侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦(艦隊これくしょん)

ページ名:侵攻阻止_島嶼防衛強化作戦_艦隊これくしょん_

登録日:2020/08/22 (土) 13:50:00
更新日:2024/05/23 Thu 10:13:41NEW!
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春の周年と夏の水着の悪魔合体、史上最大規模の作戦



前回→桃の節句!沖に立つ波
次回→護衛せよ!船団輸送作戦


艦隊これくしょん -艦これ-の2020年梅雨~夏に開催されているイベント。
前回が新艦のないミニイベで従来の春イベが新型コロナウイルスによる情勢で中止となったため、大規模イベントとして開催される。
事前告知の段階で6月~7月に跨ることが確定しており、提督たちは事前準備に追われることとなった。


さらにその後,雑誌情報にて梅雨&夏イベント扱いでもあることが判明。
要するに2つのイベントが合体したに等しい状態である。期間・難易度・手間のいずれも文字通りイベント2つ分


開催は5月下旬に運営ツイッターにて6月中旬と告知されたものの、その後にしれっと下旬開催に訂正。
実際の開始時刻はいつも通りずれ込んで6/27の早朝から開始。
終了時刻は第二次友軍の来訪後に告知され、8/27の11:00までと実に2か月に渡る超長期間のイベントとなった。余談だがイベント終了日は「護衛艦かが」の進水日であり、加賀改二の実装日でもあった。


最近のイベントとしては珍しく、前段作戦は作戦のモチーフに統一感が一切なかった
作戦海域が完全にバラバラであるため特効艦の被りはそこまで激しくないのはメリット。
なお、実装艦の1人は本来春イベで実装予定だったと運営が発表しているため、この辺りの海域は本来春イベのはずだったと見られている。
実際、E4の難易度はイベント最終海域と同じくらいある。


イベント後段作戦のモチーフは1942年10月の南太平洋海戦。(アメリカ側呼称サンタ・クルーズ諸島海戦)
この戦闘で日本軍はアメリカの太平洋稼働空母を0に追い込むなど勝利と評価されている。
ミッドウェー敗北後の空母機動部隊の勝利として存在感の大きいものであったが、目的であったアメリカのヘンダーソン航空基地を叩くことはできなかった。
さらにこの戦闘で日本の空母機動部隊を支えていたベテランパイロットが多く失われ、結果として後期の日本機動部隊の運命につながったと言われている。
ソロモン沖海戦も実装艦から予想されていた。なんどめだソロモン
前回ソロモンに行ってからまだ1年も経ってないのにまたソロモンに行く羽目になったが、本来の予定では夏イベは毎年恒例の欧州遠征だったとされているため、
本来は秋以降にソロモンに行くはずだったと思われる。


ちなみに中断された欧州遠征は秋以降に実施される予定。


主な新要素

改二

Gotland Andra

1年以上前から存在が仄めかされ、幾度もの期間限定ドロップを経て艦これ7周年の記念日についに実装。
基礎ステータスは索敵が大きく伸び、搭載可能な装備に大発系と熟練艦載機整備員が加わった。
これで大発系+WGの組み合わせで夜戦連撃をしたり、陸戦隊装備で弾着観測射撃を行うことができる。
端的に言ってしまえば航空巡洋艦になったと言える。ただし水上戦闘機は装備不可


また、最近のトレンドである装備フィットによるステータス増加がとてつもなく大きいのがポイント。
Swordfish MkⅢ(水上機型)で夜戦火力が14も伸びるため、額面上の火力は他の高火力軽巡に引けを取らない。


一方で、改造コストが凶悪。なんと、試製カタパルトを要求される。高い汎用性をもつ一方で、役割の一つ一つは代替が効くため、五航戦や四航戦の改二に比べると優先度は低め。


比叡改二丙

艦これ7周年に合わせてGotland Andraと同時に実装された比叡の第三改装。金剛改二丙からちょうど1年後の実装と相成った。
傾向としては姉と同じく、雷装が追加され装甲が若干低下した夜戦向きの性能。おおむね金剛改二丙と同じ感覚で扱えるだろう。
差異としては金剛改二丙が装備できた水上戦闘機が載せられない代わり、水上戦闘機が装備可能。スロット数こそ僅かながら水戦による制空補助が重要なのは提督諸兄も知る通り。


また、併せて金剛型第三改装に僚艦夜戦突撃が実装された。
ざっくり言ってしまえば待望の「金剛型版特殊砲撃」なのだが、最大の特徴はその名の通り夜戦で発動する特殊砲撃であること。
雷装の乗った戦艦の火力を夜戦で先手二連続で叩き込む上、行動回数の限られる夜戦で一手増やせるという点で強力である。
ただし、昨今のイベント等高難易度海域では「昼戦で敵艦隊の随伴を潰し敵旗艦のHPを削り、夜戦は駆逐艦や雷巡の高威力カットインで装甲を抜いてトドメ」という流れになりがちであり、大型艦の編成制限もあってイベント海域では僚艦夜戦突撃目当ての採用というのは無くもないが主流ではない…ぐらいの立ち位置か。金剛型は史実での活躍故特効を貰いやすいのでそういう意味ではチャンスはあると思われる。
どちらかというと、通常海域の5-3や5-4といった道中夜戦を抜ける必要のマップで突破率を上げるために使われることが多いかもしれない。
ちなみに金剛改二丙と比叡改二丙、どちらが旗艦でも発動できるが、2番艦の指定や発動率向上の仕様が若干異なるのでその点は注意。


僚艦夜戦突撃に関しては実装後もちょくちょく上方修正が行われており、発動陣形の拡張や消費弾薬の削減、一度の出撃においての最大発動回数増加(2回)、指定僚艦の増加や他特殊砲撃からの発動判定独立化などが行われており、割と実装直後とは使用感覚が別物になっている。
道中夜戦マス2連戦で両方僚艦夜戦突撃を撃ったり、連合艦隊で昼戦にビッグセブンの特殊砲撃を撃ちつつ夜戦で僚艦夜戦突撃と決めるといった荒業も編成条件が許せば可能。金剛はWarspiteと組んで発動も可能になったりしている。色気出して姫様と組ませて高速制限に引っかからないよう注意


余談ではあるが、本イベント開始直後、連合艦隊編成で僚艦夜戦突撃を使用した場合
表示されるカットインが金剛型ではなく、夜戦に参加していない第一艦隊1・2番艦の立ち絵になるというバグが発生。
幸いにも表示が誤っているだけで実害は無かったのだが…好きな艦娘二人を組ませて特殊砲撃っぽい絵が作れるということで色んな組み合わせでスクリーンショットを撮りまくる提督が続出。
この流れは運営も把握していたようで、バグの把握後すぐに修正準備ができたのにも関わらず
「既に修正更新準備はできていますが……遊び方によってはやや楽しい面もあるため直ちに修正せず、明日更新予定です。試してみたい提督は今晩中に!」
とむしろバグ利用を推奨する始末。待てこれは札を付けさせる運営の罠だ
結果、イベント攻略そっちのけでSS撮影に勤しむ提督が続出する一夜となった。


Fletcher 改mod2/MkⅡ

「傑作駆逐艦」という触れ込みで唐突に改二が実装。*1
ほぼ唯一の欠点だった夜戦火力が大幅に強化されており、時雨や初霜と同程度まで引き上げられた。
耐久・装甲はタシュケントに匹敵と、ステータスの底上げもあって非常に強力。
またバルジおよび艦隊司令部施設も装備可能となり、対地攻撃以外の隙はほぼなくなった。一方で、燃料弾薬の消費も駆逐艦最大。といってもやはり駆逐なので僅差なのだが。



本人も強力ではあるが、その真価は関連任務で持参してくる戦後装備にあるかもしれない。
RUR-4A Weapon Alpha改が対潜+17、対潜短魚雷(試作型)に至っては対潜+20と大幅なインフレを起こしている。
特に後者は自動先制対潜艦に装備するだけでソ級elite~flagshipに有効打を与えうるとてつもない性能。
もちろん自動先制対潜と高い夜戦火力を併せ持つFletcherとの相性は抜群のひとこと。
533mm5連装魚雷(前期型&後期型)と合わせて装備すればほぼ夜戦キャップ、かつ高威力の先制対潜を放つことができる。


またイベント合わせの強化として三日月改が大発系装備を搭載可能に。
大発駆逐艦の調達が大幅に容易になった。やっぱすげぇよミカは…1-1で拾えて、改まで短くて大発も持てる


他には潜水艦搭載電探が補強増設枠に装備可能になった。
これにより伊13型姉妹以外も魚雷カットインと潜水艦搭載電探系のカットインの両面持ちが可能になった他、今回の新装備の専用カットインとの併用にも関わってくる


加えて、イベント後に潜水艦隊群なる新システムの実装が予告されている。
2期移行後はそれなり程度の出番に留まっていた潜水艦たちが活かせる…かもしれない。



出撃制限

大規模イベントなためやはり復活。
しかし問題はその枚数であった。


なんと9枚である。
E6までは各海域1枚だが、そのうちE7は3枚。
しかも連合艦隊前提の札が5枚(うちE7は2枚)となっていることもあり、戦力の割り振りには細心の注意が必要となる。
ただし例によって乙以下では最終海域でも札を無視できるため、甲に挑むつもりがなければ気にする必要はない。


新規実装艦娘

以下の新規艦娘が実装された。
2イベント分の艦娘が実装されただけあり、計10隻と非常に大所帯。


  • 吹雪型駆逐艦 薄雲
  • 迅鯨型潜水母艦 迅鯨
  • 伊号潜水艦 伊47
  • 丁型海防艦 第四号海防艦
  • 松型駆逐艦 松
  • St.Louis級軽巡洋艦 Helenaヘレナ
  • 初春型(有明型)駆逐艦 有明
  • 御蔵型海防艦 屋代
  • South Dakota級戦艦 South Dakotaサウス ダコタ
  • Yorktown級正規空母 Hornetホーネット

このうち薄雲は7周年、松は5月の段階でビジュアルの一部が公開されている。
運営が担当イラストレーターをかなり分かりやすく告知した*2ことで様々な憶測が飛び交った。
South Dakotaもランカー報酬で告知されたものの、実装艦の前代未聞の多さから大半は正体不明のままのイベント開催となった。


新装備は「後期型53cm艦首魚雷(8門)」と「後期型潜水艦搭載電探&逆探」。
前半海域で入手でき、他は甲報酬でもレアな既存orランカー装備の再配布に留まっているため、いざという時に難易度を下げてもそこまでの影響はない。


他方、大和、Saratoga、大鳳といった大型建造前提の艦もドロップする。
特に大鳳は初のドロップ落ち。もちろん掘りの難易度は相応に高いが、大型建造に資源をつぎ込むか掘りに資源をつぎ込むか悩ましい所である。


BGM


E1~E4マップ:島嶼防衛作戦
E1~E3通常戦闘:輸送護衛船団の闘い
E1~E3ボス/E4通常戦闘:松の反転
E4ボス/E5、E6通常戦闘:島嶼海上輸送作戦
E5~E7マップ:ソロモンの夜
E5、E6ボス/E7通常戦闘:鉄底海峡夜戦
E7ボス:決戦!南太平洋海戦


海域解説


海域数は7と大規模イベントの標準ライン。
ただし前段・後段作戦ともにひたすらに長い。2イベント分の開催期間であることも合わせ、過去最大規模だった19秋よりも長い。
とにかく1マップの攻略に時間がかかるため、自身の攻略速度と残り時間とよく考えて難易度を選択しなければならない。
一応、難易度自体は大規模としてはそれなり。ほとんどのマップで道中が短い&強力な敵艦がいないのが大きい。
ただし起用する艦をきちんと整理して臨まないと過去の大規模より難しくなりえることは念頭に置こう。
あまりの札の数の多さから複数持ち(特に瑞鳳、比叡、霧島)を前提にしているようにも見えるが、
情報が出揃った現状なら大半の艦を揃えていてそれを育て上げているという前提はあるものの、起用艦の管理ができれば1隻持ちでも突破は十分可能。
むしろ複数持ちの方が悲鳴を上げて、1隻持ちはノリノリでどう9札振り分けるか考え始めたなんて話も


詳細な解説

※解説は甲作戦選択時の難易度を基準にしています。
便宜上、戦力ゲージ1本目をEx-1、2本目をEx-2と呼称します。


E-1『鎮魂、キ504船団』-オホーツク海千島列島沖-


サムイダロウ…ツメタイダロウ!!


輸送/戦力のダブルゲージとなる。
どちらも道中の難易度はさほど高くないが、戦力ゲージの最終段階は特効艦が無ければかなり苦戦を強いられる。
できれば潮・曙のどちらも投入して攻略したいところ。


札は千島方面部隊。出撃した艦隊すべてに付与される。


基地航空隊は使用できない。
代わりに道中の制空が0かつツ級も不在という有様なので航空支援や対潜支援が刺さる。

E1-1/輸送ゲージ

重巡級0+軽巡1以下+駆逐・海防艦3隻以上の5隻編成で最短ルート。
特効艦となる潮・曙の2名さえ入っていればOK。


道中は対潜戦闘(D・G)、水雷戦隊(J)の3回。
潜水艦隊は特筆するほど強力ではない。ボス対策に1人先制対潜にしておけば問題ない程度。
いずれも警戒陣で難なく突破できる。


ボスは潜水ヨ級flagship。
基本的に道中対策の先制対潜で一発撃破できるだろう。
随伴も普通の水雷戦隊なので、輸送装備や対潜装備を詰め込んでいても苦戦は特にない。
ただしTP量が750と非常に多く、どうしても時間を食われる。

E1-2/戦力ゲージ

輸送完了後,


  • FマスA勝利

で戦力ゲージが出現する。
Fマス自体の戦力は一切苦戦せずに撃破可能。とりあえず到達だけすればよい。


ゲージ出現後の編成は軽巡級1+駆逐3+海防2がテンプレとなる。
このうち駆逐艦の2枠には輸送ゲージ同様潮・曙を推奨。
ボス前の索敵条件がやや厳しく、水上電探・索敵機を合計4~5個は装備しておきたい。


道中は対潜戦闘(F)、水雷戦隊(N)のみ。
輸送ゲージと同じように警戒陣ですべて対処可能。



コンナ…サムイウミデ…シズムノハ……


イヤダロウ? ……イヤダヨナァ!



ボスは深海千島棲姫
素朴な画風に反してやたらダイナミックなポーズが特徴。先制雷撃、ヨシ!
E1のボスながら非常に高水準な火力・雷装・装甲を兼ね備え、先制雷撃まで放つ強敵。
…だが、随伴艦がイ級後期型×2~3隻、ヨ級flagshipしかいないため砲撃支援、航空支援でほぼ壊滅する。
海防艦を編成していれば先制対潜で潜水艦は始末できるため、猛烈に運が悪くなければボスのみの状態で夜戦に突入可能。
おまけに現状では友軍艦隊が来訪するようになっており、強友軍をONにしていればほぼ100%大破まで追い込んでくれる。
総じて、特効艦さえ出し惜しみしなければ苦はない相手と言える。



海域クリアボーナスは特型駆逐艦 薄雲。
イラストレーターはしばふ氏、CVは森山由梨佳氏。
実装前のビジュアルのお披露目がローソンというかなり特殊な経過を辿っている。
実艦は第五艦隊に所属したのち、駆逐隊を転々としながら護衛任務を戦争末期まで遂行していたものの、キ504船団とともに潜水艦の雷撃を受けて撃沈されている。
外見、および性格は端的に言うと銀髪になった吹雪


丙作戦では間宮と応急修理女神、乙作戦では三式爆雷投射機 集中配備が追加。
甲作戦では試製15㎝9連装対潜墳進砲にパワーアップする。


乙作戦以上で獲得できる対潜装備はどちらも非常に強力。
クリア難易度は友軍の実装で大幅に低下しているため、もし潮と曙を育てているのであればぜひ甲作戦にチャレンジしたい。


レアドロップは戦力ゲージにおけるタシュケントが一番の目玉。
未所持であればかなりの高確率、1隻所持でも現実的な確率で落ちるため、もし未所持の場合は絶対に掘っておきたいところ。


E-2『瀬底島、その先へ――』-南西諸島沖-


ヤメロ!モエテシマウ…!!


E-1に引き続き戦力/戦力のダブルゲージ。モデルは坊ノ岬沖海戦か。
ただしどちらもまったく苦戦するような相手ではなく、下手をすればE-1より楽に突破できるだろう。


札は沖縄方面部隊。このマップから連合艦隊が要求されはじめるため編成には注意。


基地航空隊は1隊使用可能。

E2-1/戦力ゲージ

戦艦2隻+軽巡・駆逐艦6+軽空母1を満たした水上打撃部隊がテンプレ編成。
輸送護衛部隊でも到達可能だが、ボス撃破と到達率を考えればこちらの方が概ね安定するだろう。
戦艦枠をWarspiteやColoradoなどの高コスパな海外艦で埋め、駆逐枠に対地枠としてヴェールヌイ、朝霜の2名を入れておけば後は特に必要な艦はない。
第二ゲージを見越し、防空要員として涼月を入れておくのもアリか。サブ艦を許容しているなら北上を起用するとより安定感が増す。
また高速統一の編成にしておけば第二ゲージでの柔軟性が増す。していなくても別に問題はないが。


道中は対潜戦闘(C)、水雷戦隊(H)、打撃部隊(J)の3回。
潜水艦隊は極めて貧弱なので対策の必要はなし。水雷戦隊も水上打撃部隊であれば容易に粉砕できる。
打撃部隊は戦艦ル級flagshipによる事故がありえるため、ここに陸攻隊を集中すれば安定する。



アツメタ…ブッシ…ハ……ヤラセハ……シナイ………ッ!



ボスは集積地棲姫II 夏季上陸mode
ビジュアルに関しては素の夏modeと変わりないが、特筆すべきはそのHP。


2400


というバカげた空前絶後の数値に達している。ちなみに艦これにおける初のHP4桁だったり。
さらに先制雷撃まで習得しており、大幅にパワーアップした…と思われていたが


  • HPが無駄に高すぎるせいでカスダメ―ジで300くらい持っていかれる
  • 随伴艦が貧弱なので戦艦にどんどん潰されてすぐ単独になる
  • 中破で行動不能になる
  • 相変わらずよく燃える

というありさまなので特に苦戦はしない。砕けろ!燃え尽きるがいい!
むしろ後述するレアドロップのせいで無限に狩られるため余計に貧弱な印象が強まる始末。これから毎日眼鏡を焼こうぜ?
ただし、回避率がまた上がっているので比較的スカりやすい。


また割り段階でもさほどパワーアップせず、ヴェールヌイの対地攻撃が直撃すれば3000程度のダメージを受けて一発で爆散する。



E2-2/戦力ゲージ

第一ゲージの撃破後、


  • E・Gで航空優勢

で戦力ゲージが出現する。
どちらも能動分岐ですぐなので攻略編成を流用すれば到達可能。


第二ゲージも第一ゲージと同じ編成で到達できるが、高速統一しておけば(戦艦+正規空母)が4になるまで正規空母を投入可能。
ただし特に戦力的に必要ではないので、戦力が余っている場合を除いてあまり推奨しない。


道中は対潜戦闘(C)、水雷戦隊(H)、空襲(L)、混成打撃部隊(R)の4回。
このうちLの空襲戦で大打撃を受けがちなため、対空カットイン要員の起用と高角砲の装備で対策しておきたい。
Rマスは編成こそ強力に見えるが、制空値0の編成か制空値があっても輪形陣の2択であるため実際はほどほどの脅威度。


ボスは空母ヲ級改flagsip
スペックは5-5で相手するものとまったく変わっておらず、耐久160/装甲120という貧弱ボディもそのまま。
通常艦隊で敵の数も少なく、夜戦で連撃が入れば確実に倒せるため特筆すべき点はない。
しかし、随伴に戦艦水鬼改が鎮座しているためにS勝利が非常に難しくなっている
ゲージ破壊後でも特に弱体化することもなく、このマスでの掘りは概ねA勝利を前提とすることになるだろう。


ゲージ破壊段階でもヲ級自体のスペックはまったく上がらないため突破は容易。
昼で戦艦の砲撃がクリーンヒットしてあっさり終わることも多々。



海域クリアボーナスは特注家具職人と補強増設。
丁作戦の場合は九七式艦攻(九三一空)がつき、丙作戦では九七式艦攻に改修値がつき、新型砲墳兵装資材が追加。
乙作戦では艦攻が天山(九三一空)に強化され、後期型53cm艦首魚雷(8門)も報酬に加わる。
甲作戦は天山に改修値の付与と勲章1つがもらえる。


よほど戦力がひっ迫していない限りは甲作戦でもクリア自体は容易に可能。
E-4における九三一空の確保と掘りの確率アップも兼ね、最低でも乙作戦で突破しておきたい。


第一ゲージのレアドロップは潜水母艦 迅鯨。
イラストレーターは赤坂ゆづ氏、CVはタニベユミ氏。
実艦は帝国海軍において最初に建造された潜水母艦であり、本格的な母艦機能によって潜水艦隊の旗艦を務めていた。
しかし潜水艦自体の大型化に能力が追い付かなかったため、(空母改装を前提としていたが)より大型の大鯨や剣崎型が建造されたのちはそちらに役目を譲った。
開戦直後より潜水艦隊の旗艦として各地を転戦していたものの、戦争中期以降は潜水艦隊の練習艦・曳航艦として運用される。
最期は敵潜水艦からの雷撃で航行不能となり、曳航を受けたものの、本格的な退避を行う前に機動部隊からの空襲を受けて沈没した。


ビジュアルは大鯨同様の外ハネの黒髪に豊満な胸部装甲に、物資を満載した艤装を装備。
一見すれば落ち着いた雰囲気…だが、実際はドロップするなり「貴方に逢えて…よかった」と言ってきたり、砲撃時に許せない……!!とか大嫌い!!だったり
放置ボイスが私のこと…好きって言ったのに……など完全にヤンデレである。ちなみに改造すらしていない状態でも言う龍田「」


性能面は3スロになった大鯨と言って差し支えない。
水上戦闘機の運用では差がつくほか、イベント後に実装予定の潜水艦隊群において長所となるかもしれない。


S勝利および到達はほぼ100%可能なものの、なぜかドロップ判定がボスマス扱いでないためガシャンが起きる。
一応ガシャン込みでもドロップ確率は悪いものではないのだが、とにかく精神に来るのであまりにも連続するようであればキャッシュ削除などを検討しよう。
また重要な点として、第二ゲージのボスでは出ないのに注意。そちらも大和やSaratogaなどドロップは豪華だが迅鯨は落ちない。


E-3『五島列島沖海底の祈り』-四国沖/九州西方五島列島沖-


ライスウ……ハチィ…! ハッシャハジメェ!


戦力ゲージ1本のみのマップ。
極めて低難易度であり、よほど戦力と装備が整っていない場合を除いて確実に甲作戦を突破可能。
恐らく本イベントにおいて最も簡単なマップだろう。


出撃では第二遊撃部隊の札が付与。


基地航空隊は2隊使用可能。

戦力ゲージ・ゲージ出現/ルート開通

最初はゲージ出現ギミックの解除から。
条件は


  • L・NマスでS勝利
  • 防空優勢1回
  • Bマス優勢

すべて潜水艦隊で解除できる。
L・Nマスに関しては道中支援を出した上で航空隊を該当のマスに集中すればOK。ただし索敵に余裕がないため水偵担当を2隻ほど用意しておきたい。
Bマスは水戦をガン積みした上で航空隊を派遣で済む。
防空優勢に関してはロケット戦闘機があれば余った1部隊に防空させていれば楽勝。
無い場合は3隊全てに陸戦・艦戦を詰め込んで回数をこなせば解除はできる。


ボスマスが出現したのちはそのまま短縮ギミックの解除に移行するとよい。
条件は


  • R・SマスでS勝利

の2つ。
やはりどちらも潜水艦隊で解除可能。
能動分岐で行けるSマスはともかくRマスは索敵不足の場合逸れるため、水偵の搭載は忘れずに。


戦力ゲージ・ゲージ破壊

編成は正規空母2+軽巡1+駆逐・海防3がテンプレ。
敵に航空戦力が一切存在しないため正規空母は攻撃機・爆撃機をガン積みしておけばよい。
他は先制対潜を満たしておけばなんでもOK。海防艦は脆いが、攻撃を受ける機会自体がほぼ無いのであまり問題にはならない。
基地は東海部隊をあるだけボスに集中。足りない場合も距離3しかないため対潜機のほとんどが届く。


道中は対潜戦闘(F)、水雷戦隊(T)のたった2回。
潜水艦隊はボス用の対潜攻撃で殲滅でき、Tも貧弱な水雷戦隊であるため航空戦で楽々倒し切れる。



ココニ……キタノ? イマサラ?ナニシニキタノ?


オコサナイデ……! ココデ………イイノォ……ッ!



ボスは五島沖海底姫
深海棲艦の段階で提督指定の水着を身にまとうなかなかに特徴的な外見を持つ。
耐久が670と非常に高水準であり、難敵のように見える…ものの、装甲が甲作戦ですら47と非常に貧弱。
特効の乗った海防艦の対潜攻撃でえげつないダメージをバンバン与えることができる。
そもそも交戦する前に東海でボコボコにされていることも珍しくなく、かの潜水棲姫の初出を彷彿とさせるほどに弱い。
ただでさえ弱いことに加え、このマップはドロップが史上最強クラスに豪華であるため凄まじい勢いで狩られてしまっている。



オコサナイデ……。……モォイイカラッ!


ゲージ破壊段階になると装甲が大きく増加する…が、それでも74しかない。
装甲破壊ギミックも一応あるものの、何度かトライしていれば普通に撃破できてしまうだろう。


+ -

この作戦海域はテキスト・敵部隊名・グラフィックなどに意味深な点が非常に多い。


  • 突然九州の真横に現れた例の大穴佐世保鎮守府最大の危機
  • ボス艦隊の艦級が海没潜水艦群であり、敵部隊や基地を指したものではない
  • 攻撃や上陸の作戦目的を持たず、海流の流れに反応して接近してきた深海棲艦と、あくまで異常な発光現象の調査のために訪れた第二遊撃部隊。
  • ボス直前にのみ存在する潜水艦と補給艦で編成された海底回収部隊
  • 上半分は馴染みの深海棲艦なものの、下半分が明らかに普通の魚類に見えるボスの艤装・随伴艦

様々な解釈が可能だろうが、戦いがいつまで経っても終わらない理由は何となく察することができる…かも。
何の前触れもなく突然大穴が現れる世界観なんじゃ、欧州が何度救援してもまた窮地に陥るのも納得という声も。


海域クリアボーナスは伊号潜水艦 伊47。通称は「ヨナ」。
イラストレーターは新規参加となる星灯り氏、CVは藤田咲氏。
実艦は伊号潜水艦のうち巡潜丙型と呼ばれた艦級であり、水上偵察機の搭載を諦めた代わりに雷撃能力を強化している。
開戦当初に存在していた艦は甲標的の運用で多数の商船を撃沈したが、戦争末期に竣工した艦はアレの搭載・発射を専らの役割としている。


竣工当初よりアレの運用を前提とした訓練や改装を受け、複数の作戦において実際に発射を行った。*3
爆雷による損傷を受けつつも終戦まで生き延びたが、他の潜水艦と同じく五島列島沖で海没処分を受けている。


外見は黒のロングヘアにデカいツノが特徴。家具においてビジュアルは大まかに先行公開されていたが、その通りのツノであった。
性格はとにかくアレに関連する台詞が多く、かなり気にしていることがうかがえる。
また声がASMRかと疑うレベルで異様に湿っぽい上にスローテンポであり、妙な中毒性があると評判。


性能は高い運・雷装を両立しており、改造後も水上機搭載能力を持たない純粋な潜水艦のまま。
修復時間の短さも据え置きであり、潜水艦としてはかなり高性能と言える。
問題は2期移行後の潜水艦に出番がほとんどないことだが、恐らく新システムが解決してれるだろう。…たぶん。



他のクリアボーナスは丙作戦で彩雲(偵四)、改修資材。
乙作戦で勲章と新型航空兵装資材、甲作戦で後期型潜水艦搭載電探&逆探が追加、彩雲(偵四)に改修値もつく。


後期型潜水艦搭載電探&逆探は伊13が改造で持ってくる潜水艦搭載電探&逆探(E27)の完全上位互換。
単独の性能だけでなく、潜水艦用の魚雷との相互シナジーでさらに雷装を伸ばせるため非常に強力。
甲作戦のクリア難易度に比べて破格の報酬であることは間違いなく、ぜひとも手に入れておきたい。


レアドロップはこのゲームに出てきた潜水艦すべて
一切の誇張表現なく、サービス開始時から現時点までに実装された以外のすべての潜水艦がドロップする。
今後の新システム実装に備え、もし手に入れていない艦があれば掘って掘って掘りまくっておこう。
前述したとおりボスの撃破難易度は極めて低く、目当てのものが出るまで延々と掘り続けることが可能。


E-4『反転!敵任務部隊を撃て!』-小笠原諸島沖-


シズメェッ!


シズミナサイ!


イミナインダヨォォ!!


輸送/輸送/戦力の3ゲージマップ。
戦力ゲージの破壊段階までは苦戦することはないが、その破壊の難易度が極悪という極端なマップ。
甲作戦のメリットが実質的に存在しないこともあり、拘りが無ければ乙が推奨される。
またこのマップ以降、ギミックが猛烈に増えるため時間配分にも要注意。


札は小笠原方面部隊。ここ以降ほぼすべてのマップが連合艦隊マップとなるため誤出撃だけはくれぐれもしないよう注意。


基地航空隊は2隊使用可能。

E4-1/輸送ゲージ

編成は輸送護衛部隊で高速統一の護衛空母1+航巡1+軽巡1+駆逐9がベスト。
高速統一かつ護衛空母ということでほぼ瑞鳳改二乙一択となる。戦力ゲージにおいても主戦力となるためこの段階から投入して問題ない。
E7の特効艦なのだが、E7にはより搭載機数で優れる隼鷹が特効艦として存在するため、複数持ち出ないならここで使うのがベスト。
航巡は最上がベスト。ただし今後も航巡の需要はかなりギリギリなためメインの投入はよく考えておこう。いざとなったらその辺で拾ってLv10にすればいいし
他は軽巡を阿武隈にし、駆逐艦は霞を選出する以外は自由。ただし今後の特効にひっかからないことは意識しておくと吉。


道中は対潜戦闘(E)、水雷戦隊(H)の2回。
先制対潜を2隻ほど用意しておけば潜水艦隊は問題なし。
水雷戦隊は道中支援をきっちりしておけば半壊する程度なので特に心配しなくともよい。


ヒノカタマリトナッテ…シズンデシマエ…


ボスは空母棲姫。
随伴艦の貧弱な通常艦隊であるため、劣勢調整した航空隊を4回も送り込めばほぼ確実にA勝利可能。
S勝利はやや厳しいが、霞か阿武隈に魚雷CI装備を施しておけば吹き飛ばせることもある。


輸送完了後はギミックをこなして第二ゲージを出現させる。
条件は


  • G・Aで航空優勢
  • DでA勝利

Aは単なる能動分岐先。Gは潜水艦隊か1ゲージ目の編成に水母を入れれば到達可能。
どちらも制空優勢自体は艦戦・水戦をガン積みして1ゲージ目の航空隊とそのまま集中させればまず優勢は取れる。
DはGに向かう編成であればそのまま到達できるため、流れで解除できるだろう。


また、第三ゲージ出現のギミックフラグは第二ゲージを開放した時点で立っている。
そのまま編成を流用してもう第一ゲージボスに一度A勝利しておけば無駄がない。


E4-2/輸送ゲージ


編成はどんな編成でも辿り着くためこれといった指定はない。
ただし九三一空による特効はこの時点から機能し始めるため、拘りがなければ機動部隊で行くべきだろう。
第三ゲージにも使う編成をこの時点で組む場合、正規空母2+軽空母2+制空要員2を第一艦隊としておけば無駄が無い。
実情はほぼ瑞鳳改二(乙)+大鳳+正規空母+軽空母+制空要員2に落ち着く。
空母は搭載機数を意識しなければ第三ゲージで泣くことになるため、正規空母は加賀改やIntrepidを起用することを推奨する。
制空要員は第一ゲージで使用した航巡に加え、伊勢型改二のどちらかを起用すると余裕が出る。


道中は対潜戦闘(B・N)、空襲(A)、水雷戦隊(D)、機動部隊(O)の5回。
このうち問題になるのは機動部隊のヌ級改。機動部隊であるため、開幕で仕留めそこなった場合は概ね痛いパンチを貰うことになる。
ボスをA勝利で良いと割り切る場合は航空隊を1隊こちらに回して安定させるのもアリ。
もし正規空母の保有数に余裕があるなら、軽空母を1隻正規空母に変えると右ルートから対潜戦闘を1回減らして到達可能。


ブスイナ……ヤツラ……メ……ッ!


ボスは重巡夏姫
随伴の重巡ネ級改ともどもかなりのタフネスを誇るが、それ以外の随伴艦が貧弱なためA勝利はほぼ確実に取れる。
九三一空を装備した瑞鳳によるFBAカットイン直撃以外での撃破は難しいため、S勝利を狙う場合は航空隊の集中と決戦支援を使っておこう。
ただしゲージ破壊後はネ級改がいなくなるので、この段階で無理する必要は特になかったりする。


ゲージ破壊後はまたしてもギミック。
とはいっても


  • 第一ゲージボスの再撃破

だけなので、第二ゲージ開放ギミックの時点であらかじめ再撃破しておけば破壊と同時に開放される。


E4-3/戦力ゲージ

編成は第二ゲージの時点で組んだ編成を流用すればOK。
ただし正規空母を3隻入れて右ルートを進んでいた場合は1隻軽空母に変えるのを忘れずに。


道中は対潜戦闘(E)、水雷戦隊(H)、空襲(S)、重打撃部隊(X)の4回。
とにもかくにもXが脅威となる。
戦艦夏姫に加えて戦艦レ級elite単縦陣で出現する悪夢のような陣容。
道中支援はもちろんのこと、九三一空をできるかぎり搭載して開幕航空戦で壊滅させなければ大打撃を受けることは必至。
ここの突破のみを考慮して制空値を確保可能な800程度まで盛っておくのもアリ。また司令部施設も有効。



アノサァ……ナニガデキルンダヨ…… オマエヒトリデ……


ソンナチカラデ……ソンナオモイデ……ナニガデキンダヨォ!



ボスは駆逐林棲姫
本人と艤装そのものは非常にシンプルなものの、油の垂れがフィギュアによく付属してる支柱っぽく見えるネタ要素を兼ね備える。
スペックに関しては既に標準となりつつある一撃でこちらを中大破させる火力、カンスト間近の装甲とそこまで特筆すべきものはない。
随伴艦に関しても戦艦棲姫改が目を引く程度で、他は前段作戦のラストとしては相応の敵編成。
と思っていた提督を待っていたのは先制雷撃であった。


先制雷撃が飛んできたんだけど…何?


特筆すべき点として、駆逐ナ級後期型Ⅱeliteがこのボスから出現する。
ダブルツインマークツーセカンドを彷彿とさせるやけくそな修飾語から繰り出されるとてつもないスペックは
火力89/雷装131/対空119/*4装甲69先制雷撃可能ともはや完全に駆逐艦の域を逸脱している。
削り編成では1隻しか出現しないのでまだそこまで脅威ではないのだが…



シズメテヤルヨォ……カカッテコイヨォ!!


ゲージ破壊時は駆逐林棲姫-壊となり、装甲が350と完全にキャップオーバー。
さらに随伴艦が削り段階と比較にならないレベルに超強化され、戦艦棲姫改が分身した上にネ級eliteがネ級改に変更。砲撃力が数倍に跳ね上がる。
トドメに駆逐ナ級後期型Ⅱeliteは2隻に増加。こちらの陸攻隊と艦載機を叩き落しつつ、先制雷撃と砲撃で第二艦隊をモリモリ痛めつけてくる。


このめちゃくちゃな編成を打倒するためには装甲解除がほぼ必須。ただし、甲ギミック解除後の方が乙ギミック解除前よりも強いので、乙以下なら装甲破砕せずとも強引に突破は可能
条件は


  • 第一ボス・第二ボスでのS勝利
  • XマスでA勝利
  • 防空優勢

の3つ。
条件はいずれもシンプル。ボス勝利に関しては第一・第二ゲージのボスをそのまま流用してしまえばOK。
ルート解放時と違ってS勝利が要求されるものの、ボス編成は弱体化しているため撃破を志向していれば達成は容易。
ただし防空優勢はロケット戦闘機が無い場合は不可能ではないものの達成が非常に難しい。一切メリットの無い甲に挑むレベルの提督が持っていないとは考えづらいが


装甲解除後からはボスへのダメージが大きく増加する。
この段階になって初めて撃破について考えられるようになるが、戦術は極めてシンプルである。


九三一空を複数装備した空母がFBAカットインで攻撃する


これ以外で敵にまともな大ダメージを与える手段は存在しないため、いかにこれを通すかが戦術の主体となる。
前述のとおり駆逐ナ級後期型Ⅱeliteの防空能力は常軌を逸しており、制空権確保でなければFBAを維持できないレベルで艦載機が叩き落とされる。
ゆえにボスマスへ送る航空隊は劣勢2回、均衡2回を達成できる陸戦中心の部隊にし、敵の艦載機を削ることを意識すべし。
また九三一空は複数種装備するとダメージが乗算される*5ため、全滅の保険としてFBAと制空値を意識しつつ限界まで積んでおきたい。
ただし、九三一空を持参する艦娘を1隻ずつ持っていて、今回含めてこれまでのイベントで九三一空を全て手に入れていた場合、九三一空を6個持っている事になり、1隻分九三一空が行きわたらない計算になる。
また、このイベント前に通常入手可能になった夜攻である「天山一二型甲改(空六号電探改装備機)」は97式九三一空からの更新を続けて入手することになるため、ここで九三一空を使っていたというパターンも。
97式九三一空は通常の97式からの更新でも入手可能だが、ここにきて慌ててそれまで放置していた大鷹型を改二にしたり、大鯨を龍鳳改にして九三一空を回収した提督もいたとか
第二艦隊の夜戦は阿武隈・霞の魚雷カットインと木曾改二・足柄改二の連撃以外はダメージソースとならない。ダメ押し要員としてぜひとも起用しよう。


イベント中盤で来訪した友軍艦隊の飛龍・蒼龍は敵艦隊に大ダメージを与えてくれる心強い味方。ボス・マスにダブルドラゴンを放てッ
ただし、昼のうちにターゲットを絞れるほど打撃を与えていなければボスへ飛んでいかないこともよくある。
航空戦における露払いの効率と砲撃戦でのクリティカルのどちらにも影響するため、艦載機の熟練度は面倒でもMAXにした上で臨んだ方がよい。


上記の準備を念入りに整えた上で臨んでも、次々と空母が中破させられてあっけなく敗北、というのが極めてよくある光景。
この前段とは思えない異様な難易度は、元々は春イベントのラスボスだったためと推察される。
当初予定通りここが最終海域ならまだともかく、まだまだ先は長く報酬には実質的に全く差がないため、少しでも無理だと思ったら躊躇なく乙に下げてしまおう。


ちなみに第1ボスは第3ボスの装甲破砕まで回る必要があるので、第3ボス対策に瑞鳳を乙→改二に戻すのは装甲破砕で第1ボスを撃破するまで待つこと。




海域クリアボーナスは松型駆逐艦 松。
イラストレーターは新規参加となる渡辺明夫氏、CVは竹達彩奈氏。
実艦は松型のネームシップ。
帝国海軍が度重なる駆逐艦の喪失によって実行した小型駆逐艦量産計画において建造された、通称「雑木林」の一隻。
従来の駆逐艦の設計から航続距離・高速性能・砲火力・雷装を限界までそぎ落とし、生産性及び生残性・対潜・対空能力を重視した設計となっている。
つまり駆逐艦に求められた役割を全てこなせるままコストと生産性を大幅に改善したきわめて効率的な設計であり、実用性という面では甲型駆逐艦をしのぐ。
シフト配置による高い耐久力は幾度も松型を救っており、投入時期が激戦を極めていたにもかかわらず終戦時に4割程度が残存している。


竣工後すぐに小笠原諸島方面への護衛作戦に従事していたものの、任務部隊からの度重なる空襲で護衛対象をほぼ喪失。
最終的に追撃部隊から残存艦を逃がすために反転突撃、集中砲撃を受けて撃沈された。


外見は戦時量産型らしいシンプルな服装、それに反したネオングリーンのかなり明るい髪が目を引く。
また久々に中破が非常にダイナミックなポーズとなっている。
性格に関してはネームシップらしく非常に真面目でそつがないが、夜戦突入時は最期の戦いに由来する勇ましい台詞を喋る一面も。


性能は対空・対潜・装甲を大幅に強化した上で燃費を据え置いた神風型。
要はほとんど実用性がない遠征要員である。運もさほど高くないため魚雷CIも使用できない。装甲だけは改二並だがさすがにそれだけでどうにかなったら誰も苦労しない。
実際のところ、艦隊決戦が基本かつ喪失艦は基本ゼロ資源は安全に増やせるゲームシステムであるためどうしても強みが薄れてしまうのだろう。



他のクリアボーナスは丙作戦で勲章、小笠原要塞掛け軸。
乙作戦で改修資材と12.7㎝単装高角砲改二、甲作戦で12.7㎝連装高角砲改二と父島の木格子窓が追加される。


いずれの報酬もほぼ記念品に近い。
特に甲作戦でのみ取得可能な12.7㎝連想高角砲改二は実質的に松の専用装備であり、本人の性能がそれ込みでも何とも言えないため実用性はゼロ。
父島の木格子窓も普通の家具であるため、実質的に甲難易度を攻略して得られるものは無きに等しい。


繰り返しになるが、よほどの理由がない限りここを甲作戦で突破する必要性はない。
どうしてもイベントを全て甲でクリアしないと気がすまない廃人提督以外は乙以下を推奨する。


レアドロップは丁型海防艦 第四号海防艦。通称「よつ」。
イラストレーターは新規参加のほづか氏、CVは藤田咲氏。
実艦は文字通り丁型海防艦の四番艦。
丙型海防艦同様、帝国海軍が択捉型・占守型・日振型・鵜来型と進めてきた海防艦の小型化・簡略化の到達点となる。
鵜来型よりもさらに簡略化が行われており、対潜装備を維持しつつ一回りほど小型化している。


サイパンや小笠原諸島、八丈島といった島嶼部への船団護衛に従事し、潜水艦からの雷撃を回避、反撃して撃沈する戦果も挙げた。
最期は日本近海を遊弋していたイギリス空母からの空襲を受けて撃沈されている。


従来の海防艦よりさらに幼いというかなりのインパクトを持つビジュアル。
性格も外見に準じており、松を姉御と慕っている部分以外は概ね外見相応。


そして性能はまるゆすら凌ぐ史上最弱
まず長所が無い。回避のみ並ぶが他のステータスが全て既存の海防艦に劣る。
そして燃費は同じである。つまり完全下位互換と言って全く差し支えない。
さらにステータス以上に、装備スロットが1
これに加えて素の対潜値も低く、改造するまで先制対潜が不可能
つまり端的に言えば何もできない
実戦に出してはいけない(戒め)ということなのかもしれない
…などと言う事もなく、約1年半後に曲がりなりにもよつが主役となるイベントが用意された
よつ出さなくても勝てるが


第二・第三ゲージのボスでドロップするが、どちらも一長一短。
第二ゲージボスは到達が楽だがドロップ率が非常に低いためかなりの根気が必要。
第三ゲージボスは到達が面倒な代わりにAでも出現し、その確率も高いと様々な意味でトレードオフとなる。
ただし削り時の第三ゲージボスはS勝利も割と現実的な確率で狙えるため、副産物も狙いたい場合はこちらにするのがよいか。


ここまでで前段作戦が終了。
後段作戦は時間軸も海域もまったく別の地点での戦闘となる。
そしてここからギミックの多さもさらに加速していくので残時間には本当に要注意。


雑誌情報の通り元々は別イベント扱いらしく、前段-後段のインターバル期間も1週強と非常に長かった。
アトランタの時は1イベントでタイムスリップしてたって?都合の悪いことは忘れよ!


ちなみに後段海域はそれぞれ別の過去イベの後日談とも言える内容が盛り込まれている。
E-5は2015秋イベで付けられなかった決着が、E-6は2019秋イベと同じ海域、同じメンバーでの激闘が、E-7は2016秋イベの史実における本来の敵との対決が繰り広げられる。



E-5『南方戦線 島嶼海上輸送作戦』-ニューブリテン島沖/ソロモン諸島西部沖-


モウ コナクテイイノニ……ナンデクルノォォォ!


戦力/輸送という珍しいゲージ構成のマップ。
どちらも難易度は甲作戦でもたいしたことがないが、ギミックがやたら多い上に輸送ゲージが物凄く長いのでリアル疲労に注意。


出撃した艦には南東方面部隊が付与される。


基地航空隊は2隊使用可能。


E5-1/戦力ゲージ・ゲージ出現

まず初期段階では戦力ゲージが出現していない。
手順として


  • V・WマスでS勝利
  • F・QマスでS勝利
  • 防空優勢2回

をこなしてから攻略開始となる。
Vは軽空母2隻+駆逐艦3隻以下かつ高速統一の機動部隊で到達可。
WはVマスの編成を駆逐艦4隻以上に変更し、低速を混ぜる必要がある。香取型などの練巡があれば調節しやすい。
上記の2つは条件を満たしていれば隻数が極限まで少なくても到達可能なため、第一に軽空母2+重巡1、第二に軽巡1+駆逐5などの欠け編成で節約が可能。
Fマスは能動分岐2回で到達可能。東海を派遣すればまともな交戦もなく壊滅するだろう。
Qマスは軽巡1軽空1駆4の高速統一した通常艦隊で到達可能。陸攻の派遣で壊滅する程度の水雷戦隊なのでS勝利は楽。


上記のギミックを全てこなすと戦力ゲージが出現する。


E5-1/戦力ゲージ・破壊


編成は三日月+神通+高速軽空母+駆逐3で概ね問題なく突破可能。
三日月及び神通に道中の時点から強烈なダメージ補正が掛かっているため、砲撃戦もサクサクこなせる。
陽炎も特効持ちかつ高火力なので、今後の出撃予定が無ければ入れておくと安定する。


道中は対潜戦闘(I)、空襲戦(L)、水雷戦隊(M、Q)の4回。
特効倍率が高い代わりに脆い三日月を旗艦に据え、4~6番目に高火力艦を配置することを意識すればさほど労せず突破できる。
道中は空襲戦を除いて全て制空値0なので、軽空母への艦戦の搭載は1スロットあればOK。あとは全て攻撃機と爆撃機で埋めよう。
潜水艦が不安なら東海派遣で。ボス艦隊への陸攻は特に必要ないため、M・Qにそれぞれ派遣すると道中はより安定する。


安定性を高めるなら道中戦闘は増えるが軽空母2隻とした水上打撃部隊でも可。



アナタノ…カエリミチハ…ナイノ…… モウ…ナイノヨォ……!



ボスは5年の歳月を経て遂に決着の時を迎えた軽巡棲姫Ⅱ
装甲が軽巡棲姫に比べて一回り以上強化され、火力・雷装についても大幅にパワーアップした。
ただし神通改二がチェスト二水戦すれば無傷の状態から撃破されるため苦戦はない。
夜戦で探照灯を照射してターゲットを自分から集めるのも変わっておらず、旗艦に据えた三日月が開幕の連撃で仕留めることもよくある。やっちまえミカァ!
…が、まさかの先制雷撃を習得してきているので神通を的確に狙ってきて砲撃戦前から脱落させるというパターンがやたら多いともっぱらの評判。
水上打撃部隊ルートの安定性が高いのはこちらの頭数の関係上神通や三日月らの被害を減らせるという点も大きい。
なお、割り段階では随伴艦に駆逐ナ級後期型Ⅱeliteが2隻確定となり大幅に強化されるが、本人は強化されない。
砲撃支援で随伴艦を潰し、神通と三日月でトドメを刺せばあっけなく終わるはず。先制雷撃が神通と三日月へ的確に向いてきたらお察し


E5-2/輸送ゲージ・ゲージ出現

戦力ゲージボスを撃破したのちはまたしてもギミック。
E-5に限らないが、後段作戦はとにかくゲージおきに大量のギミックを解除する必要があるため時間を食う。
手順は以下。


  • BマスS勝利
  • X1・X2マスS勝利
  • 防空優勢1回

いずれのギミックも戦力ゲージを出現させた時点で解除可能フラグが立つ。
Bマスは駆逐5で左に進行して到達可能。陸攻隊の集中で終了。
X1・X2は軽巡1+駆逐4の5隻編成で到達できる。どちらも対潜戦闘で、X2は潜水新棲姫との戦闘になるためこちらに東海を派遣しよう。


E5-2/輸送ゲージ・ゲージ破壊

ゲージ出現後は輸送を行う。
TPが非常に多く時間こそかかるが、難易度は低め。


編成は水母1+軽1+駆4の高速統一が主流。
輸送と同様に三日月・神通の特効倍率が非常に高いため主力となる。


道中は水雷戦隊(B、Z6)、空襲戦(Z5)。
基本は警戒陣で切り抜けることになるが、特効倍率の高い艦を多く起用している場合は単縦陣もあり。
またボス編成がさほど強力でないため、BとZ6に陸攻隊を1回づつ派遣するのも有効。


ボスは重巡ネ級改II 夏mode
ついに量産型深海棲艦もファッショナブルになる時代となった。その胸は平坦であった
ネ級改から引き継いだ耐久と装甲の高さは健在で、先制雷撃もきっちり行ってくる。
ただし例によって随伴艦がしょっぱく、また第一ゲージ同様三日月と神通が連撃すればほぼ撃破できるためS勝利のハードルは非常に低い。
また、このマスで新艦がどちらもドロップする。A勝利でも落ちる設定であり、ゲージの異様な長さも相まって攻略中にドロップした報告も多い。
あえて輸送装備を捨てて掘りも兼ねた削りをちまちまやるのも有効。


海域クリアボーナスは緊急修理資材+洋上補給+二式陸上偵察機。
丙作戦では戦闘詳報が追加、乙作戦では二式陸上偵察機(熟練)にグレードアップし、6inch三連装速射砲 Mk.16が追加される。
甲作戦では勲章が追加されるほか、陸偵と速射砲の改修値が増加する。


非常に時間がかかることを除けばほぼ攻略で詰まることがなく、報酬が美味しい乙作戦以上の攻略が推奨される。
甲作戦でもさほど突破自体に苦労することはなく、新艦のドロップ率も上がる。攻略できるなら積極的に挑んだ方がお得。



レアドロップは2隻存在する。
1隻目は初春型(有明型)駆逐艦 有明。
イラストレーターはイチソ氏、CVはタニベユミ氏。
実艦は有明型のネームシップ、もしくは初春型の5番艦。
初春型はトップヘビーゆえの復元性不足という問題を抱えていたが、友鶴事件によるリスクの明示化に伴い、復元性を補う改修工事を受けることとなった。
建造途中だった有明・夕暮もその影響を受けており、最初から改修を施された状態で建造されることが決定。有明型(改初春型)と呼称される。
その後は白露~夕立までも有明型と扱われていたが、実際にはより改良された白露以降が白露型として再分類を受け、最終的に初春型という扱いに戻っている。


セイロン沖海戦、珊瑚海海戦、ミッドウェー海戦といった著名な作戦に参加し、ガダルカナル島をめぐる攻防戦・輸送作戦も経験している。
その後もラバウル近辺での輸送作戦に従事していたが、ツルブ沖での輸送作戦の際に三日月とともに座礁。
スクリューに損傷を受けて大幅に速力が低下したことで、空襲に現れた爆撃機からの反跳爆撃を回避しきれずに撃沈されている。


ビジュアルは初春型と白露型の中間といった趣であり、服装は各初春型の要素の詰め合わせ、艤装は白露型基準となっている。
外見および性格はスレンダーなクール系…だったが、イベント中盤に実装された水着でかなりご立派な胸部装甲を持っていることが判明した。


性能は最期に同行した三日月同様、改の時点で大発が搭載可能。
他の性能は平凡だが、遠征においては有用。



2隻目はSt.Louis級軽巡洋艦 Helena。
イラストレーターはA士氏、CVは森山由梨佳氏。
実艦はアメリカ海軍がBrooklyn級の改良型として建造したSt.Louis級軽巡洋艦の2番艦。
St.Louis級(Brooklyn級)は基準排水量1万トン超えの大型船体に、15.2㎝3連装速射砲を5基15門も搭載した砲戦重視の大型軽巡洋艦であった。
ぶっちゃけ軽巡と自称しているが主砲口径以外思いっきり重巡である。
ただし対空兵装は後続の軽巡に比べると十分とは言えず、次級以降では大幅に強化されることとなる。


太平洋戦争では開戦の口火を切った真珠湾攻撃では、設定されていた調停深度と喫水線の関係で真隣に停泊していた機雷施設艦の真下を潜り抜けた魚雷が直撃するも生き延び、サボ島沖海戦・第三次ソロモン海戦にも参加。帝国海軍水雷戦隊と死闘を繰り広げた。
その後はラバウル近辺の飛行場砲撃でも戦果を挙げたが、クラ湾沖夜戦でレーダー射撃後に魚雷による反撃を受けて真っ二つに折れ沈没している。


ビジュアルは栗色のロングヘアに、Atlantaと似たデザインのスリットスカート型制服を着用。また銃型の砲塔を手持ちする。
性格に関しては基本的に面倒見の良いしっかり者といった風だが、ところどころで激しい気性をのぞかせることも。


性能に関しては一言で例えるなら超砲戦特化型
改造後は78という一部の重巡改二すらしのぐ圧倒的な火力を誇り、索敵も2位。さらに大型軽巡らしく4スロットを備える。
その反面雷装は今までワーストだった大淀よりも低く38。夜戦火力もワースト、対潜値も極めて低く、雷装と対潜の初期値に至っては0と極端なスペックを持つ。更に度々不運に見舞われたからか運も微妙に低い。
運用的にはL.d.S.D.d.Abruzzi級と似たようなものになるが、あちらに比べてフィットする砲が高命中、SGレーダー等の高性能電探にフィットを持つ上に索敵が高いため昼の打撃力は大きく上回る。
砲を3本持たせたゴリラ火力特化型の運用も強力。連合艦隊第一などの夜戦に行く必要が無い場合は考慮に入る。
また、松同様のダイナミック中破は必見。


Helenaは第一ゲージのボス前及び第一・第二ゲージのボスマス、有明は第二ゲージのボスマスでドロップする。
どちらも輸送ゲージで現実的な確率でドロップするため、輸送装備をわざと外すのもあり。
ただしHelenaに関しては次のE6でもドロップ地点がある。有明が入手できた時点で輸送装備を戻してしまう選択肢もあり。


E-6『鉄底海峡の死闘』-ソロモン諸島沖-


コウクウキチッテノハネェ…コウイウモンダヨ!


燃エテ…沈メ!


戦力/戦力のダブルゲージマップ。
マップ・道中・ボスなどの要素が19秋E-6と共通しており、攻略に使用するメンツもほぼ同じ。
撃破難易度自体はやや低下しているが、ギミックの面倒さは据え置きなので疲労には常に気を配っておこう。


また、このマップの乙以上の報酬は非常に美味しいが、
ラストマップであるE-7は実質的に甲と丁の2択しかない……と思われていたがイベント終了後に実は乙以上でのクリアが重要だったというヲチが付いた。
E-7甲を諦める場合はこのマップに残存戦力をすべて投入可能となるため、情報の収集と決断は早めにしておこう。


第二艦隊がこのマップでの札となる。


基地航空隊は3隊使用可能。


E6-1/戦力ゲージ


編成は比叡+霧島及び第二艦隊に駆逐艦4、重巡4以下の高速統一で最短ルート。
夕立、綾波、Fletcher、時雨、愛宕、高雄といった第二ゲージで使う面々はこの時点で編成しておくと無駄がない。
村雨も特効持ちかつ対地攻撃可能+高火力なので、今後の出撃予定が無ければ入れておくと安定する。


道中は対潜戦闘(C)、空襲戦(G)、水雷戦隊(N)、夜戦(S)の4回。
脅威となるのは最後の夜戦。
高火力の連撃装備艦であれば警戒陣の1~3番目に配置しても敵を撃破できる程度の火力は確保できるが、
道中支援を出す場合はいっそのこと単縦陣で突撃してしまうのもありといえばアリ。


フ……トンデキタリ…ウッテキタリ……イソガシイモンダナ……


ボスはリコリス棲姫
装甲がたった140しかなく、現在の水準においては豆腐に等しい。
劣勢調整した陸攻隊を3回集中すれば随伴艦もろとも艦載機はほぼ壊滅させられるうえ、陸攻が弱点という欠点もそのまま。
一応ゲージ破壊段階で多少随伴が強化されるものの、まず苦戦することはないだろう。


E6-2/戦力ゲージ・ギミック


いつ終わる!いつ終わるんだよ!
[[いつギミックが終わるんだよーっ>ロックマンX(漫画版)]]


E-4以降恒例となったゲージ出現はやはりこのマップにも存在する。
条件は


  • B・Oで航空優勢
  • VでS勝利2回
  • 防空優勢2回

B・O優勢は正規空母2+駆逐5以上の高速機動部隊であれば1度にこなせる。ただしMに潜水新棲姫が出現するため、対潜装備と東海部隊の準備は必須。
Vマスは今後のギミック含めて合計4回も行くことになる。
かつては航巡などを併用した水上打撃部隊での攻略が行われていたが、情報集積が進んだ現在では第一に正規空母4+第二に高速戦艦2の編成が主流。
敵戦力は第一部隊にヌ級改が2~3隻+ネ級Ⅱ改1隻+フラタ2隻とそれなり以上に強力なため、陸攻の集中及び制空権を確保はきちんとできるようにしないといつまでも沼る可能性が大。
またB・O同様潜水新棲姫(M)を通過するので最低でも東海部隊の集中はしておこう。
防空優勢は次の段階でもこなす必要があるため最後に。


上記のギミックをこなすと第二ゲージが出現する。
が、このままではボスに辿り着くまでに余計な戦闘を経由する上にNelson Touchが実質的に使えないので短縮ギミックが必須。
条件は


  • CマスS勝利
  • G・Oで航空優勢
  • VマスS勝利
  • 防空優勢1回

まずはルート出現からの流れで防空優勢を解除。
O優勢・VマスSはルート出現時と同じため省略。
CマスS・Gマス航空優勢はVマスS編成から戦艦を抜いて最初の能動分岐を下に行けば一度に解除可能。



ここまで来てようやく第二ゲージ攻略開始。
とは言っても、攻略時の編成・敵艦隊の編成・道中が19秋とほとんど同じなので迷う部分は少ない。


編成は第一艦隊を高速化Nelson+比叡+霧島+重巡2(高雄、愛宕、鳥海が多い)+制空要員(航巡or高速水母or高速秋津洲)、
第二艦隊を夕立+綾波+時雨+Fletcher+重巡+軽巡のパターンが鉄板。
Nelsonの札を恐れてColoradoを使った提督もいるが、E7は長門陸奥の特殊砲撃起用が中心でNelsonをあえて起用する必要は乏しい。
推奨される固定枠が非常に多いため弄れる部分がほとんどなく、道中の短さも相まってトライ回数が重要になってくる。


道中は対潜戦闘(C)、水雷戦隊(N)、夜戦(S)の3回だけ。
ぶっちゃけ第一ゲージとまったく変わらないため特筆すべき点はない。
19秋と比べてボス前にネ改マスが無いほか、秋津洲を採用している場合はボスマス前で修復が可能。
19秋を甲突破できた提督が苦戦するような道中ではない。


蚊トンボ墜トス……殴リ合ヒ……痛イ…暗イ……


眩シィ…眩シィヨォ! ハッ……アハハハハッ!



ボスは南方戦艦新棲姫
。また台詞に初めて漢字が使われており、従来型の深海棲艦よりもさらに艦娘に近くなっている。
スペックに関しては現時点ではカンスト装甲、超命中超火力程度で標準的なライン。
随伴艦も戦艦夏姫+ネ級改Ⅱ2隻とすでに小規模ラストレベルだが、Nelson Touchが発動すればだいたい粉砕されるため削り段階では問題ない。
また19秋同様敵艦隊の制空値は0。陸攻による攻撃が非常によく通る。
例によって友軍艦隊も強力であり、夜戦突入失敗といったこともまずない。


戦力ゲージを削り切ったのち、E-4同様最後のギミックとなる装甲解除が待ち受ける。
一応無しでもNelson Touchが連続ヒットすれば撃破可能と言えなくはないが、奇跡に期待するよりはきちんと解除した方が手っ取り早い。
条件は


  • 第一ゲージボスA勝利
  • VマスS勝利
  • F・Lマス航空優勢
  • J・P・QマスS勝利
  • 防空優勢2回

第一ゲージボスA、Lマス航空優勢、QマスS勝利はB・O優勢で使った空母2+駆逐5以上の高速機動部隊で一気に解除可能。例によってMを通るため対潜以下略
Vマスは省略。ほぼPマスも通るため同時にS勝利も達成可能。
Fマスは低速を混ぜた水上打撃部隊で到達可能。要するにNelsonを高速化しなければいいだけなので問題はほぼない。Jマスにもそのまま到達できる。



上記を見てわかる通りあまりにもギミックが多いのでとにかく時間がかかる。
個々はそれほど難易度が高いわけではないが、組みなおし・装備入れ替えで時間を食われることは必至。
編成記録を活用してできるだけ入れ替えの手間を減らしておこう。具体的に言うとVマス編成は保存しておくと便利


E6-2/戦力ゲージ・ゲージ破壊

装甲解除を行ったことでようやくまともな勝負が可能となる。



フフッ……殴リ合ヒ……愉シィナァ…!


楽シィ… 楽シクテ………辛ヒ……辛ヒンダヨォ………ッ!



立ちふさがるは南方戦艦新棲姫-壊
装甲376と圧倒的な装甲は装甲解除で大きくその意味を減ずるものの、問題は随伴艦。


これはまた物を知らん奴だナ
甲作戦というものはインフレを続けるものだヨ


駆逐ナ級後期型Ⅱelite4隻に増殖する。
レ級elite並みの先制雷撃4本も飛んでくる世紀末的な有様である。卑怯とは言うまいナ
さらにツ級eliteの1.5倍の防空力を持つ敵が4隻も存在することで、敵の艦隊防空は恐ろしいことになっており、ボスに至っては対空CI所持の上に加賀の46スロをワンパン可能。
当然陸攻なんかは制空値0にもかかわらず蚊トンボのように叩き落されていく。
さらに第一艦隊も大幅にパワーアップしており、戦艦夏姫2体+重巡ネ級改Ⅱ2体とやはり19秋とほぼ同じ陣容。


しかし、いずれにせよこちらの取る戦術は削り段階と全く変わらない。
既に編成は煮詰まり切っており、制空値の調整も敵制空値が0であるため不要。要するに


主砲、一番、二番!行くぞ、もう一撃だ!!


で敵艦隊をできる限り昼のうちに削り取り、


ソロモンの悪夢、見せてあげる!


綾波が、守ります!


下がりませんよ…そこです!!


で叩き割るのみである。
幸いにして友軍艦隊来訪によって敵の的はある程度減らせるようになっている。
文字通りの死闘であるが、決して無理ゲーと言えるような相手ではなく、勝利の目は少なからずある。運はあります
ここがまだラストマップではないという点を鑑み、過剰な消耗があるようならE-7の難易度を落とすことも検討しよう。



クリア報酬はSouth Dakota級戦艦 South Dakota。
イラストレーターはZECO氏、CVは松岡美里氏。
実艦はアメリカ海軍が建造したSouth Dakota級戦艦のネームシップ。
North Carolina級で指摘された防御力を16inch砲基準の再設計によって大幅に補ったことで速度以外は隙のない傑作戦艦であった。
速度ですら米国脅威の工業力によって額面上は28ノット弱を確保しており、高速戦艦となるIowa級への下地を作ったとも言える。


史実においては第三次ソロモン海戦における霧島との砲撃戦で有名。
霧島と比べればこちらの方が最新の戦艦であり、性能差から考えればSouth Dakota圧勝…となるはずが、綾波の大暴れによって電気系統の故障やレーダー・方位盤の破壊によってほぼ一方的に殴られ続けるという事態に陥る。
しかし堅牢な防御力でWashingtonが反撃するまで耐えきり、その設計の優秀さを証明している。
その後はマリアナ沖海戦にも参加。乗組員たちはやる気満々だったものの、既に時代の遺物と化した戦艦の出番は無いままに戦闘は決着。
Iowa級戦艦とともに参加した沖縄戦においても大和との交戦の機会は無く、結果的に戦艦同士の砲撃戦を演じた貴重な艦として終戦を迎えた。


外見はアメリカを体現した凄まじいヘアカラーが特徴。制服の前が閉じられないナイスバディがかすむほどのインパクト。なお、声帯の妖精さんはリアイベでSouth Dakotaの衣装を着た際には普通に制服の前を閉じて現れた
性格に関しては砲撃戦殴り合いを好む武闘派。さっぱりした性格ゆえに実際に砲撃戦を行った霧島には半分懐いているようなそぶりも見せる。
電気系統をやられて殴られたせいか、電気系統を気にする台詞が多い。
Washingtonに対しては複雑な感情を抱いているらしい。
史実では夜戦であったためWashingtonが同士討ちを恐れて撃ち合いになかなか加勢せず、これを放置・逃亡と取られてSouth Dakota乗員とWashington乗員で大げんかが発生、留置場が満杯になったというエピソードに由来すると思われる。
これでも南方戦艦新棲姫はWashingtonが弁明できないのを良い事に「逃げるヤツと一緒にするな」などと言っていたので穏当な対応になった方である。



性能はIowaの小型版と言える形でスペックが1まわり落ちているものの、燃費がそれ以上に大きく軽量化されている。
船速27.5ノットで判定されて高速戦艦となっている*6ので起用のしやすさもほぼIowaと同じ。
また持参&報酬装備の16inch三連装砲Mk6にかなり強力なフィット補正と装甲補正があり、実際に運用した時のスペックは非常に良好。
ラストマップであるE-7でも強烈な特効を持つゆえ、即座に投入して大暴れさせてやると良し。


他のクリアボーナスは丙作戦で二式大艇+九七式艦攻(村田隊)。乙作戦で16inch三連装砲Mk.6 Mod2と勲章が追加された上、二式大艇と村田隊に改修値が付与。
甲作戦では村田隊が天山(村田隊)に強化されるほか、6inch三連装速射砲 Mk.16 mod.2も追加される。


なんといっても天山(村田隊)が最大の目玉。
村田隊はE-7甲の攻略においても非常に重要なため、もし狙っているのであれば甲作戦で突破したい。
E-7の難易度を下げる場合は自由。


レアドロップは第一・第二ゲージボスともに照月、Fletcher、Helena、および日進
HelenaはE-5で掘った方が明らかに楽なので、実質的に掘りは照月、Fletcher、日進を主眼において行うこととなる。
また新規艦として御蔵型海防艦 屋代もVマスでドロップするが、ここでの掘りは非常に低確率であるため推奨されない。


屋代は御蔵型の6番艦として建造。
イラストレーターはA士氏、CVは松岡美里氏。
輸送船団の護衛に従事し、空襲によって損傷を受けつつも終戦まで生き残り、戦後賠償によって対馬とともに台湾に引き渡された。
引き渡し後は名称を幾度か変更したのちに「正安」に落ち着き、1958年に除籍されている。


友軍実装前の第二ゲージの掘りは論外であるため第一ゲージに向かいたいのだが、このルートに行く場合はほぼ神州丸が必須。
S勝利自体は楽勝だが、もし掘るつもりがあるのであればそれまでのマップで使わないようにしよう。
友軍実装後は第二ゲージの掘りもしやすくなったが、1出撃の資材とバケツの消費が馬鹿にならないため相応の覚悟を持って挑むこと。



E-7『決戦!南太平洋海戦』-ソロモン諸島沖 サンタ・クルーズ諸島沖-


カタハライタイノサ……ソンナコウゲキハ!


オチロッ!


手応エガ……全ッ然無イノネ!


戦力/戦力/戦力のトリプルゲージ。
これまでのマップも大量のギミックやゲージに苦しめられてきたが、本マップはそれらすべてを併せて余裕で上回る
報酬も甲のXF5U以外は丁~乙で一切変わらないようなものであり実はそれこそが運営が仕掛けた最大の罠だと察した提督は少なかった、掘りも丁難易度で十二分に現実的な出現率となっている。
つまりE4同様甲で攻略する意義が限りなく薄い
よほどXF5Uが欲しい、どうしても甲でクリアしたいという廃人以外が手を出すのはいっさい推奨できない
端的に言えば無報酬のハードモードであるため、やる場合は途中で力尽きる前に転進する選択肢も念頭に。


また、このマップだけで3枚(前進部隊/機動部隊前衛/機動部隊)という前代未聞の札枚数を誇る。
通常艦隊で前進部隊、水上打撃部隊で機動部隊前衛、機動部隊で機動部隊が付く。甲でのみ混成での編成が不可能。
通常艦隊の出番は1回だけなので実質2枚ではあるが、誤出撃は詰むので確認だけはくれぐれもきっちりと。
乙作戦以下は一切の制限がなくなる。


基地航空隊は3隊使用可能。
とにかくギミック解除と攻略で入れ替えまくってボーキサイトがゴリゴリ削られるので残量と配置転換時間に注意。


E7-1/戦力ゲージ


編成は高速戦艦2+駆逐4以上+電探4以上で最短。
ここまでに仕事がなかった高速戦艦(例:Iowa、イタリア戦艦、Richelieu)を投入し、利根・筑摩を制空要員として起用、特効持ちの対地駆逐艦(例:江風、黒潮)を入れていればよい。
イタリアの大型艦は水戦が乗るので節約も可能。
空襲が2回もある上、夜戦三式弾連撃と対空CI両立可能な特効艦の摩耶様は大活躍する。
ただし戦力をケチりすぎると今後のギミック解除で無駄に苦しむことになるので、機動部隊に投入予定の艦を分けたうえで強力な艦を入れるのが吉。
また金剛型改二は機動部隊での需要もある。比叡・霧島をE-6で使っていても2隻は残るはずだが、投入する場合でも1隻は残しておかないと厳しい戦いになる。


道中は空襲戦(F)、水雷戦隊(I)、空襲戦(N)、水雷戦隊(O)。
敵編成自体は最終海域甲としてはさほど強力でもないが、水雷戦隊が警戒陣を使用してくる可能性がある。
道中支援無しだとかなりの確率で撤退させられるため、時短の観点から出しておくことを推奨する。


ボスはまたしてもリコリス棲姫
相変わらず戦力的には一切脅威でないので特に言うことはない。
一応砲台小鬼が雑魚がいるものの、E6とは違いPT小鬼群はいない分そちらへの対策が必要なくなっており、陸攻隊を3つ集中+決戦支援でだいたい壊滅するため心配はいらない。
むしろここで苦戦するようなら即刻難易度を下げるべきそんな提督はそもそもE6でも難儀していそうな気もするが


第一ゲージを破壊したのちは第二ゲージ出現ギミックの解除となる。
条件は


  • E・F・Hで航空優勢
  • Jに到達
  • RマスでS勝利
  • 防空優勢2回

Rマスに関しては高速統一+戦艦3以上の水上打撃部隊で到達可能。Rマスの戦力は大したことがないが、潜水新棲姫がMに登場するため対潜装備はきっちりと。
H及びJ到達は機動部隊であればOK。機動部隊は第二・第三ゲージ攻略でも使うため使う艦をあらかじめ組み込んで編成。
E・Fは適当な空母3+海防艦3で到達可能。通常艦隊の出番はここだけなので、強力な戦力を割く必要は一切無い
防空優勢も潜水1の通常艦隊で何度か出撃していれば省資源でトライ可能だが、中々空襲が来ない
なお、第二ゲージ出現後に次のギミックの処理が可能になるので、防空優勢を最後に回してギミック解除後に続けて防空優勢2回をこなした方が後々楽。


E7-2/戦力ゲージ・ゲージ破壊


ボスマス出現後は攻略開始となる…のだが、この戦力ゲージの破壊難易度は異様に高い
はっきり言ってE-7における最大の山場はここであり、燃料が10万吹き飛んでも撃破できる保証はない
超難易度にも関わらず友軍来訪が最も遅く、その友軍も敵戦力比で言えばやや頼りないことも拍車をかける。
ボーキサイトも凄まじい勢いで消耗していくことも合わせ、転進の判断は取り返しが付かなくなる前に。


編成は第一艦隊が特効持ち空母改二(赤城・Saratoga・翔鶴・瑞鶴)2隻+特効持ち高速戦艦(South Dakota・金剛型改二)+制空要員2(航巡or高速水母)。
第二艦隊はAtlanta+風雲+雪風+長波+航巡(鈴谷・熊野)+対潜要員1で高速統一した機動部隊が主流。
基地航空隊に関しては均衡×6でとにかく敵艦載機を削ることを意識する。
均衡が維持できるなら陸攻を入れてもいいが、打撃はほぼ与えられないのであまり期待しない方がいい。
それでもナ級を先に堕とす手数を増やしたいなら、特効持ち高速戦艦の片方を高速化伊勢型に変えて制空値を稼ぐ手もある。基本は制空箱だが、彩雲を入れた上で制空権確保まで持っていく事も可能。
洋上補給に余裕があるなら、一戦追加覚悟で補給艦を入れ、第2艦隊の駆逐艦4を駆逐2・航巡1・雷巡1として第2艦隊を強化した編成もある。


道中は最短ルートで空襲戦(H)、対潜戦闘(V)、空襲戦(V1)、打撃部隊(V3)、空襲戦(V4)の5回と長め。
空襲戦の多さから艦載機が非常に削られやすく、空母は攻撃機・爆撃機を最大スロットにそれぞれ搭載した上で可能なかぎり艦戦を積むのを推奨。
艦隊への被害はAtlantaがいればほぼノーダメージになる。居ない場合はピンチの連続になりすぎるため非常に厳しい。
またVは潜水夏姫Ⅱが出現。第二艦隊で対潜枠に割けるのは1枠が限界であるため、道中支援を対潜支援にして被害を減らしたい。*7




ナンドデモ…クリカエス……


この海でまた翼羽ばたかせて


精鋭の矜持抱いて


ボスは空母夏姫II
実質的に素の空母夏姫の最上位版だが、装甲は239でまだ常識的な水準にとどまる。
夜襲CIを習得しているが、素火力が248もあるので殆ど意味がない。
また随伴艦も戦艦夏姫+ネ級Ⅱ改+駆逐ナ級後期型IIelite2隻と凶悪ながら撃破が不可能なラインとは言えない。
削り段階では



カワラナイ……カギリ……


この命暗がりの前で

刺して違えて墜ちた


問題はゲージ破壊段階であり、やっぱり分身
さらに第二艦隊の駆逐ナ級後期型IIeliteが4隻に増加。
この強烈さにもかかわらず、高速制限+艦種制限で特殊砲撃が実質使用不可というとてつもない状況で挑まねばならない。
加えて、特効艦の構成がさらに撃破を難しくしている。
ここのボスに高特効倍率を持つ駆逐艦は

  • 十駆(秋雲・夕雲・巻雲・風雲)
  • 十五駆(黒潮・親潮)
  • 十七駆(浦風・磯風・谷風)
  • 二十四駆(海風・江風・涼風)

に集中しているが、この中にはカットインを得意とする強運艦が殆どいないのだ。
自然、夜戦火力の主体は高火力の魚雷カットインではなく発動率の高い主砲連撃や主魚電/魚見電カットインに頼ることになるが、
いくら装甲値が高くないとはいえ900近くにもなるボスの耐久をそれだけで削り切るには到底心許ない。
昼間砲戦や友軍艦隊で事前にある程度ボスの耐久を削れることを祈るという展開頼みでの撃破とならざるを得ない点が、一層撃破率を下げている。


付け加えるなら友軍の戦力も微妙。無いよりはマシだがほぼ小型~中型艦艇の排除くらいしかできない。
とはいえたまにサラっちが大暴れするので極力彼女は使わない方がいいだろう。


この難敵を撃破する上で、敵艦載機を枯らすのはまず前提条件となる。
前述したとおり基地航空隊は均衡6回、本隊の制空値も確保できるラインまで盛った上でAtlantaの対空カットインが決まれば6~7割程度の確率で枯らすことが可能。
その上で第二艦隊のカットイン要員に増設補強+熟練見張員でCI率を補強するなど、とにかくやれる手段は全てやってようやく勝負の土俵に上がれる相手である。
基地航空隊に関しては1回出撃しただけで壊滅するパターンがほとんどなので、陸戦の熟練度が減少して制空が取れなくなった以外で付けなおす必要はない。
熟練度最大であればたまに打撃を与えられることがなくはないが、それに消費する燃料が極めて大きいことを考えればあまり得策ではない。
またキラキラはつけておいた方が無難。無しでも勿論破壊は可能だが、道中の対潜戦闘・空襲戦での被害を抑えやすくなる。
せめてフィニッシャーとなる第二艦隊のCI要員のキラくらいは維持しよう。


命燃やし南の空に

海に砕けて消えた


ここまで戦術を駆使したとしても、割れない時は(主に先制雷撃のせいで)徹底的に割れない。
本イベントは掘り艦も多いため、それらが入手できていない場合はそちらを考えて難易度を落とすことも検討しよう。
うんざりするほど繰り返したが、甲で突破するメリットはほとんどないのだから。


難易度乙作戦以下では空母夏姫になるのだが遂に赤い新型艦載機(赤タコヤキ)を搭載するように。今までが遅すぎたとか言わない
また乙作戦で耐久640装甲189、丙作戦で耐久540装甲169、と丁作戦以外の個体のステータスが強化され、乙の最終形態ではやっぱり空母夏姫が2体に増える。


E7-3/戦力ゲージ・ギミック


E7-2を突破した提督を待っていたのは、またギミックだった。
撃破したマスに住み着いたリコリスと空母BBA。
甲難易度が生み出したギミックの山。
S勝利と航空優勢、A勝利と防空優勢とを広大なマップにブチまけた、
ここは大規模イベントの最終地点。


次回、『配置転換中』
最後までギミックに付き合ってもらう。



長大な本マップにようやく終わりが見えてくるウイニングランだが、その長さはフルマラソン級。
東西南北ありとあらゆる地点をかけずり回ることになるので、E-6同様編成記録を活用して少しでも時短しよう。
特にXマス用編成Yマス用編成の2つは登録しておかなければ発狂するほどの手間を要求される。


まずはゲージ開放から。
条件は


  • H・V1・V4航空優勢
  • 防空優勢2回
  • 第一ボスA勝利

上記の条件は第二ゲージが出現した段階で解除フラグが立つ。
H・V1・V4に関しては第二ゲージの攻略時にクリアしていることも多い。もし達成できていない場合はそのまま編成を流用して艦戦を増やせばOK。
防空優勢2回はこれまでのギミック同様潜水艦1でトライすれば楽々。ルート解放ギミックとの手間の兼ね合いもあり、第一ボス再撃破の前にこなしておきたい。
基地航空隊の編成を変える手間を考えるなら、第二ゲージルート解放ギミックを防空優勢で解除してそのままこちらの防空優勢も終わらせてしまうのが手っ取り早い。
第一ボス再撃破も第一ゲージの編成流用でOK。この先も何度も撃破することになるため編成記録はしっかりと。


解除後は第三ゲージが出現…するが、E6と同じくルート短縮をしなければ手も足も出ない。
ここから加速度的に資源消費が激しくなってくる。
第二段階のギミックとして


  • 第一ボスA勝利2回
  • 第二ボスA勝利2回(水上打撃部隊)
  • V4優勢2回
  • 最終ボスA勝利3回

第一ボスA勝利はゲージ開放時の編成をそのままツーモアセッで問題なし。
第二ボスA勝利は打って変わってかなり厳しい。
第二ゲージ出現時のRマス到達で使った水上打撃部隊(戦艦・軽空母が合計3+高速統一)で到達できるが、とにかく制空値が足りない。
均衡になる航空隊をぶつけまくって制空優勢を狙うのは勿論だが、道中で潜水新棲姫を相手する必要まである。
第二艦隊に制限はかからないので、(残っていれば)雷巡などで対潜と敵の頭数を減らすのを両立したい。
V4に関してはゲージ開放時と同じなので省略。



最終ボスマスであるZに向かう編成は高速統一の機動部隊が前提で、第一に戦艦2+正規空母級2+軽空母1+制空要員、第二は制限なし。
この時点で第三ゲージ破壊を意識した編成にしておけば手間を省ける。



フゥン……ヨウコソ…コノ海ニ……。ソロモンノヒガシ…


サンタ…クルーズ……フ…ハ…ハハ! 歓迎スルワァ…ッ!


…………マッテ…マッテイタンダカラァ…


もう次などないお前の 大事な翼

この海で砕け折れ 朽ちて沈め


イベントの最終ボスは南太平洋空母棲姫。シュモクザメ型の艤装が特徴的。
夜戦空母として設定されているが、甲なんか素の夜戦火力が303もあるので彼女の夜襲CIは外してもカスダメを受ける以外に意味がない。
カンストした装甲値はともかく、搭載機数がかなり貧弱なのでだいたい基地航空隊&航空戦&Atlantaの対空CIで沈黙しがち。
ぶっちゃけほとんどの場合でカカシになるので、地獄のE7-2をくぐり抜けてきた提督は拍子抜けするかもしれない。
しかしボス編成の真価は得てして本人ではなく随伴艦にあるもの。


まぶしくなってる理由の方は聞いてないんですけど?


随伴艦に駆逐ナ級後期型IIflagshipが出現する。
そのスペックはeliteからさらに強化。雷装141から繰り出される先制雷撃は戦艦以外を全て中大破させる威力。
火力99/命中補正+64のヘビーパンチで第二艦隊をタコ殴りにし、装甲79という重巡リ級改と同等の装甲で砲撃を寄せ付けない。
対空能力こそほとんど拡張されていないものの、元々が頭おかしい水準であるため特に弱点にはなっていない。
それ以外も戦艦夏姫+ネ級Ⅱ改2隻とかなりの凶悪ぶり。
E7-2に比べて装備特効が幅広く発動するものの、無策では攻撃すらままならないほどにボコボコにされることもしばしば。


もう戻ることはない

鍛えたあの宝


削りの段階では高速戦艦2隻+五航戦改二甲+高速軽空母+制空要員、Atlanta+風雲+雪風+鈴谷+熊野+対潜要員がおすすめ。
第二艦隊の鈴谷・熊野に関しては昼連撃が可能なようにしておき、できるかぎり昼で敵の第二艦隊を減らしておきたい。
五航戦改二甲及び軽空母は村田隊+撃墜耐性持ちの艦爆+ジェット機or艦戦+艦戦が主流の装備。
特にジェット機は貧弱な火力が五航戦の特効×村田隊装備特効で大幅に補強されて猛威を振るう。撃墜耐性も高い。
ルート解放前後でも特に編成を変える必要はないが、解放前はVの潜水棲姫対策で対潜支援を出しておくと到達しやすい。
上記の有効な戦術(特効載せ航空戦、対空CI)をきちんと揃えておけば削りそのものは安定して行うことができる。


基地航空隊は敵制空が非常に高い上に遠い(距離9)ので劣勢2回、均衡4回が限度。
二式大艇による延長を行った上で制空調整を行うことになるが、E7-2同様制空削りがメインなので陸攻は各制空状態を崩さない程度に入れるくらいでOK。
ただし64戦隊を除いた陸戦は岩本隊(制空14)より制空値が劣る。どうしても基地航空隊がうまく調整できない場合はこちらに入れてしまってもよい。


道中は道中は空襲戦(H)、対潜戦闘(V)、空襲戦(V1)、打撃部隊(V3)、高速機動部隊(W)、空襲戦(W4)で合計6回と非常に長大。
ただし実際はE7-2にWとW4が追加されただけなので、見かけほどの脅威はない。
Wは一見面倒な編成に見えるものの、実際は翔鶴・瑞鶴の特効補正の乗った艦載機による攻撃でさっくり殲滅可能。
E7-2を突破して辿り着いた提督ならさほど問題にもならないだろう。


また、この時点でのS勝利はともかく、A勝利は友軍のおかげでほぼ確定する。
ルート解放後は水雷戦隊(Z2)と空襲戦(W)のたった2回になるためさらに楽勝。
一応Z2マスがたまに警戒陣で事故らせてくるが、ここまで来た場合は道中・決戦支援ともに不要でザクザク削れてしまう。



そしてゲージを削り切ったあとは最後のギミックであるボス装甲の解除が待ち受ける。
例によって最終段階のボス装甲は爆上がりするため、よほど自信がなければ解除に回ろう。
条件は


  • N・Q・V1・V4で航空優勢
  • W3・Z2・Z3でS勝利
  • 第一ボスA勝利2回
  • 第二ボスA勝利2回

V1・V4はルート解放時と同じなので省略。
Qは第二ボスに向かう水上打撃部隊(高速統一、戦艦・軽空母の合計3)に低速戦艦をさらに1隻入れれば到達可能。
Nは第一ボスに向かう道中にあるため並行して解除すればOK。
第二ボスは省略。



単純計算で第3ゲージのギミック解除だけでも第一ボスに5回第二ボスに4回行くことになる。
ゲージをもう一本おかわりしている状態に等しく、とにかく資源とバケツが最終段階に行くだけで猛スピードで減っていく。
個々のギミックの難易度はともかく、時間が足りなくなる可能性は常に念頭に置きつつ、効率的なギミック解除を心がけたい。




引ッ張ッテ…誰カ…私ヲ…誰カ……



E7-3/戦力ゲージ・ゲージ破壊





今度コソ…オ前タチニ…トドメヲ…刺シテヤル……ッ!


モォ…終ワリニシテヤルヨ! 大事ナモノヲ…粉々ニ……


二度ト……二度ト手ニ入ル…モノカァッ!


今日発って次はなし

鍛えた心墜ちて


長く苦しい戦いの大トリを務めるのは南太平洋空母棲姫-壊
装甲388は装甲解除しなければ有効打がほぼ入らない鉄壁を誇る。
また削り段階と違って艦載機の搭載数が大幅に増加。Atlantaの対空CIでも枯らすことがかなり難しくなる。


Shangri-La―――


シャングリラァァァッ!


満ち足りた日々の制圧は 情緒不安定になる


[[傷を負ってでも 羽ばたきたいと願うよ>Shangri-La(蒼穹のファフナー)]]



随伴艦も削り段階で猛威を振るっていた駆逐ナ級後期型Ⅱflagship3隻、軽巡ツ級flagship2隻と大幅に強化。
加えて第一艦隊は空母夏姫Ⅱ2隻戦艦夏姫重巡ネ級改Ⅱ2隻と随伴だけで従来のイベントボスが張れそうな陣容。申し訳程度にE7-2よりナ級の数が少なかったりするけど
特に第二艦隊の精強ぶりが甚だしく、先制雷撃だけでなく昼砲撃と閉幕雷撃で筆舌に尽くしがたいほどの被害を受ける。


実際、後段作戦の開放から長い間友軍実装前の甲作戦突破者が40人強しかいなかったほどの強大な相手であり、多くの(資源的な意味で)玉砕者を生み出した…のだが。



コンナンデ……私ガ倒セルカヨォォォッ!!!


もう戻ることはない

輝きも魂も









あまりにも悲惨な状況に大本営が友軍の派遣を決定し、その期日が間近まで迫った日のこと。
提督たちはある事実に気が付いた。


  • 低速OK*8

  • 戦艦が複数入ってもOK*9

  • 徹甲弾と三式弾に特効があって*10

  • メインターゲットが大型艦




陸奥よ、この長門に続け!第一戦隊、突撃!



長門、いい?行くわよ!第一戦隊、一斉射!




すべての要素が意図していないであろう方向に噛み合った結果、撃破難易度は大幅に低下することになった。
長門型改二が主砲+電探+徹甲弾+三式弾を装備した状態で攻撃スキルを使用した場合、攻撃倍率に装備補正や対大型補正が多重に乗算されることが発覚。
E6-2におけるNelson Touchと同等以上の威力を発揮した上で五航戦改二甲もそのまま投入可能
さらに低速交じりでも戦艦と空母の数を抑えれば戦闘が1回増えるだけというローリスクぶりも相まって一気に主戦術に躍り出た。


最終的な編成は、第一艦隊が長門型改二2隻+五航戦改二甲2隻+制空要員2(航巡or高速水母)、第二艦隊が風雲+雪風+巡洋艦3+軽巡。
もしくは長門型改二2隻+五航戦改二甲2隻+軽空母1+制空要員1(航巡or高速水母)、第二艦隊が軽巡+巡洋艦1+風雲+雪風+磯波or薄雲+対潜艦など。
両者とも低速艦混じりを許容するが、前者は水雷戦隊、後者は対潜戦闘が1回増える。
どちらもメリット・デメリットが存在するものの、昼戦での第二艦隊での排除を狙うなら前者、制空権を重視するなら後者となるか。
磯波or薄雲は強友軍のうち弱めの編成の大半をブロックできるためわりと重要。枠に余裕があれば夜戦装備を持たせて編成しておくとよい。よほどのことがない限り磯波の方が育っている事が多いはずなので入れるなら磯波の方だろう。
軽巡枠はAtlantaが安定だが、どうしても昼のうちに敵第二艦隊にボコボコにされる場合は特効持ちの長良に入れ替えるのもあり。


この編成であれば初撃の3連打がうまいことクリーンヒットしてくれれば随伴を半壊させることも容易。場合によっては南太平洋空母棲姫を半壊させることもできる。
艦載機の全滅も成功すればほとんど敵第一艦隊を動かさずに昼戦を進められる。


現在は追撃の友軍がフル夜戦装備の南雲機動部隊と非常に豪華でダメージがさらに加速したこともあり、最短ルートでのゲージ破壊も現実味を帯びてきている。
その一例が第一艦隊がSouth Dakota+五航戦改二甲2隻+制空要員2(航巡or高速水母)+Atlanta、第二艦隊が風雲改二+雪風+金剛改二丙or比叡改二丙+巡洋艦2+軽巡。
South Dakotaを入れる事によってアメリカ弱友軍を弾くことができ、南雲友軍を呼びやすくなる。
メリットは道中支援がいらない事、長門陸奥編成よりも消費が軽い事、ボスの前衛部隊の処理がしやすい事、デメリットは爆発力が長門陸奥編成より劣るためどうしても試行回数勝負になりがちな点。
潜水マスでの事故が嫌な人、ながむつタッチとどうしても相性が悪い人に選ばれることが多いようだ。


以上の事からE7-2に比べれば攻略の幅が大幅に増え、遥かに勝機のある戦いとなっている。
もはや恐れることはない。暁の水平線に、勝利を刻め!


この海でまた翼羽ばたかせて


刺し違えた命抱いて



クリア報酬はYorktown級航空母艦 Hornet。
イラストレーターはコニシ氏、CVはファイルーズあい氏。
実艦はアメリカ海軍によって建造されたYorktown級航空母艦の3番艦。
改装空母であったLexington級をブラッシュアップして最初から航空母艦として建造されており、帝国海軍における蒼龍・飛龍に該当する。
条約内の設計ながらバランスの取れた性能を持っていたが、開戦当初から参戦したこともあって次女のEnterprise以外は撃沈されている。


太平洋戦争においてはドゥーリットル空襲における陸上爆撃機の発艦が有名。すなわち、真のシャングリラ
この極秘作戦において、Hornetは想定を遥かに超えるB-25(15トン)の発艦を行い、史上初の日本本土空襲を成功させている。
これに触発されて発生したミッドウェー海戦においては慎重な攻撃隊運用と情報伝達のミスで空母への直接攻撃があまり行えず、三隈を撃沈させるに留まっている。
南太平洋沖海戦では筑摩を撃沈、翔鶴を大破させる。しかし翔鶴の攻撃隊から反撃を受けて大破、航行不能の状況に陥る。
Northamptonによる曳航が試みられたものの、追撃を受けたこともあって断念。駆逐艦から魚雷による雷撃処分を複数回受ける。
米軍が撤退したのちもまだ浮かんでいたが、最終的に撃沈される光景をスケッチした秋雲・巻雲の両名による雷撃によって沈没した。
つまり同人作家オータムクラウド先生の生みの親でもある。


ビジュアルは金のウェーブヘアにスーツ式の制服、アメリカ海軍空母共通の銃型艤装が特徴。
中破ではジャケットが脱げてノースリーブなことが判明する。またかなり久々となった爆撃勢
性格面では冷静沈着、されど戦意にあふれるデキるOLといった体。スケッチを受けた秋雲・巻雲、直接やり合った翔鶴・瑞鶴とよく絡む。
ただし華々しい戦果を挙げた姉のEnterpriseのことは何故かビッグEと他人行儀に呼んでいる。
時報でもほとんど触れておらず、少し距離を置いているのかもしれない。


性能面においてはSaratoga改とほぼ同等。つまり特筆すべき点はない。
改の4スロット目の搭載機数が意味深ではあるが、現時点では陸攻も搭載不可。
ただし今までのイベントで(空母棲姫として)間接的に出番が多かったため、今後の作戦行動において特効持ちとして起用される可能性は高い。



他のクリアボーナスは丙作戦で勲章、改修資材。乙作戦でTBFが追加され、甲作戦でXF5Uと甲勲章も追加。


見てわかる通り、甲作戦を諦めた場合の報酬には一切の差がないとはっきり断言できてしまう。*11
せいぜいレアドロップ率が上がる程度で、
甲作戦の報酬であるXF5Uも性能自体は良好なものの、純粋に他装備と比較した場合のウリは対空12と回避と突出したものではない。
米空母(となぜか加賀)にフィット補正があるあと加賀改二の実装の目途が遂に立ったツィートを運営がしたものの、
よほどの理由がない限りは甲作戦を選ぶ必要はなく、そして今更TBFをよこしてきた乙作戦に見向きもせず丁(たまに丙)作戦を選んだという提督も多かった。
しかし……



乙報酬にTBFが入っていた時点で、警告だと気づかなければいけないのだ
運営を信じてほしいとなど言った事はない
無論、愛してほしいなど考えた事もない
過去もなければ未来をも思わない


だが一つだけ確実になしてきた事がある
それは、警告を無視した提督にその報いを与える事
これだけは誠実に実行してきた


次回、『TBM-3W+3S』


[[ただの一度も仕損じた事はない>装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ]]


ところがぎっちょん、イベント終了後にTBFを2個要求される任務が実装された事により、本海域で最も入手すべき装備はXF5UなどではなくTBFだった事が判明。
「TBFなんていらん」「ガンビーが持ってくるしwww」と丁か丙作戦を選んだ提督達がガンビア・ベイなんて余分に持ってなかったので阿鼻叫喚の渦へと叩き込まれるというオチが付き、
「今更TBFなんて乙報酬にしてまで配るってことは何かやるだろ…」と警戒した提督達はそれを見て溜息をついた。*12
TBFは初実装時もTBDと空見して他の報酬選んだ提督達を苦しめたのでまさしく歴史は繰り返す
この救済かイベント終了から3週間後の9/17に実装された7-3の第2ゲージボスでガンビア・ベイが期間限定でドロップするようになった。
これが当初の予定だったのか、提督の見通しの甘さに急遽期間限定で実装したのかは永遠の謎だが、結果として上記の予告の元ネタとは違い願い事を聞く耳は持ってた



レアドロップは第1ゲージでGambier Bay、Ark Royal、秋霜、第3ゲージで屋代、Houston、Graf Zeppelin、大鳳など。ただし第1ゲージはノードロップあり。
屋代に関してはE6-Vのドロップ率が非常に低いのでここでの掘りが基本となる。
ルート短縮後であれば高速編成でAは楽々、Sも第二艦隊を昼戦志向にしておけば5~6割程度は取れるはず。目玉の屋代や大鳳は甲ならAでもドロップする。
ただしジェット機を採用する場合は修復も相まって鋼材が凄まじい勢いで減るそれでも燃料弾薬ボーキに比べれば全然残っている事も多いが
海防艦は再ドロップも早いので、ほどほどで切り上げるのも選択肢のひとつ。


愚かでいいのだろう 見渡す夢の痕


さよなら、深海の蒼き日々よ



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  • 何はなくともナⅡのこのスペックは何を考えていたのか…つかね、基地航空隊が必須要素の現状に一部艦載機が特効持ちなのに防空艦をズラーっと並べてるのはどうかしとるやろ… -- 名無しさん (2020-08-22 18:27:02)
  • ゲームシステムに合致した強さだからな、多少ナーフされた所で強さが揺らぐ事はない。雷装が多少下がっても駆逐巡洋艦なら致命傷負い得るし、対空下がっても陸攻を高確率で全滅させ得るならあまり意義のあるナーフじゃない。そもそも上位陸攻でクリティカル入らんと倒せんわけだしな。お引き取り願うか出てくる数そのものを減らしてもらわんと・・・ -- 名無しさん (2020-08-22 20:18:24)
  • ナⅡflagshipは凶悪過ぎて調整放棄を疑いたくなるレベル。撃墜回避補正付き野中隊ですら軽々と消し炭にし、航空攻撃や決戦支援を持ち前の装甲、回避で華麗に躱してからの先制雷撃で的確にこちらのフィニッシャーを吹っ飛ばしてくる。しかも3体。砲撃戦が始まる前からゲームセットしていることもしばしば。こんなんじゃゲームになんねぇんだよ(呆れ) -- 名無しさん (2020-08-22 20:59:08)
  • まぁ、世の中そんなもんよ。知ってて選んだ甲難易度じゃろう? -- 名無しさん (2020-08-22 21:13:51)
  • 数が減るとはいえ乙でも出てくるんだなこれが…黄ばみツやネ改と同じように、こいつも当たり前のような顔で今後も続投しそうで -- 名無しさん (2020-08-22 21:52:07)
  • とりあえず愚痴しかわかないのは一旦リセットしたほうが良いかな -- 名無しさん (2020-08-22 22:17:30)
  • この内容で愚痴沸かないならそれこそエアプしかいないということになるでは…やっていたら100%愚痴出る内容なんですよこれ… -- 名無しさん (2020-08-22 22:21:51)
  • 甲種勲章取りましたけど個人的には良イベントだったと思いますよ。うああちっくしょーはしょっちゅうでしたが、「甲なら仕方ねっか」と思える範囲でした。 -- 名無しさん (2020-08-22 22:36:26)
  • なんで艦これwikiと同じ流れが出るんですかね…「何考えて実装したんだこいつ」「甲なら当然、身の丈に合わせて難易度下げろ」「高難度と調整が雑なのは違う」「やりごたえあって良イベだって俺は思ったけどなー」 信者だアンチだエアプだのと罵り合いの果てに対立煽りばっかりになって阿鼻叫喚だぞ。リセットよりコメントに制限かけたほうがいいわ -- 名無しさん (2020-08-22 22:41:32)
  • ↑逆に提督同士の会話なのになぜ同じ流れにならないと思ったのさ日向…?あ、コメントに制限賭けた方が良いのは同意。 -- 名無しさん (2020-08-22 22:46:18)
  • 中傷だけじゃなくて愚痴も警告に加えておいたほうが良いんだろうなー -- 名無しさん (2020-08-22 23:01:31)
  • 一応、明日まで様子を見て収まりそうになければ警告文をもう少し厳重なものにしてみます。ナ後期型Ⅱに関しては初版の時点でやっばーいのを伝えまくる文章にしてたのでそれで勘弁していただけませんでしょうか。 -- 作成者 (2020-08-22 23:24:47)
  • ↑このイベントの本質上愚痴が出ないのは無理なんですよ。開始早々警告文を掲載したのはつまり作成者もこのイベントにこれだけ荒れる要素が満載だと認識しているのでは? -- 名無しさん (2020-08-22 23:49:33)
  • ↑艦これイベント項目の毎回のコメ欄の荒れっぷりを考えると当然の対応だと思うけどね…前回かなり酷かったし -- 名無しさん (2020-08-23 00:36:53)
  • 荒れると分かっている項目を何故作るのか分からない -- 名無しさん (2020-08-23 01:42:41)
  • 史実をもとに特効艦だのルート固定艦だのを予想、選別するのに、こうもツギハギされて平気でワープだタイムスリップだやられちゃ打つ手ないんですわ -- 名無しさん (2020-08-23 01:45:49)
  • アンタWIKIに延々と「差別だ差別だ」と粘着してた人かい?いつの時代のどこの話してるんだ?異世界か? -- 名無しさん (2020-08-23 09:18:17)
  • 毎回毎回期間中に立てて米欄荒れて警告追加リセットするのも馬鹿らしいからせめてイベント終わってから立てるか予め米欄無しを提言するかしてほしい… -- 名無しさん (2020-08-23 11:06:35)
  • とりあえず艦これのイベント関係は要相談にしたほうが良さそうだから、一度提案してみたら良いかも -- 名無しさん (2020-08-23 11:10:25)
  • 集積地棲姫……お前が迅鯨を解放しないというのなら、俺はお前の集めた物資を燃やし尽くすだけだぁ…… -- 名無しさん (2020-08-23 12:11:23)
  • 言い出しっぺだし提案してきた -- 名無しさん (2020-08-23 13:22:44)
  • 絵師の変更求めたり絵師が煽り返したりってなんだそりゃ…初めて知ったわ つか何かが気に食わなかろうがいちいち絵師に突っかかるのはやめろや… -- 名無しさん (2020-08-23 13:34:39)
  • 正直艦これというコンテンツ自体が火薬庫状態だし、イベント関係なくしょっちゅうぼやを起こしてる現状、項目作るにしてもコメント欄はずっとなしにしたほうが良いのでは -- 名無しさん (2020-08-24 00:05:04)
  • E6-1は甲だとPTが回避しまくる可能性があるのでS楽勝とは言い難い(ボス落とすのは楽) -- 名無しさん (2020-08-24 07:13:46)
  • 長い戦いだった…リアル多忙あったとはいえ丙ですら長い戦いだった。ギミックでボスマス繰り返すのはちょっとなあ -- 名無しさん (2020-08-24 15:13:15)
  • 長陸奥タッチは運営的にも想定外だったのでは???という印象しか無かった最終海域 まさか昼で決着つくとは思わんがな……決めたのは翔鶴姉だけど。資材もすっからかんになったから暫く休むわ -- 名無しさん (2020-08-25 14:17:52)
  • 「まぶしくなってる理由の方は聞いてないんですけど?」で腹抱えて笑った -- 名無しさん (2020-08-27 16:48:04)
  • Shangri-Laネタはクロスロードの時と被ってるし、本編BGMの歌詞と両方あるとくどく感じる。量削って壊攻撃セリフのとこに置いとくぐらいに変えたい -- 名無しさん (2020-08-27 22:09:53)
  • 歌詞の一部かと勘違いされないかなこれ。あと艦これの本編BGMの歌詞をフルに入れるのって大丈夫? -- 名無しさん (2020-08-27 23:03:54)
  • ↑2 被ってるというか、わざと被らせたんだけど、そこら辺は個人の趣味なんで好きにいじっていいですよ -- 名無しさん (2020-08-27 23:11:13)
  • ↑2歌詞は深海曲来る度にいつも記載してるけど、まずいことある? -- 名無しさん (2020-08-27 23:19:39)
  • このイベントから更に険悪なイメージになった感じでしかなかった -- 名無しさん (2020-10-13 12:32:36)
  • 性懲りも無くナ級2を増やして友軍運ゲーにして第一からも先制雷撃が飛んでくる、なんて横紙破りをやった結果が引退者続出と・・・ -- 名無しさん (2021-01-12 07:24:46)
  • 出ませんでしたね引退者…。運営からbanされた不届き者はいましたがw -- 名無しさん (2021-06-18 01:46:51)

#comment(striction)

*1 一部では時津風という説もあった
*2 漢字4文字かつひらがなの別名義がある
*3 戦果は発射位置のずれ・自爆等の不具合によって芳しくなく、戦後の調査においてはタンカー1隻の撃沈が戦果とされる
*4 加重対空値133、ツ級の1.5倍に相当
*5 97式+天山、97式熟練+天山など
*6 16inch三連装砲 Mk.6の説明でSouth Dakotaについて「米高速戦艦」と触れているので設定ミスではなく、船速27.5ノットで高速となるのはGotlandの前例がある。
*7 対潜支援は駆2+軽空母2以上で発動。しかし対潜機以外の攻撃機を入れるとボス前でも勝手に来訪してボーキを消し飛ばしてしまう。
*8 史実艦である隼鷹を高速化せずに入れられるようになっている
*9 史実艦である金剛型を入れられるようになっている
*10 それぞれ金剛型、強化弾を載せられない熊野・鈴谷のための措置
*11 TBFはGambier bayなどの初期装備
*12 Hornetが改造時に持参するので彼女さえ入手しておけばTBFはイベント後に実装された新任務で1個貰えるので取り返しは付く。ただし試製カタパルトとの究極の選択を迫ってくるため、カタパルトが足りない提督は一旦TBFは諦めた方が吉。

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