Wonder Woman: Heart of the Amazon

ページ名:Wonder Woman_ Heart of the Amazon

登録日:2018/07/30 (月) 18:35:21
更新日:2024/03/21 Thu 13:11:40NEW!
所要時間:約 9 分で読めます



タグ一覧
dcコミックス アメコミ ワンダーウーマン スティーブ・トレバー prime earth earth-0 ポストフラッシュポイント シア・フォンタナ ミルカ・アンドルフォ デビット・メッシーナ イナキ・ミランダ ヴィータ・アヤラ マイケル・モレシ コリン・ケリー ジャクソン・ランジング クレア・ロー ステファニー・ハンス デビッド・ラフエンテ ティム・シーリー クリスチャン・デュース dc rebirth



『Wonder Woman: Heart of the Amazon』は2017年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。


+ 作品情報-

『Wonder Woman Vol.5』#26~#30
発売 2017年7月から
脚本 シア・フォンタナ
作画 ミルカ・アンドルフォ(#26~#27)、デビット・メッシーナ(#28、#30)、イナキ・ミランダ(#29)


『Wonder Woman Annual Vol.5』#1
発売 2017年5月
脚本 ヴィータ・アヤラ(#1.1)、マイケル・モレシ(#1.2)、コリン・ケリー(#1.3)、ジャクソン・ランジング(#1.3)、
作画 クレア・ロー(#1.1)、ステファニー・ハンス(#1.2)、デビッド・ラフエンテ(#1.3)


『Wonder Woman: Steve Trevor Special』
発売 2017年6月
脚本 ティム・シーリー
作画 クリスチャン・デュース


日本では未邦訳。


DCコミックスの女児向け作品『DCスーパーヒーローガールズ』を手掛けているシア・フォンタナによる、
ワンダーウーマンの使命と神々によって与えられた力の使い方に向き合った作品。
アマゾン族の戦士として育てられたワンダーウーマンが、使命である平和の実現と自分の存在とのギャップに悩む姿を描いている。
女児向け作品を担当しているライターということもありワンダーウーマンと子供を関わらせている。
『Annual』はオムニバス形式になっており、様々なクリエイターによるワンダーウーマンを楽しめる。




『Wonder Woman Vol.5』#26~#30
『Wonder Woman Annual Vol.5』#1.1
『Wonder Woman Annual Vol.5』#1.2
『Wonder Woman Annual Vol.5』#1.3
『Wonder Woman: Steve Trevor Special』




『Wonder Woman Vol.5』#26~#30



【物語】

キャンディの兄弟の結婚式に出席したワンダーウーマンは、会場に仕掛けられた爆弾を防げずキャンディに重傷を負わせてしまう。
彼女を軍の病院に連れて行ったワンダーウーマンだったが、医師Shannon CrawfordにDNAを奪われ、パワーを得て暴走するCrawfordの攻撃を受ける。
彼女を退けて数日後キャンディの看病を引き受けたワンダーウーマンは、彼女の首にかけられた賞金を狙う女暗殺者たちの襲撃を受ける。



【登場人物】

アマゾン族の王女で超人的力を持つ。軍の任務に協力しているが使命である平和の実現を達成できず、悲惨な出来事にばかり直面し苦悩している。
気分転換にキャンディの兄弟の結婚式に出席するが、爆破事件や顔馴染みの医師Crawfordと戦うことになってしまう。
この事件で友人を亡くす恐怖を感じキャンディに不安を吐露していると、女暗殺者たちの襲撃を受ける。
キャンディと協力して敵を退け自分を狙う何者かの情報を手に入れるとトレバーや『ARGUS』と合流し状況を確認する。
そこで自分のDNAが難病治療に役立つかを研究されていたことを知ると神々へと呼びかけながら夜の街を歩き、
治療薬を作ることも使命の実現につながると思い始める。
そしてトレバーたちに治療薬を作ろとしていたHamilton Revereの元に向かうと告げ、1人で彼の施設に向かう。



≪ARGUS≫

  • エッタ・キャンディ

『ARGUS』の中佐。ワンダーウーマンを気分転換のために兄弟の結婚式に連れていくが、爆破事件に巻き込まれ重傷を負ってしまう。
一命を取り止め退院するとワンダーウーマンの看病を受けるが、女暗殺者たちの襲撃を受ける。
ワンダーウーマンと協力し退けると『ARGUS』と合流して情報を集め、Hamilton Revereに行き着くが怪我を理由に任務から外されてしまう。


  • スティーブ・トレバー

アメリカ海軍の上等兵曹でワンダーウーマンの恋人。ワンダーウーマンと共に保護にあたった難民キャンプで任務に当たっていたが、
報告に帰還した際にワンダーウーマンのピンチを知り駆け付ける。戦いには間に合わなかったものの無事を確かめ合う。
その後『ARGUS』と合流し、ワンダーウーマンから単独でHamilton Revereの元に向かうことを知らされ止めようとする。
しかし聞き入れてもらえず無理やり共に行こうとするとサーシャに止められてしまう。


  • サーシャ・ボールドー

『ARGUS』の長官。女暗殺者に勝利したワンダーウーマンたちと合流し、Crawfordの研究について教える。
その後、ワンダーウーマンと共にHamilton Revereの元に行こうとするキャンディとトレバーを危険にはさらせないと止めた。



≪ヴィラン≫

  • Shannon Crawford

ワンダーウーマンとも顔馴染みの軍で働く医師。彼女の定期検診を担当しており、働きすぎを指摘する。
その後、爆弾で重傷を負ったキャンディの治療を任されるも、ワンダーウーマンを眠らせ彼女のDNAを手に入れる。
実は優秀な遺伝子学者で『Royer-Mays症候群』という重病に悩まされており、その治療のためにワンダーウーマンのDNAを研究していた。
手に入れたDNAを自身に組み込むことでワンダーウーマンと同等のパワーを得るも、精神に異常をきたしワンダーウーマンに襲い掛かる。
互角の戦いを繰り広げるも、『パーフェクト/真実の投げ縄』に縛られた際にパワーの源のDNAが消失し力を無くす。
命は助かったが、これ以上病気で苦しむことを望まずキャンディへの謝罪を述べながらワンダーウーマンの前で自殺した。
『Royer-Mays症候群』の治療を通じてHamilton Revereとつながっていた。


  • Mayfly(Moon Robinson)

ワンダーウーマンを狙った女暗殺者。血友病を持ち、その治療のための実験でスピードとパワーを手に入れた。
キャンディの看病をするワンダーウーマンを狙撃するも防がれ、接近戦ではキャンディの援護もあって敗北する。
逃げようとするも『パーフェクト』で捕らわれ、自分の知る情報を明かし捕縛された。


  • Abolith、Baundo、Cat Eye、プラスティクゥ(ベティ・サン・スーシー)、チェシャー(ジェイド・グエン)

Mayflyに次いで現れた女暗殺者たち。連携は取れておらず、逆に完璧な連携を見せたワンダーウーマンとキャンディに敗北した。
プラスティクゥは『パーフェクト』の力でCrawfordの指示で結婚式の爆破に協力したことを明かし、
ワンダーウーマンに懸賞金をかけた人物の情報を渡した。



≪その他≫

  • ヒッポリタ

アマゾン族の女王でワンダーウーマンの母。ワンダーウーマンが子供の頃の回想に登場する。




『Wonder Woman Annual Vol.5』#1.1



【物語】

マルコビアで公開処刑にかけられそうになるキング・シャーク。彼とマルコビアの人々の前にワンダーウーマンが現れる。



【登場人物】

アマゾン族の王女で超人的力を持つ。『ジャスティス・リーグ』の任務でキング・シャークの処刑を止めに現れた。
しかし暴走気味のマルコビア軍人の攻撃を受ける。


  • キング・シャーク(トリクシー/ナナウエ)

ハワイの鮫の神の子孫である鮫人間。マルコビアの将軍を殺した罪で公開処刑にかけられる。
女軍人に無実を主張してもらうが聞き入れられず、刑を執行されかけるもワンダーウーマンが現れ助けられる。




『Wonder Woman Annual Vol.5』#1.2



【物語】

日本の山奥の村で暮らす戦士Kikoriに招かれたワンダーウーマン。何故呼ばれたかを疑問に思う彼女にKikoriはその理由を語る。



【登場人物】

アマゾン族の王女で超人的力を持つ。トレバーの知り合いであるKikoriに呼ばれ日本にやって来た。
彼から悪霊を倒すために自分殺すよう求められ戸惑うも、悪霊に乗っ取られたKikoriと戦う。


  • Kikori

日本の山奥の村で暮らす戦士。トレバー曰く優秀な戦士で、練習とはいえワンダーウーマンと渡り合う剣技を持つ。
かつて大地に不幸をもたらす悪霊を封じ込めるも抑えきれなくなったため、自分を殺してもらうとワンダーウーマンを呼び寄せた。
戸惑う彼女の前で怪物に変化し襲い掛かる。




『Wonder Woman Annual Vol.5』#1.3



【物語】

沿岸の大都市に突如怪獣が現れる。『ARGUS』が対応に向かう中、ワンダーウーマンも現れ怪獣に挑むが……。



【登場人物】

アマゾン族の王女で超人的力を持つ。怪獣に挑むも『パーフェクト』の力で怪獣の素性を知り、怪獣を『ARGUS』から守りある場所に連れていく。


  • 怪獣

ワニガメを思わせる姿をした大怪獣。とある島で生まれたが大きくなりすぎて仲間を持てず、仲間を探すために街へと姿を現した。
『ARGUS』の戦闘機の攻撃を受けるも、素性を知ったワンダーウーマンに助けられる。




『Wonder Woman: Steve Trevor Special』

映画『ワンダーウーマン』の公開を記念して発売された特別編。



【物語】

テロリストによる『STARラボ』襲撃を防いだトレバーはワンダーウーマンとの夜を楽しもうとしていたが、
かつて共に戦った『The Oddfellows』からの連絡を受け、彼らの救出にカッパドキアに向かった。



【登場人物】

  • スティーブ・トレバー

アメリカ海軍の上等兵曹。かつて共に戦った変人ばかりの部隊『The Oddfellows』の救出に向かう。
世界の破滅に備えるテロ組織『Crimson Men』と彼らのリーダーSaturnaから『The Oddfellows』を救うと、
彼らの護衛していた年老いた少女Fatmaを救うため彼女の家を目指す。そこで奇跡的な出来事を目撃するが、再びSaturnaたちが現れる。


  • The Oddfellows

『ARGUS』の特殊部隊で有能ながら変人ばかりが集まっている。トレバーもかつて所属しており友人と呼べる関係。
メンバーは
天才的な狙撃能力を持つがパニック障害を患っているチャーリー
24ヶ国語を操るも詐欺師的な側面を持つサミーア
かつて難民や不法移民のために戦った独特なセンスの加工技術を持つ酋長


『Crimson Men』のラボの情報を得て攻撃をしたところ、Fatmaを発見し彼女を家に送り届けようとしていた。
しかし後一歩のところで『Crimson Men』に待ち伏せされトレバーに援護を頼んだ。
『Crimson Men』に捕まっていたがトレバーと協力して撃退し、Fatmaを彼女の家に送り届けるも『Crimson Men』に追い付かれる。
トレバーと合流した際にChiefは金魚の首飾りをプレゼントとして渡している。
元ネタは映画『ワンダーウーマン』に登場するトレバーの戦友。


  • Fatma

『Crimson Men』に捕まっていたところを『The Oddfellows』に保護された少女。体格と不相応に年老いている。
彼女の正体はトルコの山奥に隠れて暮らす不老の子供たちの1人。不思議な水の力で不老となり200年余り生き続けていたが、
外の世界を見たくなり出かけたところを『Crimson Men』に捕まってしまった。
トレバーと『The Oddfellows』に家に帰してもらい水を再び飲んだため若さを取り戻した。


  • Saturna

世界の破滅に備えるテロ組織『Crimson Men』の女リーダー。鞭を武器としている。死人を操る能力を隠し持つ。
研究していたFatmaを『The Oddfellows』に奪われたため、トルコのカッパドキアまで追い彼らを捕まえた。
トレバーの活躍で逃げられてしまうが、Fatmaの家で追いつき蘇らせた部下と共に襲い掛かる。


アマゾン族の王女で超人的力を持つ。テロリストからトレバーと『STARラボ』を救いトレバーとのデートを楽しもうとしていたが、
彼が任務に赴くこととなったため温かく見送る。




追記・修正お願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,1)

[#include(name=テンプレ3)]


#comment

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧