スカルズ(MGS)

ページ名:スカルズ_MGS_

登録日:2016/03/28 (月) 21:05:47
更新日:2024/01/22 Mon 13:38:19NEW!
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霧の部隊……スカルズだ!






METAL GEAR SOLID V THE PHANTOM PAINに登場する特殊な敵兵。
本作での中ボス的ポジションとなっている。




※以下、一部MGSVのネタバレ要素を含みます











概要


スネーク達の行く先々に現れ、阻んでくる敵部隊。
「髑髏部隊」と書いてスカルズとも読む。
ボスが目覚めた頃、ミラーにも襲いかかってきたようで、
9年前を生き延びた精鋭による護衛チームが、あっという間に全滅させられたらしい。



スカルフェイスが絡んでいる重要な案件のミッションの場合に出現する。
現れる時は必ず4人で1チームとなっている。
会話はできないようだ。




分類すると、3種類のバリエーションが存在する。
共通する特徴として


  • 出現時、一帯には必ず霧が立ち込める

当然、視界は悪くなる。霧のある間はヘリも近づけない。
一定エリアから離れる、もしくは出現したスカルズを全員撃退することで、霧は晴れる。



  • 周囲の一般兵を傀儡兵にして操る

その場に居合わせた一般兵は傀儡兵となる。
なぜかスネークに対してはなんともない。


傀儡兵はまともな理性がなくなっているようで、まるでゾンビのように彷徨う動きになる。
通常時のような連携をせず、そもそも発見されてもアラートにならず、素手で攻撃してくるのみだが、
HPがかなり増しており、投げ一発や打撃コンボ一連など手軽な対処法では昏倒しない。
ヘッドショットと拘束からの首絞めなら通常通り効く。


なお、傀儡兵の状態の兵士を回収すると、
十字勲章(危機から生還した兵士に与えられる勲章)を持った状態で仲間になるため、
ステータスがブーストされて少しお得。
スカルズ撃退後は傀儡兵が全て気絶するため、人材回収にもってこい。



  • 脚力および耐久力など異常な能力

発覚状態では、馬や車両にも追いすがるほどの脚力を発揮。
馬とD-Walker以外には近接攻撃も仕掛けてくるので、車両での逃げ切り狙いは難しい。


中ボスらしく耐久やHPも高く、マーキングすると残HPが見える。
アサルトライフル程度は受けてもほとんど怯まないため、動きを止めるには爆発系の武器か対物ライフルなどが必要。
HPは殺傷と非殺傷に分かれているが、
殺傷ダメージで倒しても殺害扱いにならないため、非殺傷で倒す意味は特にない。
なお、無力化してもスカルズ全員を倒してしばらくすると、倒れたスカルズが起き上がってどこかへ去ってしまう。




  • 瞬時に近くの別の場所へ移動する

時折前触れなくワープのような移動をする。
実は大半は緩慢な動きが多いのだが、スカルズがすばしっこいように感じるのはこれが原因。
急にいなくなって狙えなくなったり、位置取りが変わったり、マーキングが外れることもあるのが面倒。



  • マチェットと銃を使い分ける

近接武器のマチェットと、銃を持ちかえて攻撃してくる。


マチェットではスネークに向かって近づいてきて、小ワープを数回した後、
スネークのそばに出現して振りかぶる、または空中から勢いよく斬りつけてくる。
回避なら出現方向以外へ緊急回避すればいいが、
それだけでなく、CQCで相手の刃物を掴み、逆に突き刺すカウンターも可能。さすが人間やめてるボスは違った
攻撃直前のわずかなタイミングにのみコマンドが表示されるので、狙って失敗すると直撃してしまうものの、
成功すればしばらくの間大きな隙を作ることができる。


銃は連射能力などがあまりなく、スナイパー型以外はそこまで大したダメージにはならないが、
4人に包囲された状態ではダメージの蓄積も侮れないので、遮蔽物を意識した立ち回りをしよう。


ちなみに、武器を取りだす様子は初遭遇の発覚時と、スナイパー型スカルズ出現時のムービーで、
どこからともなく銃器を構成するようなかっこいい出し方をしているが、
スカルズの能力から考えると、おそらく普段は透明化してどこかに収納しているのだと思われる。



  • やっぱり無能

銃撃を受ければ必ず発見する、非発見状態でもプレイヤーにジリジリと迫ってくる、視力・聴力・判断力が一般兵に比べて
格段に良くなっているなど、まともなのは僕だけか!?に戦えばまず間違いなく苦戦する難敵のはずなのだが、
一方で彼らもデコイとプレイヤーの区別がつかず、カギが掛かっている扉は開けられず、催眠ガス地雷や催眠グレを
受けても眠るまで何をされているかわかっていない、デコイ出現時のダメージを受けても気付かないなど、
かなりマヌケな部分が見え隠れする。
このような仕様を利用されて一方的にハメ殺されるスカルズも多く、人間離れした能力から垣間見えるマヌケさに
思わず和んでしまうプレイヤーもいるとかいないとか。
そんな彼らを愛をこめてバカルズ、頭スカスカルズと呼ぶ層も存在する。




種類


スカルズ(MIST)


出現エピソード

  • Episode1 幻肢
  • Episode6 蜜蜂はどこで眠る

割と普通の体格の、男性型の一般的?なスカルズ。
頭部には数字が刻印されている。



『幻肢』ではミラーを抱えた状態な上に、初挑戦時はまともな装備もないため、
戦わずに逃げるのが第一となる。


最初は戦闘状態にないため、発覚せず通り抜けられればいいのだが、
発覚していなくてもゆっくりスネークの方へと向かってくる。
幸いにも捕捉能力はさほどでもないため、橋の上下を利用するなどして通り抜けしたい。


発覚した場合には、D-Horseで霧の外まで強行脱出となる。


ちなみにこのミッション、初期バージョンではヘリのランディングゾーンを変更することで、
スカルズと会わずにミッションクリアが可能だった。ミッションタスクも埋まる。



『蜜蜂はどこで眠る』では、ハニービー回収後、脱出しようとするところで出現。
最初から戦闘状態にはなっているが、スマセ砦から離れれば離脱も可能。


正面から倒すなら、ハニービーを使うのが効果的。一撃でスカルズのHP半分を削れる。
スカルズを排除するとその数だけミッションクリア時にボーナスポイントとなるが、
ハニービーの残弾数もボーナスポイントとなるので、Sランクを狙うなら乱発は避けたい。



実は序盤に遭遇するというだけで、このタイプのスカルズにしかできないこと、というのが特にない。
ARMOR型と比較すると完全に下位互換となってしまっている。
一応、ARMOR型でも行う壁生成はすることがある。




スカルズ(ARMOR)


出現エピソード

  • Episode16 売国の車列
  • Episode29 極限環境微生物
  • Episode37 [EXTREME]売国の車列
  • Episode42 [EXTREME]極限環境微生物
  • イベントFOB スカルズ急襲

メタリックアーキア(金属を代謝する微生物)を操る能力によって、戦闘力を強化されたスカルズ。
体格は背が高く、筋骨隆々で男性型。
透明化能力がうまくいっていないのか、体の内部組織だけ透けていることがある。



厄介な特徴として、自身の体表を岩のように硬化して覆うことができ、
硬化中は爆発系攻撃にも怯まず、一定ダメージを与えて硬化を解除しない限り、通常のダメージを与えられない
硬化中に至近距離で銃器を使って攻撃すると、跳弾で自分に当たることも。
HPが半分を切ると再び硬化を発動する。


他にも、岩塊を生成し、攻撃に使ってくる。
地面を伝ってスネークの足元を狙い発生させた岩塊は、
出現時に当たるのは少し足を取られるぐらいでダメージはほぼないが、
しばらくすると爆発し、大ダメージを与えてくる。
爆発まで少し時間があるので範囲外に離れればいいものの、
出現位置によっては他の物との間ではさまれて、逃げられなくなることも。
この岩塊生成は、EXTREME版では高ランクバトルドレスでないと即死してしまうほどの威力。


たまに、スカルズの側の空中で岩を生成し、飛び道具として飛ばしてくることもあるが、
遮蔽物に隠れる、もしくは当たる前に高威力武器で破壊すればやりすごせる。


さらに、腐食性アーキアを含むガスを発生させ、金属を錆びさせて使い物にならなくしてしまう。
ムービーではヘリ撃墜にまで至った能力で、戦闘中には車両やD-Walker搭乗時にガス放出を使用するが、
悲しきかな、放出中はスカルズが動けない上に、少し距離を取れば効果がないため、
D-Walkerで動きを止めさせてガトリングを撃ち込むと、極めて楽に倒すことができる。
なおどういうわけか、スネークが装備している義手や銃器などに関しては、全く影響を受けない。
完全に対車両用の行動となっている。



『売国の車列』では、目標の輸送トラックに一定距離まで近づくと出現。
最初は非発覚状態だが、トラックを囲むように出現する上に、周囲が開けた場所であることが多く、
車両回収できるフルトン回収装置がないと、運転しての離脱は発覚する危険性が高い。


一方、非発覚状態のため、直接バレることがないC4、地雷、睡眠グレネードなどによって、
戦闘状態になることなく無力化することも可能。
前述の仕様を利用して金網ドアの向こうから一方的にハメ殺すことも可能。
正面から戦う場合は、流れ弾で輸送トラックを破壊してしまわないよう注意。
敵兵が使っていた装甲車が傀儡兵になって放棄されているので、これに乗りこむのも手。


余談だが、使用するとSランクが取れなくなるものの、
D-Walkerのフルトンランチャーで遠距離からトラックを回収すると、
スカルズが出現することなく終了する。不憫。



『極限環境微生物』は、最初から戦闘状態の上に、
スカルズを倒すまでコードトーカーを移動させられないため、完全に真正面から撃破する必要がある。


前述の通り、D-Walkerでのガトリングが有効。
スネーク独力の場合、ミサイルや機関銃といった高威力武器が必要。
開発が済んでいれば、対物ライフルが効果的。硬化していなければ当てれば怯み、リロード時間と携行弾数もそこそこ。
特にセミオートになり連射できるサーバルは、ハメれば硬化の暇すら許すことなく悠々と倒すことが可能。



イベントFOBでは、第一甲板のみの司令部・拠点開発班・医療班のどれかのプラットフォームが戦場。
なぜか敵対PFによって投入されたらしい。
出てくるのは当然のようにEXTREME版。
通常ミッションと違い支援による弾薬補給を受けられないのが痛いが、
開始時には硬化していないため、ガトリング型の対空機関砲を活用することで、破壊されるまでに複数のスカルズを倒せる。
潜入しなくていい分、イベントFOBでは慣れれば最も簡単。




スカルズ(CAMOUFLAGE)


出現エピソード

  • Episode28 コードトーカー
  • Episode48 [EXTREME]コードトーカー

『コードトーカー』のミッションでのみ出現する、狙撃兵タイプのスカルズ。
女性型で、クワイエットとほぼ同じ挙動をする。
胸や尻といったスタイルはいいが、顔が真っ白な上に髪すらないのでかわいくない



クワイエット1人ですら厄介だったのに、4人相手と聞くと気が滅入りそうだが、
幸い、1人ごとではクワイエットよりは捕捉能力が落ちているのと、
常時レーザーサイトを使っているため、居る方向と見てる位置がバレバレ。


岩陰に隠れ、双眼鏡でマーキングをし、狙撃戦を行うのが通常の戦い方。
狙撃体勢では透明化せず、鼻歌は歌わないがスカルズ特有のジュルジュルした音が聞こえるので、索敵には問題ない。
向こうは木が射線上にあると撃ってこないという特徴があるので、木の葉を挟めば一方的に狙撃できる。
こちらが攻撃すると位置を変えてマーキングを外すが、撃ったスカルズ以外も同時に離れる。


最初に発覚して発砲されると戦闘態勢扱いになる。
この状態では、接近した時に狙撃位置を離れ、向こうから近接攻撃してくることもある。
この攻撃は攻撃直前まで透明化したまま接近してくるので、タイミングが掴みにくい。


ちなみに、スカルズ出現後、そのまま川沿いを滝まで進んで、
崖にあるクラックから登ることで、一切スルーして進行することも可能。


EXTREME版では、捕捉能力が多少強化されているのと、
EXTREMEクワイエットと同じく被弾すると一撃で即死する。



このスカルズ戦後、戦闘の結果によってミッションの展開が若干変わり、
まずスカルズ戦で戦闘状態になった場合、洋館に着いた時点で警戒態勢に移行。


またコードトーカー接触後には、スカルズが残っていれば洋館の周囲に再び現れ、大量の傀儡兵が配置。
逆にスカルズを全滅させていた場合、通常の兵士が警戒態勢で取り囲んでいる。
クリアだけなら、発見してもアラートにならない傀儡兵相手の方が楽で、
スカルズにはヘリランディングゾーンまでに発見されることはあまりない。




覆い尽くすもの


スカルズに力を与えているものの正体は、コードトーカーが「覆い尽くすもの」と呼称する微生物。
宿主の体表で皮膚の代わりとなって養分や水分を供給される代わりに、宿主に力を与える。


弱点として乾燥に弱く、スカルズは体表からの水分蒸発を防ぐために、霧を発生させている。
逆に多量の水分に触れた場合も、微生物が水分吸収に集中してしまい、宿主が身動きできなくなる。
天候操作支援で雨に変えると、スカルズが動きを止めるのが分かる。



コードトーカーを仲間にした後は、無力化したスカルズをフルトン回収することが可能になり、
回収したスカルズの種類に応じた寄生虫を入手できる。


回収後のスカルズは隔離プラットフォームの檻の中に入れられるが、
武器を封じたのかどうかは分からないものの、
それ以外の装備は健在で普通に立っているため、暴れないか非常に心配になる。
なんらかの処置で無力化しているのか、見る限りはただその場で佇んでいるだけのようだ…。



採取した寄生虫を使い、これを封入したカートリッジを開発し、
スカルズのスーツを模したパラサイトスーツを装備した状態で使うことで、
一定時間その能力の一部を使うことができる。
FOBミッションでは使用できない。
ちなみにパラサイトスーツは、MGS4の頭部オクトカムのように頭部をマスクで覆っているため、
ムービーにこのスーツで入ってしまうと、少し格好悪い。


  • MIST

天候を霧に変える。
兵士を傀儡兵にする効果はないため、単純に敵兵の視界を悪くして潜入したい時のため。


  • CAMO

使用者が透明になる。要するにステルス迷彩と同じ。
ステルス迷彩と同じく、使用するとミッションクリア時にSランクが取れなくなる。


  • ARMOR

使用者が硬化し、ダメージ耐性とスーパーアーマーを得る。
ランボー用能力。静かなる消失の回収タスクなどでは必須。


なお、乾燥に弱いという点を反映してか、使用中に火炎攻撃を受けると、即座に解除されてしまう。
こちらがスカルズに対して炎で攻撃しても、別段弱体化はしないのだが…。






追記修正は霧の中でお願いします


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  • 個人的に歴代MGsで一番怖い敵だった……。 -- 名無しさん (2016-03-28 21:40:56)
  • こんなにオイシイ設定があるんだから、部隊系ボスキャラ作って欲しかった…クワイエットみたいなのを後二、三人くらい -- 名無しさん (2016-03-28 23:01:24)
  • 最初の方の遭遇は怖いけど、そのうちまたお前らかよってなってくるからな。ボススカルズはいてもよかったよね -- 名無しさん (2016-03-28 23:33:33)
  • 喋れないって点はあるものの、下手するとライジングの世界でも通用しそうな化け物をこの時代に量産化してるって歴代でもかなり質の高い敵だよな。スカルフェイス死んで抹消されるけど -- 名無しさん (2016-03-28 23:54:09)
  • 幻肢に登場するスカルズはC-4があればムービー前にスカルズが出てくる場所に仕掛けて置いたら爆殺可能。 -- 名無しさん (2016-03-29 00:20:10)
  • カム型以外は基本的に遮蔽物の少ない場所で戦う関係上、難易度が上がるほど相手の銃攻撃がかなり痛くなる。そんな時こそ神器ダンボール、爆発攻撃以外はほぼ全てカットである -- 名無しさん (2016-03-29 21:14:33)
  • FOBでのC4爆殺が面倒になってたな やりようがないわけではないが -- 名無しさん (2016-03-29 22:36:24)
  • MGS5のホラー要素の一つ -- 名無しさん (2016-03-30 07:10:08)
  • スカルズの素体になった兵士ってどこから調達してたんだろう?クワイエットみたいに重傷を負った兵士や死刑囚に取引を持ちかけたのか、ヴォルギンみたいに意識がない人間を勝手に改造したのか -- 名無しさん (2016-03-30 21:26:03)

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