うちのトコでは/四国四兄弟

ページ名:うちのトコでは_四国四兄弟

登録日:2011/08/18(木) 11:38:00
更新日:2023/11/20 Mon 13:42:47NEW!
所要時間:約 27 分で読めます



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漫画 web漫画 4コマ もぐら 都道府県 擬人化 うちのトコでは うちトコ 四国四兄弟 飛鳥新社 ヘタリアの二番煎じ ←言うな



『うちのトコでは』は、飛鳥新社から発売されている都道府県擬人化の四コマメインマンガである。


元々は作者のもぐらがweb上で公開していたマンガ『四国四兄弟』で、これを全国展開にしたもの。
web上でしか読めない作品もあり、毎年正月の新年会とハロウィン企画が行われている。


いわゆる萌系・腐女子向けではなく、どちらかというと一般人向けの絵柄。


内容はいわゆる県民あるある・県民性がメインだが、投稿や時事ネタが絡むことも多い。


兵庫県の町おこし企画「U5H=United 5koku of HYOGO(兵庫五国連邦)プロジェクト」でイメージキャラクターとして起用されている。



キャラクター
各都道府県に1人*1キャラクターがいて、それぞれの方言で話す。


他の県民からの思い込み(例:東京都の人は仕事しかしてないイメージ・大阪府の人ってノリツッコミうまそう)が、そのままキャラになっており、
自分の県に対して「ねーよwww」となる事が多い。
しかし、他県の人間はそのキャラ崩壊に基本気付かない。
読者からの投稿ネタも多く、その意味では本当に「各県の住民の擬人化」そのものである。


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北海道

開放的で人懐っこい好青年。とにかくスケールが大きく、道路の車幅や距離感覚は他県に混乱を及ぼすことも。
北国と南国を対比したカルチャーショックの話が多いため、沖縄や高知と一緒にいることが多い。
高知とは「よさこい祭り」を通じて仲が深まり、特に親交が深い。
基本的に男性には「~くん」、女性には「~ちゃん」を付けて呼ぶが*2、青森と高知には呼び捨てになる。


東北

青森

極度の人見知りで、東北・北海道以外の地方が相手だとまともに会話できない。
しかし知り合いが相手の場合はかなり図々しく振る舞う一面も。
恐山があるため霊感が強く、お化けや幽霊は普通に見えてしまうため全く怖くない。


岩手

東北のお父さん役。いつも本を読んでいる読書家。
文系に見えるが、地域の女性に危害が加えられようとするなら戦おうという一面も持つ。
平泉が鎌倉幕府に倒された事に対抗心を持っており、先に世界遺産登録を成し遂げた時は喜んでいた。


宮城

東北のリーダー。目立ちたがり屋の伊達男。たしろという猫をいつも連れている*3
東北で一番の都会を自任しているが、同時に「自分だけ東北で浮いているのでは」と不安を抱くこともある。
道州制の話では山形以外の周囲にことごとく去られて山形の胸に顔を埋めて泣いていた。
周囲がみな豪雪地帯のため「自分は雪が降らない」と思っている。
山形は芋煮戦争のライバルだが、同時に、芋煮についてこれほど思い入れを持ってくれる唯一の相手であり、その意味では親しい仲になっている。


秋田

長い黒髪の秋田美人。江戸時代の藩主である佐竹氏が茨城県から移封された縁で茨城を慕っている。
テンションの浮き沈みが激しく、人前で大いにはしゃいだかと思えば、家に帰ってから一気に沈んでいる事も。
とてつもない酒豪で、高知と飲み合う仲。
酒が飲めない東海地方の面々を招くとたいてい酔い潰してしまう。特に愛知が被害者。


山形

和服姿で、いつも前髪で片目が隠れている少女。
勤勉実直だが、たまにとんでもない天然な言動を取ることもある。
ラーメン好き。


福島

生真面目で誠実、そして天然。誰にでも優しく接するので知らないうちに女の子たちを口説きかけている。
近畿の女子たち、特に大阪とは意図のすれ違いが続く話が多く作られ、いつしか仲が良くなっていった。
戊辰戦争の因縁から山口とは犬猿の仲だが、酒を飲みながら腹を割って話し合った結果、打ち解け合うようになった。


関東

茨城

いつも白衣を着ている、眼鏡をかけた研究家。
「怒りっぽい・飽きっぽい・忘れっぽい」とされるが、特に「怒りっぽい」が強調される。「いばらぎ」と言われると怒る。*4
ロボット工学が得意で、突然巨大ロボを持ち出してくる。ものづくりの話題になると愛知・岐阜・静岡たちと意気投合。
江戸時代から東京を叱るのに慣れており*5今でも東京にはトラウマである。
「秋田美人は茨城県から美女を連れて行ったのが始まり」という逸話があり、その縁で秋田から慕われている。長編で秋田を困らせた東京を叩きのめした事も。


栃木

餃子日本一の町・宇都宮を擁するからか、中華系の服を着ている。
おおむね人当たりの良い性格だが、隣の群馬には遠慮や容赦が無い。しかし本当に困った時は群馬を真っ先に頼る。
春は花粉症が酷い。


群馬

海無し県で魚介類が憧れ。その縁で新潟を慕っており、長野とは微妙に仲が悪い。
栃木を深く慕っているが、栃木からは面倒くさく思われているのかハグしようとするとすぐ逃げられる。


埼玉

東京LOVE。東京と接する境界線が他のどの県よりも長いのが自慢。
温厚な性格だが、サッカーの応援をする時だけは人が変わる。


アニメでよく描かれる県で、県内には様々なアニメの聖地が存在。
『うちには○き☆すたの聖地があります』
だが東京と違って本人はオタクでは無い。


日本三大茶「狭山茶」の産地で誇りにしており、お正月漫画では静岡と対決するが圧倒的収穫量の差に惨敗した。
『味なら絶対負けないのに!』


千葉とはよく張り合っている。
普通は他県を「~さん」付けで呼ぶが、東京を除く隣県は呼び捨て。


千葉

お気楽で寛容でマイペース。某夢の国を県内に持つ。
古代には黒潮に乗って和歌山・徳島と交流があり*6、今でも和歌山・徳島からは弟扱いされる。


東京

背広姿で無個性な顔の「一般的な日本のサラリーマン」を体現した姿。
一日30時間勤務という過労ぶりのため疲労困憊の状態もよく見られ、その時はナチュラルハイになっている。
仕事が終わると細かく分裂して関東諸県の家で休む(ベッドタウン)が、それでもなお本体は休まず働き続ける。
マンションに住んでいたが、30年間帰宅せず働き続けていたため、いつの間にかマンションが取り壊されていた。それ以来仕事場が自宅となっている。


良いものは全て東京にある(東京に持って来れない、東京の市場で淘汰されてしまうようなものは所詮良いものでは無い)と考えており、地方に関心が薄い。
『トップは私東京ですから』
長編などでは日本政府・官公庁の立場で登場する事があり、その時は地方に対してつれない態度で接する。
身内の関東からも快く思われていないところがあるが、それでも話題が「東京vs京都(関西)」となった時は関東全員が擁護してくれる。


重度のオタクでもあり、フィギュア製作が得意。大阪にナチュラルにセクハラ。
寝ている間に女性の県たちに部屋を片付けられ、エロ同人誌を綺麗に整理されていたという悲惨な話も。
『変態は滅びぬ! 何度でも蘇るさ!』


仕事人間なので女性に縁が無く、クリスマスなど男女がテーマのイベントが起きると「リア充爆発しろ」と狂乱する。
しかし本当に真剣に恋愛したいとは考えておらず、単に羨ましいだけのようだ。
新潟、稀に京都、極稀に愛知から好かれているのだが、毎回自分からフラグを折る。


京都を慕っているものの、江戸時代から「田舎者」「東えびす」と蔑まれ続けた長年の経験はもはやトラウマレベルになっており、思慕と同時に恐怖の対象。
また近畿の女性たち全員にカラオケボックスでいじめられた経験*7から女性不信に陥り、オタクへの道に走った。*8


江戸幕府を滅ぼされたトラウマから、今でも薩長土肥の面々を恐れている。


江戸時代ではもちろん「江戸」として登場。江戸幕府の擬人化でもあるため武士として描かれるが、性格はべらんめえ口調の町人風。いわゆる「江戸っ子」である。
現代でもキレるとこの人格になるとか。
江戸開府直後はまだ幼い姿で、徳川家康によって鍛え上げられて急成長した。


女東京

ごくまれに現れる女性の東京。「トコトコ東京」では準レギュラー。
やはりオタク趣味。つまり腐女子の擬人化?


江戸

本編未登場。「トコトコ東京」に登場。
「江戸時代における東京」ではなく、「現代にも息づく江戸時代の名残」の擬人化で、東京とは別個に存在する。つまり現代人(現代まで生きている江戸)。
性格は幾分和らいでおり、パソコンを使いこなすなど現代の生活にも順応している。
都内に一戸建ての家を所有しており、この事からも東京とは別人と分かる。……泊めてあげたら?


神奈川

ナルシストの美男子。彼が現れると謎の輝きが周囲に放たれる。
自然体で他人をベタ褒めし、それが女性を口説くような言葉になるので戸惑ってしまう女性県多数。
風魔忍者の里でもあり、現代でも忍者スキルを維持している。


関東としての枠組みの他、SKY広域圏(静岡・神奈川・山梨)でもよく描かれる。そこに長野も加わることも。


古代では静岡県のお世話になっており、静岡からは今でも弟扱いされる。
二人では「カナちゃん」「しず」と呼び合う仲だが、それを他人に知られるのを恥ずかしがっている。


同じ社交的で綺麗な港町として、神戸と付き合っているような描写がある。
……が、兵庫県の兄たちは強行に阻止している模様。


中部

新潟

スカートが短い女子高生。
地域の枠組みが定まっておらず、甲信越、北陸、東北など「都合がいい時には入れられ、都合が悪くなると外される」という境遇を嘆いている。
しかし作中ではもっぱら甲信越のグループで固定されており、北陸や東北との絡みは少ない*9


東京に恋しているが、関東に入れて欲しいと言っても断られ*10、バレンタインデーのチョコレートを東京に渡すと義理チョコだと勘違いされ、全く相手にされていない。
オタク少女でもあり、東京のエロ同人誌を整理した時はジャンル別に綺麗に分類していた。
憧れている年上の男のエロ本を見つけたら幻滅しそうなものだが、あまりにきちんと整理できた事を逆に幻滅されないか悩んだり、共通の趣味ができるかもと前向きに考えたり。


長野

眼鏡でスーツ姿の真面目人間。理屈や議論を好むが、近隣に同等の話し相手がいないのが悩みの種。
旧国名は信州(信濃国)で、道州制が施行されたら「信州」になりたいと考えている。それはただの改名だ。


海無し県で魚介類に目が無く、お正月漫画では「一日新潟県に編入して貰う」と新潟と同じ格好(セーラー服)をして周りを驚かせた。
……が、作者に寄せられた県民からのコメントでは、「魚を食べられるなら女装ぐらいOK」といった反応であった。恐るべし海無し県。


「客人がお茶を飲み干したらすぐに注ぎ足すのが礼儀」と考えており、「出されたお茶は全て飲み干すのが礼儀」と考えている愛知と会うと、
ひたすら飲んでは注ぎ足し、飲んでは注ぎ足し……を繰り返す事になる。


山梨

スーツ姿の凜々しい青年。やはり海無し県で魚に目が無く、海が無いのにマグロ消費量全国二位。
富士山を巡って静岡とライバル関係にあり、「裏富士」扱いされると非常に嫌がる。
お湯に浸かると髪の毛が急激に伸びて富士の樹海状態になる。
普段は厳しい気候の中で過ごしているため、温暖な静岡県や沖縄県に行くと顔が緩んでしまう。


富山

和服姿のお姉さん。堅実な性格でよく働き、貯蓄率は日本一。
石川からは母親のように甘えられており、よく頬をつねりあげて叱っている。態度は厳しいが、本当に石川が困った時は何を於いても助けに行く姿はまさに母親キャラ。
意外にロマンチストな一面がある。
日本海で獲れる鰤を目当てに、岐阜や長野からも慕われている。


石川

主に和服姿*11の少年で、おおらかで無邪気なお坊ちゃま気質。よく富山に甘えてはお仕置きされている。雪国だが自覚が足りない。
日本海側にある政令指定都市として新潟をライバル視しているが、北陸と新潟が絡む話が少ないのでしっかりと描写されていない。
「UFOの町」と呼ばれる羽咋市があり、新年会ではUFOに乗って飛行していた事も。動力は何だ。


福井

眼鏡をかけた少年だが、実は伊達眼鏡で視力は良好。眼鏡生産日本一のアピールのために着用している。
方言でしゃべると恥ずかしいという人の割合が日本一。そのため普段は標準語で話している。
商売上手で、様々な策謀を用いて商談を成立させる*12。その点では滋賀と共通している。
妙な趣味に凝ることがあり、恐竜が大好き。
県の西部が近畿地方と接しており、長年近畿との交流がある。


静岡

眼鏡をかけた小学生の少女。素直で好奇心の塊。
お茶の生産量日本一で、何かにつけてお茶を飲んでいる。ホームシックになった時は茶畑に連れて行くと復活する。
プラモデルの生産量日本一で、よくガンダムのプラモを作っている。
富士山が誇りで山梨は永遠のライバル。マグロの漁獲量日本一で、消費量全国二位の山梨はいいお得意様。
地震への対策が進んでおり、子供の頃から奇抜な内容ながら実践的な避難訓練を行っている。そのため寝ている時でもすぐに飛び起きて避難態勢を整える。
神奈川とは彼が幼い頃から親しく、「カナちゃん」「しず」と呼び合う仲。静岡の家にもよく神奈川が遊びに来ている。
ものづくり県の一つで、話題がものづくりになった時は突然狂気の表情を見せる事も。


愛知

中部地方のリーダー。日本を東と西に分ける分類を嫌っており、「我々は中部」が持論。
しかし視線はもっぱら東海地方にのみ向いており、新潟県など遠方にはあまり興味が無い。


いつもはスーツ姿だが、作業着で自動車工場に勤務する姿も見られる。額に汗して働く人の姿が一番尊いと考えているが、その姿を他人に見られるのは恥ずかしがっている。
尾張と三河で性格が大きく違うが、他県からはそう認識されていない。
中日ドラゴンズを熱狂的に愛しており、辰年の新年会には竜の着ぐるみで現れて近隣の県を引かせていた。
極めて酒に弱い体質で、一口飲んだだけで倒れてしまう。宴会が催される新年会ではいつも倒れている。


日本一のものづくり県で、その話題になると岐阜・静岡・茨城と組んで怪しい発明を始める。
アメリカで日本車がバッシングされた時には、車が破壊される様子に心を痛めていたが、破壊されてもなおエンジンがかかる驚異の耐久性を示して密かに笑っていた。


三重の料理が大好きで「三重は東海地方」と主張してやまないが、しばしば「近畿じっかに帰らせてもらいます」と逃げられる。
三重県について答えるクイズ番組では三重本人よりも高得点を出してしまう。
三重の体が他人に見られるのを極度に嫌っており、三重が肌を露出するとすぐに駆けつけてきて衣服を着せる。その反応を滋賀に遊ばれる事も。
岐阜だけは何があっても自分を見捨てないと思っている。
静岡と絡む話は少ないが、東海地方の枠組みでは静岡も含めて行動している。四人揃うと完全に一家に見える。


性別が明らかになっておらず、男性とも女性とも取れる描写が為されている。水着回や温泉回は何かと都合を付けて欠席。
理由も無く褒められるのが苦手で、神奈川・埼玉・栃木たちに褒め倒されて慌てて逃げ出す事も。神奈川からは間違いなく女性として対応されている。
長編で一度だけ明らかに(女性として)東京に恋慕している姿が描かれているが、その一度だけで、以後はそうした話は無い。
なお、その際の東京の反応は「現実のツンデレは面倒くさいな」だった。京都と言い新潟と言い愛知と言い、フラグクラッシャーにも程があるぞ東京。


岐阜

県民性が統一されていないので大勢いる。小さな妖精とか座敷童のような小柄な姿。
愛知に懐いており、いつも一緒にいる。頭の上や肩の上に登っている事も多い。また、江戸時代に薩摩藩に堤防工事を行ってもらった事から鹿児島にも懐いている。
普通に日本語も話せるが、普段は「ぎふ」という鳴き声で会話する。この言葉は愛知や滋賀など近隣の一部の県にしか聞き取れない。
気候や風土が全く異なる飛騨国と美濃国で構成されており、飛騨国の岐阜は酒豪、美濃国の岐阜は下戸と極端な違いがある。


総数は不明で、どのような区分けで存在しているかも定かでは無い。
以下に、名前が特定されている数名を記載。

岐阜

県庁所在地である岐阜市。一番良く見かける岐阜。

刀鍛冶。刃物の生産で有名な関市。鳴き声は「せきっ」。

下呂

温泉で有名な下呂市。蛙の着ぐるみを着ている。鳴き声は「げろっ」。

高山

日本で一番大きな市、高山市。香川県よりも広く、香川はその話題で覚えていた。
合併したばかりでまだ一体化に馴染んでおらず、複数の岐阜たちで構成されている。

関ヶ原

日本一有名な古戦場を持つ関ヶ原市。だが当地の武将が戦ったのではなく単に戦場に使われただけなので、本人は武士の姿はしておらず、着物姿の少女である。
人の家で天下分け目の戦いはやめよう。


近畿

三重

巫女(伊勢)、忍者(伊賀)、海女(志摩)、レースクイーン(鈴鹿)、伊勢商人と多彩な顔を持つ少女。
普段は巫女装束だが、忍者装束に切り替わる事もある。
おっとりした善人で、他人の言う事はすぐ信じてしまう。「悪い事をすればお伊勢さんが罰を当てるから、世の中本当の悪人はいない」と考えている。
愛知からは嫁扱いだが実家は近畿。通い妻のようで、愛知の家で食事を作ってあげる場面もある。
愛知・岐阜・静岡たちがものづくりを始めると一歩離れた位置で見守るだけになってしまう事が多いが、実際は三重県も工業県(四日市)でもある。


日本一酒に弱い体質で、新年会では愛知と共に酔い潰れる。
ノンアルコールビールを飲んでいても、周囲の酒の匂いだけで酔ってしまうほど。


滋賀

和服姿に眼鏡をかけている少女。成人キャラに見えるが18歳である。「日本のくびれ」と言われる位置で、和服の時は分からないが水着姿は非常にセクシー。
計算高い近江商人。他人の間に入って物事を取りまとめるのが上手く、そのためにまとめ役を任される(=皆の合意を得て全てを支配する)事も多い。愛知と三重の恋の取りまとめまでやる事も。
滋賀自身は福井と親しいが恋愛関係と言えるほどには発展していない。むしろ二人揃うと悪だくみの共謀にしか見えない。
琵琶湖が生活の中心で、東西の感覚*13や海への願望*14が他県と異なっている。
『沖縄の海ゆうても、どうせ、たぶん海水やと思うし……』
甲賀忍者の里でもあり、現代でも忍者スキルを維持している。


京都

和服姿の美少女。年齢不詳。気位が高く、今でも日本の首都を自任する。
空気を読む事にかけては日本一で、その能力は読心術や超能力かと勘違いされる域にある。腹黒く意地悪に思われることも多いが、細やかな気配りをする事もできる。
古都ではあるが新しいものも積極的に採り入れており、特にゲーム会社が多い関係でテレビゲームも得意。スーパーマリオをノーミスでクリアできる。ピ○チュウを召喚して電撃を喰らわせる事も。
最強だが奈良にはかなわない。
近畿の中では特に大阪を弄って遊ぶのが好き。
東京に慕われているが基本的には愛想は悪い。たまに好意を向けることもあるが、たいてい東京が自らフラグを折る。


大阪

お笑いを愛する13歳の少女。愛想も良く、外国人観光客の前では自発的に観光案内や商売の手伝いをやってしまう。
ボケツッコミが通じない相手との会話が苦手で、福島とは互いに噛み合わないやりとりを続けて次第に親しくなる。
胸が小さいことを気にしており、東京からはそれで弄られることも。22歳男性が13歳女性の体について苛めるのは立派なセクハラです。
京都にもよくからかわれているが、何かあった時にはよく京都を頼る。喧嘩するほど良い仲である。


兵庫

県民性が1人のキャラクターに集約できないため、特別に5人のキャラクターが存在する。兵庫戦隊と呼ばれる。
実際に兵庫県の広告のイメージキャラクターに使用されている。

神戸

巻き髪が綺麗な美人の女性。キャリアウーマンでもあり、容姿・仕事ともに自分を磨き上げている。
兵庫県ができた当時は摂津と呼ばれ、地味で気弱な少女だったが、周囲の助けと自らの努力で大成した。
実は貧乳で胸にパットを入れているのだが、家族がばらすので周囲には知れ渡ってしまっている。
「北側が山、南側が海」という環境で暮らしているため、そうでない地域に行くと方向感覚が狂ってしまう。

播磨

方言と車の運転が荒い男子。もともと国力があり、兵庫県に編入される時には最後まで反対していたが東京に鎮圧されしぶしぶ従った。
今では神戸を厳しく守る兄ポジションになっている。しかし「兵庫県=神戸」と認識されることは嫌がっている。
心情的には関西より中国に近く、岡山と仲が良い。

丹波

着物姿の人物。恐らく男性と思われるが女性の可能性もあり。文明開化の時代、神戸を着飾らせて社交界にデビューさせた。
今でも他人を着飾らせることは大好きで、機会があれば大ハッスルする。特産は黒豆。
京都のことが好きで、実際に丹波国のほとんどの地域は現在京都府になっている。

但馬

控えめで目立たない性格で、性格は山陰地方に近い。
神戸牛はもともと但馬牛だったとか、誇るべき実力はあるのだが、それを表には出さない謙虚なタイプ。

淡路

幼い少女の姿だが、神話上では日本の長女である。
昔は四国の徳島と一緒に住んでおり、廃藩置県の際に大騒動が起きて兵庫県に編入された。どちらが兄/姉なのかでいつも争っている。
特産品は玉ねぎ。
ハロウィン企画では彼女が全国のお菓子をもらいに回る。


奈良

おとなしめの12歳の少女。スカートの下にズボンを履く埴輪ルック。
都市開発をすると至る所から古墳が発掘されるためあきらめて寝てしまったり、出土した遺物を破壊して工事を進めたりする。
基本的にはおっとりした性格だが、実は京都より強烈な毒を吐くこともある。
ボケには対応しなければならないと頭を悩ませる姿はやはり関西人。


和歌山

元気で活発な少女。似通っている大阪と違って胸はある。
郷土愛が強く、「うちには何も無い」と大阪を羨みながらも地元定着率日本一。
古代に徳島県・千葉県と交流があり、今でも千葉を弟のように思っている。
雑賀忍者の里でもあり、現代でも忍者スキルを維持している。


中国

岡山

学生服の生産量日本一で、自身も学生服着用の18歳男子。中国地方の中心の座を巡って広島への対抗心が強い。
割と暴走気味で、おおらかな広島とは噛み合わずにかわされてしまう事もしばしば。
香川と仲が良く、香川の入浴中に突然窓を開けて話しかける事も。それで悲鳴をあげられることも無く普通に会話していくのだから凄い。


広島

中国地方のリーダー。岡山は認めていない。
普段はのんびりした性格だがいったん火が付くとヤ○ザと化す。
広島カープを深く愛しており、新年会の企画としてカープの全試合をダイジェストで放送しようと考えるほど。
愛媛と仲が良く、たびたび一緒に行動している。


山口

理知的な青年で、長野と並ぶ議論好き。
江戸時代に毛利家(本来の本拠地は広島県にあった)があった影響で、今でも広島を悪く思えない。
経済的に福岡県との交流が多く、福岡と広島が彼を取り合うことも。


鳥取

自分を主張しない、大人しい少年。引っ込み思案で他県から心配されるほど。特に愛知が気にかけている。
よく島根と一緒におり、その様子はお爺ちゃんと孫のよう。
自己アピールで「鳥取県は島根県の右にあります」と宣伝してみたが、東京からは「その島根県はどこでしたっけ」と困惑されてしまった。


島根

和服姿の青年だが、性格はのんびりしたお爺ちゃん。
怒ると髪の毛が八岐大蛇と化し、よく広島たちを捕まえている。
中国地方の外から来た脚には愛想良く振る舞うが、身近な仲間には割と遠慮しない。
石見銀山が世界遺産に登録される話で主役を務める。


四国

香川

四国四兄弟・次女。うどん県。眼鏡でポニーテールの少女。
うどんのために大量の水を必要とするが渇水に苦しみ、水利権で徳島と争っている。
四国内よりも岡山と親しい。


徳島

四国四兄弟・三男。阿波踊り県。普段は14歳の少年だが、阿波踊りのシーズンのみ成人男子に成長する。
『法律が阿波踊りに従うべきじゃ』
四国内よりも近畿地方との交流が深く、大阪が憧れ。また神戸からは橋の建設で頼りにされたことも。
兵庫県の淡路は廃藩置県までは一緒に暮らしており、兄妹のように接していた。
古代では和歌山と共に千葉と交流があり、今でも千葉は弟のように思っている。


以上をまとめると、
姉(四国):愛媛、香川 姉(黒潮):和歌山 妹:淡路 憧れ:大阪 親しい:神戸
という日本一のハーレム県。周りが高知以外全員女性。東京がこれに気づいたら泣きそう。


愛媛

四国四兄弟・長女。みかん県。だが収穫量で和歌山に敗れ、他の柑橘類にも手を出している。
のんびりほけほけとした性格で普段は何も考えていないが、たまに何も考えないまま突っ走って大失敗をやらかす事がある*15
基本的に温厚だが車のハンドルを握らせると暴走する。かつて瀬戸内海で海賊をやっていた血が騒ぐのだろうか。
四国内よりも広島との交流が深く、一緒にいる事が多い。
webページで読める「朝敵伊予松山藩征伐日誌」では幕末の動乱の時代にあるまじき脳天気ぶりで周囲を大混乱に陥れ、あげく朝敵として征伐されかけるドタバタ劇が繰り広げられる。


高知

四国四兄弟・末っ子。かつお県。長宗我部元親や坂本竜馬を輩出した中央政権に逆らう気概の持ち主。
四国の面々はそれぞれ対岸に交流相手がいるのだが、高知だけは海しか無いので孤立してしまっている。
他地域との付き合いでは「よさこい祭り」を縁に北海道と、酒豪県として秋田と一緒にいる事が多い。


九州

福岡

豪快な性格の九州の姉御。九州男児がかなわない唯一の存在、それが九州の女性。九州はあたしの嫁。
九州人らしく武闘派だが、愛嬌もあり献身的な一面も持っている。
女性県一の巨乳。この漫画では女性の胸はデフォルメされたように平坦に描かれる事が多いが*16、福岡だけは例外的に常に大きく描かれている。
ホームシックになった時はとんこつラーメンで復活する。


佐賀

「自分には何も無い」「ただの通り道」と自己を卑下する事が多い。
江戸時代にはまだ幼かった頃の長崎を警護していた歴史があり、今でも長崎とよく一緒にいる。開国あたりから立場が逆転し、今ではすっかり長崎にいじめられる役。
福岡に惚れているがなかなか言い出せない。彼女の体を見てしまうと鼻血を噴いて倒れる純情青年。
名著「葉隠」の精神に則る武士。戦闘能力は凄まじく高く、鬼ごっこの新年会では関東一都六県の総攻撃を受けて、倒されるまでに東京・千葉・茨城・群馬を仕留めた。


長崎

九州の中では穏健派で、暴走しがちな周囲の止め役。佐賀に対してだけはいじめっ子。
隣県が佐賀県しか無く、佐賀県を飛び越して福岡と二人で独立したいと考えている。


大分

九州の中で唯一九州らしくない。猫科。髪型が自然に猫耳の形になっている。頭に付いている名札を宮城が飼っている猫に付けると九州のほとんどは見分けが付かなくなる。何故だ。
ものぐさでいつも寝ている。『よだきい(めんどくさい)』が口癖。
温泉が自慢。
鶏肉が大好きで、地元産業があまりに強すぎて大手フライドチキン会社が進出できないとか……。


熊本

「肥後もっこす」を絵に描いたような青年。非常に分かりやすい熊本県の擬人化。九州では福岡よりも上だと自負している。
南国のため雪には非常に弱く、雪の中で倒れて動けなくなったところを富山にお姫様抱っこで救い出された事がトラウマ。


宮崎

明るく脳天気な少年。「てげてげ」精神でのんびりおおらか。
しかしやはり九州男児で意外と武闘派。
オープンスケベで女性への好意を素直に口に出す。


鹿児島

九州一の武闘派。戦闘能力を示す逸話には事欠かない。
阿蘇山の灰に悩まされているが、灰が降ってこない地域に行くとホームシックになってしまう。
江戸時代に美濃国の水害を防ぐ工事を行った事があり、今でも岐阜たちから慕われている。


沖縄

天真爛漫な9歳の少女だがトンファーで鹿児島と渡り合う琉球空手の達人。
『なんくるないさー』のテーゲー主義。
極めて温暖な環境なので他県の者が来るといろいろと勝手が違って戸惑う。
どちらも自分の方にはない環境を求めて、北海道と仲良し。



追記・編集は落ちる人が早く死んでからお願いします。


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  • 福島wwwww 夢の架け橋編は泣いた -- 名無しさん (2013-09-20 10:29:38)
  • 沖縄ちゃんきゃわわ -- 名無しさん (2013-12-30 09:27:53)
  • 四国の、電車4コマがハマった理由 -- 名無しさん (2015-01-18 08:29:34)

#comment

*1 例外として、岐阜は大勢、兵庫は5人のキャラクターが存在する。まれに東京の2人目が出る事もある。
*2 性別を特定できてしまうためか、愛知に呼びかけたことは一度も無い。
*3 田代島の擬人化……擬猫化?
*4 「いばらき」と発音するのが正しい。
*5 御三家のひとつ、水戸家は副将軍と呼ばれ、領地を離れて将軍の補佐に当たった。
*6 徳島県=阿波国、千葉県の一部=安房国 と旧国名にも関連性が残っている。
*7 普段は温厚な奈良や三重まで嫌味を言っていた。
*8 関東男子たちは全員東京を残して逃亡した。
*9 2019年のお正月漫画でようやく富山と仲がいいところが描かれた。
*10 この時、東京に迫る新潟を埼玉が恐ろしい目付きで睨んでいた。
*11 初期は洋服でいる事もあった。
*12 男湯にカメラを構えた女性県を乱入させ、高額で海水パンツを売りさばいた事も。
*13 実際の東西よりも、琵琶湖より東にあるか西にあるかが重要。
*14 海無し県で唯一「琵琶湖があるから海はいらない」と考えている。
*15 「伊予の駆け出し」という県民性。
*16 水着回などきちんと描写される時はほとんどの女性県が巨乳。小さいのはまだ年下の大阪・奈良・静岡・沖縄、貧乳と明言されている神戸、東京を「巨乳好き」となじる場面がある愛媛(つまり自分は小さいと思っている)くらい。イラストで明らかに巨乳と確認できるのは秋田、山形、新潟、富山、滋賀、京都、三重。

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