哀しみの王

ページ名:哀しみの王

登録日:2011/09/22(木) 20:04:38
更新日:2023/08/08 Tue 17:23:45NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



タグ一覧
かなちゃん 孤独 ラスボス 涙腺崩壊 atフィールド 悲哀 黒幕 良曲 風のクロノア 世界が望んだ忘れ物 哀しみの国 クロノア? ヒューポー? 夢の声 ラクルトゥ 俺は哀しみの王子、仮面ライダーblack_rx、ロボライダー!! ←はお帰りください 心の壁 哀しみの鐘 哀しみの王




助けて…
助けて…
助けて…



哀しみの王はPS2で発売された、『風のクロノア2 〜世界が望んだ忘れもの〜』に登場したキャラクターであり、同ゲームの最終ボスでもある。


CV:??(渡辺久美子が濃厚)


見た目はクロノアに似た容姿の耳の長い青いのような亜人であり、黄金の首輪を付け、そこからマフラーのような布をなびかせている。
また常に憂いを含んだ表情をしている。



以下、ゲームのネタバレを含みます











クロノア2の冒険の舞台であるルーナティアに存在する5つ目の国「哀しみの国 ヒューポニア」の王だったが、世界が哀しみを否定し自らの国と存在を忘れられたことに苦痛を感じ、世界に自分の存在を思い出させるために、操り人形である偽りの預言者バグジを使ってクロノアやレオリナを利用し、世界を繋ぐ力を持った箱船イシュラスを蘇らせた。


実は国の力である「エレメント」一つであり哀しみの国、ひいてはルーナティアの哀しみそのものとも言える存在。
ゲームのサブタイトルである「世界が望んだ忘れ物」とは彼のことである。




戦闘では最初は巨大な殻に籠ったような姿(シェルモード)になりクロノアはボードに乗って追いかけるような形で戦うことになる。哀しみの王はクロノアの進行上に障害物を配置したり、キ○ーマシンのような敵(ネモムゥ)を呼び出したりするが、呼び出された敵をぶつけていけばダメージを与えることができる。


第2段階は周囲に球体状のドームを展開し(スフィアモード)、電流を纏ったビットを飛ばしたり、球体からレーザーを放って攻撃してくる。
弱点は球体のレーザーが発射される部分であり、ビットを掴んでぶつけていけばいい。
この戦いではリングが強化されており同じ敵を複数回使うことが可能なため、慣れれば開始数十秒で倒すこともできる。
だが、すぐに倒すとステージ曲を堪能できないので、敢えてゆっくり倒すこと推奨。暇?ならビットで連続ジャンプでもして遊んでろ。
まぁ、とっととクリアしてモメットハウスでじっくり聴くというのもありだが。



戦闘後に判明するが実はクロノアをルーナティアに召喚したのは哀しみの王自身であり、自分の存在を忘れた世界を憎悪していた一方で隔絶された環境から助け出されることを願ってもいた。
最終的にはクロノアに救済されるような形で世界から消滅したがエンディングでは……



登場したのは今作だけだがクロノアシリーズのキャラの中でも高い人気を誇っているキャラである。ファンからは「かなちゃん」という愛称で親しまれている。



◆名言集


「倒しにきたんだね。哀しみを……つぶしに来たんだね、クロノア。」


「人は哀しみにであった時、それを忘れてしまおうとする…。まるで、なにもなかったかのように…。だから僕は道をひらいた。箱船で世界と哀しみをつなぐために…君たちに僕の国を救ってもらうためにね。」


「ようこそ、夢見る黒き旅人よ!道化のつむぐいつわりの予言にみちびかれ、救世主をきどるおろかな世界のかたわれよ!」


「世界の責任を取るんだ、クロノアァァァァ!!」


「ぐうぅぅぅ…。そんなに哀しみを消したいのか……。そんなに哀しみを認めないのか…。僕はこの世界にいちゃいけないのか!!」


「助けて…僕を…僕を助けて…。」



以下、正体に関する考察
















前述したように外見がクロノアに似ていることに加え、彼が使うファントマイル語もクロノアのそれと酷似しており、同じ発音・意味の単語がある。(わっふー、ラクルトゥ等)


その為哀しみの王は前作『風のクロノア door to phantomile』のエンディングでパートナーのヒューポーとの哀しい別れを体験し消滅したクロノアの生まれ変わりではないかという説がある。


ルーナティアでも理不尽な扱いをされてきた哀しみの王だが今度こそ幸せを掴んでもらいたい。



◆哀しみの国 ヒューポニア
哀しみの王が治める国。泪の海から遥か東に存在している。
もともとは他の4つの国と連なっていたが、世界が哀しみを否定しその存在を抹消したため、ムゥ等の幻獣を除けば住人は哀しみの王唯一人である。
ステージ上では、昔住民がいた名残として椅子やベッド等の家具や、街灯やベンチが散見される。
ヒューポニアという名前はストーリー上には出てこず、モメットハウスのミュージアムや攻略本でしか確認できない。
哀しみの国は巨大な建造物(城?)の廃墟が無機質に建ち並び、常に夕方になっている。そしてBGMもどこか物悲しい。
ここで流れるBGMは寂しい曲調と風の音が非常にマッチしているが、よく聴くと要所要所でノイズ混じりに前作で使用されたBGMが流れている。
このことも哀しみの王=クロノアという説をたてている。




追記・修正お願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,22)

[#include(name=テンプレ3)]


  • これ実際やってみたがBGMが本当に寂しいものだったな -- 名無し (2016-01-15 06:57:17)
  • ↑で、何故か前作の曲が流れて驚くんだよね -- 名無しさん (2016-01-15 07:07:27)
  • 真・三國無双4の名曲、KING OF SADNESS(白帝城の戦い)も似合う。流石哀しみの王。 -- 名無しさん (2016-01-16 13:40:45)
  • なんだ、某チートヒーローの事じゃないのか。 -- 名無しさん (2016-04-25 15:53:29)
  • こういうラスボスは倒してもすっきりしないとかいう人いるよなあ 完全すっきりじゃないのがいいのに -- 名無しさん (2016-08-02 21:52:33)
  • 実を言うとこの子だけじゃなくてルーナティア自体がクロノアの心が生んだ世界の可能性があるんだよな。召喚された身であるはずのクロノアに世界(ルーナティア)の責任を取れと言ってきたり、ポプカがクロノアがクレアに似ている(実際悪い心を脱ぎ捨てる前とされるクレアにはクロノアの耳っぽいのがある)など、そのことを示唆するような点がゲーム内に散見されている -- 名無しさん (2019-08-31 17:47:48)
  • 「悲哀」を司るラスボスもそうはいない感じ -- 名無しさん (2021-06-05 18:39:45)

#comment

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧