登録日:2014/11/10(月) 13:30:00
更新日:2023/12/21 Thu 13:32:24NEW!
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史上最強の弟子ケンイチ ラグナレク モテ男 先輩 凡人 友情 リア充 親友 新白連合 勝ち組 リア充爆発しろ 鈍感 モテモテ 善人 柔道 柔道家 サングラス 活人拳 宇喜田孝造 武田一基 投げの宇喜田
「助けるだろう普通! おめーは難しく考えすぎなんだよ!」
『宇喜田孝造』とは、『史上最強の弟子ケンイチ』の登場人物。
プロフィール
年齢19歳
誕生日11月28日
身長180㎝
体重80㎏
趣味 洋楽、映画
好きな物 キサラ
嫌いな物 勉強、テスト、親の小言
成績 やばい
将来の夢 オリンピック柔道で金メダルを取ること
- 概要
格闘マンガ史上最強の弟子ケンイチに登場するメイン格の一人であり、ラブコメ要員である。
がっしりとした体格に短い頭髪、どちらかと言えば厳つい顔つきにサングラスを常用と、一言で表せば「分かりやすいチンピラ」といった風貌をしている。
最初は不良グループ「ラグナレク」がキサラ隊、「技の三人衆」の一人、“投げの宇喜田”として敵方に登場。正直この時点だとこのまま主人公に負けてフェードアウトする使い捨てキャラに見える。
投げの名の通り、町内では名の通った柔道家(破門済み)でケンイチのクラスに訪れた際にはその場にいた者はが恐れおののいていた。
“突きの武田”と共にケンイチに破れ、武田がラグナレクの脱退に乗じて自らも脱退を表明。もう一度柔道家を志す。
その後はどこぞの悪魔に謀られる形で新白連合に参入。キサラや武田、ケンイチ達と交流を深める。
新白連合隊長とされるも、ぶっちゃけた所戦力として活躍したことはあまりない。殆どない。詳しくは後述するが、彼が仲間から慕われる真価は実力よりもっと他の所にある。
- 実力
“投げの宇喜田”の異名通り、柔道家として投げ技が主。というよりそれしか使わない。技という技も名前が出ていて印象に残るのは得意の「肩車」、千影のサポート(自覚なし)で用いた「嵐車」くらい。
当初は拠点である町の最大勢力不良グループの幹部候補直属の精鋭の一人として扱われたが、武術を始めた兼一に得意の肩車をかわされフェンスに激突し頭に血が上り、掴みかかろうとした所でアパチャイにより条件反射の域までに仕込まれたカウ・ロイ(側頭部を両手で掴んでの膝蹴り)を顔面にモロに喰らい、撃沈。
DオブDでは戦いの規模や熾烈さを勘違いしていたため周囲とはレベルがまるで違う(低い意味で)修行をしてしまった為、この時点で若干戦力外。
その後も化け物のように強くなっていく仲間達には実力的には置き去りにされ続ける。ジェームズ志場曰く“持たざる者”。
そこら辺の不良程度なら一蹴できるが、YOMIはおろか闇の構成員等にも劣る。実際武器組の末端にばっさり斬られている。状況が状況だったので殺されはしなかったが。
一応、一般道場の師範からは「オリンピックも夢ではない」と言われる。表の世界なら問題ないのだろう。
一方で柔道家としての意地だろうか、こと“掴む”ことに関しては中々のポテンシャルを誇る。どういうことかというと、千影に対し突き込まれた独鈷杵(仏敵を葬るための武器)を刃ごと掴むことで防ぎ、キサラが武器組のYOMIの刃に倒れた際はなんと両手で二つの武器を掴み、キサラを守って見せた。
また、体はかなり鍛えているらしく、屋上から落下しかけた武田とケンイチを引っ張り上げ、連戦で満身創痍だったケンイチを背負い山道の短くはないはずの距離を走ってみせた。ちなみにケンイチは岬越寺師匠によって練りこまれた特殊な筋肉により、鉛に例えられるほど重い。
また耐久力も高く、リンチされるのを事前に覚悟することでカポエラチームの総攻撃に耐えた。
- 性格
基本的に短気で喧嘩っ早く、挑発されればまず怒る。好戦的というよりはキレやすい。
ラグナレク時代はそれが顕著だったが、新白連合に加わり交流を深めたことで面倒見の良い一面を見せるようになる。
一向に勧誘を拒絶する谷本に対しても後輩扱いでフレンドリーに(挑発に乗りかけたが)接する。
千影が連合に関わるようになってからは武術家ではなく普通の年下として接し、彼女の人格に多大な影響を与えている。
仲間意識も高く、勝ち目がないと判断した新島がDオブDを勝手に棄権しようとした時には命令に逆らい、参戦を表明。
武道家としての誇りも持ち、キサラを守りたい一心で戦いに身を投じる。
だが武道家の考えに縛られることなく、やっとの思いで復活した腕を犠牲にしてでも殺人拳に勝とうとした武田を、彼の誇りを尊重して止めない仲間をよそに止めに入る。
また、屋上から落下しかける武田と兼一を見て慌てて引き上げにかかった際、粗暴な性格と思われていたせいか「君のような者でも助けてくれるのか」と言われるが「考えすぎなんだよオメーは」と返した。
このように彼は実力こそアレだが、人として正しいことを当たり前のように行える人格者であり、戦力外とみなされかねない状態でも依然として隊長として扱われる。
また弱く、兼一ほどではないがビビりながらも大切な者のために戦う姿は思慕と保護欲をかき立てられるらしく、兼一に並ぶフラグ体質を持つ。加えて鈍感にして隊長組でほぼ唯一千影の正体に気づかなかったなど察しも悪い。
- 人間関係
実力がアレなため収集される際にも「一応」という前置きがついた。
春が来たと喜ぶ宇喜田を騙したりで基本的に実力行使も辞さないがさほど嫌っているわけでもないらしく、新島を背負ってあげたり新白連合の長として信用もしている。
後輩であるため敬語を使うことを求めるが、「オレの手下じゃん」と採用されない。
散々対決を先延ばしにされ無駄な時間をかけさせられた挙句初対面で完敗するが、むしろ立ち直らせてくれたとして好印象な模様。
化けモンのように強くなっていく彼も本心ではビビりまくりというのを再認識して弱音を言い合える仲として、また互いの恋愛模様を話す間柄に。
誰とも違う先輩と後輩のような関係だろうか。
ラグナレク時代は三人衆のリーダー格であった武田とは上司と部下のような関係だったが、互いに救われ助けられたことで親友に。よくつるんでいる。留年まで一緒。
何かと他人とはツボや感性がズレている武田を諌めたり、喧嘩っ早い宇喜田を諌められたりしている。ちなみに普段の言動のせいで白鳥が女だと告げても宇喜田に信じてもらえなかった。異常なほどモテ始めた相方やいちゃいちゃする周囲にイラっとしていたりも。
- 南條キサラ
片想いの相手。ラグナレ(ryは完全に上司と部下という関係だったが、ルシファー新島の脅迫で猫好きが判明。意外そうにしていた。このあたりで惚れたのかもしれない。連合とキサラ隊の親睦会で自宅で飼っている猫の写真を持ち寄って意気投合。
DオブDで兼一にキサラの為に戦う覚悟を表した所をフレイヤと共に見られ、そこでキサラは異性として意識し始めた様子。「あんなノロマ」と口では言うが、お色気シーンでは宇喜田を蹴って見せないようにしたり、フレイヤの嫉妬を見てドキマギしたりとなんだかんだで意識はしている模様。
千影関連で宇喜田におごらせていることもあったり。
- 久賀舘 要
通称フレイヤ。上記の際に「私は嫌いではないがな」と述べた。
物語が進むにつれ好意が顕著になり、キサラと白鳥に挟まれて座っていた宇喜田にペットボトルをシュートしたり、プールで宇喜田を探していたりした。宇喜田はさっぱり好意に気づいていない。
- 櫛灘 千影
YOMIである彼女を新入生の少女であると信じて疑わず、裏表なく接した。
世話の焼ける妹やちびっ子として扱っている感じ。仲の良い近所の兄貴とお隣の子供に見えて仕方ない。
彼女自身も懐いていたようで、頭を撫でられたりしても抵抗しない。宇喜田の膝の上を「落ち着く」とし、読書する。
YOMIとして冷徹に接されたときも困惑するだけで臆さず、また遊園地に現れた際にも「呼ばなかったから拗ねてる」と勘違いし謝っていた。
兼一に並びその温かな触れ合いは彼女の心に多大な影響を及ぼし、それは殺人拳として宇喜田とキサラに対峙した際には「世話になったせめてもの礼」と一撃で殺すはずが何回投げても殺せず、混乱し本心と板ばさみになりパニックに陥るほど。彼もなかなか彼女が敵で殺人拳とは信じられなかった。
- 白鳥かおる
キサラを慕う者同士どちらが相応しいかで対決。“持つ者”である白鳥にあっさりやられるが、直後の宇喜田の捨て身に感化され白鳥も宇喜田を慕うように。武田はあわやホモォな展開かとビクッとしたが白鳥が女性だと判明し度肝を抜かれた。宇喜田は性別も好意にも気づいて(ry
プールで水着姿の白鳥を宇喜田はドッペルゲンガーと判断。本人は心配して気を付けるように言ったが当然蹴られた。
- 活躍
- ラグナレク編
先述のとおり兼一に敗れ、武田が脱退する際に自分も脱退。もう一度柔道家を目指す決心をした。親睦会の帰りにバーサーカーに襲撃され入院。
最終戦でも怪我をおして参上し、雑魚殲滅に一躍かった。
- スパーク戦
挑みかかるも金的をもろに喰らい撃沈。
余談だがこのシーンは作品でも1,2を争うほど痛そうで男性諸君はタマヒュンの思いではなかっただろうか。
- DオブD
以前世話になっていた道場を訪ね鍛錬していたがレベルを勘違いしたことが発覚し青ざめる。
一人震えるも兼一も自分と同じ気持ちだと知り、決意を新たにキサラを守ることを誓う。
新島の棄権を跳ね除け、「新白連合なんてお前が勝手に作ったもの」と断じるも、「それでも皆で戦ってきたことには変わりない」として新島の心を動かし参戦。
新島の作戦により一人特攻し、総攻撃を受けてやられたフリをし、気絶したものと思わせて油断させ相手一人を場外へ。以後はボロボロなため待機していたがキサラのピンチに相手リーダーに挑む。あえなく返り討ちにされるが執念で指を折り、今度こそ撃沈。勝利への道しるべを作って見せた。
- 拳聖編
ルグに飛びかかるが不穏な気配を危惧したジークに止められる。その後の惨状を考えればジークは彼の命の恩人であることに間違いはないだろう。
- vs白鳥
キサラをかけて白鳥と戦うが負ける。ジェームズ志場関係の銃を持ったプロの殺し屋に応戦するキサラを守るために突進し、殺し屋もろとも屋上から落下。下の階に待機していた志場に助けられ事なきを得る。
- 遊園地戦
現れた千影を気遣い近づくが何の抵抗も出来ないまま投げられ続ける。
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- あー建てた者ですがタグとコメント欄とか追加ありがとうございます。 -- 名無しさん (2014-11-10 21:25:39)
- 面白くて良い奴だとは思うんだけど、もうちょっと置いてけぼりにされてる焦りを感じても良いような。トールが畑違いの棒術の達人に教えを受けて貰ってたんだから、哲学する柔術家あたりにちょっとお願いするくらいよかったんじゃ -- 名無しさん (2014-11-11 00:19:17)
- はっきり言って、松江名先生はそういう複雑な心の葛藤とか繊細に描けるタイプの漫画家じゃないからなぁ。それにしたって、このやたら唐突な最終回が無ければ、もうちょい掘り下げられたとは思うけど。 -- 名無しさん (2014-11-11 00:35:30)
- ↑いや、その複雑な心の葛藤の末に武田先輩はYOMI上位クラスにまで成長したやん。 -- 名無しさん (2014-11-23 00:40:57)
- 秋雨っちが少しでもみてやれば…と思ったり。 -- 名無しさん (2015-01-16 00:21:26)
- タグが1つしかない…汎用のが何か当てはまりそうなのに。 -- 名無しさん (2015-01-16 00:30:15)
- こうやって改めて見ると、作中でダントツのフラグ数だなこいつw -- 名無しさん (2015-02-09 17:32:23)
- 才能無いと言われたけど使っただけで嵐車モノにしてるのは結構才能あると思うんだよなぁ。少なくともケンイチよりは。 -- 名無しさん (2015-06-23 18:10:47)
- 兼一は文字通り本当に欠片も才能がない。宇喜田は一般人からすればトップクラス(オリンピックも夢じゃない)だけど武田のように達人までの道のりを視野に入れると才能はない部類に入ってしまう。もどかしいよなあ。 -- 名無しさん (2015-11-11 15:10:22)
- 恋愛フラグに関してのみ言えば確実に持ってる側の人間だよな、白鳥の女化は後付けだろ、とか思わないではないが -- 名無しさん (2015-11-11 16:47:57)
- 今のトキワを見てると作者って「才能のなさを努力で補い成長する元落ちこぼれ」じゃなくて、「強者にかこまれてあたふたしてるが所々で精神的な強さを見せる一般人」が好きなんだというのはわかる。でもケンイチは戦闘力的に凡人枠ではなくなってるし、新島がモテるようになったらキャラコンセプトが崩壊してしまう。そこで程よく強くなくて人格的にもまともなこいつがお気に入り枠に入り込んだんじゃないだろうか。そのせいで対して強くないくせに他の人に追いつこうともせず、戦いでは何も考えずに勇ましく立ち向かい都合よく助かり、そのくせお気に入りなので女にモテまくになってしまったがる、という歪なキャラ。 -- 名無しさん (2016-03-18 11:47:42)
- ↑宇喜田に対するモヤモヤしたものがこのレスでようやくわかった気がする -- 名無しさん (2017-10-03 23:36:57)
- すぐそばに力(才能)がないなりに頑張って強くなったケンイチがいるせいで、「力がないなりに頑張るキャラ」としてなんか変なことになってんだよな。正直単に努力不足で実力置いてかれたのに「俺才能ないからなぁ」と腐ってるだけにしか見えないし、なぜかその有様で不自然にモテるという -- 名無しさん (2020-06-17 15:47:42)
- 今読み返してるけど宇喜多先輩、めっちゃ別人すぎて笑うw好き放題暴れられるから不良やってんだ!とか言ってた彼が今や「(留年しちゃったから)来年は本気で勉強するぜ!」とかいうようになるとは -- 名無しさん (2023-04-19 19:30:37)
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