登録日:2016/10/09 (日) 14:18:34
更新日:2024/01/29 Mon 11:00:07NEW!
所要時間:約 18 分で読めます
▽タグ一覧
dcコミックス アメコミ バットマン ロビン レッドフード ジョーカー ドクター・ハート new earth earth-0 プレフラッシュポイント ポストクライシス グラント・モリソン ドミノ バナナの皮 ディック・グレイソン ジェイソン・トッド ダミアン・ウェイン バットウーマン ピッグ教授 フランク・クワイトリー フィリップ・タン キャメロン・スチュワート アンディ・クラーク フレイザー・アービング クリス・バーナム デビット・フィンチ
『Batman and Robin Vol.1』は2009年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。
『Batman and Robin Vol.1』#1~#16
発売 2009年6月から
脚本 グラント・モリソン
作画 フランク・クワイトリー(#1~#3)、フィリップ・タン(#4~#6)、キャメロン・スチュワート(#7~#9、#16)
アンディ・クラーク(#10~#12)、フレイザー・アービング(#13~#16)、クリス・バーナム(#16)
『Batman: The Return』
発売 2010年11月
脚本 グラント・モリソン
作画 デビット・フィンチ
日本では2014年に小学館集英社プロダクションから『Batman: The Return』とモリソンによる解説を収録した邦訳本が発売されている。
異才グラント・モリソンの描くバットマン・サーガ第2部。
『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』で誕生した新バットマン(ディック・グレイソン)と新ロビン(ダミアン・ウェイン)の活躍を描いた作品。
新たなダイナミック・デュオの誕生を丁寧に描きながら、後の作品にも登場していく強烈な新ヴィランや
『バットマン:R.I.P.』の真の決着などが描かれている。
モリソン自身による解説ページではストーリーの解説からキャラクターの発想の源まで様々な情報が書かれている。
モリソンが担当を外れてからはジャド・ウィニックなどが引き継ぎ、『New 52』に入ってからはピーター・J・トマシが担当した。
『Batman and Robin Vol.1』#1~#3
『Batman and Robin Vol.1』#4~#6
『Batman and Robin Vol.1』#7~#9
『Batman and Robin Vol.1』#10~#12
『Batman and Robin Vol.1』#13~#16
『Batman: The Return』
『Batman and Robin Vol.1』#1~#3
【物語】
新たにダイナミック・デュオとして活動を始めたディックとダミアン。しかしディックは自分にブルースの代わりが務まるのか、
そしてダミアンを制御できるのか不安に感じていた。そんな中、奇妙な外見をした集団が警察署を襲撃しディックの不安が的中する。
【登場人物】
- バットマン(ディック・グレイソン)
バットマン(ブルース・ウェイン)の養子で初代ロビン、ナイトウィングとして活動し、新たなバットマンとなった。
『バットケイブ』ではなくウェイン基金ビルの地下にある『バットバンカー』を使っている。
ダミアンと共に新たなダイナミック・デュオになるが、ブルースを意識し過ぎるあまり本来の力を発揮できずダミアンとの間にも溝がある。
そんな中、警察署の襲撃で大きな被害を出しダミアンも飛び出してしまいさらに自信を失ってしまう。
- ロビン(ダミアン・ウェイン)
ブルースの実子で暗殺者集団で育てられた問題児。なし崩し的にロビンとなりディックのサイドキックとして活動している。
生意気な性格と暴力性でディックを困らせており、警察署の襲撃では一味の1人を殺しかけてしまう。
そのことをディックに叱られたのをきっかけに彼のもとを飛び出し単独で犯人を追う。
≪ヴィラン≫
- ピッグ教授(ラズロ・バレンティン)
豚の仮面を付け豚のような吃音を発しながら意味不明な言動を繰り返すサイコパス。
表の顔は過激系サーカス『サーカス・オブ・ストレンジ』の団長。ドーロトロンの生みの親でもある。
部下を使ってロシア系ギャングに新種のドラッグを売りさばいている。
- Mr.トード
ピッグ教授の部下の1人。その名の通りカエルのような姿をしている。
ギャングとの取引が警察にばれダイナミック・デュオに捕まり尋問を受ける。
その後、留置所に入れられていたが警察署の襲撃の際何者かに殺される。手にはドミノが残されていた。
- ニコ、レブ
Mr.トードと共にギャングとの取引をしていた2人組。
取引を失敗した罰でドーロトロンに改造されてしまう。
- フォスフォラス・レックス
ピッグ教授の部下の1人。空気に触れると発火する皮膚を持つ。
警察署襲撃に参加するがバットマンに倒される。
- ビッグトップ
ピッグ教授の部下の1人。異常な肥満体をしながら動きは機敏。
警察署襲撃に参加するがロビンに倒され殺されかける。
- シャム
ピッグ教授の部下の1人。3人の人間が胴体を結び一つにつながっている。
警察署襲撃に参加するがバットマンに倒される。
- ドーロトロン
ピッグ教授が生み出した改造人間。全員同じ顔、同じ赤い髪をしており同じ服を着ている。
生きた人間を改造しておりドラッグで洗脳されピッグ教授の命令には何でも従う。
≪その他≫
- アルフレッド・ペニーワース
ウェイン家に仕える執事。ブルースに続きディックにも仕えている。
不安を抱えるディックに親身に接しアドバイスを送る。
- ジェームズ・ゴードン
ゴッサム市警本部長。バットマンの良き理解者。
久々に現れた容姿が異なるバットマンとロビンを見てどこかで見たことがあると感じる。
- サーシャ
Mr.トードと共にギャングとの取引をしていたニコの娘。
取引を失敗したニコと共にピッグ教授に連れていかれ、ドーロトロンに改造されかける。
『Batman and Robin Vol.1』#4~#6
【物語】
街を守るために犯罪者と戦うバットマン&ロビン。しかしその犯罪者を殺して回る何者かが現れる。
ギャングの会合でついに対面したその正体はレッドフードとその相棒だった。
【登場人物】
- バットマン(ディック・グレイソン)
ゴッサムを守る新たな闇の騎士。レッドフードたちの暴走を止めようとするが逆に捕まりロビン共々正体を暴かれかける。
- ロビン(ダミアン・ウェイン)
ブルースの実子で新たなロビン。自分が守れなかったことが原因でサーシャが変貌してしまったことに責任を感じている。
- レッドフード(ジェイソン・トッド)
ジョーカーに殺され復活した2代目ロビン。マスクが初代のような円筒状になりコスチュームも胸に赤いドクロの付いた白黒のものに変更している。
赤い2丁拳銃が武器としてトレーラーを活動の拠点にしている。『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』でも主張した
人殺しをいとわない方法で悪人を裁きバットマンに代わる存在になろうとしている。
父親を殺したサーシャを拾い彼女をサイドキックとして彼なりに大事にしている。
自分たちを捕まえにやって来たバットマン&ロビンを捕まえるがフラミンゴの襲撃を受ける。
- スカーレット(サーシャ)
レッドフードのサイドキック。その正体はピッグ教授によってドーロトロンに改造されかけた少女。
自力で彼のもとから逃げ出しドーロトロンに改造された父親を殺したところをレッドフードに拾われた。
ドーロトロンの手術を受けた影響か暴力的な一方、ドーロトロンの仮面が剥がれた時どうなるか不安に思っている。
自分を助けるという約束を守れなかったロビンを恨んでいる。
レッドフードと共にバットマン&ロビンを捕まえるがフラミンゴの襲撃を受ける。
≪ヴィラン≫
- エドゥアルド・フラミンゴ
エル・ペニテンテに仕える暗殺者。別名フェイスイーター(顔喰らい)と呼ばれその名の通り人の顔を剥いで食べてしまう。
昔は善人だったがマフィアに脳を切り刻まれ人間性を失い、家族友人を皆殺しにした。
言葉は上手くしゃべれないがレッドフードやバットマンとも互角の戦闘スキルを持つ。
サントに呼ばれゴッサムに現れレッドフードの命を狙う。
- ライトニング・バグ
コスチュームに身を包んだ強盗。治療費のためにクラブを襲撃し金を手に入れたがレッドフードに殺された。
- ガブリエル・サント
エル・ペニテンテに仕えるギャング。ライトニング・バグを雇っていたらしく彼を殺したレッドフードを止めるべくフラミンゴを呼び寄せる。
ギャングの会合でレッドフードの襲撃を受けるが一命を取り止め警察の尋問を受ける。その際何故かドミノを持っていた。
その後、再びレッドフードに襲撃される。
- ペンギン(オズワルド・コブルポット)
鉤鼻と小柄な体格が特徴的なギャング。ギャングの会合に呼ばれレッドフードに殺されかけるがバットマンに救われる。
≪その他≫
- ルシアス・フォックス
ウェイン・エンタープライズのCEO。姿を見せないブルースに代わってディックに経営方針について相談する。
- ジェームズ・ゴードン
ゴッサム市警本部長。バットマンの良き理解者。パーティーでディックにセクストンを紹介する。
フラミンゴがゴッサムに現れると彼の凶暴性をバットマンに教える。
- オベロン・セクストン
グレイブディガー(墓掘り人)とも呼ばれるイギリスの作家でアマチュア探偵もしている。妻を殺され自身も顔に傷を負いマスクをつけ
黒ずくめの服装をしている。世界各国で犯行を繰り返す連続殺人犯を追ってゴッサムにやって来た。
パーティーでディックと出会い、その後ニュースでバットマンについて語る。
- アルフレッド・ペニーワース
ウェイン家に仕える執事。ブルースに続きディックにも仕えている。
『Batman and Robin Vol.1』#7~#9
【物語】
ディックはジェイソンの言葉を受けブルースを『ラザラス・ピット』で復活させることに決めた。
イギリスへ向かいナイトとスクワイアそしてバットウーマンの力を借りてブルースの遺体を『ラザラス・ピット』に入れる。
しかし復活したのはブルースの姿をした怪物だった。
【登場人物】
- バットマン(ディック・グレイソン)
ゴッサムを守る新たな闇の騎士。ジェイソンの挑発を交えた言葉を受けブルース復活のためにイギリスを訪れる。
手始めにロンドン爆破事件を解決し廃鉱山に眠る『ラザラス・ピット』の情報を手に入れる。
ナイトたちと協力しブルースの遺体を『ラザラス・ピット』に入れるが、出てきたブルースの姿をした怪物に襲われてしまう。
その最中廃鉱山を爆破されバットウーマンと共に閉じ込められてしまう。
≪バットファミリー≫
- ロビン(ダミアン・ウェイン)
ブルースの実子で新たなロビン。フラミンゴに重傷を負わされ母タリアのもとに送られ治療を受ける。
治療が終わりウェイン基金ビルに戻るが蘇ったブルースのクローンに襲われる。
- アルフレッド・ペニーワース
ウェイン家に仕える執事。ブルースに続きディックにも仕えている。ダミアンの治療を見届けウェイン基金ビルに戻る。
そこでディックがブルースの遺体を持ち出したことを知る。ダミアンが帰るとそのことを伝えるが蘇ったブルースのクローンに襲われる。
≪ヒーロー≫
- スクワイア(ベリル・ハッチンソン)
ナイトのサイドキックで3代目スクワイア。イギリスにやって来たディックのサポートをする。
- ビーフイーター(マイケル・モリス)
イギリスの女王陛下直属の看守。イギリスのスーパーヴィランを収容した刑務所にバットマンを案内する。
元々は1989年の『Justice League International Annual Vol.1』#3に初登場したマイナーなキャラクター。
- ナイト(シリル・シェルドレイク)
イギリスのバットマンで2代目ナイト。ディックの依頼でブルースの遺体を『ラザラス・ピット』に沈めておいた。
その後、ベリルと共にやって来たディックと合流しブルースの復活に立ち会う。復活したブルースと戦うが廃鉱山の崩壊でディックと分断されてしまう。
- バットウーマン(ケイト・ケイン)
バットマンのようなコスチュームを着た女性ヴィジランテ。イギリス北部の犯罪組織のリーダー、
キング・コールを探っていたが彼らに捕まり気絶させられてしまう。
その後、彼らの信じる予言に従い生贄にされかけるがその前に目覚めバットマンたちと出会う。
ブルースの復活に立ち会い彼と戦うが廃鉱山の崩落に巻き込まれ瀕死の重傷を負ってしまう。
- ジェイコブ・ケイン
ケイトの父親でアメリカ特殊作戦軍の大佐。娘の自警活動をサポートしている。
≪ヴィラン≫
- バットマン(ブルース・ウェイン)
『ラザラス・ピット』によって復活したブルースの遺体。その正体はダークサイドの作ったブルースのクローン。
当初は混乱しているだけだと思われたが本気で殺しに来たため偽物だと判明した。ディックたちに襲い掛かった後、
廃鉱山が崩れた隙を利用して脱出。かすかな記憶を頼りにウェイン基金ビルを訪れダミアンに襲い掛かった。
- パーリー・プリンス(エディ・イングリッシュ)
犯罪組織『パーリー・コート・オブ・クライム』のボス、パーリー・キングの息子。
敵対組織のリーダー、キング・コールと賭けをして勝利し廃鉱山を手に入れるが、
廃鉱山を狙うキング・コールに賭けを反故にされロンドンを破壊する核爆弾と共に列車に乗せられてしまう。
しかしバットマンに救出された。
- パーリー・キング(チャーリー・イングリッシュ)
ロンドンを中心にイギリス南部で活動している犯罪組織『パーリー・コート・オブ・クライム』のボス。
バットマンの訪問を受け息子とロンドンを救ってくれた礼に廃鉱山の情報を伝える。
- キング・コール
イギリス北部の犯罪組織のリーダー。パーリー・キングとはライバル関係にある。
とある予言に従いバットウーマンを『ラザラス・ピット』のある廃鉱山で生贄にしようと企む。
≪その他≫
- タリア・アル・グール
『リーグ・オブ・アサシンズ』の首領ラーズ・アル・グールの娘でダミアンの母。ダミアンの治療を行う。
『Batman and Robin Vol.1』#10~#12
【物語】
ブルースの遺体が偽物だったこととレッドロビンからの報告で
ブルースが生きており過去にいると感じたディックはウェイン邸の捜査を開始する。
しかしその時ダミアンに仕掛けられたトラップが作動しディックに襲い掛かる。
【登場人物】
- バットマン(ディック・グレイソン)
ゴッサムを守る新たな闇の騎士。セクストンから彼の追うドミノキラーについて相談を受ける。
その後、ロビンと共にウェイン邸を捜索し隠し通路を見つけるが罠にかかりはぐれてしまう。
さらに奥へと進み重要な手掛かりを見つけ脱出するがロビンに襲われる。
- ロビン(ダミアン・ウェイン)
ブルースの実子で新たなロビン。役員会で自分が会社の代表となることを宣言する。
その後、バットマンと共にウェイン邸を捜索するがタリアに操られかけ彼とはぐれてしまう。
混乱し墓地に飛び出したところ『99人の幽鬼』に襲われるセクストンと出会い共闘する。
『99人の幽鬼』を倒すが再び操られセクストンを倒しバットマンに襲い掛かる。
- オベロン・セクストン
イギリスの作家でアマチュア探偵。バットマンに『バットマン:R.I.P.』に登場した『ブラックグローブ』のメンバーを狙った
ドミノキラーについて相談する。その後、『99人の幽鬼』に襲われウェイン邸の墓地に逃げ込んだところロビンと出会い彼と共闘する。
『99人の幽鬼』を倒すが操られたロビンに攻撃され気を失う。
≪ヴィラン≫
- 99人の幽鬼
エル・ペニテンテの用心棒たち。古典的な悪魔をモデルにしている。
ペニテンテの指示でセクトンの命を狙い彼とロビンと戦う。
- タリア・アル・グール
『リーグ・オブ・アサシンズ』の首領ラーズ・アル・グールの娘でダミアンの母。彼に異常な愛情を見せる。
ダミアンに治療を施した際、遠隔操作をする装置を仕掛けバットマンを襲わせる。
- エル・ペニテンテ/ドクター・ハート(サイモン・ハート/トーマス・ウェイン)
『バットマン:R.I.P.』でバットマンを追い詰めた『ブラックグローブ』の首領。
部下を使ってゴッサムを牛耳る準備を完了させゴッサムに向かう。
- デスストローク(スレイド・ウィルソン)
実験で驚異的な能力を得た傭兵。タリアに雇われダミアンの体を操りディックに復讐しようとする。
≪その他≫
- ルシアス・フォックス
ウェイン・エンタープライズのCEO。役員たちにブルースに代役を務めるダミアンを紹介する。
- アルフレッド・ペニーワース
ウェイン家に仕える執事。ブルースに続きディックにも仕えている。
ディックたちのウェイン邸捜索や『99人の幽鬼』との戦いをサポートする。
『Batman and Robin Vol.1』#13~#16
【物語】
正体を現したジョーカーの言葉によって今までの事件の裏にいるエル・ペニテンテの存在に気が付いたバットマン。
しかし時すでに遅く彼はゴッサムに現れピッグ教授を解放しバットマンに攻撃を仕掛ける。
一方ロビンは真実を知るためジョーカーを攻撃するが、逆に捕まり彼の計画に協力させられてしまう。そして2人のピンチにあの男が帰還する。
【登場人物】
- バットマン(ディック・グレイソン)
ゴッサムを守る新たな闇の騎士。エル・ペニテンテの存在と新型ドラッグを使ったゴッサム乗っ取り計画に気が付く。
しかし対応が後手に回りさらにゴードンに裏切られたことでエル・ペニテンテ/ドクター・ハートに捕まってしまう。
- ロビン(ダミアン・ウェイン)
ブルースの実子で新たなロビン。ジョーカーが何かを隠していると感じ彼をバールで徹底的に痛めつけようとするが、
隙を突かれ人質にされ連れていかれる。そしてジョーカーの命令でウェイン邸に向かい
途中でゴードンを救うことに成功するが『99人の幽鬼』に捕まってしまう。
犯罪の道化王子とも呼ばれる初代バットマンのライバル。初代バットマンを殺し自らの生きがいを消したエル・ペニテンテ/ドクター・ハートに
復讐すべく『ブラックグローブ』のメンバーを次々に殺害。さらに2代目バットマンに近づくためある人物に扮しゴッサムに帰還、
新たなダイナミック・デュオにヒントを与えながら自らの計画を進めていた。
バットマンの尋問を受けた後、ダミアンの暴走を利用し警察署を脱走する。その後、ダミアンをウェイン邸に向かわせる。
≪ヴィラン≫
- エル・ペニテンテ/ドクター・ハート(サイモン・ハート/トーマス・ウェイン)
『バットマン:R.I.P.』でバットマンを追い詰めた『ブラックグローブ』の首領。
ピッグ教授の作ったウイルス性の新型ドラッグを使いゴッサムを堕落させ支配しようと企む。
『99人の幽鬼』を使ってピッグ教授を解放し彼と合流する。犯罪通りに姿を現しゴードンが堕落するのを見届ける。
その後、トーマス・ウェインとして世間にも姿を見せ街にメッセージを送る。
- ピッグ教授(ラズロ・バレンティン)
豚の仮面を付け豚のような吃音を発しながら意味不明な言動を繰り返すサイコパス。
『ブラックゲート刑務所』に捕まっていたが『99人の幽鬼』に解放されドクター・ハートと合流する。
犯罪通りでゴードンをドーロトロンに改造しようとするがバットマンに妨害される。
その後、ウェイン邸に向かい改めてゴードンを改造しようとするがロビンに妨害されてしまう。
- 99人の幽鬼
エル・ペニテンテの用心棒たち。様々な場面でバットマンたちに攻撃を仕掛ける。
- ドーロトロン
ピッグ教授が生み出した改造人間。ジョーカーとロビンの接触を止めに向かうバットマンを妨害しゴードンを捕まえる。
≪その他≫
- ナイト(シリル・シェルドレイク)
イギリスのバットマンで2代目ナイト。ディックの依頼で調査を行う。
- ジェームズ・ゴードン
ゴッサム市警本部長。バットマンの良き理解者。バットマンに彼の隠れ家『バットバンカー』に案内されエル・ペニテンテとの存在と
ピッグ教授の新型ドラッグの脅威が終わっていないことを知らされる。その後、ジョーカーとロビンの接触を止めるために街に戻るが
途中ドーロトロンの集団に襲われ捕まってしまう。犯罪通りでドーロトロンに改造されかけバットマンに救われるが
新型ドラッグが発症しあまりの苦しみからバットマンを攻撃してしまう。
しかしピッグ教授にウェイン邸まで連れていかれた際、怒りからドラッグから解放されロビンに救われる。
- アルフレッド・ペニーワース
ウェイン家に仕える執事。ブルースに続きディックにも仕えている。
トーマス・ウェインとしてウェイン邸にやって来たドクター・ハートを出迎える。
『Batman: The Return』
【物語】
ゴッサムについに戻って来たバットマン/ブルース・ウェイン。その過程で破滅的な未来を目撃した彼は新たな戦いの準備を開始する。
【登場人物】
- バットマン(ブルース・ウェイン)
時空の旅から帰還した闇の騎士。コスチュームを一新している。
『バットマン・インコーポレイテッド』の設立を宣言しその準備を進める。
≪バットファミリー≫
- ロビン(ダミアン・ウェイン)
ブルースの実子で新たなロビン。初めてロビンとして父と共に任務にあたりイエメンの実験施設へ向かう。
- バットマン(ディック・グレイソン)
ゴッサムを守る新たな闇の騎士。本人はナイトウィングに戻るつもりだったがブルースの言葉を受けバットマンとして
活動を続ける。
- レッドロビン(ティム・ドレイク)
新たな名前を名乗った3代目ロビン。現在は独立して活動しているがブルースの召集を受ける。
- バットガール(ステファニー・ブラウン)
スポイラー、4代目ロビンとして活躍した4代目バットガール。ブルースに召集されイギリスの教養学校に入学されるよう言われる。
- オラクル(バーバラ・ゴードン)
ジェームズ・ゴードンの義理の娘で初代バットガールとして活躍した。現在は車椅子生活を送りながらヒーローを情報面でサポートしている。
一時期スーパーマンのホームタウン、メトロポリスで活動していたがゴッサムに戻ってきた。ブルースから新たなインターネット用のアバターを渡される。
≪その他≫
- フセイン・モハメド
ドバイでシーク・ファルークの子供を誘拐したがバットマンに防がれた男。
弟をファルークが資金提供していた実験に使われその復讐に犯行に及んだ。
- シーク・イブン・アリ・ファルーク
ドバイの富豪。息子を誘拐されるがバットマンに救われる。
謎の組織リバイアサンの実験に資金提供していた。
- ルシアス・フォックス
ウェイン・エンタープライズのCEO。バットマンへの支援を公式に認めたブルースに、
コスト面に問題のあったロボットやジェットスーツの開発を提案する。
- スパイドラ
イエメンの実験施設で超人的能力を得たミュータントの生き残り。
死にかけていたところをバットマンに救われる。
- トラクティル
イエメンの実験施設で超人的能力を得たミュータントの生き残り。
調査に現れたバットマン&ロビンを攻撃するが説得を受け冷静になる。
- ヘレティック/ファーザーレス
イエメンの実験施設でロビンが出会った謎の人物。ミュータントをトラクティルとスパイドラを除き皆殺しにした。
ロビンに再び会うことを告げ姿を消す。
- アルフレッド・ペニーワース
ウェイン家に仕える執事。ブルースと共に世界へ旅立つ。
追記・修正お願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,2)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- セクストンの正体はせめてもう少しぼかして書いたほうがいいと思う… -- 名無しさん (2016-10-09 21:00:46)
- 今続いているDCのバットマンOVAシリーズの世界観はやっぱこれがベースになってるんだね -- 名無しさん (2016-10-10 14:44:28)
#comment
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧