The Death and Return of Superman(コミック)

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登録日:2019/02/22 Fri 21:14:06
更新日:2024/04/04 Thu 10:52:38NEW!
所要時間:約 30 分で読めます



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『The Death and Return of Superman』は1993年にDCコミックスで行われたクロスオーバーイベント。


+ 作品情報-

『Doomsday/The Death of Superman』
スーパーマンとドゥームズデイの死闘を描いたクロスオーバー。『The Death of Superman』はTPB(アメコミの単行本)のタイトル。
『Superman: The Man of Steel』#18~#19、『Justice League America』#69、『Superman Vol.2』#74~#75、
『Adventures of Superman Vol.1』#497、『Action Comics Vol.1』#684で行われた。


クロスオーバーの順序は『MoS』→『S』→『AoS』→『AC』の順で、『MoS』#18と『S』#74の間に『JLA』#69が挟まった。


『Funeral for a Friend/World Without a Superman』
スーパーマンの葬儀と彼を失ったメトロポリスの姿を描いたクロスオーバー。『World Without a Superman』はTPBのタイトル。
『Adventures of Superman Vol.1』#498~#500、『Justice League America』#70、『Action Comics Vol.1』#685~#686、
『Superman: The Man of Steel』#20~#21、『Superman Vol.2』#76~#77で行われた。


クロスオーバーの順序は『AoS』→『AC』→『MoS』→『S』の順で、『AoS』#498と『AC』#685の間に『JLA』#70が挟まった。


『Reign of the Supermen』
4人のスーパーマンの後継者の活躍を描いたクロスオーバー。元々は下記の『The Return of Superman』も含んでいたが2016年のTPBで分割された。
『Action Comics Vol.1』#687~#688、『Superman: The Man of Steel』#22~#23、『Superman Vol.2』#78~#79、
『Adventures of Superman Vol.1』#501~#502で行われた。


クロスオーバーの順序は『AC』→『MoS』→『S』→『AoS』の順。


『The Return of Superman』
スーパーマンの復活を描いたクロスオーバー。タイトルの『The Return of Superman』は元々『Reign of the Supermen』のTPBのタイトル。
『Action Comics Vol.1』#689~#691、『Superman: The Man of Steel』#24~#26、『Superman Vol.2』#80~#82、
『Adventures of Superman Vol.1』#503~#505、『Green Lantern Vol.3』#46で行われた。


クロスオーバーの順序は『AC』→『MoS』→『S』→『AoS』の順で、『MoS』#26と『S』#82の間に『GL』#46が挟まった。


日本では1993年に中央公論社から『Doomsday/The Death of Superman』の邦訳本が発売されている。
2018年には2部作でアニメ化された。


スーパーマンの死と復活を描いたクロスオーバーイベント。1990年代前半の代表的イベントの1つ。


当時のDCコミックスは新興出版社Image Comicsに脅かされる立場にあり、その状況を打破するために始まったのがこのイベントだった。
アメコミのシンボル的存在であるスーパーマンの死は、コミック業界だけでなく世界中を騒がせることとなりDCは再び勢いを取り戻すこととなった。
この勢いに乗ったDCはバットマンの敗北を描いた『Batman: Knightfall』や
グリーンランタン(ハル・ジョーダン)の堕落を描いた『Green Lantern: Emerald Twilight』といったヒーローの悲劇を乱発することになった。


ストーリーは大きく3から4のパートに分かれ謎の怪物ドゥームズデイとの死闘に始まり、
4人の後継者の出現そしてスーパーマンの復活という衝撃の展開が連続する。
ドゥームズデイや4人の後継者はいずれもその後のDCにとって重要なキャラクターとなりスーパーマンの復活以上の財産となった。
また『Reign of the Supermen/The Return of Superman』は大型イベント『Bloodlines』とクロスオーバーしており、
4人の後継者と異星生物との戦いや市民の交流が描かれた。


DC再興のきっかけになった一方でこのイベントを入口に前述の通り悲劇的なストーリーが乱発し、業界全体が閉塞感に陥るきっかけにもなった。
またスーパーマンというアメコミのシンボルが死と復活を経験した結果、アメコミにおける死が完全に無意味なものとなったという指摘も存在する。
そういった意味でもアメコミにとって大きな変化を及ぼす作品となった。




『Doomsday/The Death of Superman』
『Funeral for a Friend/World Without a Superman』
『Reign of the Supermen』
『The Return of Superman』




『Doomsday/The Death of Superman』



【物語】

ある日アメリカ中西部の地下より謎の怪物が現れた。怪物は立ちふさがる『ジャスティス・リーグ・アメリカ/JLA』を退けると、
援護に現れたスーパーマンさえも圧倒し生物のいる場所へ足を進め全てを破壊し続ける。
ドゥームズデイと名付けられた怪物は自分に挑むスーパーマンを何度も打ちのめし、ついに大都市メトロポリスにたどり着く。
愛する街と市民を守るためスーパーマンは全てをかけた戦いに挑む。



【主な登場人物】

メトロポリスを守る鋼鉄の男。キャット・グラントの番組出演中に『JLA』のピンチを知り彼らの元に駆け付けた。
そしてドゥームズデイに何度も圧倒されながら食い下がり、人命救助をしながら追い続けた末にメトロポリスに行き着いてしまう。
ドゥームズデイの手で街や多くの友人が傷つくのを目の当たりにし、全てを出し尽くす覚悟を固め最後の戦いに挑む。


  • ドゥームズデイ

突如地下から現れた謎の怪物。後にその正体は地球に流れ着いた古代クリプトンの生物兵器だと明かされた。
あらゆるものを破壊する姿から審判の日を意味する『Doomsday』と呼ばれるようになった。
当初は拘束服のようなものを身に着けていたが、戦いの中で外れていき灰色の肉体と凶悪な角が露になっていった。
拘束服の状態でも『JLA』を圧倒し、スーパーマンさえも何度も退けるパワーを持つ。
その思考は生命体への憎しみで構成されており、本能の赴くままに殺戮を続けメトロポリスにたどり着いた。



≪ヒーロー≫

  • ジャスティス・リーグ・アメリカ/JLA

世界を守るヒーローチーム。スーパーマンも所属している。
メンバーは
25世紀の未来からやって来たブースターゴールド(マイケル・カーター)
様々なガジェットを使って戦うブルービートル(テッド・コード)
かつて『グリーンランタン・コァ』の一員で現在は『イエローリング』を操るガイ・ガードナー
魔術師の一族の王女で氷を操るアイス(トーラ・オラフスドッター)
元スパイで炎を操るファイヤー(ベアトリス・ダ・コスタ)
伴侶を求める惑星アルメラクの王女マキシマ
黒魔術を操り超パワーを発揮するブラッドウィンド


消火活動中に連絡を受け、ドゥームズデイの元に向かった。全力で挑むも返り討ちにされ、スーパーマンに助けられた。
今度はスーパーマンと協力して挑むも、光線による一斉攻撃も通じずほとんどのメンバーが倒されてしまう。
マキシマのみ何とか立ち上がりKirby Countyでスーパーマンと共に挑むも、ガソリンによる大爆発で倒れた。


  • スーパーガール/マトリクス

別次元『ポケットユニバース』出身の人造生命体。スライムのような自在に姿を変える肉体を持ち、現在は少女版スーパーマンの容姿をしている。
スーパーマンに連れられこの世界にやって来たが、自分の創造主と瓜二つのレックス・ルーサー二世と恋に落ち彼の元にいる。
ドゥームズデイに苦戦するスーパーマンを気にしながらも、ルーサーに止められテレビから見守っていた。
その後メトロポリスが戦場になったことで許可を出され援護に向かうも、一撃で敗れてしまう。


  • ガーディアン(ジム・ハーパー)

黄金の盾を操るメトロポリスの守護者。その正体は『プロジェクト・カダマス』が生み出したジム・ハーパーのクローン。
Kirby Countyで倒れたスーパーマンの元に駆け付け、傷ついたマキシマを任され病院に届けた。
その後『カダマス』から連絡を受け、研究所の上で戦うスーパーマンの元に向かうがドゥームズデイに吹き飛ばされた。
メトロポリスの決戦では彼に代わって『カダマス』の最新装備を身に着けた兵士がスーパーマンを援護した。



≪メトロポリス≫

  • ロイス・レーン

メトロポリスの新聞社デイリー・プラネットの美人記者。クラークの恋人で彼がスーパーマンであることを知っている。
スーパーマンとドゥームズデイの戦いを知りジミー・オルセンと共に取材に向かう。
メトロポリスの決戦ではスーパーマンに救われ、口づけを交わし涙ながらに彼を見送った。


  • レックス・ルーサー二世

スーパーマンのライバルだったレックス・ルーサーの息子。姿を消した父親の跡を継ぎレックス・コープを仕切っている。
外見・内面どちらも父親には似ていない。その正体は死に瀕したルーサーが自分の意識を映したクローンで、息子を騙り世界をだましている。
スーパーマンとドゥームズデイとの戦いは静観を決め込んでいたが、メトロポリスが決戦の場になったことでスーパーガールを向かわせた。


  • キャット・グラント

元デイリー・プラネットの記者で、現在はテレビ局WGBSのキャスター。スーパーマンを招いて高校生向けのインタビュー番組を行った。


  • エミル・ハミルトン、ビッボ・ビボウスキー

スーパーマンの良き友人の科学者と元ボクサー。メトロポリスでの決戦で巨大なレーザー砲を使うも通用しなかった。


  • ダン・ターピン、マギー・ソーヤー

メトロポリスの刑事。メトロポリスでの決戦で部隊を率いてドゥームズデイに挑むも足止めにもならなかった。


  • Underworlders

メトロポリスの地下に潜む『プロジェクト・カダマス』の失敗作。不気味な者から動物のような者まで外見は様々。
ドゥームズデイとの戦いの直前、一部の者が地上への侵攻を企てるもスーパーマンに防がれた。
その後メトロポリスでのドゥームズデイの戦いに巻き込まれ何人かが命を落とした。



≪その他≫

  • ジョナサン・ケント&マーサ・ケント

スーパーマンの育ての親。メトロポリスで戦うスーパーマンをテレビを通じて見守る。


  • ミッチ・アンダーソン

町外れで暮らす少年。思春期真っ盛りでスーパーマンを斜に見たり、別居状態の両親や幼い妹のことで苛立ちを感じている。
そんな中スーパーマン率いる『JLA』とドゥームズデイとの戦いに巻き込まれてしまう。
母と妹と共にピンチとなってしまうもスーパーマンに助けられ、後にこの時の経験からアウトバーストというヒーローとなった。




『Funeral for a Friend/World Without a Superman』



【物語】

メトロポリスでの死闘の果てにスーパーマンとドゥームズデイは相打ちとなって倒れた。
懸命の蘇生処置も虚しくスーパーマンは命を落とし世界は悲しみに包まれ、メトロポリスで盛大な葬儀が行われた。
それから直ぐに記念碑の下に納められたスーパーマンの遺体が何者かに盗まれる事件が発生し、スーパーガールやロイスが調査を開始する。
一方スモールビルのジョナサン・ケントは息子を失いさらに遺体も盗まれたショックで倒れ、あの世で息子の姿を目撃する。



【主な登場人物】

≪メトロポリス≫

多くの市民がスーパーマンの葬儀に参列し、彼の最期を見送った。


  • ロイス・レーン

デイリー・プラネットの美人記者。最愛の人物であるスーパーマンを目の前で失うも、プロとして彼の記事を書き上げた。
その後はクラークも亡くした事実が心を締め付け、ケント夫妻と悲しみを分かち合う日々を過ごしていく。
ケント夫妻がスモールビルに帰ると地下で起きた謎の洪水事件からスーパーマンの遺体が盗まれたことを知り、遺体奪還に向け動き出す。


  • レックス・ルーサー二世

大企業レックス・コープの社長。その正体は死に瀕したルーサーが自分の意識を映したクローン。
自らが手を下せなかったスーパーマンに対し、盛大な葬儀を開くことで自分の手で彼を墓に葬ろうと企む。
その一方でスーパーガールを世間に公表すると共に、私設部隊『Team Luthor』を結成し街を自らの庇護下に置こうとする。
スーパーマンの遺体に異変が生じると、彼の復活を危惧しスーパーガールや警察と協力して調査に当たる。


  • ジミー・オルセン

デイリー・プラネットのカメラマン。スーパーマンの死闘を最後までカメラに収め、その写真が高い評価を得た。
しかしスーパーマンだけでなくクラークも行方不明になったショックを徐々に実感し、悲しみに沈んでいく。


  • ペリー・ホワイト

デイリー・プラネットの編集長。スーパーマンの死やクラークの行方不明にショックを受けながらも自らの仕事を続けていく。
その一方で深く傷つくロイスやジミーには彼なりの配慮を見せている。


  • キャット・グラント

WGBSのキャスター。死闘の末に倒れたスーパーマンを前にプロ根性でカメラを回し続け、悲しきに暮れるロイスに発破をかけた。


  • ダン・ターピン

メトロポリスの刑事。死闘の末に倒れたスーパーマンの遺体を狙うウェストフィールドをボディブローで黙らせた。
棺に納められたスーパーマンの遺体に異変が起きるといち早く駆け付けたが、Underworldersと遭遇しスーパーガールに救われた。


  • Underworlders

メトロポリスの地下に潜む『プロジェクト・カダマス』の失敗作。不気味な者から動物のような者まで外見は様々。
スーパーマンの遺体の調査を行うスーパーガールと偶然遭遇し戦闘となった。
その後、ロイスの友人と共に友好的な個体がロイスの遺体捜索に協力する。



≪プロジェクト・カダマス≫

  • ガーディアン(ジム・ハーパー)

黄金の盾を操るメトロポリスの守護者。倒れたスーパーマンにビッボやハミルトン博士、『カダマス』のメンバーと共に蘇生処置を行った。
葬儀を終えるとスーパーマンに代わって今まで以上に自警活動に力を入れるが、ウェストフィールドが遺体を回収したことに衝撃を受ける。
当初はその行為に反対し激高するも、スーパーマンのクローン化とその成功の可能性を知らされ渋々協力していく。


  • ポール・ウェストフィールド

『プロジェクト・カダマス』の責任者。スーパーマンとドゥームズデイの遺体を狙って現場に現れるも、スーパーマンの回収は失敗に終わる。
その後、諦めきれず部隊を率いて警察署に向かうもスーパーガールと『Team Luthor』の介入でまたも失敗する。
葬儀が終わるとトンネルを通じて棺から遺体の回収に成功し、DNAを採取することでスーパーマンのクローンを作ろうと企む。
その一方でより高性能なガーディアン、Auronを密かに開発していたがスーパーマンのDNAを巡る騒動で逃げられてしまった。


  • ダビレックス

『プロジェクト・カダマス』によって生み出された超能力を操る人間のクローン。ドゥームズデイの決戦ではガーディアンをテレパシーで援護していた。
スーパーマンの意識を確認するなど蘇生処置に協力した他、彼の意識を保存しクローン開発のサポートを行う。


  • ニュースボーイ・リージョン

現在のガーディアンの元となったジム・ハーパーと共に活動していた少年たち。
現在は成人し『カダマス』の研究員となりジムをクローン化した他、自分たちのクローンを生み出している。
スーパーマンのクローン開発に渋々協力するも、クローンの『ニュースボーイ・リージョン』はスーパーマンのクローン化に否定的。



≪ヒーロー≫

『JLA』やバットマン、ワンダーウーマンといったあらゆるヒーローが集結した。
そして喪章をつけて哀悼の意を表し葬儀では棺を運ぶ役を担った他、スーパーマンに代わってクリスマス・イブの市民の悩みを解決した。
同時期の他のタイトルでも喪章をつけている。


  • スーパーガール/マトリクス

別次元『ポケットユニバース』出身の人造生命体。ルーサーの恋人として彼の元にいる。
ルーサーの指示で街の浄化に取り組みながら、遺体の異変を知り調査を開始する。


  • ギャングバスター(ホセ・デルガド)

メトロポリスの貧民地区スーサイド・スラム出身の元ボクサー。現在は自警活動を自粛しキャットのボディガードとなっている。
スーパーマンの死をきっかけに再びギャングバスターになり、自分の身を顧みない無茶な戦い方で犯罪者と戦う。


  • ソーン(ローズ・フォレスト)

父親を犯罪者集団に殺されたのをきっかけに暴力的なもう1つの人格ソーンが自警活動をするようになった女性。
しばらくソーンが目覚めていなかったが、スーパーマンの死をきっかけに再び活動を開始する。


  • ウェーブライダー(マシュー・ライダー)

別時間軸から現れたマシュー・ライダー。時間流を自在に行き来できる力を持つ。
過去と未来を守る時間の警察官『リニアメン』の一員になるも、スーパーマンの死を知り衝撃を受ける。
彼の死を防ごうとワープするが、別の時間軸のマシュー・ライダーから生死を変える責任の重さを問われ諦めざるを得なかった。


ゴッサムを守る闇の騎士。スーパーマンの死を知り他のヒーロー同様『JLA』の基地に現れた。
葬儀には参列しなかったものの街角から見守り、葬儀が終わると『バットケイブ』でスーパーマンとの思い出を振り返った。



≪その他≫

  • ジョナサン・ケント&マーサ・ケント

スーパーマンの育ての親。テレビを通じて息子の死を知り、葬儀には参加せずクラーク・ケントとして彼を密かに弔った。
その後ロイスから連絡を受けてメトロポリスに向かい、クラークの友人ラナ・ラングを交えメトロポリスで互いの傷を癒すこととなった。
スモールビルに戻るとジョナサンはクラークの幻を見るようになり、更に遺体を盗まれたことを知りショックで倒れてしまう。
病院に運ばれたジョナサンは霊界のような場所で息子の姿を発見し、彼の後を追い続ける。


  • ミッチ・アンダーソン

スーパーマンに家族揃ってドゥームズデイから救われた少年。その際スーパーマンがドゥームズデイより自分たちを優先し、
その結果対処が遅れスーパーマンが命を落としたのではと思い込んでいる。
そのことをスーパーマンの関係者に謝ろうとメトロポリスにやって来たが、偶然出会ったジミーとビッボの話を聞いて考えを改め家に帰った。
その頃ドゥームズデイに壊された家はフラッシュとグリーンランタンに修復され、家を出ていた父親はワンダーウーマンに説得され戻ってきていた。


  • ビル・クリントン

実在の人物。当時のアメリカ合衆国大統領。夫人と共にスーパーマンの葬儀に参列した。




『Reign of the Supermen』



【物語】

スーパーマンの遺体が棺に戻されジョナサン・ケントが息子の魂と共に現世に戻ってすぐ、
メトロポリスに4人のスーパーマンの後継者が現れそれぞれの方法で自由と正義のための戦いを開始する。
市民たちは4人のスーパーマンに困惑しながらも、ある者は受け入れある者は利用し真の後継者を見定めていく。



【登場人物】

≪4人のスーパーマンの後継者≫

メトロポリスに現れたスーパーマンに似た容姿・考えを持つ4人のヒーロー。全員が胸にSマークを掲げている。
方法や考え方は違うが、かつてのスーパーマン同様にメトロポリスの平和のために身を捧げている。
棺に納められたはずのスーパーマンの遺体は彼らの出現と共に姿を消している。


  • ラスト・サン・オブ・クリプトン/バイザー

黒で青が挟まれたスーツと黄色いサングラスが特徴的なスーパーマン。そのサングラスからバイザーとも呼ばれる。
南極のスーパーマンの基地『孤独な要塞』でエネルギー体として目覚め、棺に納められた遺体に触れ現在の姿となったとされる。
外見は非常に似ておりクラークの記憶としての有しているが、性格は冷酷で犯罪者には容赦しない。
またロイスと再会した際にはクラークは死んだと語り、かつてのクリプトンのような管理された世界を望んでいる。
復活に際して肉体も変化しており手からエネルギー波を出す他、パワー源である太陽光が苦手になりサングラスを使用する。
回復には『孤独な要塞』の特殊な装置『リジェネレーション・マトリクス』を使用する。
その戦い方は賛否両論だったが、ガイ・ガードナーが太鼓判を押したことで徐々に認められていく。


  • マン・オブ・スティール(ジョン・ヘンリー・アイアンズ)

自作の鋼鉄製のパワードアーマーに身を包んだアフリカ系男性。その容姿からこの名で呼ばれるようになった。
かつては軍の兵器開発者だったが自身が開発した兵器が不正に利用され多くの犠牲者を出したことを知り、
そのショックから軍を離れヘンリー・ジョンソンを名乗りスーサイド・スラムで暮らしていた。
そんな中スラムのギャングの間でかつて自分が開発した兵器の発展型『BG-80 トーストマスター』が出回り、友人の少年が犠牲となってしまう。
責任感とかつてスーパーマンに助けられた経験から戦う決意を固め、特製のアーマーを身に着けギャングとの戦いに臨む。
アーマーは非常に頑丈で足のジェットで空を飛ぶ。左腕にはネイルガンを装備し正確無比な狙いで相手の動きを止める。
最大の武器は本名の元となったジョン・ヘンリーに倣い装備したハンマー。
後継者の中では唯一本物のスーパーマンであることを否定しているが、人々のために戦う姿はスーパーマンそのものでロイスからも認められている。
ルーサーの情報で黒幕ホワイトラビットにたどり着くが、その正体が兵器の共同開発者で元恋人のAngora Lapinと知り衝撃を受ける。


  • サイボーグ・スーパーマン

体の一部が機械化され復活したスーパーマン。経緯は不明だがクリプトン製の機械で体の一部を補い復活したとされる。
復活の影響からか記憶が欠落しているが、カンザスやケントの名などクラークに関する記憶を有している。
従来のパワーに加え、機械のパーツで他の機械やネットワークにアクセスし思い通りに操ることができる。
自分のことを多く語らないが人助けや『カダマス』が管理していたドゥームズデイの放逐、ホワイトハウスのテロを防いだことで信頼を得ていく。


  • スーパーボーイ

『カダマス・プロジェクト』が生み出したスーパーマンのクローンとされる少年。クローンの『ニュースボーイ・リージョン』の手で解放された。
想定より早く解放されたため外見・精神は16歳程度で、そのことを気にしてスーパーボーイと呼ばれることを嫌っている。
上が青く下が赤いスーツにジャケットとサングラスを身に着けている他、想定ならサイズが合うベルトを無理矢理つけている。
またマントもつけるはずだったが解放された際に外れそのままにしている。
怪力や飛行といった能力は使えるが、熱に弱くヒートヴィジョンやXレイビジョンといった一部の能力は使えない。
目立ちたがり屋で偶然出会ったTana Moonの誘いに乗りWGBSに協力し、広告塔として自身の活躍を報道させている。
しばらくしてルーサーから協力を依頼され乗り換えようとするが、WGBS社長Vincent Edgeに押し切られそのままになった。
またこの際に空き家となったクラークの家とLeech親子とのマネジメント契約を与えられた。
当初は経験不足や油断からガーディアンに救われる、市民を危険にさらすなどしていたがアイアンズとの出会いやStingerとの戦いで変わり始める。



≪メトロポリス≫

  • ロイス・レーン

デイリー・プラネットの美人記者。4人の後継者と次々に遭遇し、全員にスーパーマン/クラーク・ケントの面影を見る。
それと同時に本物を主張するアイアンズ以外の3人への疑念を拭えずにいる。


  • レックス・ルーサー二世

大企業レックス・コープの社長。その正体は死に瀕したルーサーが自分の意識を映したクローン。
スーパーガールと私設部隊『Team Luthor』で街の治安維持に当たっており、ある任務で自ら出撃した際に足を負傷している。
突如として現れたスーパーマンの後継者たちを脅威に感じ、彼らを支配下に置くため調査を進めていく。
そしてWGBSがスーパーボーイを宣伝に使い効果を上げていることを知ると、アイアンズとスーパーボーイに接触し仲間に引き入れようとする。


  • ロン・トループ

デイリー・プラネットの記者。行方不明となっていたクラークの死亡が認定され、彼の跡を継ぎスーパーマンのコラムを任された。
手始めに『JLA』の責任者マックスウェル・ロードの話を聞こうとホワイトハウスで待ち伏せしていたが、
偶然テロ集団とサイボーグ・スーパーマンの戦いに出くわした。その時の活躍からサイボーグ・スーパーマンを本物と認めコラムにまとめた。


  • Tana Moon

記者を目指すハワイ出身の女性。デイリー・プラネットに断られたところで偶然スーパーボーイと出会い、彼を手土産にWGBSに入社した。
その後は彼の専属リポーターとして活躍を間近で報道するが、徐々に暴走する社長Edgeに不信感を抱く。


  • マギー・ソーヤー、Bill Henderson

メトロポリスの刑事。マギーはインスペクターに、Billは本部長に昇進し、気持ちを新たに毅然とした態度でスーパーマンの後継者に対応する。


  • ビッボ・ビボウスキー

スーパーマンの良き友人の元ボクサー。スーパーマンを見習い彼のマークの付いたシャツを身に着け人助けに乗り出す。
その日々の中で救った子犬を飼うこととなり、スーパーマンの故郷クリプトンと名付けようとしたがタグの字数制限でクリプトになった。


  • エミル・ハミルトン

スーパーマンの良き友人の科学者。ロイスに依頼されサイボーグ・スーパーマンを調査し、彼の肉体や機械がクリプトンによるものだと証明した。



≪ヒーロー≫

  • スーパーガール/マトリクス

別次元『ポケットユニバース』出身の人造生命体。ルーサーの恋人として彼の元にいる。
スーパーマンの後継者たちを当初静観していたが、ルーサーの指示でスーパーボーイに接触し仲間に引き込もうとする。


  • ガイ・ガードナー

かつて『グリーンランタン・コァ』の一員として活躍し現在は『イエローリング』を操るヒーロー。
スーパーマンの後継者たちを受け入れられず、罠を仕掛け彼らをおびき寄せその力を試そうとする。
罠にはまったバイザーに襲い掛かり圧倒されるが、途中強盗と戦う彼の姿が気に入り世間に太鼓判を押した。



≪ヴィラン≫

  • ホワイトラビット(Angora Lapin)

裏社会に『BG-80 トーストマスター』をばら撒く悪女。その正体はアイアンズと兵器を共同開発していた科学者で元恋人。
兵器開発から身を引いたアイアンズからデータを盗み出し『BG-80 トーストマスター』を完成させ売りさばいていた。


  • Stinger

赤と金のスーツに身を包んだ暗殺者。ヴィランとの戦いを望むWGBS社長Edgeの思惑でスーパーボーイと戦う。



≪その他≫

  • Jeb Friedman

かつてロイスやクラークに協力した情報屋。ロイスのことを想っており、傷心の彼女を元気づけるためにメトロポリスに現れた。




『The Return of Superman』



【物語】

スーパーマンの後継者たちがそれぞれに信頼を勝ち取り活躍を見せる中、コーストシティに謎の宇宙船が現れた。
知らせを受けたバイザーとサイボーグ・スーパーマンは宇宙船がばら撒く爆弾を阻止しようとするが、
サイボーグ・スーパーマンは本性を現しバイザーを攻撃、コーストシティを消滅させ機械都市エンジンシティに造り替えてしまう。
地球とスーパーマンへの復讐を目論むサイボーグ・スーパーマンは手下のモンガルと共にバイザーを隠れ蓑にしながら、
スーパーボーイを捕らえ『JLA』を宇宙に追い出すことに成功し計画を順調に進めていく。
何とか脱出したスーパーボーイは真実を伝えようとメトロポリスに向かうと、偶然謎のロボットと戦うアイアンズやロイスたちと出会う。
倒れたロボットから現れたのは復活を遂げた正真正銘本物のスーパーマンだった。
サイボーグ・スーパーマンの企みを知ったスーパーマンはアイアンズとスーパーボーイと共にエンジンシティに飛び立った。



【登場人物】

メトロポリスを守る鋼鉄の男。メトロポリスの空港近くの海から上陸したクリプトンのウォースーツから現れた。
ドゥームズデイとの戦いで命を落としたと思われたが、実際は太陽エネルギーを使い果たし特殊な仮死状態になっていた。
そして早い段階でバイザーことエラディケイターに回収され『リジェネレーション・マトリクス』に入れられた結果、奇跡的に復活を果たした。
肉体は復活するもエネルギーは回復していないため超能力は無い。また長髪になり黒地に銀のSマークのスーツを着ている。
能力の有無もありアイアンズたちからは疑いの目で見られたが、ロイスと言葉を交わし信頼を得たことである程度認められた。
そしてサイボーグ・スーパーマンの陰謀を知りアイアンズとスーパーボーイ(とスーパーガール)と共にエンジンシティに向かう。
失った超能力の代わりに『Team Luthor』のジェットブーツや敵の武器を使って戦いを切り抜け、歴戦の経験で仲間をサポートする。
途中モンガルの襲撃を受けピンチに陥るもスーパーガールとグリーンランタンに救われ危機を脱し、
合流したエラディケイターと共にサイボーグ・スーパーマンとの最後の決戦に挑む。



≪ヒーロー≫

  • マン・オブ・スティール/スティール(ジョン・ヘンリー・アイアンズ)

自作の鋼鉄製のパワードアーマーに身を包んだアフリカ系の元兵器開発者。
暴力的なバイザーと対立し墜落したコーストシティからメトロポリスに戻るとホワイトラビットの襲撃を受ける。
スーツの性能を活かして返り討ちにすると『BG-80 トーストマスター』の工場に向かい自身の因縁にけりをつけた。
その後エンジンシティに向かった他の後継者たちに代わってメトロポリスで戦っていたが、
以前戦ったバイザーがコーストシティ壊滅の黒幕だと思えず自分もエンジンシティに向かうことに決めた。
空港で本物のスーパーマンと出会うと、信用していいかを悩みながらも彼と共にエンジンシティに向かう。
戦いの中で見せる言動で徐々にスーパーマンを信頼していき、彼からはスティールという愛称を与えられた。
そしてモンガルがエンジンシティを起動したと知ると独り止めに向かい、サイボーグ・スーパーマンの分身と戦闘になる。
劣勢になるもサイボーグ・スーパーマンがわざと漏らした情報を活かした捨て身の一撃でエンジンを止めることに成功した。


  • スーパーボーイ

『カダマス・プロジェクト』が生み出したスーパーマンのクローンとされる少年。
Stingerとの戦いを終えLeech親子と家でくつろいでいると、コーストシティ壊滅を知りサイボーグ・スーパーマンと調査に向かう。
そこで本性を現したサイボーグ・スーパーマンから攻撃を受けエンジンシティに囚われてしまう。
サイボーグ・スーパーマンとの戦いで目覚めた機械を破壊する能力で脱出すると、真実を伝えるためメトロポリスに向かう。
空港で本物のスーパーマンたちと合流すると真実を伝え、再びエンジンシティに向かった。
そしてメトロポリスを第2のエンジンシティに変える巨大ミサイルが発射されると、その阻止に動き見事成功させ街を救った。
病院で体力を回復させると三度エンジンシティに向かう。


  • ラスト・サン・オブ・クリプトン/バイザー/エラディケイター

黒で青が挟まれたスーツと黄色いサングラスが特徴的なスーパーマン。そのサングラスからバイザーとも呼ばれる。
アイアンズと遭遇した際に戦い方を巡って衝突、戦いはコーストシティまで及ぶもサングラスを破壊され撤退を余儀なくされた。
この戦いで実力差をものともせず自分を追い込んだアイアンズの姿からスーパーマンの活動には気持ちも大事と学んだ。
その後コーストシティが宇宙船の攻撃を受けていると知り向かうも、サイボーグ・スーパーマンの攻撃を受け肉体を失ってしまう。
何とか『孤独の要塞』にたどり着くと治療を開始し、自分の正体がクリプトンの人工知能エラディケイターであることを思い出す。
以前スーパーマンを洗脳し地球を第2のクリプトンに変えようと企むも失敗、破壊された残骸は『孤独の要塞』と一体化していた。
スーパーマンがドゥームズデイとの戦いで倒れると、クリプトン人保護のために再起動してスーパーマン復活に動くも、
エネルギー体として復活したことやスーパーマンの体に触れたことで記憶が混濁し自らをスーパーマンだと思い込んでいた。
治療が進む中スーパーマンたちの戦いを知り、アイアンズから学んだ思いから彼らの援護に向かうため不完全な状態で飛び立った。


  • スーパーガール/マトリクス

別次元『ポケットユニバース』出身の人造生命体。ルーサーの恋人として彼の元にいる。
コーストシティの異変を知り向かおうとするが、ルーサーに止められ海底からの謎のロボットの対処に当たる。
そして本物のスーパーマンと再会すると、ルーサーに黙ってエンジンシティに向かう彼らに同行する。
透明化を使って密かに援護し、一度分断されるがスーパーマンとモンガルとの戦いに割って入りピンチを救った。


  • グリーンランタン(ハル・ジョーダン)

宇宙の治安維持組織『グリーンランタン・コァ』の一員で地球担当。外宇宙から地球に帰還しエンジンシティを発見した。
ホームタウンであり友人たちの暮らすコーストシティが破壊された怒りのまま突き進み、スーパーマンを追い詰めたモンガルに挑んだ。
武器である『パワーリング』が通用しない黄色い肉体を持つモンガルに苦戦するも、
『パワーリング』で作ったアーマーと偶然手元にあったアイアンズのハンマーによる渾身の一撃で勝利した。
その後スーパーマンとはぐれたアイアンズたちと合流し、スーパーマンの戦いを見届けるが彼の心は晴れておらず……


  • ジャスティス・リーグ・タスクフォース

様々な任務に対処するヒーローチーム。リーダーのマーシャン・マンハンター以外のメンバーは任務に応じて変動する。
コーストシティの異変を知りワンダーウーマンやキャプテン・マーベルといった実力者が対策を練っていると、
サイボーグ・スーパーマンから宇宙で待機する敵軍の嘘情報を教えられ地球を離れてしまう。



≪ヴィラン≫

  • サイボーグ・スーパーマン(ハンク・ヘンショウ)

体の一部が機械化され復活したスーパーマン。ホワイトハウスのテロを防いだことで大統領の信頼を得た。
そして政府の連絡を受けコーストシティに向かうと、本性を現してバイザーを倒し街を壊滅させモンガルと合流した。
その正体はかつて未知の放射線による事故で機械に意識を移す能力を得たNASAの宇宙飛行士ハンク・ヘンショウ。
その事故で自分の肉体や妻を失い絶望した彼は、スーパーマンを地球に運んだ『マトリクス・チャンバー』に意識を移し地球から脱出した。
宇宙での旅の間に精神が歪みスーパーマンと地球を恨むようになった彼は、偶然スーパーマンに敗れたモンガルのいる星にたどり着く。
そこでモンガルの素性を知った彼はモンガルを倒して支配下に置き、スーパーマンと地球への復讐に動き出した。
その方法とはスーパーマンの名を騙って彼の名を汚し、地球を移動要塞『ウォーワールド』に変え宇宙を侵略すること。
政府から得た信頼とスティールとの戦いでコーストシティに姿を見せたバイザーに罪を被せることで密かに計画を進めていくが、
本物のスーパーマンの復活とスーパーボーイの予想外の活躍で徐々に計画に狂いが生じていく。
エンジンシティと一体化し対抗しようとするがモンガルの反逆を知り、その阻止のためスーパーマンたちを利用する。
アイアンズにエンジンを破壊させグリーンランタンにモンガルを倒させ反逆を阻止すると、
今度こそスーパーマンを倒すためエンジンシティの動力源である巨大『クリプトナイト』にスーパーマンをおびき寄せる。


  • モンガル

惑星サイズの移動要塞『ウォーワールド』で侵略行為を繰り返している異星人。
以前奴隷剣闘士にしたスーパーマンの手で『ウォーワールド』と自らの帝国を失い彼に恨みを抱いていた。
そんな中同じようにスーパーマンを恨むサイボーグ・スーパーマンと出会い彼に敗北を喫し、主従関係を結び復讐に乗り出した。
部下たちと宇宙船でコーストシティに現れ街を破壊、跡地にエンジンシティを築き地球を『ウォーワールド』に改造しようと企む。
サイボーグ・スーパーマンには目的が同じことや敗北したことから横暴な振る舞いにも耐え忠誠を誓っていたが、
計画に狂いが生じたことから彼を裏切り、2つ必要なエンジンシティを1つのまま起動して地球を破壊し自身は脱出を試みる。
その前にスーパーマンを自らの手で倒そうとするが、グリーンランタンに介入され敗北した。


  • ホワイトラビット(Angora Lapin)

裏社会に『BG-80 トーストマスター』をばら撒く悪女。その正体はアイアンズと兵器を共同開発していた科学者で元恋人。
ルーサーの協力でアイアンズを殺そうとするが失敗し『BG-80 トーストマスター』の工場の爆発に飲まれ姿を消した。



≪メトロポリス≫

  • ロイス・レーン

デイリー・プラネットの美人記者。スーパーボーイと共にコーストシティに向かうサイボーグ・スーパーマンの言動に疑念を抱き、
編集長ペリーの反対を押し切りエンジンシティに向かうことを決めた。
そして空港で本物のスーパーマンと出会うと、最初は混乱するが彼がお気に入りの映画の名台詞を言ったため信頼し彼を見送った。


  • レックス・ルーサー二世

大企業レックス・コープの社長。その正体は死に瀕したルーサーが自分の意識を映したクローン。
スーパーボーイとアイアンズを仲間に引き込もうとするも失敗に終わり、スーパーボーイには法的措置を検討する。
アイアンズにはホワイトラビットを懐柔し手を下そうとして失敗に終わるが、『BG-80 トーストマスター』のデータを手に入れた。
その後海底にメトロポリスへと足を進める存在を発見し、対処するためにスーパーガールと共に空港に向かった。
空港で本物のスーパーマンに出会うとその真偽に疑問を抱きながらも、『Team Luthor』のジェットブーツを貸し送り出した。


  • Tana Moon

WGBSのスーパーボーイ専属レポーター。スーパーボーイと共に壊滅したコーストシティに行こうとしたが、Edgeに止められた。
その後再びエンジンシティに向かうスーパーボーイを送り出すも、彼がメトロポリスを狙うミサイルの爆発に巻き込まれたと思い泣き崩れた。



≪その他≫

  • キャロル・フェリス

ハルの大事な存在であるフェリス航空の副社長。フェリス航空はコーストシティにあったが、運良く街を出ていたため難を逃れた。




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  • 地味に単独映画のあるスティール -- 名無しさん (2019-02-22 22:42:42)
  • 当時バットマン界隈でもナイトフォール〜ナイトエンドの一時代替わり騒動だった訳だが、エラディケーター&アズラエルのワールド冷酷ニストの噺が無かったのは意外かつ残念 -- 名無しさん (2023-07-15 13:13:32)

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