登録日:2012/03/28 Wed 22:46:31
更新日:2023/12/08 Fri 11:59:02NEW!
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バッカーノ! 不死 不死者 不老不死 ネタバレ項目 不死の酒
不死者とは、『バッカーノ!』の根幹をなす設定の一つである。
以下、ネタバレ注意。
不死者とは、「不死の酒」を飲んで不死となった者の総称である。
- 不死の酒について
そもそも、不死の酒は、それ単体で現れるのではない。
「悪魔」を呼び出し、彼に「不老不死の全てを知りたい」と、願った結果にすぎない。願い次第では、作品の筋が大幅に変わってしまう事もありえた。
事実、この「悪魔」は、「何でもできる」事が判明している。
1711年に「悪魔」を呼び出したのは、マイザー・アヴァーロだった。この際、マイザーにだけ調合法が伝えられた。
彼の103年前にも誰かが呼び出したようだ(明言はされていないが、ダルトンだと思われる)。
「酒」を飲んだ人間は、不老不死となる(厳密には不死ではない)。
不死身だが痛覚がなくなるわけではないので、ショックが大きいと気絶する。しかし、経験を積めば慣れによって気絶しにくくなり再生も早くなる
重要なのは、不老不死になってから体に変化があった場合、飲んだ状態に戻るという事。
太っている人が飲んだ場合、痩せる事は無く、怪我や病気の人間が飲んだ場合、それ以上悪化はしないが、完治する事もない。
まあ、長い時間をかければ多少の融通はきくらしいが。
- 不死者の弱点
不死者には、一つだけ殺す方法が存在する。
前述の「悪魔」が親切でつけたらしい。
その方法は、「右手を相手の頭に乗せて『食いたい』と願う事」である。
これを行うと、相手は右手から吸い込まれてしまう。
また、食べた相手の「知識」や「経験」が、自分の物になる。
体中で「理解」するため、多くの不死者を殺せば、それだけで強くなる。
セラード・クエーツは、体中の細胞それぞれが「生物」のようになるのでは、と推測していた。
また、食べた相手の質量はどこにいくのか、といった謎や、記憶の引き継ぎを利用して、食われた後で相手の身体を乗っ取る事が可能なのでは、と言われている。
余談だが、記憶や経験の引き継ぎと、アイザックとミリアが列車の食堂車の中で話していた話題には、共通点が多い。
あいつら実は頭いいんじゃね?と思わせるシーンの一つである。
「そういうお前をわしゃ食った」
- 不死者の制約
不死者になると、不死者間で「偽名」が使えなくなる。
普通の人間に一時的に名乗るだけなら大丈夫だが、公共の書類に偽名を書こうとしたり、近くに不死者がいて偽名を名乗ろうとした場合、それを身体が拒否する。
ただし、抜け道として、「一般人に偽名を教えて、それを不死者に紹介させる」という方法がある。
- できそこない
「できそこない」
調合方法を半分だけ知ったセラード・クェーツが作り出した「不死の酒」の失敗作。不死にはなるが、不老にはならない。
つまり、老いには勝てない。
他の不死者を食べる事はできないが、「完全な」不死者からは一方的に食べる事ができる。
不死者とは違い、偽名を名乗る事が可能。
以下、2002年で生存している「完全な」不死者。
- マイザー・アヴァーロ
- ヒューイ・ラフォレット
- エルマー・C・アルバトロス
- ヴィクター・タルボット
- チェスワフ・メイエル
- ナイル
- 東郷殿九郎
- シルヴィ・リュミェール
- ベグ・ガロット
- マルティージョファミリー
- キース・ガンドール
- ベルガ・ガンドール
- ラック・ガンドール
- アイザック・ディアン
- ミリア・ハーヴェント
- ネズミ
以下、最重要ネタバレ注意
- ラブロ・フェルメート・ヴェラレスク
- ルクレツィア・デ・ドルメンテルとその周辺人物数人
- ダルトン
- ルネ・パルメデス・プランディリエ
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