陳一族(魔人探偵脳噛ネウロ)

登録日：2017/08/07 (月) 20:47:30
更新日：2024/02/09 Fri 10:38:01
所要時間：約 4 分で読めます

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▽タグ一覧
魔人探偵脳噛ネウロ ネウロ 中華料理 料理人 モブ 存在感のありすぎるモブ 小ネタ 危篤→マラソン入賞→急死 陳ヤマト 陳キリト 陳アイコ 陳一族

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魔人探偵脳噛ネウロといえば嘗て週刊少年ジャンプにて連載していた推理物の皮を被った単純娯楽漫画。
ドS魔人のネウロと無限の胃袋を持つ相棒の弥子、そして強烈過ぎる個性を発揮するキャラクターたちのやり取りが話を盛り上げてくれる。

が、その裏で仕込まれる数々の小ネタも実は見所の一つだったりする。
松井先生が随所で取り入れてくるそういったネタの数々でクスリとさせられた読者も多いことだろう。

本項目で紹介する珍一族はそんなネウロ作中における小ネタに登場するキャラクターたちであり、
モブの中でも一際異彩を放っているキャラクターたちである。

▽一族紹介▽

• 陳ヤマト

第27話　賭【かけ】において弥子の話の中で登場した中華料理人。
ヒステリアの爆破予告ターゲットとなったクイーンメアリーズホテルに王道中華「会屠楼」を構えている。
中華料理界では巨匠と称されるほどの有名人らしいのだが、老い先短いのが弱点とのこと。
実際、作中紹介で一コマだけ登場したのは如何にも先が短そうなヨボヨボの爺さんだったし。

看板料理は大皿に円状に並べられた「スパイラル豚足」。
ぶっちゃけ食べにくそう。

とまあ、食いしん坊の弥子が一度は食べてみたい料理店の一つとして挙げただけの存在に過ぎなかったはずが、
以降も度々弥子が事件を解決するたびに、新聞記事の端っこにチラリと近況が載せられる謎の存在感を発揮。

第60話　試【テスト】では絵石家邸での怪盗Xの事件を取り上げた新聞の片隅に「陳ヤマト危篤」の文字が……
老い先短いというだけあってこの時点で既にヤバい状況だったらしい。

その後はどうにかして危篤を乗り越えたらしいが、電人HAL編のエピローグにあたる第91話　忘【ぼうきゃく】において、
一面を飾る弥子の記事の片隅にはまたしても「陳ヤマトまた危篤」の文字が……
危篤危篤と騒がれる割にはなかなかどうしてしぶとい爺さんである。

と思いきや、第115話　突【つっこみ】にて、誘拐された弥子を前にしてXが己の計略を語るワンシーンの背景にまた新聞記事が出てくるのだが、
そこには「陳ヤマト、ホノルルマラソン7位入賞」なる衝撃的な記事が書かれている。
因みにこのホノルルマラソン、ハワイで毎年開催されている有名なイベントらしく、走破距離は普通にフルマラソンの42.195km。
散々危篤と騒がれていたヤマト爺さんであるが、いくらなんでもハッスルしすぎだろと読者は別の意味でツッコんだに違いない。

本格的に名物モブとしてのポジションを確立し、今度はどんな活躍を見せるのだろうとwktkした読者も多いだろうが、
第142話　外【がいこう】において、笛吹とテラの激闘の裏で紹介された新聞記事には「陳ヤマト急死」の文字が……
ホノルルマラソン入賞の矢先……というかハッスルしすぎた反動なのか、中華界の巨匠が遂にお亡くなりに……

• 陳キリト

第132話　愚【ばか】において、遂に新しい血族が本格始動した矢先にまさかの登場となった陳ヤマトの長男。
創作四川料理「魔堕羅飯店」なる店を構えており、看板料理はマッド坦々麺。
……だが照準が親の遺産という、あまりにも胡散臭すぎるニヤケ笑いを浮かべた男性というこれまた強烈な絵面である。

続く133話　魚【さかな】における弥子の回想では、ネウロに味覚があべこべになる魔界777ツ能力「素直な二枚舌」をつけられていた所為で、
甘苦い味のする坦々麺を噴き出してしまった弥子を前に苦い顔をしていた。
(後日、ちゃんと元の味の坦々麺を楽しめたそうだが)

第142話　外【がいこう】の新聞記事にも名前が載っており、急死した陳ヤマトの跡継ぎに選ばれたらしい。
しかし、プロフィールで紹介されていた照準が照準だけにこの時点で読者も誰しもが同じ答えを想像していたことだろう……

そして第189話　完【かんぺき】において、いよいよシックスとの最終決戦直前という緊張の最中、
案の定この男は身内に真実を告発され、続く第200話　魔【まじん】の新聞記事で逮捕の報が掲載されていた。
やっぱり陳ヤマトの急死は遺産狙いのこの男が一枚噛んでいたようである。

• 陳アイコ

ヤマト、キリトと続いてきてまたしても登場した陳一族の長女にしてキリトの妹。
彼女自身は料理人ではなく、グラビアアイドルだったとのこと。

第189話　完【かんぺき】の記事で初登場し、父の死の真相を告発していた。
で、第200話　魔【まじん】の告発されたキリト逮捕の報と共に彼女のメッセージが載っており、
「私が父のを味を継ぐ」として、キリトに代わり正式にヤマトの後継者となる決意を固めたそうだ。
……グラビアアイドルから有名中華料理人の後継者なんつー経歴もそう無いだろう。

そして最終話にも一コマだけとはいえまさかの本編登場。
料理教室を開いていたのだが、生徒の1人である弥子の母親の滅茶苦茶ぶりに困っている様子であった。

とまあ、本編には全く絡まない本当にそれだけのモブキャラたちなのだが、
ネウロ読者の間では何かと話題に挙がることも多く、コアな人気があったりする。

追記・修正は老い先短い父親を諜殺して身内に告発されたからお願いします。

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▷ コメント欄

• おお！　名作の小ネタ記事の作成おｔ・・・いやアイコの「長女にして弟」って、これマジ？ -- 名無しさん (2017-08-07 21:33:34)
• こんな小ネタがあったんか・・・気づかんかった・・・ -- 名無しさん (2017-08-12 12:18:10)
• 父親の死に長男が関わってたって、もしかして没にした殺人事件を小ネタに回した感じか…？料理人に関する事件と言えばあのドーピングコンソメスープだし -- 名無しさん (2022-02-23 19:03:45)

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