登録日:2020/07/31 Fri 14:50:45
更新日:2024/05/20 Mon 13:25:48NEW!
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タフシリーズ 格闘家 オカルト 悲しき過去 諜報員 催眠術 tough龍を継ぐ男 褐色肌 うまるちゃん ネイティブ・アメリカン スピリチュアル・サンクチュアリ ジム・スヌーカ
『”捕食者・キラー”』
『ジム・スヌーカ』とは、猿にも大人気漫画タフ・シリーズに登場するキャラクター。
モデルになった人物はプロレスラーのジミー・スヌーカだと考えられる。
●概要
第三部の龍を継ぐ男において登場した、ガルシア28号の敵の一人である。外見は筋骨隆々な褐色肌の大男。
アメリカ軍の元海兵隊・軍曹であり、アメリカ先住民族の血を引く狩の名手、独特の戦闘スタイルで敵を倒す。
軍事基地から自力で脱走したガルシア28号捕獲の為に日本に遣わされた。
●活躍
初登場は第三部の龍を継ぐ男150話。
監禁されていた軍事基地から自力で脱走し、灘神影流まぬけトリオの所に逃げ延びたガルシア28号を捕まえる為に米軍から派遣された。
「三年前スヌーカはあのガルシアと闘っている」
3年前に、当時のガルシア28号より強かったガルシア13号と戦った経験がある。
ミドルキックの相打ちでガルシアの肋骨を三本折り(まあスヌーカも肋骨二本折れたんやけどなブヘヘヘ)
そのまま流れるように背後を取って、両目を潰しながら首の骨をへし折る事で絶命させた実力者。他にもガルシア7号、ガルシア20号を殺害したらしい。
ちなみにここ色々と突っ込み所があり、
「ガ…ガルシアを殺した?」
「といってもG-28じゃない、G-13だ」
「ただ当時の戦闘能力はG-28よりもはるかに上だった」
現在ガルシア28号>3年前ガルシア13号>3年前ガルシア28号、となるんスけどそれ箔付けになってるんスかね……。
というか10年前から宮沢鬼龍と宮沢NEO坊がガルシア28号を助けるために暗躍してたはずなんスけど。
見捨てられたガルシア7号、ガルシア13号、ガルシア20号に悲しい過去っ、人生の悲哀を感じますね。
倒した獲物を解体してグッチャグッチャと食っているスヌーカの姿に、マネモブ(猿漫画スレの住人)はスヌーカの悲しき過去に期待を高めていた。
「ここもまた血と腐臭に満ちている」
毛皮を頭から被りポテチとコーラで宴を始めそうな姿のまま来日したスヌーカ。
「おい信号は赤だぞ、さっきからずっと信号無視してるぞ、白人はこの国でもやりたいほうだいか」
「ネイティブアメリカンは奴隷になることより死ぬまで闘うことを選んだ」
「そして日本人も死ぬまで闘う民族だ、本土が爆撃されても闘い続けた、そしてあの原爆二発だ」
「俺は日本人を尊敬している」
意外な常識人かつ親日派である事が分かるとマネモブからの好感度は上がったんだ。悔しいだろうがちょろいんだ。
マイクロ・チップの信号を追って廃棄されたボーリング場に入ると、NEO坊時代から髪を切ってキー坊に戻った宮沢熹一と対戦。蹴りを避けつつハイ・レベルな格闘戦を行う。
「我が名はスヌーカ、誇り高く勇気ある戦士を闘える事に喜びを感じる」
日野日出志のキャラみたいな顔付きになったスヌーカの目を見るとキー坊の動きが止まる。また催眠術っスか
スヌーカが目が見えなくなった龍星の噛ませ犬になりそうな予感にマネモブは戦々恐々したのは言うまでもない。
ガルシア28号が居ない事に気付くと、壁を三角飛びして天井を突き破り逃走。一旦お開きとなった。
見知らぬ大都会では途方に暮れるかと長官から愚弄されつつも、ガルシア28号捕獲の協力者、宮沢鬼龍を紹介される。
「お前がスヌーカか、狩が得意らしいが、臆病で弱いウサギを狙って狩るのか」
「ウサギから熊…たまに高慢な人間を狩ることもある」
身内に迷惑をかける事をライフ・ワークにしている宮沢鬼龍と舌戦。
想像のバトルで互角の戦いを繰り広げ……っちゃ駄目だろうがよえーーーーっ!とマネモブが突っ込んだのは言うまでもない。
イメージ・バトルとは言え、年齢で衰えた鬼龍おじさんと互角とか大丈夫なんスかねと心配されてしまった。ついでに木場活一郎が案内役になった
灘神影流隠れ家に積まれていたタイヤに火を付けて大火事になった所に登場。下手人の木場活一郎は得意気な顔をしていた
「我らは自然の精霊と恵みを糧とし、生きとし生けるもの、全てを敬い慈しむが!」
「神をも恐れぬ人工技術によって造られたクローン人間など断じて認めないッ」
可愛い猫ちゃん(酷い目に遭いそうだったので猿空間に避難すべきとマネモブから心配された)を守護りながら闘うガルシア28号も苦戦。
ガルシア28号を守護りに飛び込んできた宮沢尊鷹だが、年齢による衰えの上に片足が義足になってしまったハンデからスヌーカに一蹴されてしまった。ついでに鬼龍から反吐が出る偽善者だと愚弄された
「ま…まさか、尊鷹を救うために戻ってきたのか、人を破壊するしか能がなかったお前にそんな人間らしい感情が芽生えたというのか」
タイヤが燃え上がる中をかっこよく練り歩いてくるガルシアに困惑、そのまま強烈な横蹴りをくらわされるとタイヤの山に叩き付けられる。
そして上からは燃え盛るタイヤが降って来たが巨大タイヤの中に入って脱出、重度の火傷を負い病院に運び込まれる事となった。木場活一郎「まずいよドローン飛ばしてる場合じゃないよ、お…俺は放火殺人犯になっちゃうよ」
「あの患者は腹部に強い衝撃を受け臓器損傷しており、腹腔内出血と腹膜炎を併発している」
「血圧低下脈拍瀕数、意識も消失していた。またⅢ度の重症熱傷で神経まで損傷していて後遺症を残すことになる」
と大怪我を負い猿神影流コピペ病室に入れられたスヌーカだが、何と病院から脱走。医者に詰問された木場活一郎はその後姫次にボコボコにされて鬼龍の隠れ家を吐かされる事となった
そしてスヌーカの出番は消失した。
しかもGKドラゴンやトダーなどのビックリ・ドッキリ・メカが登場し、ガルシア28号の自殺により全ての決着が付いてしまったので出番は絶望視されていた。
しかし、何と出番があった。次の出番は約2巻分が経ってからの16巻。
「やっと繋がった。探したぞ、日本の病院から消えてどうしてたんだ?」
「俺が傷を癒す場所は日本じゃない」
「ここはスピリチュアル・サンクチュアリ、この地の山・岩・水・木の霊的パワーを体内に取り入れる事で再生する」
病院から脱走した後はアメ・リカの山奥にある故郷に戻っていた。しかも長官の台詞からすると通信すら切っていた模様。自由人すぎるっス
火傷跡が痛ましいが負傷は完全治癒し、地元のハンターを襲う体長4m体重1tの巨大グリズリーを狩ろうとする。任務はガルシアの自殺で片が付いた事を教えられた。
そして標的の巨大グリズリーの前でいざ戦闘に入ろうとしたら……
「スヌーカ、邪魔しないでくれる。その熊は俺の獲物だよ」
ヌッとバイソンの死体による擬態を解いた主人公・龍星が登場。この力に一番戸惑っているのは俺なんだよね。
ガルシアの心臓を移植されぐろう系主人公と化した龍星は、熊をワンパンで爆発四散させる。すごくない?
俺の能力はまだ人間には試していないんだよな、と襲いかかろうとしてくる龍星だったが……
(なにっ?)
目の前でいきなり気絶
三日三晩も高熱でうなされ死に掛けていた龍星をスヌーカは付きっ切りで看病した模様。この展開に一番戸惑っているのは読者なんだよね。
ようやく快方した龍星にスピリチュアル・サンクチュアリを案内するなど観光ガイドみたいな事をしながら、ガルシアへの恨みと悲しき過去語り。
(最初の一撃で失神、二発目で即死状態。それなのに一秒間に20発の打撃を撃ち込んだ…まるでマシンガンでの連射…銃殺刑)
軍のスパーリングでガルシアに兄を撲殺された事によりガルシアを恨んでいるとの説明っ。命令には忠実に従うガルシアにそんな命令したアメ・リカを恨むべきなんじゃないっスか
龍星はガルシアの心臓を移植されたので、スヌーカの抹殺対象に入っているとの事な、なんだあっその理屈はっ
ガルシアの心臓や目を移植されてぐろう系主人公と化した龍星と戦闘に入ったスヌーカだが、何とフィールド魔法をかける事により優勢に持ち込む。
「お前はもう私の術にかかっているぞ」
「ここは私のフィールド、木も川も空気も生きとし生けるもの全てを味方につける事ができる」
兄の怨霊や、奇妙に捩れた風景を見せ体を動かなくさせるオカルト技を披露。ほんとにスピリチュアル・サンクチュアリなんスかねここ
心臓を移植したばっかの傷口を開かせるという怪我を負わせる手術終わってからすぐに来たんスかねこいつ
更にガルシアへの恨みを口にするスヌーカに……
「ほ…本当にお前の兄貴はガルシアを恨んでいるのか」
「ガ…ガルシアは痛みや苦しみを与えることもなく、一発で失神させ、二発目で即死させたんだろ」
「う…恨みを残すような中途半端な殺し方はしていない、勝手にお前がガルシアに恨みを持ってるだけだろ」
な、なんだあっその理屈はっ
シャツに浮いた血痕がガルシアの顔になるという超常現象に怯み、顔をぶん殴られる。
スヌーカの妖術も目をつぶれば効かないという設定が明らかになる。まあ読者は大分前から分かってたんやけどな
龍星が次世代のエージェントになる事でスヌーカがお払い箱にされるという状態が高官から語られる。
「政府はこの土地に軍の施設を計画していた」
「政府の仕事に協力すればこの土地を保護し、私の一族を連邦政府承認部族として自治権を与えると約束したんだ」
「私たちはこの意図を守るため、口では言えないような薄汚い仕事をしてきたんだ。闘ってきたんだ」
かなりピンチになったスヌーカだったが、悲しい現在を語る事で奮起。
こんな辺鄙な場所に軍事基地設立して何がやりたいんスかね……というかそんな状況なのに無断で故郷に戻って療養生活って何考えてんだよえーーーーっ
木を駆け上りつつ、上空から奇襲をしかけたが強烈なハイ・キックを顔面に直撃され、顎の骨をへし折り敗北となった。
満身創痍の身ながらも立ち上がろうとするスヌーカを龍星は……
「俺に政府の仕事をさせたいならこの土地には手を出すな。この土地はスヌーカが命にかえても守らなければならない神聖な場所」
「まずはスヌーカとの約束を履行しろ、話はそれからだ」(一番大切なものさえも守れない、そんな惨めで無様な人間にだけはなりたくないよなっ)
スヌーカの顎を整骨しつつ、スヌーカの土地にこれからも手を出さないように政府を脅しを掛けた。
龍星はジム・スヌーカの一族の土地のスピリチュアル・サンクチュアリによって浄化されたと考えられる。
この後のスヌーカの消息は不明、スピリチュアル・サンクチュアリで暮らしていると考えられる。
ちなみにこの後、長岡龍星は親父の宮沢鬼龍共々、新長官の方針でアメリカ軍に狙われる事となったので約束が守られるかはかなり怪しい、スヌーカに悲しき現在っ……。
ここもまた追記と修正に満ちている
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▷ コメント欄
- 「ここ(故郷)は祖先から受け継いだ土地ではない、未来の子供たちから借りている土地なんだ」って精神性は本当に好き -- 名無しさん (2020-07-31 21:18:29)
- 普通に龍を継ぐものでは扱いがいい方ですきだった -- 名無しさん (2020-07-31 21:50:15)
- スピリチュアル・サンクチュアリに連れ込んで催眠術強化したらやっとガルシア28号倒せそうな感じなんだよね、スヌーカはどうするつもりだったんスかね -- 名無しさん (2020-07-31 21:55:43)
- 再登場したらどうせロクな事にならないから、猿空間入りのままがいいっス -- 名無しさん (2020-08-01 09:11:37)
- 出てきても酷い目にあうから出ないでほしいってパワポケみたいっスね -- 名無しさん (2020-08-03 14:37:41)
- マネモブの感想と打ち消し線が頻繁に挿入される上に無理に定型や台詞をねじ込んでいるのではっきり行って記事としては読みにくい部類に入る。まぁワシは編集できないし単に時系列に列挙するんじゃなく「人物」「作中の活躍」みたいな個別項目でまとめるぐらいしかアドバイスできんのやけどな、ブヘヘヘヘ -- 名無しさん (2020-08-04 11:17:58)
- 猿先生ってその気になれば普通に良いキャラ作れるんだよな… -- 名無しさん (2020-09-13 21:58:19)
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