地獄スクラッパー

ページ名:地獄スクラッパー

登録日:2015/05/27 Wed 00:18:16
更新日:2024/01/15 Mon 10:29:58NEW!
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dm-14 定番 火文明 除去 s・トリガー デュエル・マスターズ dm デュエマ デュエル・マスターズ プレイス レア 火文明の呪文 割り振り火力 地獄スクラッパー アウトレイジ化して帰ってきました 龍装車 マグマジゴク 龍装車 マグマジゴク/地獄スクラッパー スクラッパー




踏まなきゃ天国。踏んだら地獄。



《地獄スクラッパー》はデュエル・マスターズの呪文である。


概要

いい攻撃だった。地獄で自慢してきな!


DM-14で初登場した割り振り火力呪文。


Hisashi Momose先生によって描かれたイラストのものは

  • DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」
  • DMC-23 「スピードバーン1/2デッキ」*1
  • DMC-25 「勝舞紅蓮鋼速(しょうぶフルメタル・ファイアー)デッキ」*2
  • DMC-33 「エッジ・オブ・ドラゴンデッキ」*3
  • DMC-36 「ヘヴン・オブ・ドラゴン」
  • DMC-39 「ビクトリー・ソウル」
  • DMC-41 「ワイルド・キングダム」*4
  • DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」
  • DMC-47 「HEROES PACK(ヒーローズ・クロス・パック) 勝舞編」*5
  • DMC-49 「フォース・オブ・ドラゴン」
  • DMC-59 「武者見参(サムライ・アンビシャス)」
  • DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」
  • DMC-62 「ウルトラ・NEX」
  • DMC-65 「ULTRA FIRE SPIRITS 炎のキズナXX」
  • DMS-04 「転生編(ジェネレート・ギア)スターターセット」
  • DMD-03 「ストロング・メタル・デッキ 爆裂ダッシュ」
  • DMD-04 「ストロング・メタル・デッキ 最強国技」

に収録された他、Shishizaru先生が

  • DMC-43 「ネバーエンディング・ヒーロー」

版を、Daisuke Izuka先生が

  • DMC-45 「BATTLE of YAMATO魂(バトル・オブ・ヤマトダマシイ)」

版を、Toshiaki Takayama先生が
DMC-56 「ザ・サムライ・レジェンド」
版を、そして我らが松本大先生

  • 全制覇挑戦パック Vol.2

版を担当している。


また、こいつの出番か!?


上記を見ればわかるとおり、このカードの収録回数ははんぱないものであり、その多くが構築済みデッキに収録されたものである。
このため、バージョンを選ばなければかなり手に入りやすい呪文であった。


初収録のDM-14版にはフレーバーテキストがないが、後のバージョンでは様々なフレーバーテキストが付けられた。



まさにまさにまさに踏んだら地獄。それくらいにキョーレツ。


性能

小さき者の悲鳴は、いつだってその爆音にかき消される。

地獄スクラッパー 火文明 (7)
呪文
S・トリガー
相手のクリーチャーを、パワーの合計が5000以下になるように好きな数選び、破壊する。

元となったのは同じ火文明の呪文、《地獄万力》。あちらより範囲は3000小さくなったが、
それでも火文明かつ割り振り火力の「S・トリガー呪文」というのは小さくない利点であり、
登場以後火文明の基本トリガー呪文として扱われてきた呪文である。
漫画でも勝舞やザキラ、更には白鳳まで使っているほどの呪文である。


逆転のチャンスは、いつだって暗闇の中に存在する!――勝利


なおDMC-45版はイラストは《地獄万力》と表記された中華建築物のようなものになっており、
《地獄万力》では破壊できるが《地獄スクラッパー》では破壊できない《天雷の聖霊ユリウス》を潰しているため、
なんらかの事由で変更されたもの(デッキとしてはそのほうがありがたいのだが)と考えられる。


なお様々なイラストが描かれたが、なぜか初期はやたら自然文明が焼かれている。
後に自然文明の《森の指揮官コアラ大佐》がスクラッパー担当になった際には水文明の
《封魔カメレオス》と《アクア・スーパーエメラル》が焼かれた。


かわいい顔してズババンバン、コアラが回すよドガガンガン。


何気に登場当時は最重量級トリガー呪文であった。後にコストは《無法のレイジクリスタル》《支配のオラクルジュエル》
《ミラクル・バーストショット》《龍脈術 水霊の計》の4枚に最高を更新された。


環境に置いても、光の《ホーリー・スパーク》、水の《アクア・サーファー》、闇の《デーモン・ハンド》、
そして自然の《ナチュラル・トラップ》と並び称されたほどの活躍を見せた。
登場初期から長い間使われてきたが、次第に寄るインフレの波によって、かつては3体くらいまとめて潰したこのカードも、
1〜2体しか潰せなくなりつつあった。


◇環境からの撤退、そして上位互換へ

こうした問題から、次第に多色化するデッキの都合もあり、他の文明のトリガーを使ったり、《フレイムランス・トラップ》を採用する事例もあり、
DMR-01でコストが軽くなった《スーパー炎獄スクラッパー》の登場直前の時点では採用率が下がってしまっていた。


踏んだら地獄どころじゃないですたい!スーパーキョウレツじゃよー!!


スーパー炎獄スクラッパー 火文明 (6)
呪文
S・トリガー
相手のクリーチャーを、パワーの合計が5000以下になるように好きな数選び、破壊する。

墳墓避けや、ガチンコ・ジャッジ対策などの観点、そして主に値段の理由から、
赤単速攻のトリガーとしては地獄スクラッパーが定番の枠から落ちることはなかったが、
そうでもないデッキはこちらを優先することが増えた。それでもまだ、こちらがDASHゴールデンリストに上がっていたので
デッキへの収録はされ続けた。


DMR-05では《めった切り・スクラッパー》が登場。


勝利をその手に!ビクトリーラッシュが止まらねぇ! ---鬼丸


めった切り・スクラッパー 火文明 (7)
呪文
S・トリガー
相手のクリーチャーを、コストの合計が6以下になるように好きな数選び、破壊する。

パワーからコスト指定になったことで汎用性がより向上してしまったこともあり、ついには赤単でもやや《地獄スクラッパー》の採用は
見送られつつあったが、こちらも《スーパー炎獄スクラッパー》同様高額かつ再録制限のあるカードであったため、まだ生き延びていた。


だがドラゴン・サーガに入り両カードの再録制限は解除され、
みみっちく1枚とはいえ500円デッキに《スーパー炎獄スクラッパー》が収録される。《めった切り・スクラッパー》も勝利者プロモや
スタートデッキに収録されたこともあり、《地獄スクラッパー》は完全になりを潜めてしまった(絶版)。


だが。


地獄のスクラッパーがアウトレイジとなり、革命軍に味方する!


破壊者(スクラッパー) シュトルム 火文明 (7)
クリーチャー:アウトレイジ 3000
S・トリガー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを、パワーの合計が6000以下になるように好きな数選び、破壊する。

もはや伝説になりつつあった《地獄スクラッパー》が、コストはそのままに《爆勇士ユーカーン》と合体して、火力範囲が1000上昇し、
アウトレイジになって帰ってきたのである。


範囲も広がったこともあるが、それ以上に3000でアウトレイジとはいえ「生き物と化した」ことは大きく、
より多くのデッキに収録が見込めるであろう良カードになって帰ってきた。
《スーパー炎獄スクラッパー》や《めった切り・スクラッパー》に対抗できるカードとなりうるか?
今後も目がはなせない。


ツインパクト化

龍装車 マグマジゴク 火文明 (7)
クリーチャー:ドラゴンギルド/ビートジョッキー 6000
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時あるいは自分が名前に《スクラッパー》とある呪文を唱えた時、このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクする。その後、自分のシールドを1つブレイクする。
地獄スクラッパー 火文明 (7)
呪文
S・トリガー
相手のクリーチャーを、パワーの合計が5000以下になるように好きな数選び、破壊する。

DMRP-06「双極篇 第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」において、ついにツインパクトと化した地獄スクラッパー。


呪文面は上述の解説通りなのでクリーチャー面を解説すると、スクラッパーカテゴリに所属する呪文に反応を起こして各プレイヤーのシールドをブレイクするドラゴンギルド/ビートジョッキー。
自身がW・ブレイカー持ちなのもあってシールドへのブレイク性能は高いが、S・トリガーの発動を封じれるわけではないことに加えて自身もシールドを削ることになるため、使いこなすにはテクニックと運が必要な性能。


ツインパクト化されたことによって、実質上位互換に近いカードがまた生まれた本家の《地獄スクラッパー》。
元々多くのカードに出番が奪われていたためにこのカードが出ようが出まいが最早関係ない…と思いきや、少し状況が変化。


マグマジゴクによりスクラッパーがカテゴリ化されたことになったが、スクラッパーの名前を持つカードはそんなに多くない。
その事情から、マグマジゴクの能力を中心にした専用デッキ【マグマジゴクワンショット】では、とにかくスクラッパー系のカードの数をデッキに投入したい際には、本家も採用される場合がある。
それでも積極的に採用される可能性は非常に低いが、実質上位互換のツインパクト化の登場で逆に本家が使われる可能性も出てきたという非常に珍しいパターンが発生することとなった。






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  • 地獄万力も一緒に記述した方がいいのではないでしょうか?同時期で効果の似ているクロスギア、インフェルノ・シザースも。何はともあれお世話になりました。 -- 名無しさん (2015-05-27 01:44:47)
  • 長らく使ってきたカードの上位版が出ると嬉しさ半分悲しさ半分でなんとも言えない気持ちになる -- 名無しさん (2015-05-27 11:08:37)
  • スーパー炎獄スクラッパーアニメですごいかわいい声だったなあ。火文明一の萌えカード説。 -- 名無しさん (2017-05-04 12:29:04)
  • ボルシャックドギラゴン使うならばシュトルムとマグマジゴクやな -- 名無しさん (2020-11-25 11:38:58)

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