登録日:2011/06/22(水) 05:02:53
更新日:2023/11/17 Fri 10:59:34NEW!
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戦闘城塞マスラヲ レイセン 林トモアキ ヤンデレ 警察 巡査 十手 北大路美奈子 岡丸
「逮捕!現行犯逮捕!」
林トモアキ先生のライトノベル作品「戦闘城塞マスラヲ」、「レイセン」、「ヒマワリ:unUtopial World」に登場する人物。…と、武器。
職業は会計課勤務の警察官。階級は「巡査」であり、彼女の父も警察のちょっと偉い人らしい。岡丸は北大路の家に代々伝わる十手であり、彼女のパートナーとして大会に参加する。岡丸の種族は「憑依武器」というものになるらしく、江戸時代の岡っ引きか同心が憑依したものらしい。
二人の関係は基本的に美奈子のいうことに岡丸が従うという形らしく、岡丸は美奈子のたいていの言葉に何か不満があってもため息をつく程度だが、美奈子が何か粗相をした場合にはその言動をたしなめることもある。しかしどちらの「正義」や「人道」などというものを重く見るタイプなので、関係は良好の模様。
作中ではリュータ・サリンジャー、エルシアペアと同時に、聖魔杯の受付口でヒデオと初めてであった大会参加者として登場。初対面からヒデオは思いっきり殴られることとなる。まあ喧嘩している中心に乗り込んだら当然の結果だが。
作中初期はかなり独善的な思考回路が表立っており、自分が「悪」と感じたものには容赦なく突っかかっていく行動がかなり見られた。特にヒデオに対してはその行動が顕著であり、あまり感情を出さないヒデオも(フォースの暗黒面をさらさない限りは、だが)彼女に対しては嫌い、苦手というような感情を抱いていた。
しかしヒデオに対して最初に殴ってしまったことなどを気に病んではおり、ジャバン戦においてヒデオが身を張って自分を守っていたことをきっかけにヒデオに対しての偏見をなくす。
その後魔殺商会という極悪組織にヒデオが入ってしまったことで、また関係が崩れかけるが、魔殺商会の会長である鈴蘭の言葉によりヒデオの本心を考えるようになる。そして聖魔グランプリにてまたしてもヒデオのかっこいいモードを目撃することで、本格的にヒデオのハーレム要員その1と化す。
基本的に献身的なタイプであり、その後の大会ではヒデオの傍らにずっといることが多くなった。戦力的な意味だけでなく、ヒデオを支えるという意味ではウィル子に次ぐ働きをしていたりする。
聖魔杯終了後は父親のお節介により会計課から神霊班に左遷されてしまう。職場の都合上ヒデオと出会うこともあり、常にヒデオのそばにいる睡蓮との喧嘩は日常茶飯事。ついでにそこにヒデオが巻き込まれるのも日常茶飯事。
「レイセン」エンディングではヒデオが退職した後睡蓮と共に神霊班の新部署「特殊事例対策局」に配属され、「ヒマワリ:unUtopial World」の時代では炎の精霊使い彼岸士ナイトと行動している。
ちなみに「ヒマワリ」6巻では少しだけ第2回聖魔杯にナイトと共に参戦するも、岡丸に炎を付与されたらバックファイアでダメージを負う等のミスですぐ敗退した。
戦闘においては作中ではそれなりの戦力として描かれており、かつては多くの魔人たちを皆殺しにしてきたクラリカや、戦場で戦ってきた魔人であるザジと渡り合える程度の力は備えている。
岡丸は単体ではぴょんぴょん跳ね回るぐらいしかできないが、誰かの手を介することでとても強い力を与えるらしく、美奈子の手にそれがあるときには前述のとおりの活躍をし、
ヒキコモリの貧弱なヒデオの手に渡った時でさえ、さらにはヒデオ、岡丸の両名が泥酔しているにも関わらず、大会参加者数十名に暴行を加え、さらには弱っていたとはいえ吸血鬼であるヴェロッキアをすでに気絶しているにもかかわらず執拗に殴り続け、勝利するほどである。その力の大きさが知れる。
そして、北大路美奈子を語るのに欠かせないのが、
4AGである。
世界中のトップレーシングドライバーのドライビングデータをトレースして運転するウィル子。
勇者にして相当なバイクの運転技術、さらにはミスリル銀でリビルドした最高のバイクを駆る長谷部翔輝。
エンジェルセイバーで一通りの乗り物の運転技術を学んだリュータ・サリンジャー。それについてくるディアブロの伊織貴瀬。
それらを鈍亀と罵り、なんのチューンもしてないハチロクで、三十分遅れにして一瞬で抜き去るほどの運転技術。
「シーサイドラインのダンシングクイーン」と呼ばれるほどの人物である。
どこの豆腐屋ですか。ていうかなにやってんですか警察官。
このときの美奈子さんの覚醒の仕方は異常。
- 「邪魔よ、鈍亀ども。道を空けなさい」
- 「ふん、ノーヘルは死刑という法律を知らないの!?」
- 「スピードは控えめに、安全運転でお願いします」←さっきまでアベレージ150キロでとばしてました。
ちなみに本当は会計課ではなく交機に行きたかったらしい。別に交機はそんなことばかりする部署でもないですよ美奈子さん…。結果的にタイヤを使いすぎたことと、ヒデオ達の車が突然目の前に現れたことでクラッシュし、その車で完走することはなかったが、間違いなく林先生がその趣味を全開に発揮した場面である…。いいぞもっとやれ。
恋愛においてはマスラヲの後半では父親にヒデオを紹介しようとさえしていたが、なんだかんだでうやむやになっている模様。大会を終えて、睡蓮やその他多くの女性から好意(?)を寄せられているヒデオにやきもきしている。その様子はヒデオと少し二人で話をした天白花果菜が「ヤンデレ」というほど。
ヒデオの職場にはきれいどころが多いと聞くと焦り、ヒデオがロリコンという名の病気疑惑が発生した時にはすぐさま飛んでいき、ヒデオの部屋に怪しげなものがあったと発覚すればすぐさま説教に入る。…愛されてはいるんだよね、うん。「ヒマワリ」エンディングで少女達のバシリに落ち着いたヒデオをどう思ったかは定かではない。
名台詞
- 美奈子
「ハイカムにハイコンプ。サスは少しへたっているけど、タナベの十五インチにSタイヤの七部山……十分すぎる」
「聞こえなかった? あんたたちのような鈍亀を置いていくには、十分すぎるって言ったのよ――!」
「いぃやあああああああっ!? 岡丸がしおれたあああああああっ!?」
「ええ……、私、もしお嫁さんになるなら、こういう……」
- 岡丸
「やあヒデオ殿。大吟醸でござるよ」
「拙者、ギター侍……ではござらぬよ。っくっくっく」
「……拙者、義知らずに与するものではござらぬぞ――」
「人の心というものが、ござろうもんがぁっ!!」
「っしゃあらっったぁ!!」
いかにwiki籠りとはいえ、かような項目を一つ放っておいた挙句、己はそのような珍妙奇天烈摩訶不思議な姿でどこを徘徊していたか!? 拙者っ……拙者、悲しくって涙が出てくらぁ!!
……冥殿さん、カツ丼お願いします。三日……いえ、一週間分。
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