メレム・ソロモン

ページ名:メレム_ソロモン

登録日:2009/05/28(木) 19:19:58
更新日:2023/08/08 Tue 15:26:48NEW!
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type-moon 死徒 死徒二十七祖 コレクター ショタ 埋葬機関 代行者 王冠 ピーターパン ソロモン 悪魔使い メレム・ソロモン



フォーデーモン・ザ・グレイトビースト。
死徒二十七祖の二十位でありながら、埋葬機関の五位。王冠の異名を持つ、シエルにとってイヤな先輩。
古今東西の秘宝コレクターであり、埋葬機関に所属している理由も教会が封印している秘宝の近くにいたい為だとか。


奇異な色彩を誇る二十七祖たちの中でも更に一段際立つ異物として扱われる。


四大魔獣と呼ばれる架空の魔獣を体に宿す悪魔使い。



彼の能力はデモニッションという第一階位の降霊能力。具現化できるのは他人の願いであって自分の願いではない。いかに強力な能力を持っていようと自分一人では何もできないというのがメレムの在り方。まさに悪魔のそれである。空想具現化に近いが、メレムの悪魔召喚は人々の願望をモデルにしてメレムの憧憬で彩色し、類似品を作るというもの。


悪魔たちの能力は人々のイメージに沿ったものだが、その造形はメレムのイメージによって形作られ、能力の大小はメレムの魔力によって変動する。またメレムはその性格上、現実的・打算的な悪魔の具現化は得意ではない。彼はあくまで空想の世界に生きるピーターパンなので、得意とする絵、描きたい空想は童話に見るような悪魔なのである。



指という指に指輪をはめている。表向きは変身能力を持つ左腕の悪魔で司祭を演じているが、本当の外見は天使のような容貌の12歳くらいの少年で、1000年以上を生きている。本来の姿を知っているのは埋葬機関ではシエルとナルバレックのみ。
なお少年の姿から成長できない。ミハイル・ロア・バルダムヨォンやコーバック・アルカトラスと同じくもとは神論者だった。ソロモンというのは単にあだ名なので、某ソロモン王とは多少の類似性しかない。


子供ゆえに極端に人が良いときもあれば極端に残忍なときもある。


アルクェイドにチケットの手配、黄金や宝石を貨幣に替えるのを教えたのはコイツ。
アルクェイドに恋慕の混じった忠誠を誓っていて、その彼女の髪を奪ったアルトルージュには激しい怒りを見せている。
金色(アルクェイド)大好き黒色(アルトルージュ)嫌い。けど金色はメレムが苦手で黒色は食べてしまいたい位気に入っている。
メレムにとって黒色は紛い物らしい。


もともとは小さな部落で生まれたが、動物と心を通わせ、人の身勝手な願いを具現化する力を持った神子(星の端末)であった。そのため幼くして四肢を切断されて人ならざるモノとして祭壇に祭られた。四肢を切断したのは神子は人のカタチをしていてはならないという信仰と、単純に便利な道具を逃がさないため。アンリ・マユと境遇こそ同じだが、こちらは本物の神子であった。


その状態が長らく続けばそれこそ生きながら神になっていたか、あるいは死ぬまで村人たちの慰みモノとして生涯を終えるかだったが、偶然通りがかった朱い月のブリュンスタッドに見初められる。



人々の願望をカタチにする異能を愉快に思った朱い月は、村人たちに『夜が明けたら皆殺しにする、命が惜しいのなら汝らの願望で私を殺してみよ』と宣言してゲームを開始。村人たちの死にたくないという願望は実に醜く強大で、それを実行に移すメレムへの負担もかまわずに次々と“都合のいい神獣”を想像して朱い月に挑ませる。
が、無論そんなものが朱い月に敵うはずもない。村人たちの願望は果てがないが、夜明けまであと少しというところでメレムが限界を迎えて死亡。村人たちはメレムと朱い月を呪いながら死んでいった。


その後、太陽が昇りだした黎明時に朱い月は息絶えたメレムに口づけを与え、死徒として蘇生させてソロモンの二つ名を与えた。


“戯れだ、好きに生きるがよい。己が手足の代わりなぞ、汝は幾つも描きあげてきたであろう。元となった願望は醜悪であったが、汝の描いた相は名画であった。―――あれほどの偶像ならば、汝の手足を担うに相応しいと想うのだが”という朱い月の言葉に魅入られたのか。メレムは『村人たちの信仰が作り上げた』聖堂から四つの偶像を思い描き、彼らに自身の手足の能力を付加させ、初めて人型として地面に立った。


以後、朱い月に憧れに似た感情を抱き、ブリュンスタッドにのみ忠誠を誓う死徒となった。二十七祖が真祖側から離反し、朱い月が崩御したあとは隠遁を決め込んでいたが、なにを思ったか敵である聖堂教会に所属する。


同じく朱い月の手によって死徒となったグランスルグ・ブラックモアに対しては同じ朱い月を慕うものとして生涯の友というほどの親愛の情を持っているが、グランスルグからすればメレムの恋慕を交えた忠誠は我慢がならないものらしい。
グランスルグと儀式について話し合っており、其処にやってくるだろうアルトルージュの殺害を企てており、協力を依頼する。


彼が唯一憧れ、恋した存在は朱い月のみであり、以後は月をモチーフにした想像はタブーとしている。


月姫2では埋葬機関壊滅、グランスルグによる殺害を思わせるシーンなどが出ており死亡フラグがかなり立っている。



その容姿、本物の手足がない、悪魔を使役するなどの設定からDDDの登場人物、迦遼海江の元になったと思われるが、実際のところは不明



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  • 異名のフォービースト・グレートデーモンが気になる。昔は「四肢がすげぇ獣で悪魔みたいなんだー」位の認識だったがFateでビーストⅣとかの正体が明らかになるとちょっと意味が変わってきそう。 -- 名無しさん (2016-12-29 10:51:21)
  • 元になったソロモン王が出てきた今、彼はいったいどうしているのだろう -- 名無しさん (2016-12-30 17:18:47)
  • 黒翼との会話ほんとすき -- 名無しさん (2019-08-19 23:06:24)
  • 事前知識ない人を完全に置いてきぼりな記述で草 -- 名無しさん (2021-09-25 19:30:04)
  • HNの由来がこれの、型月有名ユーザーのおかげで他の死徒より知名度高いイメージ -- 名無しさん (2022-02-22 02:53:32)

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