登録日:2015/06/27 (土) 18:07:26
更新日:2024/01/16 Tue 10:54:44NEW!
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モンスターハンター mh mhf mhf-g mhf-z フロンティア 武器 カテゴリ g級 インフレの極み g1の黒歴史 高性能 g級武器 g級技巧武器 伝説の職人 レベル制 全ての武器を過去にする
この項目では『モンスターハンターフロンティアZZ』におけるG級武器について解説する。
MHP2Gなどに出てくる「Gが名前の後ろに付く」G武器とは別物。
概要
MHFからMHF-Gへの超大型アップデートで登場した新ランク、「G級」で作成できる武器カテゴリの一種。
基本的にはモンスターの素材と採取素材をもとに作るという、従来の武器と変わらない生産方法である。
しかし、そこから武器の強化は全てレベル制となっており、
レベル毎に異なる要求素材と引き換えに、工房で強化してもらう流れがカンスト(Lv50)まで続く。
G級技巧武器は一部の通常武器かイベント武器が派生に対応しており、それ以外では手に入らない。
通常の武器と決定的に異なるのが、装飾品のスロットが無く、代わりにシジルを2~3個焼き付けられること。
シジルについては後述。
性能はG級の名を冠するだけあって、HR帯と比べても激烈に高い。
武器や実装時期によってまちまちだが、どれもLv50まで強化すると極端な差は無くなる。
ゴウガルフ武器のように斬れ味のせいで残念なことになっているケースもあるが…
ただ、アップデート毎に性能のインフレが進んでいることもあり、
G1初期に近いもの程現在では斬れ味が良くても攻撃力・属性値で劣り、型落ち感が否めないものが見受けられる。
(もちろん例外もある)
逆に遅れて実装されたものは、インフレの波に乗っているため大体高性能に設定されている。
Z時点の全体的な立ち位置としては、今の所は辿異武器を手に入れるまでの繋ぎの一つ、という意味合いが強い。
しかし例外もあり、会心率マシマシなゼナセリス武器のようにハンター側の工夫次第で辿異武器並に化ける大業物も存在する。
というか、それ以前に強かろうと弱かろうと
G級以下の全武器を遥かに凌駕する完全なインフレスペックを有していることに変わりはない。
凄腕上がりたてでお世話になったSP武器から、驚異的な性能で話題になった覇種武器まで、全部である。
片手剣を例に挙げると、覇種武器で最も攻撃力が高い弩岩獄剣【極良斬】が462なのに対し、
G級武器では限界強化で簡単に攻撃力700近くか、それをサラッと越える大業物がゴロゴロ転がっている有様。
しかもG級ではモンスターへの属性攻撃がかなり効きやすくなっており、無属性より属性武器で殴った方が圧倒的に早く終わるため、無属性の弩岩獄剣は(例え烈種武器まで強化しようが)どう足掻いても越えられない*1。
やはりメゼポルタは魔境か…
G級技巧武器も同じ強化システムであるが、それに加えて
- 納刀時の移動速度1.15倍(スキル「移動速度+2」と同等の効果)
- 抜刀・納刀速度の上昇(スキル「武器捌き」や親方印武器の特徴と同じ)
- キャラバンクエスト&定期イベント「パローネ大航祭」での獲得CPが1.2倍にアップ
という専用の特殊効果を有する。
また、一部の「強化レベルが存在しない」「シジルが自由に取り外しできる」G級武器は俗に準G級武器とも呼ばれる。
ちなみに、Lv50のG級武器の所持経験があると極限征伐戦の超上級者向けチャレンジコンテンツ
「至天征伐戦」に挑む権利が与えられる。
強化方法
G8で一部のシステムが変更された(プレビューサイト、メンバーズサイトや要望対応ページの回答より)
基本的に作成元のモンスターの素材を全体にわたって要求される。
更に他のG級モンスターの素材や、G級以前のランク帯での素材もまんべんなく使うことになる。
なので単に一種類のモンスターを狩り続ければいい、という簡単なものではない。
普段集めていなかった思わぬG級採取素材を要求され、地味にストッパーとなることもよくある。
ただし、通常のG級技巧武器では一般の素材アイテムではなく「パローネの英知」という専用素材を使う。
定期イベント「パローネ大航祭」の報酬として入手可能で、逆にそれ以外の手段では得られない。
更に、元の武器から派生する際には対応した種類の「キャラバン箱」が必要なので注意。
- Lv10まで
前述の方法で強化を行っていく。素材は3種類必要。
しかし、それ以上のレベルはG7までは武具工房の親方の技術で突破する事は不可能であり、
以降はLv10のG級武器を所持していると工房に現れる「伝説の職人」が強化を担当していた。
G8からは伝説の職人が旅に出てしまい、その関係で彼の技術が全て工房に伝授された(という設定の)ため、
生産も強化もすべて親方に集約される。
G級技巧武器は3種類の素材ではなくパローネの英知3個が必要。
したがってLv10に達するためには確定で30個使うことになる。
- Lv11~30
Lv10までと違い、「レシピ0」と「レシピ1」の異なる要求素材のレシピから強化を行っていく。
レシピ0は今まで通り3種類の素材を要求され、レシピ1はレシピ0の要求素材から1種類抜いて2種類に減る。
少ない分、強化費用もレシピ1の方が安上がり。
だが、本来はレシピ0が正規の強化ルートであるためこちらは100%成功するが、
素材を減らしたレシピ1では成功確率が60%に下がってしまう。
確実な強化を選ぶか、ほぼ半々の確率に賭けて低コストで済ませる博打を選ぶか悩ましい。
なお、失敗しても武器は失われないが素材は二度と戻ってこないため、
HC素材などの超激レア素材が含まれている時にレシピ1で失敗するとそれはもう目も当てられない。
素材集めが面倒臭くても、リスクを考えたらこのような場面では絶対にレシピ0を選ぶべき。
公式ではLv20が基本性能という事になっているが、この時点だと武器によっては覇種武器に劣る。
そのため、より差をつけるために今後も強化を続けることになる。
G級技巧武器はレシピ0で英知3個、レシピ1で1個となる。
G級武器と違って失敗時のリスクはかなり軽い方なので、運を味方につけられれば
全部レシピ0で強化するよりも少ない個数でLv50に達する可能性がある。
- Lv31~50
シジルの装着枠が2枠から3枠に増える。
レシピ体系は特に変わらない。
が、Lv31以降ではG級の定期イベント「極限征伐戦」の報酬で手に入る「蒼武玉」「黄武玉」などの限界突破素材が強化のストッパーとなる。
レシピ1でも回避不可。
特定のレベルごとに必ず要求されるため、ここからは極限征伐戦への参加が必須に。
現在では極限征伐戦のクエスト1つをLv200まで進めるだけで、武器1本分の素材が揃うようになっている。
更にG級HC素材を1個ずつ各所でそこそこ使うようになり、限界レベル近くでは素材元のモンスターから1%の確率で剥ぎ取れるレア素材を使う。
(武器によっては例外あり)
これもまたレシピ1では回避不可なので、嫌でもクエストに赴くしかない。
G級技巧武器では当然モンスター素材を要求されないため、
極限征伐戦をスムーズに進められる十分な防御力が確保できれば、比較的楽にLv50まで強化することが可能。
ただし強化が捗りやすい分、Gz(G級での専用通貨)の消費量もバカにならなくなっていくので金策を忘れずに。
- 改G級武器化
G8から実装。
ジンオウガを初めとする「遷悠種」モンスターのG級クエストをGR800以上でクリアした時に確定入手可能な報酬素材を使い、限界に達した一部の既存G級武器をG級技巧の効果を持たせた「改G級武器」に強化することが可能になる。
強化後も各性能は基本据え置きのまま、再びLv1からのスタートになる。
これだけ聞くと「元々強いG級武器が更に強くなったら不平等になるのでは?」という懸念が生じそうだが、
そもそもG級技巧武器の実装経緯からして「昔は人気があったけど今は…」な武器の救済という側面があることや、現在のバランス調整の方針を見る限りでは、前述の型落ちに片足を突っ込んでいるような初期G級武器の救済という意味合いが強い。
(つまり、最前線で活躍しているG級武器と足並みを揃えられる)
シジル
いわばG級武器専用の装飾品。
工房の親方ネコにG級素材を渡して生産できる。
要求素材が異なる大量のレシピが存在しており、そのレシピのキー素材を選んだ後に別の素材を投入して
画面のゲージを100%に満たすことで初めて生産が可能となる。
ただし普通の装飾品と違い、何の特殊効果が付与されるかはランダム。
一応レシピには発現しやすい効果が表示されており、キー素材がレアなものほど確率がちょっと高い。
パラメータや確率に影響するタイプの特殊効果は横に数値が表示され、この数値もランダムで決定する。
特殊効果の種類は千差万別で、例えば攻撃力上昇系ひとつとっても
- 攻撃倍率にプラスする「攻撃力補正」
- 特定のモンスター種族がいると攻撃力が上昇する「○○種特効」
- 特定の曜日にだけ攻撃力が上昇する「○曜日特効」
- 暑い、または寒いエリアで攻撃ry「猛暑・厳寒」
と、非常にバリエーション豊か。
また、特定の武器種にだけ作用する効果も存在し、モーションを変化させたりダメージ値を強化させたり、
狩猟笛の旋律を変える、ガンランスの砲撃レベルを上げるなどの多彩な種類がある。
これ以外にも直接の強化にはならない特殊効果はあるが、使い様によってはかなり役立つものも。
(「音爆範囲拡大」でスキル赤魂&青魂の効果をPTに付与しやすくする、シャンティエン第4形態を開幕墜落させる等)
準G級武器以外は一度焼き付けると別のシジルで上書きするしかなく、
取り外しには専用の「シジル用触媒」というアイテムが必要。
このアイテムはなかなか手に入らない貴重品ゆえ、基本的にシジルは使い捨て前提で焼き付けることになる。
大事に取っておきたいシジルがある時だけ触媒を使うのがいいだろう。
主なG級武器
いずれもLv50基準、かつ古い情報なので注意。
大剣
- スパイクスライサー
攻:2256 会:15
G1で登場したヒュジキキ大剣で、無属性ながら会心率と空色ゲージで火力をカバーしている古株。
リーチ長で取り回しが効くのもポイント。
現在では単純火力でこれを上回る大剣も多いため、シジルや上記のリーチ等のアドバンテージを活かしたい。
G8からは改G級武器化に対応。
- タイムレスバトル
攻:2294 毒:750
G5以降で登場したG級技巧武器の1本で、こちらは毒属性を乗せて会心率を取り上げたスパイクといったところ。
その毒属性値はかなり高く、しかもG級技巧武器の特性が大剣のネックを見事にカバーしてくれているので、こちらも汎用性が高い。
毒ダメージの高い相手にはかなり効く。
太刀
- 天熾シ凍土ニ咲ク刃
攻:2424 熾凍:770
G2で登場したディスフィロア太刀。カタカナだけ抜き取ってシニクとも。
高攻撃力に安定した紫ゲージ、火616+氷616+龍308の複合である熾凍属性の汎用性の高さが光る。
G級ではマイナス属性肉質を持った敵がそうそう居ないので便利だが、相手をきちんと選ばないと本領発揮できない。
片手剣
- ダードラウラ
攻:700 会:10
G2で登場したミ・ル片手剣。
凄まじい攻撃力に長い空色ゲージ、少々の会心率を持つ武器だが、
G級での片手剣は属性重視の風潮が強いため素で使うのはおすすめしかねる。
ラウラが本気を出すのは無属性片手剣を強化するシジルを焼き付けた時。
与ダメージが1.1倍にアップするため、状況によっては属性片手剣にも負けない火力を発揮する。
双剣
- 極・闇黒邪龍双剣
攻:644 会:-15 黒焔:600
G3で登場したG級黒龍ミラボレアス双剣。ネーミングセンスが大分アレとか言わないでください。
やや物足りない攻撃力、短めの空色ゲージ、マイナス会心率と物理面に難はあるが、
内包する龍属性が1.5倍(900)の黒焔属性は強力であり、属性中心に補強すれば龍弱点の相手に滅法強い。
ハンマー
- 真司銀鎚【銀鉤】
攻:2548
G7で登場したハルドメルグハンマー。
非常に高い攻撃力を短めながら空色ゲージが高めており、単純な物理火力では強い。
リーチ長なのもポイント。
ただし、始種防具とそれの補正を得た始種ハンマーがあると立場は少し苦しいか。
狩猟笛
- ガガクパイプ【鳳凰】
攻:2470 龍:520 睡眠:350 旋律:紫青赤
G5以降に登場したG級技巧武器の1本。
旋律の関係で強走効果の演奏ができ、技巧武器ゆえの使い勝手の良さもグッド。
ランス
- ゼーゲロングホーン
攻:1062 水:640
G2で登場したアノルパティス槍。
紫ゲージでリーチ極長かつ水属性の貴重なランスであり、他のランスには無い用途での活躍が見込めるため作って損はしない。
改G級武器にも対応。
なお、この槍と火属性のバシリスヴォンターデ、氷属性技巧のアバーブニャキオーンはそれぞれ似た性能(しかしながら長所はどれも異なる)であることから、3本まとめてG級ランス界のリーチ極長三銃士と呼ばれるとか呼ばれないとか。
ガンランス
- フォトレスガンランス
攻:1140 砲撃:拡散Lv6
G5以降で登場したG級技巧武器の1本。
高い攻撃力を持ち、秘伝書「天ノ型」の技であるヒートブレード中心で使うなら良い物理火力が発揮できる。
とはいえ今は始種武器という強敵がいるため、シジルによる差別化は必須か。
穿龍棍
- ヴァシム・フワァール
攻:936 麻痺:260
GGで登場したアクラ・ヴァシムトンファー(ヴァシム自体は1つ前のG3で登場)にして、当時のハンター達を震撼させたぶっ壊れトンファー。
なんたって(秘伝書の型にもよるが)手数偏重の武器種であるにも関わらず、260という異常に高い麻痺値のため、これを装備した4人がモンスターをタコ殴りにするだけで一方的に麻痺させ続けることができたのである。
(MHFにおける状態異常属性の手数武器は、かの「一角双SP事件」の影響で属性値が異常に低いのが当たり前となっていた)
そのせいで、当時他の武器種を押し退けるほど凶悪性能だった穿龍棍の勢いを更に強める事となり物議を醸した。
ただ、実はゲージが白止まりなので数値よりも物理火力は案外低く、どんな相手にでも通用するわけではない。
ライトボウガン
- VLS-9700β
攻:601 会:15 装填:やや速い 弾速:遅い 速射対応:Lv2通常弾、Lv1貫通弾、Lv1徹甲榴弾
G5以降に登場したG級技巧武器の1本。
属性弾が一切使えない代わりに物理弾では強い性能を持ち、しかも装填数が多い。
弾速の遅さで貫通弾の連続ヒットが活きるのも高ポイント。
物理火力では申し分なく、速射主体の運用でお勧めされるライトボウガンの一丁でもある。
ヘビィボウガン
- 覇導砲・裏刃素
攻:756 装填:普通 反動:やや小 弾速:遅い
G5以降に登場したG級技巧武器の1本にして、失敗条件がシビアなイベクエ*2で有名のヘビィボウガン。
高攻撃力、多い装填数、弾速の遅さといいとこづくめの高性能がウリである。
この技巧武器に限った話ではないが、元々強化先の実装前が残念性能だったイベント武器の1本に数えられていただけに、劇的なパワーアップを喜んだ人も少なくない。
弓
- 雅翁弓【姫淡】
攻:621 溜め3:貫通Lv4 曲射タイプ:集中
G5で登場したイナガミ弓。
無属性弓では最強の攻撃力を持ち、しかもよく使うことになる溜め3が貫通Lv4なのでモンスターを選ばず活躍できる。
G級弓ガンナー界で長らく最適解とされてきた「無属性高攻撃力弓」の頂点を欲しいままにしているが、最近は攻撃力と属性値を両立したライバルも着々と増えているため油断は禁物。
無属性弓強化シジルの焼付けは必須だろう。
ゼナセリス武器全般
『MHF-Z』へのアップデートで登場したモンスター、ゼナセリスの素材を使った水属性武器群。
いずれも低い攻撃力の代わりにデフォルトで会心率100%というふざけた設定になっており、閃転などといった会心率が活きるスキルも併せれば辿異武器に肉薄する火力が得られる。
詳しくはゼナセリスの項目で。
これ以上はぶっちゃけ数が多いので紹介しきれないため、後は各自で調べて欲しい。
(※ここへの追記加筆はもちろん大歓迎です)
アップデート毎に武器種内での勢力図も変化することがあるので尚更。
ただし、性能面で人気のG級武器を手にしたからといっても油断はできない。
オンラインゲーム故に後から実装された武器の方が強いということも珍しくないし(現に辿異武器がまさにそれ)、
遷悠武器が作れるHR100までの間も、武器自体にG級スキルを1個搭載し、一定の条件下でLv50のG級武器を大きく上回る
「始種武器」という対抗馬が出現しており、その条件が簡単に満たせる状況であればG級武器の方が性能負けしてしまう。
また、性質上MHF最高のカスタマイズ性を持ち、任意の非G級スキルを付け替えできる天廊武器の存在も決して侮れず、その武器種内の属性グループに無い性能を簡単に実現することが可能。
ゆえに、他の特殊武器らと差別化するためには、G級武器の強みであるシジル選びも重要となる。
余談
MHF-G初期のG級武器には外見で変わった特徴があった。
当時はG級システムが色々異なっていたこともあり、既存の全G級モンスターに全武器種分のG級武器を登場させる事になっていたのだが
元々存在しなかった武器種のものに新デザインを割り当てる余裕が無く、幾つかは全く関連性の無い武器のデザインが流用されたのである。
見た目と素材の材質が全然違うなんてことは当たり前であった。
最も、ある意味で過去の武器のグラフィックが復活したということでもあるが。
それ以降はデザインの丸々流用が無くなり、G級技巧武器に「過去武器の復活」の役目が託される事となった。
追記・修正お願いします。
&link_up(△)メニュー
項目変更&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ)
[#include(name=テンプレ3)]
ここからはG級武器を語る上である意味外せない、過去の黒歴史について語る。
実は、G1初期におけるG級武器は目玉コンテンツとして宣伝されたにも関わらず、問題要素が山積みだった。
主に騒がれた点は以下の通り。
- 強化システムのマゾさ
現在のLv50まで強化可能、Lv11から2つのレシピを選ぶ等の仕様になったのはG2からである。
ではそれ以前がどうだったのかと言うと、G1ではLv10が基本性能、Lv20が当時の限界レベルに定められていた。
問題はLv11~の強化で、かいつまんで言うと
レシピ1のような確率60%以上のレベルがたったの4つしか存在していなかった。
そのうち2つはHC素材を使うためか100%確実に成功するようになっていたのだが、
台無しにするかの如く残りは30%前後の低確率が殆どで、しかも最後のLv20は僅か10%。
そのクセに例の1%の確率でしか入手できないようなレア素材を使えとのたまうのである。
更に問題だったのが、当時のG級クエストではモンスター素材の入手効率がすこぶる悪いことだった。
レアでもなんでもないコモン素材すら満足に集まらないという状況で、
酷い時には数百回もの連戦を行っても限界レベルに行き着けない人まで現れた程。
集めたら集めたで、運が悪いと何回、何十回やっても強化失敗し、
湯水の如くレア素材が消える悲劇が引き起こされた。
このハンター達の努力を水泡に帰すような強化システムは、某オンラインゲームのNPCから引用した
「素晴らしく運がないな、君は(笑)」
という一言が全てを言い表せるといってもいい。
果たして何人のハンターの脳内にこの幻聴が響いた事だろうか…
余談だがこのシステムが原因で、伝説の職人までハンター達の憎悪を向けられるというとばっちりを食った。
- 覇種武器にも負ける性能
腐ってもG級武器ということで、流石にLv20ともなればG級らしい攻撃力は手に入る。
しかし、ここで問題化したのがフォワード.5で実装された覇種武具の存在だった。
あろう事に、殆どのG級武器が覇種防具5部位による攻撃力アップで補正された覇種武器に性能負けしていたのである。
上記のマゾすぎる強化システムの事を考えれば、わざわざG級武器を作るよりも
G級前に作った覇種武具だけを使った方がずっとマシなのは火を見るより明らか。
そうハンター達に捉えられてしまい、G級武器が殆ど普及しなかったのだ。
勿論、覇種防具は流石にG級防具よりも防御力で劣っていたのだが、
当時は装備を作るにもGRを上げるにも膨大な連戦が要求されていた為、馬鹿正直に戦うよりもハメ戦法を使った方が早いとみなされていた。
防御力も根性スキル(真根性)で即死を防げるなら問題なかったことも、覇種武具一強を後押しした原因と言える。
なお、なぜ覇種武器がG級でもこのような形で通用してしまったのかと言うと、
元々は運営が「せっかく作ったものが無駄にならないように」と配慮を行った為である。
事実、覇種武器は入手困難なHC素材に強敵である覇種モンスターの素材を沢山使うため、苦労は大きかった。
更に言うと、覇種武器は当時問題になっていた秘伝防具絶対主義の空気を崩壊させ、スムーズにG級の装備を使ってもらえるようにするためだった。
しかし、現実はG級武器(と防具)の普及を妨げてしまうという皮肉な結果になったことは言うまでもない。
総括すると、G1当時のG級武器は
強化が超絶運ゲーなのにレア素材を普通に使わされ、完成させても労力と性能が全く釣り合わず、作らないのが正解な残念武器であった。
人の努力をことごとく無に返すようなシステムであったことから当然ハンター達には拒絶され、
同時期に問題となった他のG級システムともども大きく批判の槍玉に挙げられてしまい、
多くの引退者を出す原因の一つとなってしまった。
その後、素材を入手しやすいクエストの実施や、G2で2回に分けて行われた必要素材数の緩和を経て、作成難易度は大幅に低下した。
同じくG2では前述したようにLv50までのレベル上限が開放され、文字通り覇種武器を突き放すハイスペックを得た。
特に素材数が減ったのは大きく、昔は10個や20個平然と要求されていたのが今では数個で済むようになっている。
これによりG級武器は名実共に、MHF-G時代のG級コンテンツにおける最高峰の武器の一つとして完成の日の目を見たのであった。
(一つ、としたのは今では同列か特定条件でそれ以上の始種武器、または完全に上回るG級進化武器があるため)
追記・修正はLv50のG級武器を一振り以上所持している方にお願いします。
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▷ コメント欄
- や、やりました!大成功です大成功!!(強化に失敗しました) -- 新人強化担当 (2015-06-27 19:52:52)
- シニクとかフワァールとか、アプデ毎の流行りの武器を追記すればいいのかな? -- 名無しさん (2015-06-27 23:33:40)
- 武器種毎にタイムレス、シニク、ダート、バサユニ、司銀鎚、ガカク、ニャキ、フォトレス、ヴァシム、VLS、覇導、イナガミ弓かねぇ。技巧が多い気がするが… -- 名無しさん (2015-06-28 02:54:55)
- 蛮殻砲とか一時期は必須だった系も入れたい -- 名無しさん (2015-06-28 09:59:26)
- とりあえずコメント参考にしつつ幾つか挙げておいた。残りは力尽きたから後日追記したい… -- 名無しさん (2015-06-29 00:03:34)
- 追記・修正【乙】。ふと、G級武器のもう1つの対抗馬である天廊武器について軽く触れておいた方が良いかなと思ってたり?その内項目建てるのかも知れないけれど… -- 名無しさん (2015-06-30 03:49:06)
- ↑6 成る程、担当がモニカスなら納得だわな… -- 名無しさん (2015-10-25 17:16:16)
#comment
*2 アカムトルムの背中を絶対に部位破壊してはならないという条件がつく。やってみると分かるがお供のホルクを連れているとほぼ確実に失敗し、背中と怯み値を共有する部位に迂闊な攻撃をしていても失敗してしまうなかなか難しいイベクエである。
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