Wonder Woman: Amazons Attacked

ページ名:Wonder Woman_ Amazons Attacked

登録日:2018/12/22 Sat 18:30:05
更新日:2024/03/28 Thu 13:27:28NEW!
所要時間:約 8 分で読めます



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『Wonder Woman: Amazons Attacked』は2018年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。


+ 作品情報-

『Wonder Woman Vol.5』#38~#45
発売 2018年2月から
脚本 ジェームス・ロビンソン
作画 エマヌエラ・ルパチーノ(#38~#40、#44~#45)、カルメン・カルネロ(#39~#40)、
   スティーブン・セゴビア(#41)、ヘスス・メリーノ(#42)、マルコ・サンチュッチ(#43)


日本では未邦訳。


ジェームス・ロビンソンによるワンダーウーマン・サーガ第2巻。
ワンダーウーマンの長年の宿敵であるシルバースワンの新たなオリジンと前巻から続くダークサイドの暗躍が描かれた作品。
シルバースワンのオリジンではグレッグ・ルッカ担当期のチーターの様に、ワンダーウーマンと関わる中で悪になってしまった悲劇が描かれる。
ダークサイドの暗躍では前巻の伏線が回収されると共にジェイソンの謎のパワーアップなど新たな伏線が張られている。




『Wonder Woman Vol.5』#38~#40
『Wonder Woman Vol.5』#41~#45




『Wonder Woman Vol.5』#38~#40



【物語】

数年前ワンダーウーマンに命を救われたバネッサ・カパテリスは下半身不随になりながらも、
ワンダーウーマンと母親に勇気づけられ前向きに生き最新技術を使って歩けるようになり始めていた。
しかし母親を事故で失い、さらに自分に会わなくなったワンダーウーマンが他の家族と笑顔でいる姿を見て何かが変わり始める。
そして現在、双子の弟ジェイソンと暮らし始めたワンダーウーマンは以前命を救った家族の家を訪れるが、
そこには皆殺しにされた家族と怪人シルバースワンへと変貌したバネッサが待ち受けていた。



【登場人物】

アマゾン族の王女で超人的力を持つ。ジェイソンと暮らし始めたが、都会に浮かれパーティを開いたジェイソンに呆れ説教する。
その最中、トレバーからある家族が会いたいという報告を受け、その家に向かうと家族を殺したシルバースワンと遭遇する。
彼女がバネッサと分かり説得を試みるが聞いてもらえず、援護に現れたジェイソンを救おうとして相打ちとなり墜落する。


  • ジェイソン

ワンダーウーマンの双子の弟。父ゼウスの力を受け継ぎ超人的パワーと空気を操る力を持つ。
ヒーローになることを志しワンダーウーマンの家で暮らし始めるが、田舎暮らしの反動で思わず遊び惚けてしまう。
ワンダーウーマンから叱られ考えを改めると、シルバースワンに苦戦する姉の姿を見て援護に向かう。
空気を操る力で竜巻を作りダメージを与えたかに思ったが、羽で防がれた上に反撃を受け喉を切り裂かれてしまう。



≪ヴィラン≫

  • シルバースワン(バネッサ・カパテリス)

バレリーナを夢見ていた少女。メジャー・ディザスターの起こした事件に巻き込まれるがワンダーウーマンに助けられた。
足が不自由になりバレエは諦めたが昔好きだった絵を描きはじめ、その中にはワンダーウーマンと共に戦うヒーロー、シルバースワンの姿もあった。
その後ヒーローの1人サイボーグの技術から得た思考で操るナノマシンを体に注入することで、再び歩くことが出来るようになった。
いつからかワンダーウーマンが来なくなり母親から彼女も忙しいと言われ我慢していたが、母親を事故で亡くしてから再び歩けなくなってしまう。
そんな中ワンダーウーマンがある家族と談笑する姿をテレビで目撃し、歩くことが出来ず家族もいない自分を蔑ろにしていると逆恨みしてしまう。
その怒りからナノマシンを変化させシルバースワンを思わせる姿となり、テレビに映っていた家族を皆殺しにした。
ワンダーウーマンが現れると襲い掛かり、説得を聞かずにバネッサの代弁者として怒りをぶつけていく。
援護に現れたジェイソンの攻撃をものともせず彼の喉を切り裂くが、ワンダーウーマンに羽を切られ彼女たち共々墜落する。


  • ダークサイド、グレイル

惑星アポコリプスの王と彼の娘。アマゾン奥地にある神々の最初の拠点『Urgrund』で、
世界各地に散らばるアポコリプス由来の遺物を用いた計画を進めている。
ダークサイドは完全な力を取り戻したとはいえないので、アポコリプスからの協力者は慎重に選んでいる。


  • フィーメール・フューリーズ

アポコリプスの女性だけの特別部隊。ダークサイドに協力者として選ばれ遺物の捜索に向かうが、トレバーたちと戦闘になる。



≪その他≫

  • スティーブ・トレバー

アメリカ海軍の上等兵曹でワンダーウーマンの恋人。『ARGUS』の特殊部隊『The Oddfellows』と共に
ジャイガンタの盗品リストにあったアポコリプス由来の遺物を確かめに向かう途中、ワンダーウーマンにある家族が会いたがっていることを教える。
その後、遺物を狙いに現れた『フィーメール・フューリーズ』の迎撃に当たる。




『Wonder Woman Vol.5』#41~#45



【物語】

父ゼウスの死と弟ジェイソンの失踪を忙しさで紛らわせるワンダーウーマンの前に、突如謎の鎧を身に着けたジェイソンが現れる。
彼の帰還を喜ぶ暇も無くドイツに現れたグレイルの対処に向かったワンダーウーマンとジェイソンは、グレイルからダークサイドの企みを知る。
その後ワンダーウーマンがダークサイドの計画の詳細を知るため『フィーメール・フューリーズ』に尋問を行い、
ジェイソンが『ARGUS』の元で訓練を行う中、『ブームチューブ』によって『ARGUS』の基地がダークサイドの元にワープする。
突然の事態に困惑しながらもワンダーウーマンは仲間たちと共にダークサイドに挑む。



【登場人物】

アマゾン族の王女で超人的力を持つ。家族の悩みをヴェロニカ・ケイルの差し向ける女ヴィランとの戦いで紛らわす日々を過ごしていた。
再会を果たしたジェイソンと共にグレイルの居るドイツに向かい、倒した彼女からダークサイドの企みとそれにセミッシラが関わっていると知る。
グレイルを取り逃したためトレバーが捕らえていた『フィーメール・フューリーズ』に尋問を行い更なる情報を手に入れようとする。
その最中『ブームチューブ』でダークサイドの元に飛ばされ彼に挑むも、グレイルの妨害でセミッシラへの『ブームチューブ』を開かれてしまう。


  • ジェイソン

ワンダーウーマンの双子の弟。父ゼウスの力を受け継ぎ超人的パワーと空気を操る力を持つ。
シルバースワンとの戦いの後に姿を消していたが、謎の鎧を身に着けパワーアップしワンダーウーマンの前に現れた。
姿を消していた間の記憶は曖昧で夢の中で巨人を見たと語っている。
戻ってきてすぐワンダーウーマンと共にドイツに向かいパラデーモンを独りで引き付けるなど性根を改めたかに思えたが、
『ARGUS』での特訓では無駄にドローンを破壊してしまいトレバーに苦言を呈され不信感を抱かれている。
特訓を終え『ARGUS』でアポコリプス由来の遺物の警備を手伝おうとしていたが、『ブームチューブ』でワープしグレイルを相手取る。



≪ヴィラン≫

  • ダークサイド

惑星アポコリプスの王。アポコリプス由来の遺物と拠点にしている『Urgrund』の技術を組み合わせ、パラデーモンに代わる兵隊を作ろうとしている。
なかなか遺物が集まらず苛立っていたが、作成していた巨大『ブームチューブ』発生装置で『ARGUS』の基地ごと遺物を手に入れる。
全ての遺物を組み込むことでセミッシラへの道を開きグレイルを侵入させ、アマゾン族を新たなパラデーモンに変えていく。


  • グレイル

アマゾン族の暗殺者ミリーナ・ブラックとアポコリプスの王ダークサイドの娘。ハデスの鎌と父譲りの『オメガ・ビーム』が武器。
任務に失敗した『フィーメール・フューリーズ』に代わりドイツに向かい遺物を狙うが、ワンダーウーマンに妨害され情報を渡していしまう。
何とかダークサイドの元に帰還し失敗を不問に付され、その後『ブームチューブ』で呼び寄せたワンダーウーマンたちと戦う。
セミッシラへの道が開かれるとアマゾン族でありながら一度も足が触れたことが無いことを利用してセミッシラへの侵入を果たし、
そして腕に着けた装置でアマゾン族をパラデーモンに変えていく。


  • フィーメール・フューリーズ

アポコリプスの女性だけの特別部隊。遺物奪取任務に失敗しラシーナとマッド・ハリエットが捕虜になり、
帰還したメンバーが処刑されかけるがまだ必要として生き延びた。
ラシーナとマッド・ハリエットはワンダーウーマンのアマゾン流の戦いを通じた尋問を受けるが何の情報も渡さなかった。
その後ラシーナとマッド・ハリエットは『ブームチューブ』で合流し、ワンダーウーマンたちと戦いを繰り広げながら遺物をダークサイドに届けた。


  • ディープ・シックス

アポコリプスの6人組の戦士。回想シーンに登場し、かつてグレイルがジェイソンを仲間に引き入れるため差し向け全滅した。


  • ヴェロニカ・ケイル

エンパイア社のCEO。『Godwatch』のリーダーとしてワンダーウーマンと戦い今でも彼女を憎んでいる。
ワンダーウーマンの存在を否定するため女性ヴィランを差し向け、全員が敗北しワンダーウーマンの接触を受けるもどこ吹く風だった。


  • ザーラ、ブルースノーマン(バーナ・ブリリアント)、Anglette

ヴェロニカ・ケイルに雇われワシントンD.C.を襲撃しワンダーウーマンに敗れた女ヴィランたち。
ザーラは炎を、ブルースノーマンは吹雪を起こす巨大ロボットを、Angletteは魔法の三画定規を操る。



≪その他≫

  • スティーブ・トレバー

アメリカ海軍の上等兵曹でワンダーウーマンの恋人。家族のことで思い悩む彼女を元気づける。
ジェイソンが戻ってくるとワンダーウーマンの頼みで特訓を行うが、一度彼女を裏切ったジェイソンに不信感を抱いている。
その後、『ARGUS』の特殊部隊『The Oddfellows』と共に遺物の警備を担当するが、
『ブームチューブ』でワープしパラデーモンや『フィーメール・フューリーズ』と戦いを繰り広げる。


  • ワイルド・ハンツマン

魔法の武具を操るドイツのヒーロー。アポコリプス由来の遺物を狙うグレイルの襲撃を受け殺されかけるが、ワンダーウーマンに救われた。




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