登録日:2013/01/15 (火) 01:26:32
更新日:2023/08/08 Tue 17:02:21NEW!
所要時間:約 4 分で読めます
▽タグ一覧
魔法少女リリカルなのは vivid 故人 覇王 豹 内田雄馬 脳筋 未練 先祖 クラウス・g・s・イングヴァルト
『魔法少女リリカルなのはViVid』の登場人物。
本作のヒロイン「アインハルト・ストラトス」の先祖。
CV:内田雄馬
古代ベルカに存在したシュトゥラ王国の王。幼少期は第一王子だった。
「シュトゥラの覇王」とも呼ばれ、物語でも英傑として現れる人物。
王族としては明るく親しみやすい人物で、格闘術を身につけており試合をすることを楽しむ。
シュトゥラの雪原豹を城で飼っていた。『ライゼ』と名付けられた個体がいるが、ほかにもたくさん飼っていた様子。
不運にして死産となってしまった雪原豹の子どもに考えられていた名前『アスティオン』は、後にアインハルトが自身のデバイスにつけた名前となった。
ある日の曇天の日(古代ベルカは戦争のせいで晴天はないに等しい)、聖王家から留学生という体裁で出された自分と年の近い少女と出会う。
その少女こそヴィヴィオのオリジナルである『オリヴィエ・ゼーゲブレヒト』であった。
ちなみに出会う前に一往復半ほど手紙で交流はしていた。
留学生といっても、実質は人質交換だったのではと推測されているが、オリヴィエにもクラウスにも共にいる時間は幸せな時間だった模様。
その後、二人で学問を学んだり、オリヴィエがエレミアの腕を、
使用可能(武具だったので許可が出るまで使えなかった)になってからは武術の鍛錬を共にしていた。
後にエレミア一族の人間、ヴィルフレッド・エレミア(通称:リッド、ジークリンデ・エレミアのご先祖様)とも出逢い良き友人となり、
魔女クロゼルグとも友人で、戦乱の中、つかの間の平穏で幸せな日々を送っていた。
若干天然なのか、リッドの性別に気付いていないと思われている。
リッドがボクっ娘で中性的なのは事実だが……。
しかし拡大する戦火が拡大していき、禁忌兵器(つかったら勝てることには勝てるが代償が大きいというか大地が死んだりする)、
を一部の国が使ったりする中、聖王家はついに『聖王のゆりかご』の再起動を決定した。
(条件が揃うと高い防御性能を発揮。同時に精密狙撃や魔力爆撃など強力な対地・対艦攻撃が可能になるほか、次元跳躍攻撃も行えるようになる。
また、大気圏内、宇宙空間だけでなく、次元空間でも航行可能かつ戦闘可能な超べらぼうな戦闘艦。
古代ベルカにおいて「既にロストロギア扱い」だったと言われるほどの兵器)
当初ゆりかごの王としての資質が低いという理由でシュトゥラへ人質として送られていたオリヴィエにも、
いずれ声はかかるかもしれないと心配される中、まだその頃はぎりぎり平和に暮らせていた。
そんな中、オリヴィエはいざとなったら自分がゆりかごの王となると言い、一緒に居たリッドを心配させる。
リッドが励ます中、このまま何もなく終わるかと思われたが……。
およそ半月後、シュトゥラの半分を占める魔女の森が焼かれ、クロやクロの仲間が怪我を負う。
原因は「これ以上戦火を拡大したら聖王のゆりかご起動させるからな」という聖王家に対して「巫山戯るな」と一部諸国が反発。
聖王家やその庇護を受ける者たちを狙い始めた。
リッド曰く「彼女の決意はこのときに決まってしまったのだと想う」
戦乱が止まらぬ中、オリヴィエはゆりかごの王の適性検査を受け、合格。
本国に呼び出され『ゆりかごの王』として犠牲になることが決まった。
ゆりかごの王になることを止めるためにクラウスはオリヴィエを説得するが聞いてもらえず、
さらには戦いをもって止めようとオリヴィエに戦いを挑むが、何もできずにボロ負けしてしまう。
その後、彼は二度とオリヴィエと会うことはなかった。
天地に覇をもって、和を成せる王となる事を悲願していたが、生前のオリヴィエに勝つ事はついにできず、
想いを寄せていたオリヴィエを失った事で全てを投げ打って修練に打ち込んだ結果、
皮肉にも一騎当千の強さを得て「覇王」と呼ばれるほどになったが、それでも大切な者を守れなかった彼の心は満たされずその短い生涯を終えた。
アインハルトがいるということは、誰かと子どもはもうけたのだと思われるが・・・
その無念の想いは子孫であるアインハルトへと記憶とともに受け継がれた。(彼自身に一切非はないはず……)
そしてエレミア(リッド)に対しては、自分がまるで相手にならないほど彼女を強くしたこと、いつも必要な時にいてくれたのに肝心な時にいなかったことを恨んだ。
アインハルト曰く「見つけたらまず一発殴ってやりたいと思っていました」らしい。
理性でリッドが悪くないことは分かっていても、自分の考えが逆恨みに過ぎないことが分かっていても、他に怒りと悲しみのやり場がなかったのだろう。
後にリッドの手記で分かるがリッドも軟禁されていた(オリヴィエに心変わりされないようにする差し金であった)のでクラウスに会えなかった。
ちなみにエレミアは確かに武術をオリヴィエに教えた張本人だが、
オリヴィエの素の実力は両手がない状態で襲ってきた夜盗を一人で対処できるほどで、
助けたはずのエレミアが逆に不意打ちから助けられ、ポカーンとしていたりしている。
オリヴィエが対処が遅れた理由は家臣達が共に居たため。
……あれ? オリヴィエ強すぎね?
フォローをしておくとオリヴィエは聖王核という持っていたら高い魔力やらが持てる核を母親から貰っている。
というか母親の命を犠牲にして産まれた。両腕欠損状態でも生きられたりしたのはこのためである。
追記・修正は覇王の記憶を継承してからお願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,3)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- 何かアンチっぽいな……。意図的にアインハルトの人生を捻じ曲げた訳じゃない(記憶遺伝?は意図して行うモノじゃないのでアインハルトに強制した訳じゃないし、自分の家族に無関心だったと言うのは完全な決め付け・捏造)し、オリヴィエに怒りを向けられる訳が無い -- 名無しさん (2013-08-13 02:14:56)
- 未練たらたらなのは否定できない気が。登場する回想がオリヴィエ絡みばかりなのも原因だけど -- 名無しさん (2013-08-27 21:15:18)
- ↑あんな別れ方したらそりゃ未練もあるだろ -- 名無しさん (2013-08-27 21:27:46)
- 過去の世界でも、女>男は変わらないのか。ま、リリカルなのはだからしょうがないか。 -- 名無しさん (2013-09-22 00:23:19)
- 惚れていたの? -- 名無しさん (2013-09-29 22:55:17)
- ↑たぶん最後のシーン見る限り惚れていた。あと国中がこのまま結ばれてこの国はよりよくなるだろうと国中公認の中でした -- 名無しさん (2013-10-28 19:30:10)
- コミックス最新刊読んだ。・・・うん、あれに勝つのは無理だw -- 名無しさん (2013-11-08 23:39:00)
- ↑どういう事? -- 名無しさん (2013-11-09 00:20:51)
- エレミアが強盗に襲われた幼いオリヴィエ一行を助けに入る→逆にエレミアが敵の不意打ちから助けられる。そもそもオリヴィエ一人でどうにかできた -- 名無しさん (2013-11-09 00:31:44)
- ↑すげーな。当時から桁違いかよ。 -- 名無しさん (2013-11-09 09:47:50)
- ↑×2ついでに言えば、その時点でオリヴィエは両腕がついていなかった(つまり足技だけで対処した) -- 名無しさん (2013-11-09 10:08:04)
- ありゃ、当時のクラウスさんじゃ無理だわwオリヴィエさんおっそろしいなおいw -- 名無しさん (2013-11-10 02:22:20)
- 最新刊読了。だいぶフォローされたかな。脳筋呼ばわりは酷かったがw -- 名無しさん (2014-03-22 16:41:27)
- エレミアの正体に気づかなかったって言われててちょっと笑ったw -- 名無しさん (2014-09-18 16:07:03)
- オリヴィエが生命捧げてゆりかごの聖王になって、少しでも早く戦乱の世に平和をもたらそうとしたのに、何でその後でも覇(力による支配)を成そうとしたんかねこの人?ゆりかごの起動時間は聖王の命尽きる迄の数年とはいえ、ゆりかごの聖王がベルカ戦乱時代を平定した事、クラウスはベルカ平定前に戦死した事を考えると、クラウスはゆりかご絶賛起動中に武力行動起こしてた事になるんだけど・・・オリヴィエの思いを踏みにじってないかい? -- 名無しさん (2014-09-18 17:01:36)
- ↑オリヴィエ(聖王国)は敵多かったんだが。そんな連中がゆりかご一つで戦争止める訳無いだろ。もっと頭使って喋れよ -- 名無しさん (2014-09-18 17:05:21)
- その多くの敵を含めて実際に止められたからこそ、ゆりかごの聖王がベルカ戦乱時代を平定したってなってるんでしょ?クラウスの力が必要になるとすれば、普通はゆりかごが停止して平定の世を乱そうとする動きが出てからじゃないのかな、と。 -- 名無しさん (2014-09-18 17:28:56)
- だから原作読めよにわか。クラウスの国は聖王国と同盟結んでるだろが。ベルカを平定するのにゆりかごの威力(影響力)がデカかっただけで、協力してる連中だって雑魚狩り位してるに決まってんだろマヌケ -- 名無しさん (2014-10-02 20:43:05)
- 王位継承前ならそういう戦場に立つのも已む無しだろうけど、クラウスは王位を継承し国長になっても戦場に立ち続けて最終的には戦死してる。平和な世界を願ったオリヴィエの気持ちを汲んだのであれば、国の方針として覇ではなく和を尊ぶと思うよ。シュトゥラが聖王国の属国なら話は別だけど。 -- 名無しさん (2014-10-02 23:43:32)
- こんな理解力の無いにわかと思わなかった。原作も読んでねえのにココまで粘着してアンチ出来るとか才能だわ。お前すげーよ、人間の屑だ -- 名無しさん (2014-10-03 02:38:52)
- 燦然とした事実から導かれる疑念をアンチと言われても…分かっている事は「聖王家は大陸列強と謳われている(聖王家を含む”聖王国”でも、聖王国とその同盟国からなる”聖王連合”でもなく、”聖王家”が)」 「聖王国とシュトゥラは同盟・友好国の関係」 「ベルカの戦乱は百年単位で続いている」 「禁忌兵器の使用によりベルカ全土が汚染され民も兵も疲弊している」 「聖王家連合への反発が広まったのは聖王国がゆりかごの起動を宣言した後」 「聖王国がゆりかごを使ってベルカの戦乱を平定した」 「聖王のゆりかごの起動期間は僅か数年」 「ゆりかごの力によってベルカの戦乱は確実に終結に近付いていった」 「クラウスはゆりかご起動後に王位継承、王自ら戦場に立って”覇王”の名を歴史に刻む武勇を誇った」 「クラウスはベルカ平定前に戦場で戦死した」 これらの事実を纏めれば、クラウスの行動に疑念を覚えるのも無理無いと思うんだけど。 -- 名無しさん (2014-10-05 15:42:31)
- どっちにしろロクデナシばっかだよ古代ベルカの王様共は -- 名無しさん (2014-10-05 21:30:54)
- いや別に平和な世界を願ったオリヴィエの意志を尊重した→平和を維持するために武力を磨こう、平和を乱す敵と戦おうって流れはおかしくねえだろ -- 名無しさん (2014-10-06 08:04:23)
- ↑クラウスが一介の騎士とか王子様だったなら全然OKなんだけど、王様だからね…王様が前線に立つならそれを守るべく多くの兵が出兵する事になるけど、それは悪天候や土壌・水質の汚染により疲弊したシュトゥラの民や兵に鞭打つ行為な訳で。百年単位で続いた戦争が十年経たずに平定をみるペースで終結に向かっている世で必要なのは、自国の状態を立て直したり戦禍を受けた人民や国土への復興、人道支援等じゃなかろうかと。 -- 名無しさん (2014-10-06 17:42:39)
- ↑2 真性のガイキチアンチに何言っても無駄だよ。何が何でも貶したいんだから -- 名無しさん (2014-10-06 18:18:57)
- 疑問点を呈しただけでアンチ認定&煽りとか余裕無さ過ぎじゃあ… -- 名無しさん (2014-10-06 18:56:53)
- クラウスが戦ったことを批判している人は「こちらから殴らなければ誰からも殴られず世界全てが平和になる」とか「聖王のゆりかごさえあれば他の誰も努力しなくても平和になった」って思ってない?クラウスが戦わなくても他国から攻め込まれたし、クラウスが武力での平定に挑まなければ古代ベルカはヘタすりゃゆりかごがあっても平定出来なかったかもしれないのに。 -- 名無しさん (2015-06-19 02:31:53)
- 国王という表現だからクラウスの行動がおかしく感じるんだろ。古代ベルカの王様の実態は戦国大名に限りなく近いんだから同盟国の王様(戦国大名)が合戦に出て死ぬのは別におかしくはない。それにこの魔法のある世界観では無双級の戦闘力ある個人が居るなら動かないと嘘だろう -- 名無しさん (2015-07-14 08:23:47)
- それもあるだろうけど、惚れた女一人守れずして何が覇王か!というもあったんだろうな。人間って複雑だけど根っこは単純で、逆もしかりだし・・・アインハルトがいる以上世継ぎがいるのは確実で最低限の務めはしてた(本当に世継ぎを作るという最低限の務めだけどな)からせめてオリヴィエが機能停止してしぬまでに統一に貢献したいから反聖王連合と闘い、わずかでも終戦を早めたかったのは想像できる。そしてこれは確信がないけど、それを口実にして死に逃げていた可能性がある。悲劇的な演出を強調する場合はだろうけど -- 名無しさん (2015-10-18 11:17:01)
- 死に逃げていたのはオリヴィエがゆりかごの人柱となって死ぬのは確実だったからで、統治者としては失格だなこの場合。幼君があと次いで何とかなったのはあまり無い。戦国大名でも当主が家来を功績や能力でしたがっていたわけであって子が凡庸だったら平気で傀儡にして非業に死ぬ。それを知らないわけじゃないだろうし、制度的にベルカが完成されているとは思えなかった。完成されていれば戦国時代にはならないし。アンチじゃないから弁護するとしたら彼はオリヴィエの件でどうしても割り切れなかった苦悩者であったということか。デルモピュライのようなことが起こってクラウス玉砕と引き換えに聖王連合に勝利をもたらせようとしていたとかの話があればなと思う。(まだ読んでる&見てる途中だけど) -- 名無しさん (2015-10-18 11:29:41)
- にわかですまん・・・あと当主が~のところはしたがわせてるだったw尼子とか秀吉とか本当に彼らの人脈と能力功績で何とかなってた個人の王国だったし、信長は制度を作る前に・・・俺は光秀を許さない。聖王連合にもああいうのはいたはずだとおもう。このあたりを書いてほしいよな・・・歴史は悲劇と喜劇と感情の積み重ねだっていつも思う。感情というままならないものを割り切れればどれだけ悲劇が減ることか -- 名無しさん (2015-10-18 11:38:25)
- 最終的にはオリヴィエに勝てるくらいに強くなれたのだろうか -- 名無しさん (2015-11-19 13:45:30)
- なんかイングヴァルトが戦死したのが軽率とか言ってる子いるけど、ラノベなんかでありがちな「国の要人が戦場に出るなんて有り得ない」なんていう時代考証も何も無い理論を信じちゃうタイプ? 戦乱期は特に周辺の危機を退けて民族を纏められる武威を示す者が国主になるんだから戦争に参加するのは寧ろ当然、しない者は民衆がついてこない。事実戦死したり捕虜になる国王や指揮官なんて学校の世界史レベルですら何人もいる訳で、そもそもの一般教養から足りてない -- 名無しさん (2015-12-08 07:40:13)
- ↑ゼネバス皇帝「せやな」 -- 名無しさん (2016-01-16 12:25:41)
- なのはでよく -- 名無しさん (2016-05-04 02:28:13)
- 国の一番トップが先駆けってのは想像し辛いかもしもないが現実と違って魔力とかある世界ですし。 -- 名無しさん (2016-05-04 02:44:30)
- そもそもベルカ全盛期だしなあ、王族に化け物がウロウロいる時代 -- 名無しさん (2016-09-05 21:29:22)
- クラウス主人公にしたギャルゲーと考えると、オリヴィエがメイン、リッドとクロがサブヒロイン、話が届いてたイクスは隠しヒロインっぽいよね。……バッドエンド直行したわけだが。 -- 名無しさん (2016-10-06 18:29:54)
- vivid見てると、古代べルカの王=アルハザードからの流出技術の実験体という印象が強くなってきて何ともいい難し -- 名無しさん (2016-11-21 21:37:56)
#comment
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧