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更新日:2024/03/28 Thu 13:10:08NEW!
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dcコミックス アメコミ スーパーマン バットマン ワンダーウーマン グリーンランタン フラッシュ ライブラ レックス・ルーサー ダークサイド new earth earth-0 ポストクライシス プレフラッシュポイント グラント・モリソン ダグ・マーンキ ヘスス・メリーノ マシュー・クラーク リー・ガーベット クライシス ハル・ジョーダン バリー・アレン オライオン クエスチョン スーパーヤングチーム ソニー・スモー マンダラック ニックス・ウォタン ダン・ターピン j.g.ジョーンズ カルロス・パチェコ マルコ・ルディ クリスチャン・アラミー
『Final Crisis』は2008年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。
『DC Universe』
発売 2008年4月
脚本 グラント・モリソン
作画 ダグ・マーンキ
『Final Crisis』#1~#7
発売 2008年5月から
脚本 グラント・モリソン
作画 J.G.ジョーンズ(#1~#6)、カルロス・パチェコ(#4~#6)、ダグ・マーンキ(#6~#7)、マルコ・ルディ(#6)、
クリスチャン・アラミー(#6)、ヘスス・メリーノ(#6)
『Final Crisis: Superman Beyond』#1~#2
発売 2008年8月から
脚本 グラント・モリソン
作画 ダグ・マーンキ
『Final Crisis: Submit』
発売 2008年10月
脚本 グラント・モリソン
作画 マシュー・クラーク
『Batman Vol.1』#682~#683
発売 2008年12月から
脚本 グラント・モリソン
作画 リー・ガーベット
『Countdown to Final Crisis』
全51話からなる前日談。様々なヒーローやヴィランがダークサイドの陰謀に巻き込まれる姿が描かれる。
本作のタイインとして6作のリミテッドシリーズも発売された。
『Death of the New Gods』
前日談の1つ。ニューゴッズに起きた殺神事件を追ったリミテッドシリーズ。
『Salvation Run』
前日談の1つ。謎の惑星に誘拐されたヴィランたちのサバイバルが描かれたリミテッドシリーズ。
『Final Crisis』タイイン
本編を補完するはずだった作品群。リミテッドシリーズ4作、ワンショット6作。
タイインながら本編とあまり関係が無いストーリーや矛盾点も多い。
日本では上記の『Final Crisis: Superman Beyond』と『Final Crisis: Submit』が邦訳されている。
日本では2018年にヴィレッジブックスからモリソンがメインストーリーだと語る作品を収録した邦訳本が全2巻で発売されている。
また『Batman Vol.1』#682~#683は2012年に小学館集英社プロダクションから発売された『バットマン:R.I.P.』に
『Final Crisis』#6~#7は2018年に小学館集英社プロダクションから発売された『バットマン・メタル:プレリュード』にも収録されている。
新世界『フィフス・ワールド』の実現を目論むアポコリプスの王ダークサイドとヒーローたちの戦い、
そしてその裏で蠢くマルチバース全体を狙う巨悪マンダラックの野望を描いた大型イベント。
異才グラント・モリソンによる大型イベントで善と悪の戦いを描いた王道ストーリーなのだが、
モリソンらしい点と点をつないだような展開やキング・オブ・コミックスことジャック・カービーや日本へのリスペクト、
スーパーマンとバットマンの存在意義のメタ的な掘り下げなどが盛り込まれ、その全容を把握するのはかなり難解。
さらに元々単独の作品として企画されたものが大型イベントとして規模を拡大させられた経緯を持ち、
そのため前日談となる『カウントダウン』シリーズや2つのリミテッドシリーズ、クロスオーバーとはストーリーの食い違いが見られる。
また本編のタイイン/関連誌はそれぞれのライターに任された部分も多くレギュラーシリーズとのクロスオーバーも少なかったため、
『インフィニット・クライシス』のように本編の難解さを補完しきれてはいなかった。
それでも『クライシス』らしく様々なキャラクターが入り乱れ、モリソンらしさが発揮された本作を評価する声も少なくない。
本作終了後、後日談となる4つのリミテッドシリーズが発売され、モリソンによるバットマンの復活を巡る作品が展開された。
また本作の続編ともいえる『The Multiversity』が2014年に発売された。
『DC Universe』、『Final Crisis』#1~#3
『Final Crisis: Superman Beyond』#1~#2
『Final Crisis: Submit』、『Batman Vol.1』#682~#683、『Final Crisis』#4~#6
『Final Crisis』#7
『DC Universe』、『Final Crisis』#1~#3
【物語】
善の神々の住まうニュージェネシスの戦神オライオンの死体が地球で発見された。
神の死を前に大事件を予感したヒーローや様々な組織が警戒態勢を取り始める中、
『JLA』の主要メンバーが様々な理由で姿を消す事態に陥ってしまう。その裏には悪の神々の陰謀がうごめいていた。
【主な登場人物】
- ダン・ターピン
かつて少年義勇隊『ボーイ・コマンドーズ』やメトロポリスの刑事として活躍した私立探偵。その強引な性格からテリブル・ターピンの名でも知られる。
6人の少年少女の失踪事件を追っていたところ、波止場のごみ溜めでオライオンの死体を発見した。
オライオンをグリーンランタンに任せると、クエスチョンから失踪事件のヒントを受け取り『ダークサイド・クラブ』に向かう。
タトゥードマンから場所を教わり『ダークサイド・クラブ』で子供たちを発見したはずだったが、
何故かマッドハッターを拷問して子供たちの居場所を聞き出そうとしていた。そしてブルードヘイブンの名を知り向かうが……。
≪ヒーロー≫
ニューゴッズの一柱オライオンの死を知り『JLA』を中心に調査や対策を進めていく。
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。オライオン殺害の調査を進める中、犠牲者が出始めたため大事件になる前にデイリー・プラネットに向かう。
クラーク・ケントとしてマーシャン・マンハンターの追悼記事を仕上げ、その直後爆弾による攻撃を受ける。
彼自身は無事だったがペリー・ホワイトをはじめとする記者たちが重傷を追い、
特に妻であるロイスが微弱な『ヒートビジョン』でしか鼓動を維持できなくなり身動きをとれなくなってしまう。
- バットマン(ブルース・ウェイン)
ゴッサムを守る闇の騎士。オライオン殺害の調査を取り仕切り、外傷のない弾痕や時を遡る銃弾の調査を他のヒーローに任せる。
ジョン・スチュワートが襲撃を受けハル・ジョーダンが『グリーンランタン・コァ』の特務部隊『αランタン』に逮捕されると、
『αランタン』の1人クラーケンに異議を唱えた。その直後彼女が不審な動きを見せジョンを襲撃した犯人が彼女だと気づくが、
クラーケンの反撃を受けどこかに連れ去らてしまう。
- ワンダーウーマン(ダイアナ)
超人的力を持つアマゾン族の平和大使。オライオン殺害の調査を進めていたが、『JLA』の主要メンバーに次々異変が起きていく。
この事態が大事件の前触れと感じアラン・スコットにヒーローの招集を任せ、自分は1年近く混乱が続くブルードヘイブンの調査に向かう。
警備を行っている『アトミック・ナイツ』と共に中心部に向かうと、変貌したマリー・マーベルの攻撃を受ける。
- グリーンランタン(ハル・ジョーダン、ジョン・スチュワート)
宇宙の治安維持組織『グリーンランタン・コァ』の戦士。地球を含んだ宇宙の区域セクター2814担当。
ターピンに次いでオライオンの死体を発見し、『JLA』や『αランタン』と共に捜査に当たる。
オライオン殺害の調査が進み弾痕が発見されたためジョンが現場を捜索すると、50年前から埋められた奇妙な弾丸を発見する。
その直後グリーンランタンの武器である『パワーリング』による攻撃を受けジョンは重傷を負い、
この事件とオライオン殺害の容疑でハルは『αランタン』に逮捕されてしまう。
超スピードを操るヒーローたち。マーシャン・マンハンター殺害の調査をバットマンに依頼され、殺害現場を発見する。
『犯罪者の聖書』やメトロンの『モビウス・チェア』を調査していると、突如『モビウス・チェア』から謎の振動が発せられ……。
- マーシャン・マンハンター(ジョン・ジョーンズ/ジョン・ジョンズ)
様々な超能力や変身能力を持つ火星人。かつて逮捕したヒューマンフレイムや潜入捜査を行ったヴィランたちから恨みを買っており、
彼らへの贈り物としてライブラの手で殺された。遺体は火星に葬られ、葬儀には多くのヒーローが参加した。
- αランタン(クラーケン)
『グリーンランタン・コァ』の特務部隊『αランタン』の1人。元はセクター38担当で悪の神々が住まうアポコリプス出身。
『コァ』の管理者『ガーディアンズ・オブ・ユニバース』の命令に忠実になるよう改造されており、隊員の逮捕も許可されている。
改造によって人間性を大きく失っているが、『パワーリング』の力の源『パワーバッテリー』を内蔵しておりパワーは無尽蔵。
地球に降り立ち『JLA』のオライオン殺害の調査に協力するが、尊大な態度でヒーローたちを見下している。
- クエスチョン(レニー・モントーヤ)
元ゴッサム市警の女刑事。先代クエスチョンから特殊なマスクと名前を受け継ぎ活動している。
ターピン同様少年少女の失踪事件を追っており、彼に『ダークサイド・クラブ』の情報を与える。
その後『クラブ』に向かうも政府の極秘機関『SHADE』とフランケンシュタインが現れたため立ち去ろうとしたが、
空から落ちてきたスーパーガールに似た女性に構っている内に『SHADE』に追いつかれてしまう。
- グリーンランタン(アラン・スコット)
宇宙の全ての魔法を詰め込んだ宝珠『スターハート』の破片を加工したランタンとリングで戦うヒーロー。
スーパーマンやバットマンといった『JLA』の主要メンバーが姿を消す事態を前に、
第二次大戦時にあらゆるヒーローの招集に使用された『第X条項』を発令し、大事件への対策を進めていく。
- スーパーヤングチーム
日本の若きヒーローチーム。戦いには積極的ではなくベテランヒーローから苦言を呈されている。
メンバーは
リーダーで自身が開発したガジェットを操るモスト・エクセレント・スーパーバット(岡田兵吾)
胸からビームを発射するビッグ・アトミック・ランタンボーイ
フラッシュのようなスピードで動けるウェルスポークン・ソニック・ライトニング・フラッシュ(圭吾)
水棲人でチームの人気者シャイニー・ハッピー・アクアゾン(キム・キムラ)
身長15cmで翼を持ちセーラー服を着て口から超音波を発するクレイジー・シャイ・ロリータ・キャナリー
クラブで遊んでいるとソニー・スモーを発見し、彼とミスター・ミラクルとの会話から大事件の匂いを嗅ぎつける。
そして彼らの後を追い高性能マシン『ワンダーワゴン』でピンチを救った。
- ソニー・スモー、ミスター・ミラクル(シャイロ・ノーマン)
超人的な肉体を持つ力士と奇跡の天才脱出師。ミスター・ミラクルは『マザーボゥス』という『マザーボックス』の最新型を持つ。
日本のクラブにいたソニー・スモーの元にミスター・ミラクルが現れ、共に戦うよう呼びかけた。
飛行場に向かうと謎の敵の襲撃を受けるが、『スーパーヤングチーム』に助けられた。
≪ヴィラン≫
- ライブラ(ジャスティン・バランティン)
かつて『JLA』と戦ったヴィラン。エネルギーを奪い一体化する能力を持つ。『JLA』との戦いの末に姿を消していたが、再び姿を現した。
『シークレット・ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ/SSSV』に接触し、彼らの指導者となり悪の勝利を実現しようとしている。
ヴィランたちを懐柔し『モビウス・チェア』の回収やマーシャン・マンハンターの殺害に成功し、大物ヴィランをも取り込んで『SSSV』の実権を握った。
- シークレット・ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ/SSSV
レックス・ルーサーをはじめとする大物ヴィランによって率いられるヴィランの大軍団。
『インフィニット・クライシス』や政府による未知の惑星への放逐事件によって統率や力を失いつつあったが、ライブラの登場で勢いを取り戻していく。
- ヒューマンフレイム(マイケル・ミラー)
耐熱服の胸の部分から炎を放つ小悪党。自分を捕まえたマーシャン・マンハンターを恨んでいる。
ある事件でライブラに助けられ、それ以来彼に従っている。
- レックス・ルーサー、ドクター・シヴァナ
『SSSV』の幹部。ライブラによる支配を納得できず2人で対策を取り始める。
≪その他≫
- オライオン
アポコリプスの王ダークサイドの息子。停戦協定のために敵対するニュージェネシスで育ち、ヒーローとして活躍している。
予言ではダークサイドを殺す存在とされていたが、地球のごみ溜めの中から死体で発見された。
『JLA』の調査では外傷が無いのにもかかわらず、心臓に撃たれた痕跡があった。
- アンスロ
史上初のクロマニヨン人。突如現れたメトロンから火を授けられた。
その後、火とメトロンの体に描かれた『回路』を世界中に広めていると、警告を知らせるカマンディの姿を目撃する。
- カマンディ
大災害後の世界を懸命に生きる地球最後の少年。旧石器時代のアンスロの前に現れ、メトロンが彼に武器を授けたと警告を送った。
その後、現代のブルードヘイブンにあるコマンドDにも姿を見せた。
- メトロン
全知の力を与える『モビウス・チェア』に乗り世界を観測し続けてきたニューゴッズ。
旧石器時代に現れアンスロに火を授けた。現代では『モビウス・チェア』がごみの山から発見され『SSSV』に回収された。
- ガーディアンズ・オブ・ユニバース
『グリーンランタン・コァ』の管理を行う不死者の一族。神の死という異常事態を前に地球の封鎖や『αランタン』派遣を行う。
- ダーク・サイド
ターピンやクエスチョンが追っていた『ダークサイド・クラブ』のボス。失踪事件の犯人で子供たちに『方程式』を教えたと語る。
ダン・ターピンの訪問を受け全てを明かし、その後クエスチョンが『クラブ』に来た際にはミイラになっていた。
- ニックス・ウォタン
マルチバースの観測者『モニターズ』の1人。『Earth-51』を担当していたが、何者かの策略で崩壊を招き『Earth-0/New Earth』へ追放された。
『Earth-0/New Earth』では普通の青年となったが、かつての記憶が断片的に残り全てを思い出すためのキーワードを探し求める。
『Final Crisis: Superman Beyond』#1~#2
モリソンらしいメタ要素を絡めてスーパーマンという存在を掘り下げた作品。3D眼鏡による立体視を演出に組み込んでいる。
過去にモリソンが担当し同じくメタ要素を取り入れた『Animal Man Vol.1』の設定が再登場している。
【物語】
妻ロイスのそばで看病を続けるスーパーマンだったが、彼女の心臓は最後の鼓動を刻もうとしていた。
その瞬間、時は止まりスーパーマンの前に『モニターズ』のジロ・ヴァラが現れ、マルチバースを救う戦いへの協力を条件にロイスの治療を申し出る。
ロイスを救うため戦いに向かうことを決意したスーパーマンはマルチバースの調査船『アルティマ・スーレ』に乗り込んだ。
その先には想像を絶するマルチバースの戦いが待ち受けていた。
【登場人物】
≪5人のマルチバースのスーパーマン≫
ジロ・ヴァラに誘われ『アルティマ・スーレ』に乗り込んだスーパーマンたち。それぞれの目的を叶えるために参加している。
『アルティマ・スーレ』を追うマルチバースの破壊者『真夜中の木霊』を振り切るも、マルチバースの果て『辺獄/リンボ』に墜落してしまう。
元の世界に帰る方法を模索する中で真の敵マンダラックの存在を知り、さらに再び『真夜中の木霊』の襲撃を受ける。
『リンボ』の住人が抵抗する中、マンダラック打倒のためにそれぞれの役割を果たそうとする。
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
『Earth-0/New Earth』のスーパーマン。妻ロイスを救えるという秘薬『ブリード』を求め戦いに参加した。
『アルティマ・スーレ』に乗り込んだ直後はマルチバースの姿に戸惑うも、すぐに気を取り直し『真夜中の木霊』に挑んだ。
『リンボ』では元の世界に帰るため全てが書かれた『無限の書』を読み解いた結果、『モニターズ』の伝説や真の敵マンダラックの存在を知る。
そして『リンボ』に『真夜中の木霊』が現れると、『真夜中の木霊』を住人たちに、マルチバースへの警告をキャプテン・マーベルたちに任せ、
自分はマンダラックと戦うためにウルトラマンと共に決戦兵器『コズミック・アーマー』と一体化し『モニターズ』の世界に顕現する。
- ウルトラマン(クラーク・ケント)
『反物質宇宙』のスーパーマン。悪のスーパーマンであり、異星人の実験で超人的能力を得た宇宙飛行士で世界の支配者。
スーパーマンとは何度も戦っているが、直接触れ合うと対消滅を引き起こしてしまう。至高の宝を求め戦いに参加した。
『真夜中の木霊』との戦いではマルチバースのヒーローを武器に挑んだ。
『リンボ』では『無限の書』からマンダラックの存在を知り、彼と共に歩むためスーパーマンの前に立ちふさがる。
しかしキャプテン・アダムの手で『コズミック・アーマー』を起動するためのエネルギーに利用された。
- キャプテン・アダム(アレン・アダム)
『Earth-4』のスーパーマン。実験中の事故で超人的能力と人間離れした思考を得た軍人。またの名をクォンタム・スーパーマン。
変化を抑えるため特殊な薬品を使用し感覚を鈍らせ、他のスーパーマンと同レベルの会話が可能となっている。
『真夜中の木霊』との戦いではオーバーマンと共に『アルティマ・スーレ』の管理を担当した。
『リンボ』では『アルティマ・スーレ』の修理を試みるも、薬が切れたため物の見方が変わり戦いに意義を見出せなくなり始める。
しかしスーパーマンの説得で考えを改め、持てる能力を解放し『リンボ』の住人や他のスーパーマンたちをサポートする。
- キャプテン・マーベル(ビリー・バットソン)
『Earth-5』のスーパーマン。『SHAZAM』と唱えることで六柱の神々の力を持つ地上最強の人間に変身する少年。
ビリーとしても類稀な才能を持ち、普段はネットニュース『ウィズ・メディア』で記者をしている。
宿敵との戦いで破壊され時空の混乱を巻き起こした『ロック・オブ・エタニティ』の破片を求め戦いに参加し、『リンボ』で見つけることができた。
『真夜中の木霊』との戦いでは『アルティマ・スーレ』の振動数の管理を担当した。
『リンボ』ではスーパーマンと共に六柱の神々の力で『無限の書』を読み解くも、『無限の書』からのエネルギーで変身が解かれ記憶も失ってしまう。
それでもビリーとしてジロ・ヴァラを攻撃しようとするオーバーマンを説得し、ジロ・ヴァラの協力で再びキャプテン・マーベルの姿を取り戻した。
そしていがみ合うスーパーマンとウルトラマンを止め、オーバーマンと共に再起動した『アルティマ・スーレ』でマルチバースに警告を送りに旅立った。
- オーバーマン(カール・カント/カル=ェル)
『Earth-10』のスーパーマン。ドイツを守る鋼鉄の男でナチスを第二次大戦勝利に導いた英雄。
しかし現在はナチスに力を貸したことを後悔し苦しんでいる。従姉妹のオーバーガールを見つけるために戦いに参加した。
『真夜中の木霊』との戦いでは『アルティマ・スーレ』の管理やジロ・ヴァラの保護を担当した。
『リンボ』では『アルティマ・スーレ』を動かすためにジロ・ヴァラに『ブリード』を抜きとられた。
その結果、彼女を敵と思うもビリーに説得され、キャプテン・マーベルと共に『アルティマ・スーレ』でマルチバースに警告を送りに旅立った。
- コズミック・アーマー
『モニターズ』の世界に存在する巨大なスーパーマンを模した像。伝説ではオーバーモニターとマルチバースの接触で現れ多くの物語を生んだとされ、
史実では『モニターズ』の英雄ダックス・ノヴがいずれ現れるであろう脅威に立ち向かうために残したとされる。
長きにわたって『モニターズ』を見守っており、『モニターズ』にとっては脅威の存在を証明する不安の種でもある。
その存在を『無限の書』から知ったスーパーマンたちはマンダラックを止めるために起動を決断した。
スーパーマンとウルトラマンをぶつけることで発生する対消滅のエネルギーをキャプテン・アダムが送り起動した。
『モニターズ』の世界を『モニターズ』の1人ウィジャ・デルの導きで進み、復活したマンダラックに立ち向かう。
≪モニターズ≫
マルチバースの観測者たち。マルチバースの発見者オーバーモニターの子孫で構成されている。
10億年の文明と技術力を持ち、スーパーマンを模した像が見守る都市でマルチバースを収めた『多元世界の天球儀』を観察する。
並行世界の間に存在し究極の力を与える物質『ブリード』を唯一保持できる。
その正体はマルチバースから生命力である『ブリード』を抜き取り生き続ける吸血鬼のような存在だった。
- ジロ・ヴァラ
『Earth-43』を担当している女性モニター。特徴的な兜をかぶっている。
マルチバースと『モニターズ』の危機を感じ取り、5人のマルチバースのスーパーマンを誘い戦いに乗り出した。
『アルティマ・スーレ』を起動するための鍵も担っており、スーパーマンたちを探す旅で力尽き『リンボ』から出る体力を無くしてしまう。
しかしオーバーマンから得た『ブリード』と自分の心臓でのエンジンを再点火し、『アルティマ・スーレ』をマルチバースに警告を送る旅に向かわせた。
その後『モニターズ』の世界で『コズミック・アーマー』と一体化したスーパーマンを出迎える。
- ウィジャ・デル
『Earth-6』を担当している女性モニター。『Earth-0/New Earth』に追放されたニックス・ウォタンの恋人。
『コスミック・アーマー』と一体化したスーパーマンをマンダラックの墓まで導いた。
また『コスミック・アーマー』の起動を他のモニターに伝えニックス・ウォタンの無実を証明した。
- ダックス・ノヴ
『モニターズ』の最初の1人にして伝説の英雄。様々な偉業を成し遂げた末に、生命の捕食者マンダラックを自らの命と引き換えに封印したとされる。
いつか現れるであろう脅威に対抗するため、スーパーマンを模した像を残した。
≪ヴィラン≫
- 真夜中の木霊
『アルティマ・スーレ』を追跡していたマルチバースの破壊者。強力な光線を放ち、影のような兵士を生み出し攻撃する。
墜落するだけで地球を滅ぼす大きさで、スーパーマンたちは崩壊した『Earth-51』の地球に墜落させ事なきを得た。
その後『リンボ』に現れ住人たちやスーパーマンたちと激しい戦いを繰り広げる。強力な兵器だがマンダラックの尖兵に過ぎない。
- ロクス・オガマ
『Earth-31』を担当している男性モニター。マンダラックと通じニックス・ウォタンを追放するなど暗躍していた。
『多元世界の天球儀』から大量の『ブリード』を吸い上げ、マンダラックを完全に復活させた。
- マンダラック
『モニターズ』の伝説に名を遺すマルチバースの脅威となる存在。英雄ダックス・ノヴによって封印されたとされる。
復活を遂げ『真夜中の木霊』を『アルティマ・スーレ』に差し向けるなど暗躍し、
『モニターズ』の世界に『コズミック・アーマー』と一体化して現れたスーパーマンと『ブリード』を懸けて戦いとなる。
その正体は……。
≪その他≫
- ロイス・レーン
メトロポリスのデイリー・プラネットの美人記者でスーパーマンの妻。
デイリー・プラネットの爆破事件で瀕死の重傷を負い残り一回の鼓動で命を落とすまでになるも、
ジロ・ヴァラに時を止められスーパーマンの帰りを待つこととなった。
- メリーマン
ヒーロー落第者たちが結成したチーム『インフェリアー・ファイブ』のリーダー。
忘れられた存在が行き着く世界『リンボ』の王を名乗り、他の住人と共にスーパーマンたちを出迎え『リンボ』の情報を提供した。
スーパーマンたちが猿が書いた誰にも読めない本『無限の書』を読んだ結果、
何も起きないはずの『リンボ』で変化が生じると、『リンボ』の住人に命を狙われると思い込む。
そして他の住人同様脱出を願うようになるが、『リンボ』を破壊しようとする『真夜中の木霊』を目にすると、
『リンボ』すら奪われようとすることに納得できず武器を取り住人たちと共に立ち向かう。
『Final Crisis: Submit』、『Batman Vol.1』#682~#683、『Final Crisis』#4~#6
【物語】
世界はダークサイドに支配された。あらゆるネットワークを通じて『反生命方程式』が流され人類の半分が悪に屈した。
ヒーローたちは世界を守るために各地で籠城戦を続けながら、敵の本拠地となったブルードヘイブンで決戦を挑む。
【登場人物】
≪ヒーロー≫
『反生命方程式』から逃れた人類を各地の6つの拠点で守る一方、『第X条項』に応じたものがブルードヘイブンで決戦に臨む。
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。マルチバースを懸けた戦いを終えロイスを救った直後、31世紀での戦いに巻き込まれていた。
戦いに勝利し現代に戻ろうとするが、その前にブレイニアック5から思考を実現する機械『ミラクルマシン』を見せてもらう。
そして現代に帰還するが時すでに遅く……。
- バットマン(ブルース・ウェイン)
ゴッサムを守る闇の騎士。クラーケンに囚われ自分のクローンを作るための材料に利用されてしまう。
しかし持ち前の精神力でクローンを破壊し脱出、手に入れた銃と隠し持っていたオライオンを殺した弾丸でダークサイドに禁断の引き金を引き……。
- グリーンランタン・コァ、ガーディアンズ・オブ・ユニバース
宇宙の治安維持組織とその管理者。神殺しと仲間を傷つけた罪でハルを裁こうとしていたが、
地球人ランタンのガイ・ガードナーとカイル・レイナーの手で真犯人がクラーケンだと暴かれる。
本性を現したクラーケンを倒すとハルと志願者が地球に向けて出動するが、地球の周りの空間がゆがみ行く手を阻まれる。
地球に残っていたジョンはブルードヘイブンでの決戦に参加する。
超スピードを操るヒーローたち。バリーは『クライシス』の戦いで超スピードの源『スピードフォース』と一体化していたが、
突如『モビウス・チェア』からジェイとウォリーの前に現れ、彼らと共に時を遡りオライオン殺害を防ごうとしたが失敗した。
その後ジェイは現代に帰還し各地の拠点を駆け回り、バリーとウォリーは数週間後の未来の世界に帰還した。
バリーたちはその後『フィメール・フューリーズ』の追跡を振り切り妻アイリスと再会、
アイリスをジェイに任せ死神ブラックレーサーを利用した方法でダークサイドを倒しに向かう。
- グリーンアロー(オリバー・クイーン)、ブラックキャナリー(ダイナ・ランス)、オラクル(バーバラ・ゴードン)、
タトゥードマン(マーク・リチャーズ)、レイ(レイモンド・テリル)
『JLA』の本部の1つ『ホール・オブ・ジャスティス』で集結したヒーロー。
グリーンアロー、ブラックキャナリー、オラクルの3人はジェイ・ギャリックとウォリー・ウェストの家族と共に立てこもっていた。
タトゥードマンは元々入れ墨を実体化して操るヴィランだったが、家族揃って逃亡生活を続けていたところをブラックライトニングに助けられた。
彼から託された『反生命方程式』を破る鍵を握る『回路』をヒーローに届けるため、『ホール・オブ・ジャスティス』を目指していた。
レイは光になる能力を活かし唯一の情報伝達手段として『孤独の要塞』で刷られたデイリー・プラネットの新聞を各地に送り届けていた。
レイがタトゥードマンを連れて来るも『ジャスティファイヤーズ』の襲撃を受け、グリーンアローが盾となり衛星基地に撤退する。
衛星基地からレイに『回路』を届けさせようとするが再び『ジャスティファイヤーズ』の襲撃を受ける。
- スーパーガール(カーラ・ゾー=エル)、キャプテン・マーベル(フレディ・フリーマン)、ブラックアダム(テス・アダム)、トーニー・トーキー
スーパーマンの従姉妹と『マーベル・ファミリー』のメンバー。ブルードヘイブンの決戦に参加し、
スーパーガールたちはマリー・マーベルと、トーニー・トーキーはカリバックと激しい戦いを繰り広げる。
どちらも追いつめられながらもキャプテン・マーベルの雷をきっかけに勝利を収めた。
≪チェックメイトと協力者≫
多くのヒーローやヴィランが参加している国連直属の秘密諜報機関と協力するヒーローたち。
『チェックメイト』はチェスの駒になぞらえ役職が定められている。
スイス奥地にある本拠地『キャッスル』で立てこもりながら、独自の計画『オメガ攻勢/ブラックガンビット』を進める。
- クエスチョン(レニー・モントーヤ)、タレブ・ベニ・ハリド、アマンダ・ウォラー
謎を求める元女刑事と『チェックメイト』の『ブラックキング』と元『ホワイトクイーン』。
『キャッスル』に招いたクエスチョンにヒーローが敗北した際に使用する『ブラックガンビット』を紹介する。
クエスチョンには『ブラックガンビット』によるマルチバースへの移動が実現した際に、
移動した世界で設立する『平和維持組織』のリーダーになってもらおうとしている。
- ミスター・テリフィック(マイケル・ホルト)、グリーンランタン(アラン・スコット)
優れた身体能力と自称世界で3番目の頭脳を有するヒーローと魔法の力を持つランタンとリングで戦うヒーロー。
『チェックメイト』の『ホワイトキング』と元『ホワイトキング』でもある。
テリフィックは『キャッスル』の内部で指揮を執り、突如現れたミスター・ミラクルたちの話を聞く。
グリーンランタンは『キャッスル』の外での戦いの指揮を執る一方、最後となる通信でブルードヘイブンでの決戦を呼びかける。
- スーパーヤングチーム、ソニー・スモー、ミスター・ミラクル(シャイロ・ノーマン)
日本の若きヒーローチームとニューゴッズに関わりを持つヒーロー。『マザーボゥス』の力で『キャッスル』に現れた。
敵と勘違いした隊員に撃たれ一触即発になりかけるも、互いに冷静さを取り戻し『マザーボゥス』から得た情報を提供する。
- アトム(レイ・パーマー、ライアン・チョイ)、ロードアイ
『ブラックガンビット』のカギを握る人物。
アトムは特殊なスーツとベルトで体を縮小できる科学者ヒーロー。マルチバースに脱出するための扉を開く準備をしている。
ロードアイは『インフィニット・クライシス』で猛威を振るった人工知能ブラザーアイが人間の脳を搭載し進化した存在。
『チェックメイト』のロボット、OMACユニットの管理や『ブラックガンビット』全体の処理を行う。
その他、『ブラックガンビット』には超人兵士バイオマックの開発、サイキックによる『反生命方程式』の排除、
魔術師による復讐の天使スペクターへの接触、マルチバースから現れたオーバーガールの調査、クエスチョンを基にした新人類の製造も含まれている。
≪アポコリプス≫
ニュージェネシスとの戦争に勝利したものの、大きなダメージを負い人間に憑依して復活の機会を待っていた。
世界中のネットワークを介し『反生命方程式』を流すことで人類の半分を支配に置き、新たな世界『フィフス・ワールド』の実現を目論んでいる。
またダークサイドが復活したことで時空間にゆがみが生じ始め、空が赤く染まり始めている。
- ダークサイド/ダン・ターピン
惑星アポコリプスの王。『ダークサイド・クラブ』のボス、ダーク・サイドに憑依していたが、肉体が衰えていたためターピンの体に移った。
ターピンに激しく抵抗されるも完全に乗っ取ることに成功し、身も心もダークサイドへと変貌した。
彼の求める『フィフス・ワールド』とは『反生命方程式』に染まった人類の意識を自分のものと統合し、
さらに全宇宙をマルチバースごと奈落に落とし自分が唯一無二の存在となることだった。
- カリバック
ダークサイドの息子で凶暴な戦士。元は普通の人間に取り付いていたが、新たに作られた虎の獣人に憑依し強化された。
同じく虎の獣人で構成された『タイガークラン』を率いブルードヘイブンの決戦に参加し、トーキー・トーニーと戦いとなる。
そのパワーでトーニーを追い詰めるも、キャプテン・マーベルの雷に気を取られた瞬間に腹を裂かれ敗北した。
残された『タイガークラン』はより強いトーニーに仕えることを決めた。
- デサード/マリー・マーベル(マリー・バットソン)
ダークサイドの腹心の拷問官。邪悪に染まったマリー・マーベルに憑依し異様な見た目となっている。
ブルードヘイブンでの決戦でスーパーガール、キャプテン・マーベル、ブラックアダムと激しい戦いを繰り広げる。
3対1をものともせずに暴れまわるも、キャプテン・マーベルの雷で変身を解かれデサードの意識も消滅した。
- ライブラ(ジャスティン・バランティン)
かつて『JLA』と戦ったヴィラン。『JLA』と戦う前からアポコリプスに目をつけられており、『JLA』への敗北をきっかけに彼らの手下となった。
『SSSV』のメンバーを『ジャスティファイヤーズ』へと変え、アポコリプスの支配を進めていく。
しかしルーサーとシヴァナの裏切りによって『ジャスティファイヤーズ』へと変えた『SSSV』のメンバーの指揮権を奪われ、ルーサーに止めを刺された。
- グラニー・グッドネス/αランタン(クラーケン)
惑星アポコリプスで孤児を兵士へと変える悪女。クラーケンに憑依し『グリーンランタン・コァ』崩壊を目論んでいる。
ハルの裁きの中で正体を現し『コァ』のエネルギー源『セントラル・パワーバッテリー』を狙うが、意志の力で拘束を解いたハルに敗北した。
- グロリアス・ゴッドフリー/グッド牧師、モッカリ、シミアン
惑星アポコリプスのエージェントとダークサイドに仕える科学者。
ゴッドフリーはブルードヘイブンを救おうとする牧師となって計画を隠し通してきた。
モッカリは人間に、シミアンはチンパンジーに憑依しブルードヘイブンの政府施設『コマンドD』を中心に、
『ジャスティファイヤーズ』や『フィフス・ワールド』に向けた肉体、バットマンのクローンの開発を行っていた。
その功績をダークサイドに認められたがるも、バットマンのクローン化に失敗しその罰で命を落とした。
『反生命方程式』に侵され新たな『フィメール・フューリーズ』となった女性ヒーロー・ヴィラン。
ワンダーウーマンは超人の能力を奪う『モーティコッカス・ウイルス』をばら撒く役目を持つ。
フラッシュの追跡やブルードヘイブンの決戦に駆り出されヒーローたちに襲い掛かる。
- ジャスティファイヤーズ
アポコリプスの尖兵。『コマンドD』で作られた生命体や『反生命方程式』で操られたヒーロー、ヴィランたちで構成されている。
世界各地の6つの拠点への攻撃やブルードヘイブンでの決戦に投入されヒーローを追い詰める。
≪その他≫
- アイリス・アレン
バリーの妻で新聞記者。ジェイからバリーの生存を教えられ、1人で彼の帰還を待っていたが『反生命方程式』に染まった。
しかし助けに現れたバリーの口づけで正気を取り戻し、ダークサイドを倒しに向かうバリーとウォリーを見送った。
- ニックス・ウォタン
マルチバースの観測者『モニターズ』の1人。地球に追放され失った記憶を取り戻せないでいる。
『反生命方程式』が効かず脳を解剖されそうになるが、姿を変えたメトロンと類人猿らしき何者かの力を借りて記憶と力を取りもどした。
『Final Crisis』#7
【物語】
スーパーマンは間に合わなかった。ダークサイドは人類と一体化し、マルチバースを隔てる『ブリード』の壁は破られ、バットマンは命を落とした。
それでもヒーローたちは諦めず、様々な物語を重ねダークサイドとの戦いを乗り越えた。
そしてスーパーマンは世界を救うため『ミラクルマシン』の完成を目指す。
【登場人物】
≪地球の人々≫
ダークサイドとの戦いを生き残ったものは、虚無に飲み込まれる地球から様々な施設が合体した拠点に、
『チェックメイト』とその協力者はマルチバースの1つ『Earth-51』へと脱出した。
最後の拠点では『ミラクルマシン』を完成させるべくスーパーマンのサポートを行う。
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。時空間の歪みからバットマンがダークサイドに殺された直後の時間に帰還した。
ダークサイドとの決戦ではダークサイドに抵抗する人々の活躍と勝利を見届けた。
最後の拠点ではスーパーガールと協力して『ミラクルマシン』の開発を進め、残滓となったダークサイドを倒した。
そして全宇宙とマルチバースが奈落に沈み暗闇で1人になる中、『ミラクルマシン』を完成させるもマンダラックが姿を現す。
降伏を迫るマンダラックに対し自らの太陽エネルギーで『ミラクルマシン』を起動し、最強の戦士たちと共に最後の戦いに挑む。
- ニックス・ウォタン
マルチバースの観測者『モニターズ』の1人。スーパーマンの起動した『ミラクルマシン』の力で現れた。
- ワンダーウーマン(ダイアナ)
超人的力を持つアマゾン族の平和大使。ダークサイドとの決戦ではフランケンシュタインの協力で正気を取り戻し、
『真実の投げ縄』の力で人類をダークサイドから解放した。最後の拠点ではスーパーマンのサポートを行う。
- グリーンランタン・コァ
宇宙の治安維持組織。ハル率いる一団が時空間の歪みで地球にたどり着けずにいたが、『ミラクルマシン』によってチャンスを得る。
超スピードを操るヒーローたち。ダークサイドとの決戦でスーパーマンに向けられた『オメガ・ビーム』をダークサイドに当て、
さらに自分たちを付け狙う死神ブラックレーサーをダークサイドにぶつけ大きなダメージを与えた。
- スーパーガール(カーラ・ゾー=エル)
スーパーマンの従姉妹。『ミラクルマシン』の開発を行うスーパーマンのサポートなど行う。
- レイ(レイモンド・テリル)
父親からその名と光を操る力を引き継いだヒーロー。『JLA』の衛星基地から脱出し、
タトゥードマンから受け取った『回路』を光で描き地球を『反生命方程式』から解き放った。
- チェックメイトと協力者
多くのヒーローやヴィランが参加している国連直属の秘密諜報機関と協力するヒーローたち。
ロードアイの暴走に巻き込まれながらもマルチバースへの脱出計画『ブラックガンビット』を実行し、
ソニー・スモーの故郷である『Earth-51』への脱出を成功させた。
その後、クエスチョンはマルチバースにマンダラックの警告を送っていたキャプテン・マーベルと出会い、
マルチバースのスーパーマンの招集に動いていた。
- レックス・ルーサー、ドクター・シヴァナ
『SSSV』の幹部。ダークサイドとの決戦では『ジャスティファイヤーズ』へと変えられた『SSSV』のメンバーを投入し、ヒーローのピンチを救った。
最後の拠点では『ミラクルマシン』開発のサポートを行う。
- ロイス・レーン
メトロポリスのデイリー・プラネットの美人記者でスーパーマンの妻。
今回の戦いをまとめた記事を仕上げ、スーパーマンのマントなどと共にタイムカプセルで宇宙に向け発射した。
その後、他の人々と同様にアトムの縮小技術で小型冷凍保存された。
≪ヴィラン≫
- ダークサイド/ダン・ターピン
惑星アポコリプスの王。姿を現したスーパーマンに勝利を宣言し、未来からの弾丸でオライオンを殺害した。
しかしバットマンの銃弾と狙いを変えられた自身の『オメガ・ビーム』、ブラックレーサーの一撃でダメージを負いターピンの人格が復活した。
さらにワンダーウーマンの手で人類の意識からも消失し、最後に『ミラクルマシン』開発を進めるスーパーマンの前に現れるも一喝で消え去った。
- マンダラック(ロクス・オガマ/ダックス・ノヴ)
『モニターズ』の伝説に名を遺すマルチバースの脅威となる存在。宣言通りスーパーマンが暗黒の中で衰弱したときに現れた。
『モニターズ』を追放されたロクス・オガマが変化した存在だが、その意識は本来のダックス・ノヴのものとなっている。
超人吸血鬼へと変えたウルトラマンを伴ってスーパーマンの前に現れ、神の使いであるスペクターとレイディアントをも倒し世界を暗黒に包もうとする。
- ウルトラマン(クラーク・ケント)
『反物質宇宙』のスーパーマン。マンダラックとの戦いを終え『リンボ』に落ちるも、マンダラックの手で彼の手先となった。
いかにも吸血鬼らしくスーパーガールに執着している。
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- まさかこの話の記事ができるとは…コズミックアーマーとマンダラックは強さ議論の上位でちょくちょく見かけるお二方だな -- 名無しさん (2018-12-12 00:57:53)
- コズミックアーマーはスーパーマンの物語の化身。スーパーマンが居たからあらゆるアメコミヒーローの物語が生まれたというスーパーマンだから許される理論 -- 名無しさん (2018-12-12 02:46:00)
- 作中で「終わりなき永久不滅の物語」と言われてる様にスーパーマンとヒーロー達の物語が続いていく限り最後は必ずスーパーマン達の勝利で終わるという非常に難解なんだけど展開としては実にモリソンらしいヒーロー賛歌 -- 名無しさん (2018-12-12 02:46:52)
- ザック・スナイダーの路線が続いてたらこれの映画化もありえたのかなーと思ってる -- 名無しさん (2018-12-14 07:44:13)
- インフレの象徴と日本では勝手に批判される事もあるが、内容としては非常に面白い -- 名無しさん (2020-06-03 19:46:19)
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