プリテンダー(鉄のラインバレル)

ページ名:プリテンダー_鉄のラインバレル_

登録日:2011/06/21(火) 22:15:25
更新日:2023/10/30 Mon 13:46:17NEW!
所要時間:約 5 分で読めます



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鉄のラインバレル マキナ 可変機 謎のドリル 僕のプリテンダー! 桐山英治 プリテンダー ディスィーブiv ナーブクラック





さぁ──、クリスマスパーティーの始まりだ





プリテンダー(PRETENDER)


ファクター:桐山英治
全長:22.3m
頭長高:20.7m
重量:48.1t
武装:
マキナナイフ
ミサイルユニット
無線式ナーブクラック



鉄のラインバレル』に登場する人型兵器・マキナの一つであり、マキナの中でも数少ない戦闘機への可変機構を持つ、所謂可変機である。
搭乗者(ファクター)はキリヤマ重工五代目社長の桐山英治



可変機構を持つ機体としては他に菅原マサキの駆るグラン・ネイドルがあるが、こちらは部分可変機。
戦況に応じて多様に姿を変えるソレとは異なり、プリテンダーが変形するのは戦闘機形態のみ。


しかしながら、データ上では戦闘機への変形時にはマッハ3.7という超高速度が記録されており、機動力に於けるアドバンテージを確保している。
(後述するが、戦闘機への可変機構を有するのには他にも理由はある)



武装は両サイドアーマーに対マキナ用ナイフが一本ずつ搭載されており、背面(戦闘機形態時には機体下面)にはミサイルユニット、そして無線式ナーブクラックが存在する。


この無線式ナーブクラックは、ディスィーブが搭載している有線式のナーブクラックを無線式にした物。
原作ではディスィーブ同様、桐山がナーブクラックを介して精神攻撃を行った。



「させないよ。」




以下ネタバレ注意


















ナーブクラックの存在で気付いた方もいるかも知れないが、プリテンダーという名称は実はコードネームの様なモノであり、その正式名称は『ディスィーブIV』。


つまり、プリテンダーはディスィーブの後継機という事になる。



戦闘機としての形態を有するのも、無線式ナーブクラックの使用を考慮したモノであり機体特性として、
“ナーブクラックの制御と同時に最低限の機体制御も必要とされる事から、対マキナ戦に於いて比較的安全圏である高度からの使用を想定している”
とある。


イズナ、シズナが駆る旧式のディスィーブは非戦闘型だったのに対し、このディスィーブIVはその可変機構から一撃離脱、又は前線での戦闘も考慮されている事から、完全な戦闘型として位置付けられている。





■原作での活躍


初登場は8巻。
戦闘機形態でキリヤマ重工の格納庫で待機していた姿が描かれている。


そしてクリスマス当日、JUDAへの襲撃時にキリヤマ製の純国産戦闘機や、対マキナ用兵器・迅雷らと共に出撃。


加藤機関と交戦していたJUDAのメンバーらの前に、戦闘機形態のまま地面スレスレに突撃。
墜落したと見せかけて着地し、人型形態としての姿をお披露目した。



その後は、無人機である事が発覚した迅雷に対しナーブクラックを使用しようとしたディスィーブに、プリテンダーが無線式ナーブクラックを発射。桐山によってイズナに精神攻撃を仕掛けられ、ディスィーブを一時戦闘不能に陥らせた。


しかし、劣勢である事を悟ったイズナは自分自身で自機にナーブクラックを仕掛け覚醒。
プリテンダーに対し闇雲にナーブクラックを伸ばしたと見せかけて加藤機関のアルマに刺し、そのままアルマを操りプリテンダーに対抗。他の仲間を襲っていた迅雷を退けた。




有線が無線に勝てないかどうか、試してみるか?



尚、この光景を見た桐山は「同じナーブクラック使い、行き着く考えは同じかァ」と洩らしている。



激昂したイズナの猛攻により痺れを切らした桐山はプリテンダーを変形させ、JUDAの社長室目掛けて突撃。ミサイルによる攻撃を仕掛ける。




「一気に終わらせちゃおうかなァ!!」



「心底腐った野郎だな、桐山英治!!」



社長室にミサイルが直撃したと思われたその時、ラインバレルがギリギリの所で参上。見事社長室を守った。



その後はラインバレルと交戦。戦闘機形態のまま腕部を展開してラインバレルを吊り上げ、空中戦を繰り広げる事になる。
空中戦でのアドバンテージはプリテンダーの方が上……。ラインバレルは圧され、接近時に隙を突かれナーブクラックを食らいそうになる。


だがその時、桐山はユリアンヌから自分が社長を解任させられた、という報せを受け硬直。そのままラインバレルに蹴られ、墜落する。



そして社長を解任させられ、その上森次が六代目キリヤマ重工社長に就任。


事実上のキリヤマ重工の乗っ取りを受け激昂した桐山は、森次と対峙する。


ナーブクラックをヴァーダントに撃ち込み、精神攻撃を仕掛けるも打ち破られ、最後は森次に“正義の味方”として頼みを受けた早瀬のラインバレルによって機体は破壊され、キリヤマ重工による一連の騒動は幕を閉じた。




「なァ玲二……お、お前はひとつだけ間違ってるよ」



「ぼ、僕は…、お前だけの正義の味方になりたかったんだよ…」



「……あぁ、知ってたさ。ただ、私はそれを望んでいなかった」



「ただの友達で十分だった」




その後改心した桐山と、森次のキリヤマ重工乗っ取りを依頼した父親は警察へ自首するつもりだったが、森次の計らいによって海外へ逃がされ、プリテンダーはJUDAに回収・保管される事となる。



その後のプリテンダーの活躍は無いが、プリテンダーがJUDAに保管されている以上、今後も活躍の場はあるかも知れない。





以下、更に最新巻のネタバレ












ついに姿を表した真の敵「ヒトマキナ」との戦いに際し戦線に復帰。
桐山も嘗てのイヤミなボンボンからツナギの似合うワイルドな兄ちゃんに華麗なる変身を遂げた。
愛機も大型ミサイルやクラスター爆弾、大型ビームキャノン等の重武装化され、ヒトマキナの拠点への単騎での強襲という困難な作戦に挑む事になる。






■アニメでの活躍
CGによる設定画はややずんぐりむっくりとしており、戦闘機時の機首に当たるパーツが外側に開いているものの、デザイン上の変化は比較的少なく、変形もしっかりと再現されている。



原作とは違い、ラインバレルに撃墜された後マサキにファクター共々回収され、マキナ人間化した桐山と共にラインバレル不在のJUDAに単機で攻撃をかけるも、桐山がマキナ化に適応しきれず暴走。
ファクターと共に爆散した。






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  • プリテンダーは「装う者」の意もある…「嘘吐き」を意味するディスィーブの系譜に相応しい名前だ…
    「正義の味方」への憧れが強い桐山に似合うヒロイックなかっこいい響きだし、つくづく秀逸なネーミングだと思う -- 名無しさん (2013-08-10 09:27:16)
  • 原作版のキレイになった桐山の孤軍奮闘は熱い -- 名無しさん (2013-11-02 20:20:33)
  • UXはあのシーン最高だったわ -- 名無しさん (2013-11-02 20:55:57)
  • UXでは主を守る為に逃げようとするプリテンダーを説得して作戦を続けるってのが無かったのが残念 -- 名無しさん (2013-11-02 21:08:35)
  • ディスィーブWじゃなくてディスィーブⅣではなかったっけ? -- 名無しさん (2013-11-02 21:14:26)
  • 確かに、Ⅳのはず。なんでWになってるんだ -- 名無しさん (2013-11-02 21:29:51)
  • とりあえず直しておきました -- 名無しさん (2013-11-02 21:35:35)
  • いつか是非ZOE版ビッグバイパーとの共演を・・・ -- 名無しさん (2017-06-20 20:44:37)

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