リュウコマンダー/ショウ・ロンポー

ページ名:リュウコマンダー_ショウ_ロンポー

登録日:2019/03/31 Sun 13:02:29
更新日:2024/04/04 Thu 11:36:53NEW!
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宇宙戦隊キュウレンジャー リュウコマンダー 神谷浩史 司令官 総司令官 竜人 マイペース 戦隊個別 追加戦士 紫戦士 歴代バイオレット リベリオン テキトー ドラゴンマスター 結構暗い過去持ち 日下秀昭 ショウ・ロンポー リュウバイオレット no.10 リュウコマンダー龍の道 りゅう座




「ショウ・ロンポー」とは、おったまげる程イケメンで何でも出来過ぎちゃう男の中の男である。



追記・修正よろくし。



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[#include(name=テンプレ3)]
































「司令!仕事ほっぽって何してるかと思ってたら、こんな物建てて!アニヲタWiki(仮)を何だと思ってるんですか!?」


「ちょっとラプター!僕ちんが手塩にかけて建てた項目をこんな物よばわりとh」


「十分こんな物ですよ!内容薄い上に嘘ばっかりじゃないですか!こんなのすぐに荒らし認定されて削除されるのがどうして考えられないんですかああああ!?」


「ごめんごめんごめん!分かった!ちゃんと建て直すから許して~!」


「もういいです!項目作成はwiki篭りの皆さんに任せて、仕事して下さい!」


「オッキュ~……」



ハロ~エブリバディ~!皆、出迎え有難う、ヤッホイ!



ショウ・ロンポーとは「宇宙戦隊キュウレンジャー」の登場キャラクターである。


CV:神谷浩史
スーツアクター:日下秀明


キャラクターソング:「リュウコマンダー龍の道」




【概要】

Space.3(第3話)「砂漠の星から来た男」から登場。
ラッキーたち「究極の救世主」ことキュウレンジャーが所属する「解放組織リベリオン」の司令官を務める。


リュウ座系出身。紫色の竜人の姿をしており、その上から司令官の証である赤いコートのようなユニフォームを纏い、持ち手に竜の頭があしらわれた杖「リュウツエーダー」を所持している。
ちなみに司令官就任以前は黒と銀のつなぎのような服に紫のスカーフを巻いていた。
物語開始以前からSpace.2まではキュータマ集めの旅に出ていたため、キュウレンジャー一同はラプターを除いてその存在を認知していなかった。



【人物像】

厳つい見た目だが、その実一人称に「僕ちん」*1を用いるなど司令官とは思えない程マイペースで超が付くぐらいのいい加減な性格。


  • 『ラッキーとチャンプを省いた全員がスティンガーの毒にやられて戦闘不能になっている上に、解放対象である惑星ニードルの爆発まで時間がない』という緊急事態に『ラジャーに代わる掛け声』という至極どうでもいいことを無駄に真剣なテンションで考えている。ロジャーは論外
  • 毎回の出撃メンバーをキューレット*2で(=何も考えずその場の運に任せて)決める。
  • 出撃に便乗してラプターに任務とは何ら関係のない思いっきり私事なお使いを命じる。(結果的に彼女がキュウレンジャーに覚醒するきっかけにはなったのだが)
  • オリオン号が暴走し、太陽に向かって突撃するという緊急事態「焼きドラゴンになっちゃうよ~」などと喚き倒してその場にいた誰よりも取り乱す。

……等々、具体的なエピソードを上げていけばハッキリ言ってキリがない。
そんな性格のため、秘書であるラプターから常にツッコミや制裁を喰らっている他、一同から度々呆れられたりしている。


このように司令官としては致命的すぎる問題を抱えた人物であることは確かなのだが、スティンガーをスパイとして送り込んでいたり、強敵相手に一度敗北を喫したのなら特訓を課した他にも、
メンバー間に誤解から軋轢が生じていたのであれば自ら動いてそれを解消させてキュウレンジャーの士気の向上・維持に真摯に務める等、腐っても司令官や先導者らしい一面も持ち合わせている。
(ただし、そのスパイについて仲間に伝え忘れていたり*3、結果的に功を奏したとはいえ特訓の内容もただのダンスであったりとやはりテキトーでいい加減な部分は常について回るが……)
また、部下達に危険が及べば時に身を挺して守ろうとする等、仲間想いな面もある。
一方で優しいだけでなく、信じていた兄に裏切られて怒りと悲しみに我を失うスティンガーを一喝し、厳しい事実を突きつけるなど時として厳格な一面ものぞかせる。
他にも紆余曲折有りながらも伝説の戦士であるキュウレンジャーを全員揃えた実績は紛れもない事実であるため、何だかんだ言って戦隊の全員からは尊敬こそほとんどされていないがそれなりに慕われている。


詳しくは後述するが、以前はリベリオンの戦士として戦っており、この手のキャラの例に漏れずその実力は本物。
純粋な戦闘力以外にも仲間が偽物とすり替えられて、それらと戦わされた際には普段の情けない姿を晒してその反応の違いから正体を見破る等、観察・洞察力や機転にも優れた部分がある。
ただし、流石に年波には勝てないらしく、現在は腰痛持ちであり、肝心な時にギックリ腰になっては使い物にならなくなることも少なくない。











※推奨BGM:「炸裂ギャラクシー!!」


俺はラッキー。


まずい、スパーダが捕まった!


しかもショウ司令の戦える時間に限界が?
何か秘密があるみたいだな…。


まさか、一人で戦うつもりか!?



Space.9 燃えよドラゴンマスター


宇宙は俺達が取り戻す!






【因縁と悲しき過去。そしてその先】

Space.7「誕生日を取り戻せ!」にて宇宙幕府ジャークマターの刺客であるイカーゲンマーダッコが地球に来ていることを知ると、
非常に動揺して「まともに戦って勝てる相手ではない」ときっぱり断言したり、いざキュウレンジャー一同が彼らと遭遇した際には普段のおちゃらけた言動を嘘のように消し、声を荒げて撤退を命じる等露骨に彼らを恐れるようになる。


Space.8「司令官ショウ・ロンポーの秘密」ではそんな彼らに対抗すべく1つの地域に密集している5つのモライマーズを一気に破壊する「スターダスト作戦」を指揮するが、これはダイカーンの討伐による地域の解放を二の次にした作戦であった。
そのため、反感を買ったスパーダを始め、ラッキーとハミィに作戦の途中離脱を許してしまい、さらにはスティンガーがインダベーから逃げていた佐久間小太郎を助けに向かっていってしまったため実行部隊はガルとラプターだけになってしまう。


当然イカーゲン達がこの好機を見逃すはずがなく、彼らの襲撃を受けてガルとラプター、さらには救援に駆け付けたスティンガーまで囚われてしまう。
その後ダイカーン・メシウバインダベーを片付けたスパーダ達も返り討ちにされ、キュウレンジャーは全滅してしまう。*4


これを見かねたショウは遂に自ら前線に赴く。
そして……



\リュウキュータマ!/


\say the change!/


Wish upon a star!



なんとリュウツエーダーとリュウキュータマを使用し、「リュウバイオレット」に変身。
イカーゲン達に立ち向かい、ラッキー達が逃げ切るまでの時間稼ぎに走るが、途中で変身が解け、止めを刺されかけてしまう。
その場は自身の命令を無視したスパーダが代わりに攫われたため、何とか生存する。


そして、オリオン号に戻ったショウはラッキー達から問い詰められ、自身の過去について話し始めた。




時はまだリベリオンが出来たばかりの頃。ショウは当時リベリオンの最高責任者であったビッグベア総司令の部下であった。
ジャークマターに対抗すべくキュウレンジャーの発見を急いでいたリベリオンであったが、人一倍正義感の強かったショウは「本来変身用ではないスキルキュータマの力を無理矢理引き出してキュウレンジャーを人工的に生み出す」ことを思いつく。
その結果ショウ自身の手で生み出された物こそが先程のリュウバイオレットであった。
しかし、システムが未完成故に「戦える時間に限界がある」という致命的な弱点が存在していた。
それでもショウは未完成な力で必死に戦い続けたが、それが原因でジャークマターはリベリオンを本格的に危険視し、確実に仕留めるための刺客を送り込んだ。
それこそがイカーゲンとマーダッコであった。
2人はリベリオン本部に侵入し、そこを蹂躙。多くの構成員を次々に殺害していく。
それに対して戦いに向かおうとするショウをビッグベアはシステムの未完成を理由に止めたが、正義感の強かったショウは彼への命令違反を犯してしまう。


その結果、時間制限によって変身が解除。
危うくイカーゲンに止めを刺されかけてしまうも、すんでのところでビッグベアが乱入。
致命傷を負いがらもイカーゲン達を巻き込み、自爆してしまった。
「自分の命令違反のせいで上司を失い、司令塔を失った組織も壊滅同然に陥った」という事実は、ショウの心に深い傷を残したのだった。




一通りの過去を話し終えたところで、イカーゲンから「スパーダを救いたければキュウレンジャー全員で来い」という脅迫が入った。
ショウは翌日にスパーダ救出作戦を宣言するが、これに反して一人早朝に出撃し、待ち伏せしていたラッキーも気絶させてしまう。


お前は…ビッグベア総司令に託された希望。誰一人、キュウレンジャーを失う訳にはいかない……。


何とかスパーダを助け出し、イカーゲンらもに二人で立ち向かうが、やはり圧倒されてしまい、万事休すかと思われたその時に駆け付けたのはラッキー達だった。
彼らを犠牲にしたくない自身の思いを分かってくれない彼らに苛立つショウだが、ラッキーはそんなショウに強く反論する。



いつまで一人で戦ってるつもりだ!
司令は昔、リベリオン最初の戦士だったかもしれない。
でも、今は違う!俺達9人がいる。司令も加わりゃ10人だ!
ってことは、伝説よりもすげぇって事だ!!
司令と俺達で伝説を越えるんだ!!!


その時、キュウレンジャー全員のキュータマが光り輝き、その輝きは一つに収束し、リュウボイジャーとなった。


そしてリュウボイジャーはショウに語り掛ける。


ショウ・ロンポー、オ前ノヤリタイコトハナンダ?


私のやりたいこと……


私は、9人の伝説の救世主と共に戦いたい。
ジャークマターの支配から、宇宙を解放するために!



その言葉を聞いたリュウボイジャーが自らリュウキュータマに飛び込むと、何とスキルキュータマからチェンジキュータマに進化。
新たに得た力でキュウレンジャーはイカーゲン達を退けることに成功。
こうしてショウは真の意味で10人目のキュウレンジャーとなったのだった。


……その後、調子に乗ってジュウレンジャーに改名しようとして却下されたことには触れないでおこう。



【本編後】

そんなこんなで過去の友との闘いで一度は死にかけたり、
ジャークマターのショーグンことドン・アルマゲとの最終決戦でリュウキュータマごと体内に取り込まれたりはしたものの、ラッキ―捨て身の奇策で体内から分離。ジャークマターとの戦いに勝利し宇宙を救う。


スティンガーに司令官の席を譲った後、自身はリベリオンの総司令官となり、衣装にその証であるバッジが追加された。
少しはいい加減な態度が治っているかと思いきやそうではないようで……オオグマキュータマに宿ったビッグベア旧総司令の魂が成仏する日はまだまだ遠そうである。


最終回から4年後の『Vシネクスト 宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』では、宇宙忍デモストの命令でネオキュータマを盗んだハミィと交戦した結果負傷…というか、持病の腰痛を発症してしまい、戦線離脱する。
そのためリュウコマンダーとして参戦することはできなかった。



【リュウバイオレット】


龍の道に生き、龍の道を進む。私がやらねば誰がやる!



ショウの最初の変身形態。
その姿は正規のキュウレンジャーとほぼ同じだが、胸部のレリーフとその下の星のマークが中央に描かれている他、ベルトもキューバックルではなくリベリオンのエンブレムが描かれた簡素な物になっていたり、レリーフも色が付いていない等、細部は異なっており、所詮「擬似キュウレンジャー」とも言うべき存在。


ショウ自身の高い戦闘能力も合わさって、今までろくにダメージを負わせられなかったイカーゲンとマーダッコとそれなりに渡り合えるなど、総合的な戦闘能力は非常に高いが、時間制限が常について回るが故にその戦い方は余裕がなく、ショウの実力を発揮できていなかった。
しかし、スキルキュータマだったリュウキュータマが完全なチェンジキュータマとなったことで更なる姿へと進化することになる。




【リュウコマンダー】


ガリョウテンセイ!!


ドラゴンマスター!リュウコマンダー!



リュウバイオレットの進化形態。初登場はSpace.9「燃えよドラゴンマスター」。
腰から新たにローブが追加され、レリーフも紫色に塗られた他、ベルトも黄金のキューバックルである「リュウバックル」に変わり、よりキュウレンジャーらしく、より威厳のある姿に変化。
時間制限がなくなったことで戦いに余裕が生まれ、ショウの実力を十二分に発揮できるようになった。
基本的にはリュウツエーダーを振るうが、徒手空拳においてもカンフーのような素早い連打攻撃や両腕の間から光球を放つなどの十分すぎる強さを誇る。



【専用武器・必殺技】


リュウツエーダー
リュウバイオレット/リュウコマンダーの変身アイテム兼専用武器。
元々はリベリオンが開発した、スキルキュータマで疑似的にキュウレンジャーに変身させるための試作品だった。
変身時に龍の顔を模したグリップ部にリュウキュータマをセットし上顎部がキュータマを咥えるように動かした後、先端部を地に鳴らすことでショウをリュウコマンダーに変身させる。
通常はロッドモードを巧みに振るい華麗に戦うが、遠距離攻撃および必殺攻撃時にはライフルモードに変形し遠くの敵を狙撃する。



ドラゴクラッシュ
リュウコマンダーの必殺攻撃。
リュウキュータマを装着した状態で上顎部を動かすことで『ギャラクシー!!』の音声が鳴り響きエネルギーチャージ。
トリガーを引くことで必殺の龍型光弾が銃口から放たれ敵を粉砕する。



【リュウボイジャー】


\say the go!/



リュウコマンダーが乗るリュウ座系キュウボイジャー
単独でも高い戦闘力を持ち、巨大化したダイカーンとも渡り合える。
口から放つ炎『ドラゴンファイヤー』や、シシボイジャーよりも長い胴体に稲妻を纏い突撃する『ドラゴンブレイク』も強力。
2号ロボ・リュウテイオーの中核にもなり、リュウテイキュウレンオーに合体時にはバックパック部を形成する。
なお、キュータマジン合体時にはリュウキュータマ型コックピットが右肩に装着される。リュウボイジャーの行方は気にするな!
詳細は該当項目を参照。


宇宙は私と、キュウレンジャーが取り戻す!!



【キャラクターソング:リュウコマンダー龍の道】

中華風のメロディに乗せられた疾走感に溢れた物であり、普段のお茶ら気振りからは想像もつかない仕上がりとなっている。



【余談】

名前の由来は中華料理の一つである「小籠包」。
どうやらキュウレンジャーの世界にも実在しているらしくラッキーとスパーダは当初それと混同していた。





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  • トリンやボスとも違う良いキャラしてた。ただ、スティンガーのスパイの件はわざと伝えてないのを誤魔化したんじゃないかと思うが -- 名無しさん (2019-03-31 13:14:19)
  • 元ネタが龍座ってわかってた上に、司令官が変身ってのは前例があるから追加戦士だって疑ってた人多かったな -- 名無しさん (2019-03-31 13:33:37)
  • 仲間が囚われて偽物と知らず戦わされた時は普段の情けない姿を見せてその反応で相手が偽物だと看破するとか、意外と機転が効いたり洞察力鋭い一面もあるよね -- 名無しさん (2019-03-31 16:50:19)
  • いわゆる追加戦士の枠は伝説さんが持ってっちゃったからイマイチ活躍が…… -- 名無しさん (2019-03-31 18:29:50)
  • 本当にポンコツなのか、ポンコツを装っている切れ者なのかよくわからない人。 -- 名無しさん (2019-03-31 21:11:48)
  • ジュウレンジャーにチーム改名を提案して、案の定即却下された人 -- 名無しさん (2019-03-31 22:03:28)
  • プロデューサー曰く「根が適当」(ガチで根がいい加減)なんだそうだ。それを受けたひろしも「大人としての姿はリベリオンで戦うにあたって身につけなければなかったもの」という解釈で演じたらしい -- 名無しさん (2019-06-20 21:18:07)
  • 杖使いなのに剣士扱いされてた -- 名無しさん (2023-03-17 22:09:44)
  • 項目名をショウ・ロンポーからリュウコマンダー/ショウ・ロンポーに変更しました。 -- 名無しさん (2023-04-06 21:36:29)

#comment

*1 たまに「私」を用いることもあるが
*2 身も蓋もない言い方をすれば福引のガラガラ
*3 意図的であった可能性はある
*4 但しラシンバン座系惑星ジーシャックへラシンバンキュータマを採取しに行ったチャンプと怪盗BN団は除く

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