千影(シスター・プリンセス)

ページ名:千影_シスター_プリンセス_

登録日:2014/07/12 Sat 2:05:00
更新日:2023/12/18 Mon 13:57:08NEW!
所要時間:約 3 分で読めます



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「兄くん……また…来世………」




千影とは「電撃G'Sマガジン」で連載されていた読者参加型誌上企画「シスター・プリンセス(以下、シスプリ)」の登場人物である。


以下は簡単なプロフィール




CV.

誕生日

  • 3月6日

星座

  • 魚座

身長

  • 157cm

呼び方

  • 『兄くん』



一人称は私(幼少期はちか)。
外見は紫がかったロングヘアをシニヨンにしてまとめており、ゴシック調のドレスやローブを好んで着用している。
色合いも黒や紫といった寒色系が多く、服や持ち物に十字架の意匠が用いられていることが多い。
薄着をしない訳ではないが夏でも露出度は控えめであり、彼女が水着や晴れ着、いつもと違う明るい色合いの服を着た際は
それだけでインパクトが大きく印象に残りやすい。
服装や容貌も相まって纏う雰囲気は非常にミステリアスで妖しい。



ゴシック調の格好や冒頭の台詞から何となく察した者もいるだろうが、彼女はいわゆるオカルト系ヒロインである。
寡黙でお喋りを好まず、1人で自室にこもってタロット占いや魔術の実験に興じていることが多く、
たまに口を開けば出てくるのは意味をなしているのかよくわからない詩的な文か魔術の話題ばかり。
会話にしてもあまり抑揚をつけず含みや間を持たせてゆっくり喋るため、台詞よりも「……」の方が多い時すらある。
交友関係も日常生活も何もかも謎が多く、外出先も人気のない河原やオカルト関連のグッズが取り揃えられた商店、
魔界(?)といった年頃の女の子がまず行かない場所ばかり。
他の妹達も彼女のことは「不思議な娘」、「よくわからない」と評しており、
兄ですらプライベートを把握し切れていない(何しろ公式で「何を考えているのかわからない」と紹介されている)。


それでも兄に対する思いは本物であり、他の妹達とも特に疎遠になることもなく良好な関係を築いている。
というより、誰も深く気にしていない。
また意外と面倒見がよく幼い雛子や亞里亞の遊び相手を務めることもある。


兄妹以外の家族についてはゲーム第一作に父親が登場する以外は不明。
千影の父親は兄とは面識がないようなので血縁ではなく育ての親なのかもしれない。
また影千代という名前の猛禽類を飼っている模様(しかも放し飼い)。


明確な年齢設定はされていないが、身長や姉妹間での関係などから年長に属しているのではないかと考えられている。



彼女の愛情表現は非常に独特であり人を選ぶ。
事あるごとに「前世」や「来世」といった言葉を口にし、古い文献で見つけた怪しい魔術や自前で調合した薬品を兄で実験しようとする。
時には死に至る呪いをかけようとしたり、了承を得たとはいえ兄を自宅から自分の家へと魔術で無理やり召喚したりと
その扱いは家族というよりは実験動物か生贄と呼んだ方が近いかもしれない。
そんな物騒なことばかりしているが、兄の肉体を(ホルマリン漬け的な意味で)欲しいと迫ったり
兄のために特別な材料を用意して手料理を振る舞ったり、兄くんを思うあまり幽体離脱して深夜に訪問してきたりと
彼女なりの愛情を感じ取れる場面もあり、兄の方から好意を向ければ赤面して戸惑いを見せるなど
普段のミステリアスな雰囲気からは想像もできない顔を覗かせることもある。


そんなクールさと怪しさと可愛らしさのギャップがハートを射止めたのか、全国の兄くんが次々にその身を捧げ、
人気投票では一位を獲得し、その後も同じく人気上位の咲耶と女王の座を何度も奪い合っている。


ちなみに肝心の魔術はというと当初こそオカルト好き程度の味付けだったのだが、
シリーズの長命化やメディア展開が広がっていったことで本当に使えるという設定に変わっていき、
ゲームやアニメでも動物と会話したり突風を吹かせてみせる場面が描かれている。


エピソードも魔術絡みばかりなのだが、その中で無視できないのが千影の兄への想いの根幹を成していると思われる
2人の前世に関するエピソードである。
原作・ゲーム・アニメによって若干の違いはあるが、共通しているのは2人が前世においても兄妹であり、
思いを通じ合わせながらも死別してしまったということ。千影はこの出来事をしっかりと覚えており、
再び巡りあった兄と今度こそ結ばれるために兄の前世の記憶を呼び起こそうと試行錯誤しているのである。
キャラクターコレクション(エピソード集)ではこの詳細が更に詳しく描かれており、
ゲームやアニメでは前世の運命を変えようとする話が登場している。



こうした背景があるからか、千影が兄への思いを語る時は強い自信を感じ取ることができる。
何故なら、前世とはいえ一度は兄と結ばれたのだから、今度もまた結ばれるはずと確信しているのだ。
しかし、兄の前世の記憶は未だに戻っておらず、ひょっとしたら今度も自分の想いは悲恋で終わるのではないかという不安は拭えない。
冒頭の台詞は、そんな不安を払しょくし、例え今生が駄目でも来世で必ず結ばれるという彼女の悲壮な決意の表れなのかもしれない。


そんな危うさもまた、彼女の魅力の一つである。






余談


夜はベッドの代わりに棺桶の中で寝起きしている。
曰く、睡眠は一時的な死とのこと。



キャラクターコレクションなどに登場する幼い千影は今の彼女からは想像もできないくらい無邪気な幼女であり、
そのギャップに悶えること必至である。



同じくお正月に甘酒で酔っぱらった千影の赤面は破壊力抜群であり一見の価値あり。






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  • 兄くんて…… -- 名無しさん (2014-07-12 12:14:20)
  • 話が、違うっすよ……オヤジは、人間だって………(魔界に)行きたくない……… -- 名無しさん (2014-07-12 23:11:47)
  • ミステリアスとゆうかなんてゆうか…。公式の人気投票で上位に入っていたとゆうのだから一昔前の妹萌えとゆうのはよく分からない。 -- 名無しさん (2014-07-12 23:52:59)
  • ↑そうかい…?兄くん達が……テンプレートに縛られ……思い出せない……だけなら構わない……。だけど……嫌いになるのだけは……忘れるのは……やめてほしい。…私だけでなく……姉妹みんなの…願いさ…… -- 名無しさん (2014-07-14 12:11:45)
  • ある意味今の川澄の原点はここにあるのかも -- 20年来のファン (2017-03-09 22:00:43)

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