四月一日さん家の

ページ名:四月一日さん家の

登録日:2019/05/28 Tue 11:14:17
更新日:2024/04/05 Fri 13:50:30NEW!
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四月一日さん家のわたぬきさんちの」とは2019年4月20日から1クールに渡り、テレビ東京系列にて放送されていたCGアニメ.....否、バーチャルドラマであり、それを中心とした一連のメディアミックス、シリーズも存在する。


概要

「アニメのキャラクターに似た容姿の二次元のキャラクターが現実の人物と同様に動画投稿を行っている」という斬新な発想と形式、そして各々のオリジナリティ溢れる設定によって瞬く間に国内外を問わず広まり、今やYouTuberの新たなスタイルの一つとなったバーチャルYouTuber
本作ではそんなバーチャルYouTuberを俳優として起用し、ドラマを撮るという世界初の試みのもとに製作された。


バーチャルYouTuberが出演するテレビ番組ならば「バーチャルさんは見ている」という前例があるにはあるが、あちらがキャスト陣のテンションが普段と全く変わらないバラエティー形式だった為差別化がなされている。
また「2次元ならばアニメと同じなのでは?」という疑問も出てくるかもしれないが、モーションキャプチャー等のアニメとは異なる手法で作られているが故の質感や、作風上所々で観客のものと笑い声が入る等の演出によってアニメ作品と捉えると(いい意味で)違和感を覚える仕上がりとなっている。
本編後にはキャスト陣がその回の脚本家をゲストに招いてトークを展開する「四月一日さん家の反省会」がある。


chelmicoが歌うOPソング「switch」には決まった振付が存在し、視聴者から送られてきたダンス動画を紹介するコーナー「四月一日さん家で踊ってみた」がYouTubeにて放送中。
またコミックDAYS及びイブニングにて「となりける」名義の「隣の飼いケルベロス」が作画を務める漫画版(これは本編のコミカライズというよりは本編外で行われていたオリジナルのエピソードが中心と言える)が、そしてイブニング公式Twitter及びコミックDAYSにて「四月一日さん家の小噺」が連載されている等、派生作品も複数存在する。
他にもニコニコチャンネル「四月一日さん家の」にてテレビ本放送前から放送後の時間にニコニコ生放送『ドキドキ前後生放送』が行なわれている。
放送終了後も、新キャラを追加してのサウンドドラマ展開等が行われていた。
令和二年四月よりサウンドドラマから追加された新キャラも登場する事実上の第二期となる「四月一日さん家」が放送中。今作ではOPとEDも作中のメインキャスト達からなるオリジナルユニットが担当している。



あらすじ

四月一日家の三姉妹は幼少期に母親を亡くし、昨年父親を亡くして3人だけで暮らしていた。
三姉妹の悲喜こもごもとした日常が喜劇調で描かれる。
基本的には一話完結式のストーリーではあるものの、全体としては、二女の二葉が結婚し家を出るまでの姉妹三人で過ごす最後の時間に焦点が当たっている話となる。


登場人物

四月一日家

都内某所の一軒家に暮らしている。
この地域を担当していた宅配業者の従業員は元々は佐藤二朗似であったが、最近マリウス葉似に変わったらしい。
また、近所のコンビニにも最近イケメンの店員が入った模様。
毎回CM後のアイキャッチにて特徴が一つ紹介されている。


四月一日一花
演:ときのそら
長女。大卒の25歳。妹達からは「一姉」と呼ばれている。
本職は声優だが、お世辞にも売れているとは言い難く、アルバイトをしながら家計を支えている。
常にゆったりとした言動の持ち主であり、二葉と共に探していた印鑑を自分が持っていることに中々気付けなかったり、二葉の好物のカレーをよりにもよって苦手なビーフシチューと勘違いする等気質はかなり天然。
それでいて一周忌の坊さんの予約を入れ忘れたのに、ネット通販で注文することに反対する等妙な所で真面目になる。
また、非常にスピリチュアルな感性も持っており、蚊や春なのに父親の遺品箱に現れたカブトムシを「お父さんの生まれ変わり」と言い張って妹達に頑なに殺させようとしなかったり、自分達に身に覚えのない乾燥ナマコが冷蔵庫の上から見つかってそれ以降悪いことが立て続けに起こった際には「実は父には不倫相手の『ナマ子』がいて嫌がらせに置いて行ったナマコの呪い」と言い出してたこともある。(実際は姉妹の好物である家のカレーの隠し味)
この様にあまりにもマイペースな為長女としての威厳は皆無であり、度々妹達を呆れさせている。
恋愛経験も皆無であり、その手の話にはからっきし。
一度現場で知り合ったプロデューサーに藤子・F・不二雄ミュージアムでのデートに誘われたが、バツイチ子持ち上にデートに子供を連れてこようとした為、無理矢理にでも結婚させられると踏んだ二葉に却下された。
イケメンにはつい女を出しちゃう。


四月一日二葉
演:猿楽町双葉
次女。23歳。高校卒業後アパレル店員として勤務している。
サバサバとした性格で、カブトムシに対して躊躇なく殺虫剤を掛けようとしたり、一花の仕事を「まともじゃない」*1ときっぱり言い張る等大胆ともとれる行動力と歯に衣着せぬ物言いが多い。
表情も姉妹の中では人一倍豊かであり特に怯えた際には目元に黒い線が入る。
一方で姉程ではないものの変わった感性も持っており、日常の何気ない行動も「朝やっておきたいこと」と「夜やっておきたいこと」に分かれていたり、「カブトムシは殺す系の虫じゃない」と言われた際には「人間の都合で命を区別するの納得いかない」と如何にも不殺傷主義者の様な物言いをしていた。
また良く発音を間違える父親の影響を一番強く受けており「数珠」を「柚子」、「ネット通販」を「チャック全開」のイントネーションで言ってしまう様な間違いをほぼ毎回起こす。
恋愛経験豊富で姉や妹からも「恋愛マスター」と認められており、恋愛相談に乗ることもある。
「次女だから困った時には二番目を選べ」と父から教わった。
ケンジという婚約者がおり、夏までには結婚して家を出る予定。
しかし、結婚直前になって些細な喧嘩が絶えない模様。
二期では既婚になっているが、相変わらず些細なことで揉め事を起こしては頻繁に実家に帰り、姉妹を巻き込んで一しきり騒ぎを起こすと、最後は結局仲直りして帰るというパターンを繰り返している模様。
幼馴染のかなこの実家が経営する「カラオケバーまさこ」のアルバイトママとなる。
イケメンにはつい女w(ry


四月一日三樹
演:響木アオ
三女。20歳。理工学部に在籍する現役女子大生。
常にクールで多くを語らない性格であり、一花とはまた違った意味でマイペース。
姉妹一の常識人でもあり、よく姉の喧嘩を仲裁したり二葉のイントネーション間違いを正している。
一方で柔軟な発想の持ち主でもあり、一周忌の準備が全くできてない時にお坊さんをネット通販で頼もうとしたり、それを却下された際にはiTunesに入れているお経で代用することを提案していた。(曰く聞きながら勉強すると捗るらしい)
また好きなこと特にお笑いに関しては凄まじい情熱の持ち主であり、高校の文化祭でお笑いの出し物をすることになった際には同級生のセンスの無さを酷評してえらいことになったらしい。
実際第3話ではそんなお笑い好きが暴走して姉達を大いに振り回した。
「三女だから困ったときは三番目を選べ」「二択の時は二葉を頼れ」と父に教えられた。
仲の良い大学院生に一度旅行に誘われたが、沼津の実家の旅館(多分あのアニメとは関係ない)に連れ込まれて結婚させられるかもと踏んだ二葉に却下された。
イケメンn(ry


おかめ(御亀)
四月一日家のペットである小さなリクガメ。
普段は空の水槽に入っているが、たまに部屋中をうろついていたり、ルンバに乗っていたりする。
「反省会」ではゲストがこの姿になって登場しており、甲羅にはその名前が書かれている。
公式ツイッターはこのおかめ名義になっている。


二期から登場

白鳥生子いくこ
演:物述有栖
第1話ラストにて突如として現れた女子高生。
一花の事務所が運営する声優養成所の生徒であり、現場見学で一花と出会う。
その後、彼女と何度も交流していったらしい。
幼い頃は江東区に住んでおり、物心ついた時から母子家庭であり、現在はその母親も亡くなり、四月一日家に来るまではアパートで独り暮らしだった。
母親からは息絶える手前「東京に貴女と血のつながったお姉さんが3人いる。何かあったらまだ江東区にいるかもしれないから、その3人を頼りなさい」と言われたとのこと。
父親が同じ名前「タケシ」であったり、一花が父から贈られたというペンダントとほぼ同じものを身に着けている等から、彼女らの弟疑惑が高まるも、姉妹の叔母に「妹は居ない」と断言された。
しかし、一花の計らいで二葉の出ていった四月一日家の居候となる。
常に敬語の礼儀正しい性格だが、一花に負けず劣らずの天然ぶりを見せることもある。
北欧メタル好き。


若木春
演:夏色まつり
カラオケバーまさこに酒や食品を卸している酒屋の跡継ぎ兼看板娘。
まさこでアルバイトもしている模様。
絵にかいたようなチャキチャキの江戸っ子で、べらんめえ口調を多用する。
二葉のことは「あねさん」と呼ぶ。


大森かなこ
演:天神子兎音
二葉の幼馴染で、一花や三樹とも面識がある。
三姉妹が幼少の頃より世話になってきた「カラオケバーまさこ」を営むまさこママの娘。
チーママとなった二葉と共に働くことになる。


山村しのぶ
演:大空スバル
カラオケバーまさこのアルバイトである女子高生。
普段はおどおどしているが、演劇部所属で、演技が絡むと目の色が変わるらしい。


雨夜留美
演:朝ノ瑠璃
四月一日三姉妹の従姉妹。
丸の内の商社で働くバリキャリで、日々出会いを求めて合コンに参加しているらしい。


その他

ケンジ
二葉の婚約者。区役所勤めの公務員。
二葉曰く「結婚式のことも新居のことも任せっきり」とのことで彼女を苛立たせている。
新居は何故か角部屋に拘っている。
地元は北海道で結婚祝いに三姉妹に一匹ずつシャケを送ったことがある。
一期では、所々で存在そのものが言及されることはあるが、実際に登場することは無かったが、二期一話にて、台詞は無いが後ろ姿のみ登場した。



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  • 個人的には面白かった。円盤の売り上げどうなるか分からんけど、良い試みだったと思いたい。 -- 名無しさん (2019-08-08 02:42:12)
  • 二期が4月からやるし評判は悪くなかったのかな? -- 名無しさん (2020-03-13 13:34:02)
  • 業界や経済周りのことは詳しく分からないけど、この番組、意外と低予算で作れて、それでいてその割には一定以上の人気はあるとかじゃないかな。普通に好き。 -- 名無しさん (2020-04-19 01:00:20)
  • 二期も無難に終わったね。円盤売り上げやメディアミックスの盛り上がり次第では三期も来るのかな。 -- 名無しさん (2020-06-26 07:16:10)

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*1 職業そのものへの蔑視というよりは、大して稼いでいない姉への皮肉と思われる

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