凄まじく悪かったのだ。
ケジム前哨基地で極秘研究を行わせていたデサンだったが、あまりにも進まないエネルギー注入に計画の頓挫を危惧し始める。
「ただの大気中のフォースエネルギーだと注入効率が悪いのなら、フォースエネルギーの濃度が濃い場所で注入すれば良い」
そう思いついたデサンは、かつてジェダイ考古学者でありダークジェダイでもあったジェレクが見つけ出したという「ジェダイの谷」の存在を思い出す。
7年前にジェダイのカイル・カターンによって再封印されたジェダイの谷は、数多くのジェダイが眠り、常にエネルギーの湧き出すフォースの宝庫。まさに、エネルギー注入計画にはうってつけの場所だった。
谷の場所を知る唯一の男であるカイル・カターンは、2年前に一度ダークジェダイとなったことへの後悔からジェダイの力の一切を封印、相棒ジャン・オースと共に新共和国の傭兵として活動していた。
偽の情報を流してケジム基地を囮にカイルをおびき寄せたデサンは、無力な彼をフォースで圧倒し、目の前でジャン・オースを殺害したように見せかけて逃亡。
策略に嵌ったカイルは怒りの感情のままにジェダイの谷に赴き、デサンを倒すためにフォースエネルギーを浴びてミディ=クロリアンを活性化、再びジェダイとなる。
カイルを尾行したデサンはジェダイの谷の所在を突き止め、早速アルトゥシアン・クリスタルへのフォースエネルギー充填作業を開始。
基礎的なフォースの訓練を施し、念願の「ダークジェダイ軍団」を我が物にすることに成功した。
リボーン
デサンが手に入れたダークジェダイ一般兵。
赤やオレンジのフードを着用したアサシン的スタイルで身を固めており、装甲の類は着用していない。
ゲーム中盤からストームトルーパーみたいなノリで出現するが、全員シングルブレードの量産ライトセーバーを所持しているという危険な集団。ゲーム的にはザコ敵とはいえ、油断していれば即座に返り討ちに遭う。
前作同様に爆発武器を含めた一切の飛び道具を無効化するため(主人公は爆発に弱いのに...)、基本的に彼らとは一騎打ちを行うことになる。
構成員はフォースセンシティブではない一般人だが、エネルギーの充填されたアルトゥシアン・クリスタルを持つことで一時的にフォースを使用できるようになっている。
教育の程度には上下差があり、フォースプッシュしか使えない下級リボーンからフォースグリップを使える者までさまざま。元々長い修行が必要なはずなのもあり、その多くはあまり使いこなせていない。
正式なジェダイとしての教育は受けさせる気はない、数で圧倒する使い捨ての駒という扱いのため、歴戦のジェダイであるカイルや正式な教育を受けたアカデミー生徒との1対1の決闘ではさほど強くはない。しかし一般人相手には当然強く、またジェダイの戦術は複数の敵との戦闘に向いていないため、2体1や3対1といった数を生かした決闘ではそこそこの戦果を上げることができた。
シャドウ・トルーパー(リボーン)
名前は似ているが、他の媒体におけるシャドウ・ストームトルーパーやクローン・シャドウトルーパーとは異なる個体。
リボーンの能力を元に戦闘能力、防御力、隠密作戦能力が強化された「黒いトルーパー」。
ただし11年前の「黒い」アイツと違い、外見はかなりスリム。当のカイルはトラウマを呼び起こされていたが。
装備している鎧は通称「コルトーシスアーマー」と呼ばれるもので、ある程度ライトセーバーを無効化することができる。
本人もシングルブレードのライトセーバーで決闘を行う。まさに対ジェダイ用量産ジェダイの完成形といった存在だと言えるだろう。
ジェダイの欠点である遠距離狙撃を光学迷彩によって解決し、待ち伏せ戦法でジェダイアカデミー陣営を苦しめた。
しかし、アカデミー襲撃を聞きつけてやってきたカイルを阻止することはできず、デサンを殺害され組織は瓦解した。
なお、彼らが使用しているアルトゥシアン・クリスタルは討伐時にドロップする。これをカイルが拾うと、クリスタルからのエネルギー供給を得て一時的にフォースエネルギーにボーナスが付くというオマケ付き。
ニュー・リボーン
デサン死亡後に弟子のタビオンが組織を受け継いだ後、2年の潜伏・修行期間を得て再びジェダイに牙を剥いたダークジェダイ軍団。
今度はゲームシステムの都合上ライトセーバーの種類もシングルブレード、ツインブレード、ダブルブレードの三種を支給されており、リボーンによって使用する型が異なる。
また錬度が上昇したのか、上級者のアコライト達はフォースライトニングやフォースドレイン、レイジといった上級フォースを放つことができるようになった。
単純に決闘を行う攻撃役以外にも、後方からフォースライトニングを放つ補助役、瀕死の人物を復帰させる回復役など組織内の役割分担が進んでいる。
最大の弱点は地形。剣戟スタイルの変化と共にジャンプを多用するようになったため、チノ=リを得る足場の不安定なところに誘い込んでフォースプッシュ主体で戦うことで簡単に落下死させることができる。
タビオンと共に各地で暗躍し封印された古代シスの墓を見つけるが、総出で追って来たジェダイアカデミーの生徒・教師に薙ぎ倒され大半が死亡。
最終的にカイルの弟子で若きジェダイ騎士のジェイデン・コールによってリーダーのタビオンが殺害され、今度こそ完全に消滅した。
なお、以上の内容は全てレジェンズ作品での内容であり、正史ではない。
ジェダイナイトシリーズの発端である「Dark Forces」自体、カイルの存在が「ローグ・ワン A STAR WARS STORY」で否定されており、新共和国時代と新生ジェダイアカデミーの戦いを描いた「アウトキャスト」「ジェダイアカデミー」二作も、EP7以降の作品公開時の諸々と噛み合わなくなり*1黒歴史化が確定している。
...が、人為的にフォースセンシティヴを生み出すというアイデア自体は、アウトキャスト以降にも登場しており...
正史での似たようなヤツラ
- モフ・ギデオン
ドラマ「マンダロリアン」に登場する、帝国残党の指揮者。
デサンのように一般人をベースに外的物質による補助を試みるのではなく、最初から血中のミディ=クロリアン値がジェダイ並みに高い人造人間を生産することで人為的にフォースセンシティヴを生み出そうと画策。
高いミディ=クロリアン値を持つベビーことグローグーから血液を採取しようと企んでいたが、憎きマンダロリアンに計画を妨害され実用化には失敗した。
- スノーク
パルパティーンによって旧共和国時代以前から生み出されていた、彼の操り人形にしてフォースセンシティヴ。
高いフォース感応力を持つ人為的な存在としてはリボーンと近い存在だが、こちらは一切の製造過程が不明。
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