登録日:2018/08/09 (木) 18:17:09
更新日:2024/03/21 Thu 13:25:29NEW!
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うどん ネタバレ項目 不幸 主人公 勇者部 声優の本気 三森すずこ わっしー 東郷さん 東郷先輩 銃 癒し メガロポリス 鷲尾須美 東郷美森 菊 朝顔 鷲尾須美は勇者である 結城友奈は勇者である 自己犠牲 黒髪 黒髪ロング 巨乳 ネタキャラ 橘さんの後継者 ガチレズ 友奈ちゃんガチ勢 クレイジーサイコレズ ぼた餅 ※中学生です 国防仮面 真の主人公 香川のやべーやつ 勇者部のやべーやつ 車椅子←拘束具 ※小学生です ヤンデレ 巫女 救世主 愛情の絆 ろうたけたる思い スナイパー 護国思想 トリッキー すみすけ シオスミ 勇者であるシリーズ 毒毒国防仮面 三森すずこの本気 神世紀勇者
新たなる国防の始まりね。
東郷美森/鷲尾須美(とうごうみもり/わしおすみ)とは『鷲尾須美は勇者である』及び『結城友奈は勇者である』に登場するキャラクターで、同作の主人公の1人(あるいは真の主人公)である。
出自自体が本作の重大なネタバレを含んでいるため要注意。
CV.三森すずこ
概要
鷲尾須美として
《鷲尾須美は勇者である》
これが私たちの宿命…がんばろうね。
本作の主人公。神樹館小学校に通う6年生。
生真面目で責任感が強く、一度決めたら曲げない頑固な性格。護国思想の持ち主であり、勇者としての使命に燃えている。
家庭的な一面もあり、料理や和菓子作りが得意。
その一方、洋食や横文字、虫(特に黒いアイツ)が苦手。
当初は天真爛漫な乃木園子や破天荒な三ノ輪銀に苦手意識を持っていたが、彼女らと接することで互いに理解し合い、自身も成長していく。
園子からは当初「すみすけ」と呼ばれていたが、須美としてはしっくり来なかった*1。
そこで園子が考案したのが「わっしー」というあだ名であった。以降はそれで呼ばれるようになった。
「朝はご飯。昼うどん、おやつは牡丹餅、夜ご飯」を理想としており、朝5時に起床し水浴びをして体を清めた後、神社で祈りを捧げ、和朝食を作ることを日課としている。
勇者としての能力
南無八幡…大菩薩ッ!!
勇者としての武器は弓矢で、主に後方から園子と銀を支援する。
三人の勇者服にも共通しているが、防御力の向上の為か肌が露出している面積が少なく、インナースーツの上から外套を纏う形になっているのが特徴。
装束は薄紫に緑のラインが差し色として入っているデザインで、モチーフは白菊。
銀の死後に勇者システムが改良されてからは青を基調とした新たな勇者服を纏う*2。勇者刻印は左胸。
刻印の花は朝顔で、満開ゲージは朝顔の葉。戦闘では狙撃銃「シロガネ」を使用*3。
高い狙撃能力を持つため、主に長距離狙撃による支援を行う。
満開時は和風の勇者服に変化し、多数の巨砲を擁した巨大浮遊砲台に搭乗する。
真の名前と出自
子どもの出来なかった私達に、もったいない…本当にいい子だよ。
実は彼女は鷲尾家の生まれではなく、生来の名前は東郷美森。
東郷家は大赦において鷲尾家よりも低い家柄であるが、神世紀298年当時、勇者は大赦関係の人間だけが選出されることになっていたことが理由。
勇者適性値が高かった彼女は大赦の中でも格式の高い鷲尾家の養女となり、「鷲尾須美」を名乗っていた。
大変なんだよ、壁の外がね…!
誰…ですか…?
えっ…?
そうだ…銀は…?銀はどこッ!?
! …わっしーっ!!
「瀬戸大橋跡地の合戦」の際に2度の「満開」の代償で「両足の機能」と「過去2年間の記憶」を全て失ってしまう。
勇者候補となる対象が大赦関係者から四国全体へと広げられたこともあり、鷲尾家にいる必要がなくなった彼女は旧姓・旧名の「東郷美森」として東郷家に戻った。
園子に比べ後遺症が比較的軽度だったため、勇者経験者として新しい勇者の助けになることを期待された彼女は有事の際に再び戦線投入されることになり、表向きは「事故によって負傷し、記憶喪失になった」ということにされ、四国で最も勇者適性値が高い結城友奈が住む結城家の隣へ一家揃って移された。
こんにちはー!もしかして、あなたがこの家に住むの?
え、ええ…。
じゃあ、新しいお隣さんだ!私は結城友奈、よろしくね!
二人の邂逅のシーンを最後に、鷲尾須美の章は幕を閉じる。
東郷美森として
《結城友奈は勇者である》
《結城友奈の章》
良い歌声や歌というものは大抵α波で説明がつくの
讃州中学2年生。
多才でITスキルにも詳しいため、勇者部ではホームページの編集などパソコン関係の仕事を受け持っている。好きな食べ物はうどん。
友奈の大親友であり理解者。友奈の自宅の隣に住んでいる。
本人の希望により姓の「東郷」で呼ばれており、友奈からは「東郷さん」、犬吠埼樹からは「東郷先輩」と呼ばれる)。
彼女自身は他の勇者たちを「友奈ちゃん」などと名で呼んでいる。
黒い長髪を青地に2本の白い線が入ったリボンで纏め、前に垂らしている。
中学生としては豊満なバストの持ち主であり、勇者部メンバーと共に入浴した際、犬吠埼風いわく「メガロポリスな感じ」と称された。
うぇっへへへ…普段何を食べてれば、そこまでメガロポリスな感じになるのか…チョットだけでもコツとか教えていただけるとぉ~
(こくこく)
ふ、普通に生活しているだけです…
いやいやそんなご謙遜~
上品でおっとりしており、菓子づくりなどが上手。彼女が作るぼた餅は友奈を始めとした勇者部員達からも「美味しい」と評判。
「お国」の防衛関連に関しての知識は最早ヲタレベルであり、時折スイッチが入るとその手の話が止まらなくなる。
この際には大仰で堅苦しい物言いをするようになる。
散華の影響により両足の自由と記憶の一部を失っており、日常では友奈のサポートを受けながら車椅子で行動している。
当初は戦闘に恐怖を感じて変身できずにいたが、友奈の危機により勇気を振り絞って変身。
以後はバーテックス討伐において重要な戦力となる。
やめろ…。やめろ…!
友奈ちゃんを…!いじめるなぁぁぁーーーッ!!
変身後も両脚は不随のままだが、勇者服の背面から伸びるリボンのような帯が触腕のように動作して自立を補助し、移動や跳躍も可能になる。
そのため1期では靴を履いておらず、裸足にトレンカを履いた様な足元だったが、歩けるようになるとリボンが消え、代りに青い靴が追加された。
この他に短銃、散弾銃が追加装備されている。また5話の戦闘の後、左耳の聴覚を失う代わりに遠隔誘導攻撃端末が追加された。
8話では、園子との出会いがキッカケで、勇者システムと満開に対する大赦の応対に疑義を抱くようになり、彼女なりの「実験」の末、勇者システムの真実に行きつく。
園子と再会を果たした際、彼女から「似合っている」とリボンについて言及されるが、須美としての記憶が失われている東郷は園子の涙を拭いながら「思い出せない」と零すのが精一杯だった…。
そのリボン、似合ってるね。
このリボンは…とても大事な物なの。それだけは覚えてる。
でも、ごめんなさい。私、思い出せなくて…。
仕方がないよ…。
後に、自分の失われた過去と園子との関係を推測して再び園子と接触。
園子に促されて「世界の外」に赴き、バーテックスの正体と世界の真実を目の当たりにする事となる。
まるで地獄じゃない…!
こいつらがまた次々と攻めてくるのを、私たちが迎え撃つの…?何回も身体の機能を失いながら…!
この苦しみを一つ一つまた味わう! それも皆が…!絶対、絶対ダメよ、そんなの! どうすればいいの!?
そこから「自分たちは救いのない生き地獄にいる」と絶望に憑りつかれる。
神樹を破壊し、世界もろとも生き地獄を終わらせるべく四国を囲む壁を一部破壊し、神樹に侵攻するバーテックスを手引きする暴走行為を働いた。
東郷さん。何も知らずに暮らしてる人たちも居るんだよ…!
私たちが諦めたらダメだよ! だってそれが……
勇者だって言うの!? 他の人なんて関係ない!
一番大切な友達を守れないのだったら……勇者になんかなる意味がない!頑張れないよ…!
しかし友奈の愛の鉄鎚(勇者パンチ)と説得で我を取り戻し、勇者部の仲間と共にバーテックスを撃退。
決戦後、両脚の自由と左耳の聴覚を取り戻した。
エピローグでは、散華の影響で車椅子生活を送ることになった友奈を献身的に見舞っている。
《勇者の章》
供物を返された事で車椅子を必要としないぐらいに足が回復。さらに須美時代の記憶も取り戻しており、園子や銀のことも思い出している。
しかし、何故か勇者の章開始時点では東郷の存在そのものがなくなっていた。
友奈達の記憶、掲示物やHPに掲載されていた写真にも東郷の姿はなく、最初からこの世界に居なかった事にされていた。
暫くはいつも通り勇者部として活動していたものの、ふとした事が重なり*4、最終的に演劇の最中に気付いた友奈と慰霊施設を訪れた園子が存在を思い出している。
忘れられるわけがない。絶対、忘れたりなんかしちゃいけないのに…!私、どうして…!
みんな思い出して!
東郷さん! …ここに、東郷美森って子がいたんだよ!!
友奈の言葉が引き金となり、勇者部の面々は東郷の存在を思い出した。
東郷の存在が抹消されていたのは、天の神の怒りを鎮める儀式「奉火祭」の生贄に志願した事が理由。
一期で東郷が壁を壊したことが天の神の怒りに触れており*5、壁の外の煉獄の温度を上昇させ、結界内を焼き尽くそうとしていたため、奉火際の話を持ってきた大赦へ「壁を破壊してしまった責任は自分にある」と贖罪の為、行動に踏み切った。
本来ならば「巫女」と呼ばれる少女たちが生贄に選ばれるはずだったのだが*6、東郷は勇者である他にも巫女の素養を持っていたため、彼女一人で生贄を賄えたのである。
勇者部の面々だけでなく、大赦や他の人物、果ては写真や勇者部HPなどの情報からも東郷の記憶・痕跡が消えていたのは、「事情を知った友奈達なら絶対に阻止・救出に動く」と予測した東郷が先手を打ち、神樹に願い「最初から存在すらしなかった」ように世界を改変してもらったためである。
壁の外において発生したブラックホール内から通じる空間「高天原」にて、御霊が火炙りにされる形で囚われていた。
久しぶりに会ったらブラックホールになってた奴は初めてだわー…。
その後、事態を把握した勇者部と友奈に救出されるが、救出の過程で皮肉にも友奈に自身の天の神の祟りが移ってしまう*7。
友奈が祟りによって苦しめられている事を結城家に忍びこんだ際に見つけ出した「勇者御記」を通して把握するも、祟りの性質上、具体的な対策を見つけ出す事が出来なかった。
待ってわっしー!
止めないで!全て私のせいじゃない!
天の神の怒りは収まっていなかった!私が受けるべき祟りなのよ!
日記に書いてあったでしょ。わっしーに移っても本人は祟られたままなんだよ!
そんな…!
それでも諦めず、最後まで友奈を救う手段を模索するが、
そんな中、当の友奈が風達の反対を押し切ってまで神婚することを決意してしまう。
東郷さん、私ね…結婚する。
うん…。…ん゛ん゛っ!?
突然ですが、結城友奈は結婚します。
な、ななななな何を言ってるの、友奈ちゃん!? 中学生なのに! 大体、相手は!?
神樹様だよ。
え…!?
覚悟完了した友奈を止めるべく、勇者部全員で説得を試みる。
更に東郷は、「腹を切る」と半ば脅し同然な言動までして制止しようとするも、友奈を止めることはかなわなかった。
ダメよ!友奈ちゃんが死んだら、ここにいる皆がどれだけ傷ついて辛い思いをすると思っているの!?
私、想像してみたけど…後を追って腹を切っているかもしれない…!
で、でも!東郷さんだって、皆を守る為に火の海に行ったでしょ。
あれだって、自分一人で世界を救えるならって思ったからでしょ!?
そうよ! でも壁を壊した私の自業自得でもあるのよ!
友奈ちゃんは悪くないじゃない! 反対よ! 腹を切るわよ!
しかし、天の神の進攻が始まると大赦からのお役目を承諾しつつも「神婚なんかさせない」と宣言し、勇者部全員で友奈を救出すべく、天の神との決戦に臨む。
風達の尽力もあり、神樹に捕らえられている友奈と対面を果たすが、彼女の意志は固いまま。
東郷はかつての銀の悲劇を繰り返すまいと、必死に説得を試みる。
でも、私がやらないと世界が消えちゃう…
誰かがやらないと…なら私が……
友奈ちゃんが…誰もやる必要なんかない!大切な人をもうこれ以上奪われたくないの!
私が我慢をすれば、それでいいから…
友奈ッ!
本当のことを言ってよ…!怖いなら怖いって…、私には言ってよ!
友達だっていうなら、助けてって言ってよ!!
その愛の告白言葉で友奈の心を動かすことに成功するも障壁によって阻まれてしまう。
違う…。私たちは、こんな事…
感謝もしています…。でも、でも…もう、いいの…
人を…友達を捨ててまで手に入れる世界なんて…そんな世界なんて、いらない…
それが――
絶望で心が挫けそうになったその時、東郷の傍に赤い光が舞い降りる。
右腕の無いその姿は、かつて掛けがえのない時間を共に過ごした銀の姿そのものだった。
それだけでなく、無数の光が勇者の形となり、次々と東郷の元へ集結していく。
勇者部の仲間達の祈りに反応して駆けつけた、志半ばで散って行った勇者や巫女達の意志が神樹に働きかけていたのだ。
私たちは、人としての道を進みます――
全ての勇者たちの想い――それを繋げた東郷の意思により、障壁は解除された。
友奈は神樹から解放され、人身御供という名の生け贄は断ち切られたのだった。
東郷さぁぁぁぁん!!
ごめん、ごめんね…私、言い過ぎた…!
私っ、私こそごめん…!皆に、東郷さんに酷い事を…っ!
いいの…もう、いいの…。
どうしよう!?世界がっ、世界が終っちゃうよぉっ!!
友奈ちゃんのせいじゃない…!
これで世界が終わるなら、それは仕方のない事なのよ…。
神樹から解放された友奈と和解するも、天の神の圧倒的な力によって、既に樹海は炎の海に包まれていた。
涙する友奈を抱きとめ「友奈の責任じゃない」と諭す東郷。そんな二人のもとに牛鬼が現れ、友奈達を黄金の糸で包み込み、神樹の力を分け与えた。
神樹の力を受けた友奈は大満開を果たし、天の神の下へ飛翔。東郷達が見守る中、友奈の「全部のせ勇者パンチ」が天の神に突き刺さる。
友奈の一撃により天の神は撃退され、世界は本来の姿を取り戻した。
天の神の祟りから解放された友奈を見て園子と共に安堵する東郷や、温かく帰還を祝ってくれた風や樹。互いに和解を果たした夏凛。
勇者部は、勇者部に戻ったのだった。
すべてが終わった後、かつて小学生の頃のクラスメート達から託された応援メッセージが書かれた横断幕を携え、園子と共に銀の墓前に墓参りに訪れる。
そんな二人の陰には、そっと大赦神官の仮面を外す神官…かつての須美達の担任であった、安芸先生の姿があった。
『大満開の章』エピローグでは4年後の姿が描写。
髪を伸ばしてポニーテールにした友奈と違い、こちらは髪を切っており対照的。
調査のためバイクで廃墟となった本土を移動中で、友奈との絆はより一層深いものとなっている。
最後は、荒れ果てた本土をバイクで往く二人の姿で物語の幕が閉じられた。
《精霊》
青坊主(あおぼうず)
1体目の精霊。割れた卵から除く目と手が特徴であり、殻の左側に青い花模様がある。
狙撃銃に関与。
1期では東郷が切腹しようとした際に小刀を身を呈して止めたりしたが、2期では東郷の陳謝の際に介錯しようとしたりユーモラスになっている。
後述の友奈の部屋に不法侵入する際に、ハンドサインによる指示でベランダの鍵を開けたのもこいつ。オイ精霊!
刑部狸(ぎょうぶだぬき)、不知火(しらぬい)、川蛍(かわぼたる)
2体目以降の精霊。
刑部狸は目隠しをした狸のような姿で、複数の青い花模様のついた服を着ている。短銃に関与。
不知火は燭台に燃える青い炎のような姿で、下部の軸に青い花模様がある。散弾銃に関与。
川蛍は蛍の光に瞳のついたような姿で、後部に青い花模様がある。遠隔誘導攻撃端末に関与。
ネタ要素
クリックで展開
東郷さんを語る上で欠かせないのは、そのネタ要素である。
「護国思想の塊」「謎のアルファ波推し」「メガロポリス」などなど数えると枚挙に暇がないが、
おとなしそうな見かけからは想像もつかない言動や行動をしれっとやってのけるのが彼女なのである。
- 鷲尾須美の章
自身の根幹だけにこの時からいろいろぶっ飛んでいる。国防と親友と時々、和食。
- 遠足の下準備として下手な百科事典より分厚いしおりを徹夜で自作。ご丁寧に銀と園子の2人分である。
- 園子の小説に影響され、「ならば自分も」と書き上げた作品が作中に「愛国」という言葉が453回も出てくる洗脳を試みているとしか思えないシロモノ。当然評価☆1が飛び交う惨状に。
- 反応を受けて本人曰く「我が国の素晴らしさを伝えきれない己の筆力が憎い!」。そして水浴びバシャー
- この頃から怪談話が得意で、主に園子を震え上がらせる事多し。
- 東郷さん時代よりはおとなしいがそれでもメガロポリス。銀「親父!その桃くれ!」
- 乃木家でのファッションショーで着飾った銀の姿に大量の鼻血を噴出しながら大興奮。「これはもう金よ!」と一眼レフで激写しながらご満悦。
- 銀の反撃で自分が西洋のドレスを着る羽目になり、その姿を二人から褒められた際、気恥ずかしそうに「ダメよこんな非国民な洋服…」と呟く。
- 園子がラブレターを貰った際、銀の「アレじゃないか須美、ラの付く…」という振りに、「羅漢像!?」と即答。「違う!ラブレターだ!」
- 国防仮面プロトタイプ。
- 結城友奈の章
須美としての記憶が抜け落ちている関係からかやや大人しめ。まぁそれでも十分濃いが。
- SNS内でぼた餅連呼。有無は言わせないらしい。
- 大抵の事はアルファ波で説明がつく…らしい。本人曰く清流を意識した手の動きがミソ。
- メ ガ ロ ポ リ ス
- カラオケのレパートリーはもっぱら軍歌。東郷さんが歌う時は他の勇者部メンバーは直立不動・啓礼姿勢で待機。
- 勇者部の旅行で海に来た際、砂浜でしれっと高松城を作り上げる。
- 勇者の章
だいたいここからが本番。
両足の機能と須美としての記憶が戻ったならば…
神樹「12体のバーテックスを倒したのならば、もはや暴走する事は無いだろう……そう思っての供物の返却だった」
「だがヤツは…弾 け た」
まず一話、それは東郷だけがいない園子含む勇者部5人の日常だった。視聴者の誰もが「東郷はどこへ行ったんだろう?」と思っていたら...ブラックホールになっていた。
その後は無事帰還するも....
…! あれは!
友奈ちゃんが中学入学の時、4月3日にイネスでご両親に買ってもらったけれど、手に取ることはなかったという百科事典の位置がずれている!
友奈への愛が暴走してしまったため、とにかく彼女への愛に突っ走るクレイジーサイコレズと化したのだ。
- 上記の台詞を始めとした、友奈のデータを事細かに調べていたという事実。「違う…大吉を引いたなら友奈ちゃんはもっと弾けるように喜ぶはず!」
- 原案のタカヒロ氏曰く、彼女の自室は当初「壁一面に友奈の写真がずらりと貼られていた」という体にしたかったらしいが、残念ながら没になったらしい。
タカヒロ「チキショーメェ!」 - 友奈の部屋にダイナミック☆不法侵入*8。その際メガロポリスが引っ掛かって部屋に入れなかったり。「あ゛っ…」*9
- SNS上のやり取りで、クリスマスをモミの樹祭りと呼び変えることを提唱して他の勇者部メンバーから総スカンを喰らう。
- 「風情がない」「バカなの?」「ちょっとさすがに…」「わっしーは変わらないなぁ(^▽^)」
読者諸君、断じて樹の胸を揉む祭という意味ではない。
- 「我が国の素晴らしさを伝えきれない己の筆力が憎い!」
- 友奈が体調不良と聞くと凄い顔をして焦り、園子と一緒にアルファ波を送ったり。「健康健康健康健康…」
- 猫の鳴き真似をした樹を園子と一緒に精霊の力を借りて激写。「もっと!もっと獣になって!」
- 国防仮面。詳しくは下記の折り畳み参照。
このため視聴者からは
「車椅子がリミッターやったんやなって…」
「変態に機動力を与えた結果がこれだよ!」
「こうなる事が予見できてたから神樹様は鷲尾時代の記憶と足の機能を奪ったんだな」
など色々と言われてしまう事に。
筆者的には結城友奈の章のラスト満開でアクセルとブレーキ両方持っていかれたついでに神樹様が返し忘れたんだと思う。
国防仮面に関しての解説は下の項に譲るが、須美の記憶が戻ったとたん更にネタ要素が増すとは…。
リミッターが外れた東郷さんマジ癒し。
総じてファンからは「シリアスも出来るネタキャラ」として、非常に愛されて?いる。
国防仮面
クリックで展開
その犬はついさっき届け出があった迷い犬よ
ちょうど良かったわ。私が無事に送り届ける
! この声は
おぉおおおお! 貴方が、貴方が噂の
照井春佳「かっこいい…」
そう…憂国の戦士、国防仮面!!
照井春佳「かっこいい…!」
かーっこいいーーー!
初登場は「結城友奈の章」Blu-ray特典PCゲーム「結城友奈は勇者であるS」*10。
旧日本軍将校を彷彿とさせる容姿の謎の少女。外套をマントのように羽織り、手にはサーベルを携えている。
讃州市内での困り事を人知れず解決している事で、一時期市民の間で話題になっていた。
友奈にとってはどストライクだった様で、中の人と一緒に目を輝かせながら「カッコイイ」と称賛していた。
一体何者なんだ…。
あれが噂の国防仮面なんだけど、どう思う?
どう思うも何も…あれ、東郷じゃない!
明るい所で見るとくっきり分かりますね
わっしーって、どこまでも突っ走るよね~
…うん、その、前述の本人の項でも触れていたが、その正体は東郷さんである。勇者部の面々にはバレバレであった。
同シナリオ内では友奈のみ正体に気付いておらず、ヒーローにあこがれる純粋な少女といった体で目を輝かせていた。
戦闘のプロもびっくりの早着替えで東郷と国防仮面の姿を使い分けており、国防仮面が去った後しばらくして「おーーい」と手を振りながら何食わぬ顔で戻って来る、とどこぞの防衛隊員のような芸当まで披露した。
最終的に友奈の純粋さに追い詰められ、「正体を隠し続ける=友奈に嘘をつく」という事に耐えられなくなった東郷が自ら正体を告白。
…なんだか国防仮面さんって、すごく話しやすいんだ。なんでだろう。
それは…それは、当然よ。だって、だってね…
国防仮面は、私なのよ。
…ッ!!
あ、自白したわ…
無意識に追い詰めるとは…やるわね友奈
どっかの最終回で見たような背景とBGMで友奈に衝撃を与えた。
…皆に申し訳が無くて…。
壁を壊してしまったせいで、友奈ちゃんと夏凛ちゃんがひどい事になってしまって…。
そんな私を、先輩や樹ちゃんは笑顔でお帰りって言ってくれた…。
誰も悪くないって言ってくれるけど、それでもやっぱり申し訳なくて…。
正体を自白した後は勇者部の面々に上記の心境を吐露し、「勇者部の活動時間以外でも、人の為になる事を勇んでやろうと…」とこれまでの顛末を明かした。
事情を知った風から「国防仮面は本日をもって引退、普通の生活に戻る事」と沙汰を言い渡され、晴れて国防仮面は勇者部員・東郷美森に戻ったのであった。
国を護れと人が呼ぶ!
愛を守れと叫んでる!
憂国の戦士!
国防仮面見参ッ!
時系列的には『鷲尾須美の章』で先に登場しており、その時は園子扮する「国防仮面2号」とともに活動していた。
神樹館小学校の1年生相手のオリエンテーション内での活動内容として「国防体操」(唄:わしおすみ)を披露。
「富国強兵」と一年生が歓声を挙げるあたり大好評だったらしいが、担任の安芸先生からは「やりすぎ」と叱られ衣装を没収されてしまった。
私は国防仮面。人々が悪の脅威に晒されたとき、できるだけ現れます。
『勇者の章』では、東郷の事を思い出した友奈達の回想の一つとして語られている。
壁を破壊したことへの罪の意識から、町内で起きた問題を解決して町内の平和をできるだけ守る「国防仮面」となって一人活動していた*11。
その後は騒ぎを聞きつけて現れた風に勇者部部室へ連行され、目を輝かせながら現れた友奈の前で正体をカミングアウトした。
そ…それは、当然よ。だって…
国防仮面は私なのよ、友奈ちゃん!
ワカッテルヨー
そ、そんな…国防仮面さんが東郷さんだったなんて…!
マジなのね…
前述の特典ゲーム内のエピソードを概ねなぞっているが、マスクが白から赤になっていたり、より行動がアグレッシブになっていたり*12、色々短縮・アレンジされた上で再現されている。
花結いのきらめき
「花結いのきらめき」にも当然参戦。
東郷は園中除く勇者部メンバーと共に最初期から解禁済み。須美はシナリオを進めていくと序盤で銀や園小と共に参戦する。
本作では、結城友奈の章の仲間の1人である東郷美森と鷲尾須美の章の主人公である鷲尾須美の二人が別々の存在として登場。
自分自身ではあるが、お互いに「須美ちゃん」「東郷さん」と呼び合っている。
戦闘では、二人共当然のように遠距離攻撃を得意とするスナイパータイプ。
遠距離からの攻撃には強いが、その代償としてどちらも素早さと耐久力が絶望的に低く、接近戦に持ち込まれたらまず勝ち目は無い弱点がある。
須美の方が素早さとHPが若干高いが、他のキャラと比べても低いので安心は出来ないので注意。
東郷が「足を止めての砲台的なシューター」ならば須美は「小回りが若干効く援護役」といった塩梅か。
イベントでは、東郷は特に本編や他媒体と比べて明らかに友奈への気持ちが良くも悪くもパワーアップしており、もはや友情や愛を越えて執着心レベル。
レズ度やストーカー度が更に増しており、旅行イベントで友奈と別班となった際には目のハイライトが完全に消えてしまい、禁断症状を発症したかのような状態になってしまう。
更に「乃木若葉は勇者である」に登場する高嶋友奈を顔がそっくりの結城友奈と完全に見間違えてしまう有様(普段なら千景と同じく一発で見抜くにもかかわらず、である)。
さらに調理作業中にバーテックスが襲来した際には
敵…。樹海に行けば…友奈ちゃんに会える!
ありがとう、バーテックス!!
ちょっとーー!不謹慎すぎてどっかから苦情がくるレベルよ、今のはーーーっ!
と、西暦勢が聞いたら憤慨待ったなし*13の超問題発言をブチかましたことも。これには夏凛も苦言を呈した。
更には、過去の自分である須美が友奈と仲良くしていると、自分自身である須美にまで嫉妬するレベル。どうしてこうなった…。
まあイベントでは大体そんな感じなので、ある誕生日イベントでは園子の計略に巻き込まれたとはいえ、須美の怒りを買ってしまい
東郷さんまで何ですか!
私が2年後にあなたみたいになるなんて、最悪です!
と、バッサリぶった切られてしまった。
ぐ…っ! 過去の自分の言葉が…
む、胸に突き刺さって……。
東郷が暴走しすぎている反動か、須美の方はネタ要素は控えめであり、家庭的でおとなしい一面をピックアップされがち。
加えて、小学生ながらたわわな胸を持つせいでセクハラ被害に遭う事も多々ある苦労人。
更に、乃木若葉は勇者であるの登場勇者の伊予島杏から案の定少し危ない目でも見られてしまっている…小学生は最高らしい。
なお、親友である銀に対して、須美はいつも通りの仲良しな親友として時に厳しくも接しているのに対して、東郷は園子(中学生)共々非常に溺愛して可愛がっている。
これは銀の末路を知っているかいないかでの問題だが、銀本人には決してその事は言わずに時に銀を見て涙を流す事も…
立ち絵では基本的に東郷は目を細めた穏やかな目付き、須美は目の大きい幼さを強調したような目付きとなっている差異がある。
なお、東郷は主人公の友奈を差し置いてゆゆゆい初のSSRカード3枚に達したキャラでもある。
ゆゆゆと同じタカヒロ原作の作品『RELEASE THE SPYCE』とのコラボでは、リリスパキャラの石川五恵が東郷の服装のコスプレをしている。
両者共、黒髪、巨乳、狙撃手という共通点がある。
なお五恵も病み展開とは違うが洗脳されて仲間たちと敵対してしまった経験があるという繋がりもある。
《余談》
東郷美森のキャラ名の美森が、担当声優である三森すずこの苗字の三森と被るため、当初はSNS等では「東郷三森」と誤記される事が多かった。
LoV4にも登場。不死50コストのマジシャン(遠距離から攻撃できるシューターみたいな)、召喚スペックが攻撃力90/防御力100/精神力60と高め。…確かに作中では不死身というかゾンビというか…。ちなみにコスト50の平均は大体80くらい
こちらはスマッシュアタック(威力は下がるが広範囲を攻撃するアクション)、シュータースタイル(威力は下がるが射程と攻撃速度が上がるアクション)が封じられるという弱点を持つものの、固定ダメージがプラスされ、更に弾速が上がる。「援護は任せてください」という台詞とは裏腹に殺意MAXのアビリティとなっている。
ちなみにスナイパーライフルという特性上、近距離だと固定ダメージが減るが、元々のスペックは高いので近接戦闘もある程度こなせる。
なお移動に関しては普通に二足歩行、射撃も立ちポーズで行うというなにげにLOVオリジナルのものとなっている。
東郷という苗字でスナイパーである事から、名前の由来はデューク東郷であると思われがちであるが*14、
実際のモチーフは明治時代の海軍の将校である東郷平八郎である。
実際、彼女の敬礼の構えは海軍式の敬礼である。
(なお相方の園子が国防仮面2号に扮した際に彼女は陸軍式敬礼をしている。これは乃木姓のモチーフは陸軍将校である事から)
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- あーあ、ついに出来ちまったか(歓喜) これで勇者部コンプリートか -- 名無しさん (2018-08-09 21:18:02)
- 基本的にギャグ行動の多い花結い東郷さんが銀ちゃんのことになると深刻な表情になるからなあ。トラウマっぷりがわかる。 -- 名無しさん (2018-08-09 21:25:48)
- 最初からわかりやすいネタ有りとはいえ東郷さん=わっしーはわりとバレバレやったんよなぁ。どうしてこうなった??が焦点になったわけだが -- 名無しさん (2018-08-09 21:35:35)
- おいおい1期のネタ要素は薄めだって?そんな事はないだろ。SNSでのぼた餅連呼とかアルファ波推しとか… -- 名無しさん (2018-08-09 21:45:20)
- 中の人でもドン引きだったらしいな、東郷のストーカーレズっぷり -- 名無しさん (2018-08-09 22:06:33)
- ↑でも不法侵入する際のおっぱいつっかえた時の「あ…」はアドリブだったりする -- 名無しさん (2018-08-09 22:11:41)
- 不法侵入+器物無断で持ち出しのダブルコンボだが、友奈ちゃんの異常の詳細を知るためのファインプレイなのが困りモンだわw -- 名無しさん (2018-08-09 23:03:56)
- 一部で「初恋の相手は銀ちゃんだけど結局淡く切ない恋で終わった反動で今ガチ惚れしてる友奈ちゃんに執着してる」とか言われてたな… -- 名無しさん (2018-08-10 13:06:03)
- 園っちもだけど、この子も世界そのものに嫌気がさしてるというか大赦不審みたいなもんを持ってる部分あるよな。 -- 名無しさん (2018-08-10 14:48:30)
- ↑2それもあるだろうけど、車椅子と知らない場所での新生活の不安をアタラシイオトナリサンダーで受け入れてくれた友奈ちゃんにガチボレするのは必然ですわ -- 名無しさん (2018-08-10 21:45:13)
- ↑4 わっしー「ジーッとしててもドーにもならねぇ!」(変身) -- 名無しさん (2018-08-10 23:08:06)
- 東郷さんは自分で後ろ向きと言ってたし友奈への恋心は抑えてる。所属を見るまでそう思ってました。・・・あの人所属で初登場の時点からガチで友奈狙ってるじゃねーか(ぷにっとだとまずは胃袋から、と自分のことを骨の髄まで染み込むように仕向けたことまで発覚したし)!! 神婚は重婚扱いしてるし。 -- 名無しさん (2018-08-10 23:15:56)
- この作品…というかこの人を見て感じたのはバリアフリー描写の細かさ。階段昇降機の描写とかヘルパー同伴での入水とか色々感心した覚えがある。 -- 名無しさん (2018-08-10 23:20:15)
- チョークで瑞鶴の詳細な絵をかくというスキルもっているんだよな -- 名無しさん (2018-08-12 22:15:30)
- 友奈ちゃんが「夜に財布落とした時に国防仮面さんに探してもらった」って言ってたけどさ……なんで夜遅くに即座に友奈ちゃんの所に駆け付けたんですかね、国防仮面さん…… -- 名無しさん (2018-08-13 23:36:15)
- 第1期では重いシリアス要因なのに・・・・二期でドウシテこうなった。 -- 名無しさん (2018-08-29 20:05:43)
- 大赦が説明しなかったとはいえ…結構トラブルメーカー -- 名無しさん (2018-11-10 22:42:35)
- 銀ちゃん見て鼻血出したり、友奈ちゃんガチ勢だったり…東郷さんもしかして活発で運動神経のいい小柄な可愛い女の子に惚れやすい? -- 名無しさん (2019-04-24 01:07:48)
- 1期の頃の車椅子の子が戦うってのが斬新と言うか珍しくてカッコよくて好きだったんだが、いや今の五体満足の姿も好きなんだが・・・すごくネタ要員になってしまわれたなあ…w -- 名無しさん (2020-02-29 18:00:06)
- 友奈が苦しむ原因作った全ての元凶なんだよな。 -- 名無しさん (2020-08-31 00:48:59)
- ↑壁壊したりなんかしたせいで… -- 名無しさん (2020-08-31 01:34:44)
- ↑2 しかもそれが友人たちが苦労して奪われて戦い続けることを隠されていることへの怒りが発端というのがまたやるせない。 -- 名無しさん (2020-09-10 09:06:11)
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*2 後の東郷の勇者服と同じ意匠
*3 曰く「最もかっこいいと思うものから付けた」との事。
*4 通りかかった車椅子の子に既視感を感じる友奈、なんとなくケーキを6人分に切り分けた風など
*5 壁の存在そのものが「四国から外に出ない」という天の神との誓約の証であったため、それを壊すという事は調停の破棄=神に対する宣戦布告とみなされてしまったのである
*6 生贄に選ばれた巫女の中には『楠芽吹は勇者である』の主要人物の一人、国土亜耶が含まれていた
*7 友奈曰く、「御役目は私に引き継がれた」との事
*8 しかもこの場面が回想以外での彼女の初変身
*9 この台詞は中の人である三森すずこ氏のアドリブとのこと
*10 本エピソードは公式で実況プレイ動画が公開されている。実況プレイヤーは友奈役の照井春佳氏
*11 が、友奈を除く勇者部の面々にはすぐにバレていた
*12 あきらかに成人男性なひったくり犯を縄でふん縛っていた
*13 この場には若葉と高嶋、そしてひなたが居たが、3人ともスルーしている。本編と『ゆゆゆい』のバーテックスは呼び名が同じだけで出自のまったく異なる別物、という背景はあるが。
*14 樹海の記憶ではそちら由来のネタを拾ったエピソードも存在する
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