本田珠輝

ページ名:本田珠輝

登録日:2018/08/28 Tue 00:23:45
更新日:2024/03/21 Thu 13:44:36NEW!
所要時間:約 8 分で読めます



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ステラのまほう 高校生 イラストレーター 老け専 長縄まりあ 関西弁 アホ毛 リボン ファザコン 本田珠輝 sns部




本田 珠輝(ほんだ・たまき)」は「ステラのまほう」の登場人物。


CV:長縄まりあ



概要


ステラのまほう」の主人公。15歳の少女で高校1年生。通称「たまちゃん」。
SNS部にイラストレーターとして入部した。誕生日は8月28日。


人物

容姿

身長は148cmと小柄。 瞳は緑色で黒髪の長髪。
髪をうなじあたりで大きなリボンで一本結びにした髪型で、アホ毛が3本ある。 入浴後もアホ毛は立ったままである。
冬服時に着用するブレザーはぶかぶか。これは祖母にこれから大きくなるからと、
大きめのサイズのブレザーを買ってもらったためであり、実際年に2ミリずつ身長が伸びている。


モブや通行人を含め登場人物ほぼ全員から「かわいい」「いい子」という評価を受けている。



性格

純粋で心優しい一方、自分の価値観をしっかりと持ち芯が強い性格。
自分に意見がある時や相手が間違っていると思った時は、相手が先輩であっても遠慮せずはっきりと発言する。
先輩から揺さぶられたり、先輩と衝突してもぶれない意志を持つ。
その一方で人からの期待に応えたいという気持ちが強く、幻滅されたり失望されたりすることを嫌う。


小中学校時代にいろんな一人遊びの趣味を持っていたが一貫性がなく、自分が何をしたいのかわからない空虚な毎日を送っていた。
しかし幼い頃から「自分だけの遊びを考える」ことが好きだったことを思い出し、
自分の本当にやりたいことを求めて同人ゲーム制作部・「SNS部」への入部を決意する。
最初は目的なく時間を失うことが嫌でSNS部に入ったが、先輩たちとゲーム制作をする中で、
みんなで一緒になって作るのが楽しい」と思うようになっていく。


小中学校時代から落書きしたり漫画の模写したりしていた経験から、SNS部ではイラストを担当している。
いくつかゲームを完成させた後は、「自分だけの遊びを考える」という原点に立ち戻り、
ゲームシステムや企画・マネジメントにも関わるようになる。



趣味・嗜好

小さい頃から絵を描いたりや漫画の模写をしていた。逆に模写ばかりでデッサンなどは初心者。
またデジタルでのイラスト作成も初心者で、入部時に椎名からお下りのペンタブを受け取った。


"おじさま"が好きで、壮年や初老の男性を描くのが非常に上手い。
これは小さい頃から家にあった漫画がハードボイルドな劇画のものばかりであったためであり、当初はそれしか描けなかった。


おじさまが好きはイラストに限らず、極度のファザコンでもある。
父親は単身赴任中で月に2回のみ帰ってくるため何よりそれを楽しみにしており、
父親が帰ってきた時は高校生にもなって撫でてもらったり抱きついたりしている。
子供っぽいことを気にしている。



その他

自宅は都心から離れた田舎にあり、かなり広い日本家屋で家政婦を一人雇っている。
中学時代は父親の仕事の都合で大阪の田舎富田林に住んでおり、感情が高ぶると関西弁が出る。


勉強の方はあまり得意ではなく、平均点を割って補習を受ける事もしばしば。
また珠輝の高校は中高一貫校だが珠輝は高校からの入学であるため、必修を埋めるための補習が土曜日に度々入っている。


周囲から純情・幼気と評されるが、おじさま向け漫画には濡れ場描写が多いため、ある程度の性知識はある耳年増な模様。
もしかすると裕美音を上回り作中でもっとも性知識があるかもしれない。謝罪の時は服を脱ぐ事も...
ただし、耐性の方はあまり無いようで、すぐに羞恥心で真っ赤になるが。


あやめの弟・春馬からは淡い恋心を向けられているが本人は気づいていない。
それどころか、絵を教えてと至近距離に迫ったり、目の前で薄着になったりと自分は無意識ながら相手には意識させてしまっている。



物語での活躍

ネタバレあり注意

+ -

高校1年生の本田珠輝は、自分が何をしたいのかわからない空虚な毎日を送っていた。
新入生向けの部活PRの日に、ゲームを制作する部である「SNS部」を見学し、
自分が過去に「自分だけの遊びを考える事」が好きだった事を思い出し、SNS部へ入部する。
さらにそこで部長の椎奈にゲーム作りは大変な集団制作である事を伝えられ意志を問われるが、イラストレーターとしてやり遂げる事を決心する。


ある日絵が上手く書けずに落ち込み、川で佇んでいるところに見知らぬ女性から声をかけられる。
絵にこだわりがあるという彼女は"テル"と名乗り、珠輝のスケッチブックを取り上げてカフェに連れ込んでしまう。
カフェで彼女に頑張って絵を描く理由を問われ、「みんなで一緒に作るのが楽しい」という気持ちに気づく。


その後夏コミに落ちたSNS部は締め切りが迫るオンリーイベントに出展することに決め、部室に泊まり込み、追い込み作業に入る。
ギリギリでの作業が続く中、音楽担当の歌夜と連絡がつかなくなり、部室の空気は一変。
歌夜の曲に見切りをつけフリー素材を探そうとする先輩2人に対して、珠輝はなぜ歌夜を信じないのかと問う。
しかし内心では、自分と同じように歌夜も「楽しい」と思っているという確信が持てず、集団制作の難しさを思い知る。
結果として歌夜から曲が予定通りに送られて生きたため一同は安堵する。
イベント当日には、SNS部の作品はほとんど売れず、身内以外に渡ったのは2部のみであったが、
そのうちの1人に珠輝が声をかけられて"スケブをお願い"され、自分の作品が評価される嬉しさを知った。



イベント後のある日、街を歩いていると突然同い年くらいの女の子に絵での勝負を申し込まれる。
彼女はSNS部に入部希望でIri§(あやめのペンネーム)のシナリオに惚れ込んでいた。
珠輝はお題として渡された(あやめが書いた)ストーリーに困惑しつつも、おじさまキャラクターを真剣に描く姿で彼女を圧倒。
勝負後に彼女の水葉という名前を聞き、SNS部が制作したゲームを渡した。


それからも水葉は珠輝をライバル視して度々SNS部に顔を出し、水葉も一緒にゲーム制作をすることになる。
水葉も絵の実力はあり、一方珠輝は上手く描けずにスランプに陥る。
そんな中椎奈に「本田さんには本田さんらしさがある」と慰められるが、珠輝は個性は誰にでもあると反論する。


その夜、水葉が椎奈の家に押しかけて深夜までゲーム制作作業をする事になるが、
水葉の姉・夏が迎えに来て連れて行かれ、家の門限を大幅に破った罰として水葉は部活禁止となってしまう。
珠輝はあやめを連れて水葉の家に行き説得を試みるも、
夏にわざわざ今自分が創る意味を問われ、「自分にしかできないことがある」というのは自惚れであることに気づく。
その場はあやめの「自分らしく在るために書く」という説得で収まるが、珠輝は自分なりの答えが見つからずにいた。


自分が創作する意味を見失った珠輝のもとに照が現れ、珠輝は照に悩みを打ち明ける。
照に自分が本当にやりたいことは何か問われ、珠輝は「パパぐらいかっこいいおじさまを描きたい」という、絵を描く動機を見つける。
そして無事に夏コミを迎え、夏コミの打ち上げで海を訪れた珠輝はまたしても照に(そうとは知らずに)遭遇。
自分がSNS部に入った理由、「自分のゲームを作りたい」という初心を思い出した。



珠輝自身がプランナーとして関わるゲーム制作の中で、「自分たちのゲームを多くの人に楽しんでもらいたい」珠輝・乃々は、
「評価されるための音楽は作らない」という歌夜と衝突するが、怖い顔をされながらも珠輝はまっすぐ自分の意見をぶつけ、意見を認められる。
しかしその夜、歌夜の家に呼ばれ、彼女の創作観やその源に触れる。
そして歌夜の姉・奏が歌夜の曲を認めていることを知り、自分のための作品で他人を笑顔にできることを知った。



関連人物

藤川 歌夜
SNS部の先輩で、音楽担当。普段はコミュニケーションの距離が近く親しみやすいが、
創作に関して珠輝とは異なる「他人のために創作はしない」という価値観を持ち、創作の事になると豹変するため周囲からは怖がられていた。


珠輝はゲーム制作の中で歌夜と衝突するが、まっすぐ「自分たちのゲームを多くの人に楽しんでもらいたい」という意見をぶつけ、認められる。
その夜、歌夜の家に呼ばれ、彼女の創作観やその源に触れ、泣かされるも(曰く「試したくなった」)、
歌夜の姉・奏が歌夜の曲を認めていることを知り、自分のための作品で他人を笑顔にできることを知った。


その一件の後は歌夜にかわいい後輩ではなく一人のクリエイターとして認識されており、
歌夜から2人のサークルで出展しないかと提案されるほど信頼されている。
歌夜の過去や姉への想いなども珠輝が最も多く深く聞いている。
さらに苗字呼びが多い作中で珍しく、「たまちゃん」「歌夜先輩」と呼び合う仲になった。



布田 裕美音
小学校時代からの幼なじみ。
珠輝はかつて体が弱くて友達がいなかった裕美音を半ば強引に友達にして、
何度も家に押しかけたために最初は邪険に扱われていたが、次第に裕美音に受け入れられるようになる。
裕美音を楽しませるために自作のゲームを作って遊んでいた事が裕美音との仲良くなるきっかけであったと同時に
珠輝にとっては「自分だけの遊びを創りたいという」ゲーム制作の原点でもある。


今では逆に珠輝の方がおとなしく心配される一方で、裕美音の腐女子妄想で度々男体化されている。曰く「たまちゃんは総攻め」。
これは単なる裕美音の妄想ではなく、芯がしっかりして押しが強いことや、時に人の弱みを握って揺すったり
さらに先輩の頭を撫でたりするため、実際攻めキャラである。



パパぐらいかっこいいおじさまは追記・修正をお願いします。



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  • 誕生日に作られた項目か。 -- 名無しさん (2018-08-28 19:39:47)

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