シャイニング・トラペゾヘドロン(Lycee)

ページ名:シャイニング_トラペゾヘドロン_Lycee_

登録日:2011/10/22 Sat 23:29:22
更新日:2023/12/08 Fri 11:55:31NEW!
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lycee tcg デッキ エラッタ 最強 最凶 リセ エラッタ満載 むしろエラッタの元凶 シャイニング・トラペゾヘドロン トラペゾ



あ〜ん♪(リシアンサス)プレイします」
「対応ありません。どうぞ^^;」
あ〜ん♪(リシアンサス)プレイします」
「どうぞ^^;」


シャイニング・トラペゾヘドロン


「居れば青子で^^;」
「居ません、バトラだけです」
「^^;;;;;;」





この項目では美少女系TCGLycee」においてかつて存在し、猛威を振るったデッキ「シャイニング・トラペゾヘドロン」とその派生デッキについて記述する。


シャイニング・トラペゾヘドロン(通称トラペゾ)はNitro+1.0で登場したイベントカードを主軸とした同名のデッキタイプである。
下記にそのカードのテキストを記述する。
名前:シャイニング・トラペゾヘドロン
カテゴリー:EVENT
EX: 0
コスト:宙宙


効果:
相手は、このイベントの宣言に対応して宣言できない。
自分のデッキの内容を公開する。相手は[コンバージョン]キャラを除くキャラ1体を選び、横に置く。デッキをシャッフルする。自分はそのキャラを使用代償を支払わずに空き味方フィールドに登場する。そのフィールドがそのキャラのフィールド制限の登場可能フィールドに含まれない場合も登場できる。ターン終了時まで「シャイニング・トラペゾヘドロン」の効果は処理されない。
※このイベントは使用後、ゴミ箱に置かれず、ゲームから取り除かれる。



Lyceeのルールがよく判らない人のためにこのカードの効果について少々記述する。


このイベントの効果はデッキからのリクルートである。
コストの支払いが不要で、登場出来ない箇所にもキャラの登場が可能、しかも対応(カウンター等)が出来ない。
反面、相手にキャラクターを選ばせるために盤面を固める上で不要なカードを出されたり、同名のカードを選択されたりする事もある。(既に登場している自分のキャラと同名のキャラが自分の場に登場した場合、後に出されたキャラは破棄される)



そのため通常のデッキでは使用されることはまず無く、発売当初1枚100円程度のカスレアだった。


しかし、この強力なメリットを最大限に活かすためにアルクェイド(空想具現化)、坂上智代(恋人)、川澄舞(夜の校舎・チョップ)などの大型で制圧力の高いキャラを1枚ずつ投入し、トラペゾとサーチ、ドローソース、カウンター、除去を満載にした超ハイランダーで構築されたのがこのデッキである。



動きとしてはサーチとドローを繰り返して早い段階でトラペゾを使用し、大型キャラをリアニメイトさせる。
トラペゾは相手ターン中に撃つことが可能であるため、
相手ターン終了時にトラペゾ→自アップキープ→擬似速攻でアタック
その後、除去により道をあけ打点を与え続け、相手のイベント等にはカウンターを入れる。
普通のデッキでは使用されないカードばかりでの構築、盤面を固めないという特徴を持ち、回り始めればキャラクター主体のデッキでは止められない程のデッキパワーを持つ。
反面、事故とドローのし過ぎによる自爆に陥りやすい。



使っても、使われても「Lyceeじゃない」デッキタイプである。
また、キーパーツが全てイベントのため派生デッキも生まれ、どれも凶悪なデッキとして悪名を轟かせた。


テラペゾ
テラーのマテリアル」と「時間支配」のコンボを利用したタイプ。
「テラーのマテリアル」もエキスパンションAliceSoft3.0発売当初はカスレアであり、時間支配との強烈なコンボによってトップレア入りを果たした。
このコンボについて詳しくは項目の作成を待つか,Google先生に。
余談であるがAliceSoft3.0は「時間支配」が登場したころには既に型遅れであり、「不幸」か「テラーのマテリアル」のために特価販売品から通常価格に戻ったパックを剥くプレイヤーが続出した。
攻撃型トラペゾでありながら相手のキャラを奪って殴ることが出来るコントロール型としても強力なデッキ。
ドローソースとして蒼崎青子(無限回転)、ランス(ランスアタック)が投入されるタイプが多かった。


バトラペゾ(バテラペゾ)
上記のテラペゾに7th2.0で登場したリセ史上最悪のファッティ『バトラ』を投入した最終型。
文字通り、1ショットを除くデッキでLycee史上最凶のデッキである。
バトラの特殊能力「ゲームマスター」により盤面を固めることは通常のデッキでは不可能になり、テラマテによって折角出したキャラは奪われ、イベントにはカウンターが飛んでくるという大惨事を引き起こした。
ちなみに良く見られた光景がこちら


『じゃ〜んけんぽん!』


「じゃ、後攻でwww」


「1ドロー、コストからラムダ・デルタ登場宣言」


「登場対応、トラペゾ。あ、デッキにバトラしかいませんwww」


「・・・OKです。それではラムダから魔女宣言します」


「そこ突っ込みでwww」


「・・・・・・OKです。荒耶登場しまs」


「あ、それに「依頼」から「ゲームマスター」でwww荒耶消えてくださいwww」


「・・・曹操右AFで、ターン終了」
「んじゃ、終了前あ〜ん♪(リシンサス)プレイして3枚ドロー。合理的で3枚ドローから1枚もどしてあ〜ん♪(リシンサス)プレイ
時間支配プレイして、対応無ければテラーのマテリアルプレイwww


「ありがとうございました」


メタ開発が進まない地区では定期大会上位者の殆どがこのデッキで埋め尽くされ、あとは1ショットがちらちらと見えるだけとなった。




超神ペゾ(魚ペゾ)
とある地域で開発された、トラペゾデッキの派生デッキ
超超カスレアカードこと足利超神を使ったまさかのデッキである
足利超神は普通に使うと最弱なのだが、このカード以外に味方がいない場合は除去兼ドロソの超カードとなる
さらに配置とコストの問題をトラペゾで解決、あとはドロソと除去と回復カードを組み込むだけ


ひたすら回復しながら除去とドローを繰り返し、最終的には相手のデッキ切れを狙うッキ


超耐久ゲームであり、ある意味もっともLyceeをしていない



こうしてLyceeのゲームバランスは崩壊した。





そして現在・・・


猛威を振るった「シャイニング・トラペゾヘドロン」は「テラーのマテリアル」、「バトラ」とともにエラッタによる大幅な弱体化でその歴史に幕を閉じた。


カスレアと扱いにくいカードをキーに構築され強デッキ入りを果たし、後に発見された強力無比なコンボにより一躍トップメタにまで登りつめ、頭の悪すぎる新規カードとそれに伴うエラッタにより死滅した。


これは筆者の感傷であるかも知れないのだが、このデッキは嫁だけで勝ちたいというある種、美少女系TCGの一つの目標を叶えるデッキであった、と思いたい。
「その切なる叫びを胸に、祝福の華に誓って 我は神話を紡ぐ者なり 『シャイニング・トラペゾヘドロン』」
「『パフェ』張ってフィアッカでパンチしますけど、どうします?」
「ありがとうございました」



追記・修正はエラッタに耐えてからお願いいたします。


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  • 「相手に選択肢があるなら相手が選んでも損しかしないカードで固めればいい」っていうのはデュエマのミラミスデッキに通じる者があるな ところでタグに「デモンベイン」はいれないんです? -- 名無しさん (2015-07-20 22:19:26)

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