畑松五郎

ページ名:畑松五郎

登録日:2010/12/24(金) 20:40:22
更新日:2023/10/30 Mon 13:36:36NEW!
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浦安鉄筋家族 元祖!浦安鉄筋家族 毎度!浦安鉄筋家族 動物王 人間嫌い 松五郎王国 宮田浩徳 坂東尚樹 ムツゴロウ no!虐待 社会不適格者 「年下のくせにえばりやがって……だから人間はキライなんだ」 動物最高! ちゅっ(はぁと) 畑松五郎



畑松五郎

CV:宮田浩徳(ドラマCD)・坂東尚樹(旧アニメ版)


畑松五郎(はたまつごろう)は浜岡賢次の漫画作品「浦安鉄筋家族シリーズ」の登場人物。
主人公・大沢木家のお隣りさんで、「松五郎王国」(別に公開はしていない)の主である。
「ムツゴロウ」のあだ名で知られる作家・動物研究家の畑正憲氏のパロディキャラで、初期作品を代表する名物キャラクター(=ダメな大人)の一人である。


初登場は無印第16話。
無印中盤以降は出番が激減しており、「元祖」以降は殆ど登場しなくなっている。
作者も「もう役目は終わった」と発言しており、最近では彼自身より王国の動物達の方が出番が多いほどだが、未だに「浦安」を代表するキャラクターとして紹介され続けている。


【人物】

ある日突然、大勢の猛獣を連れて大沢木家の隣りの民家(※木造平屋建て)に引っ越してきた初老の男。
サファリルックで人間どもを嫌っている、自称「動物王」で、「動物最高」が決め台詞。


「自らが動物に愛を注いでいるのだから、動物も自らを慕っている」と信じて疑わない傲慢な性格をしており、そもそも彼の動物好きは自らが一般社会では受け入れられない事に対する逃避と、それに起因する代理行動でしかない。本当に松五郎が動物好きなのかどうかは不明である。
実際、普段世話をしている王国の動物はともかく、ハッチやスタスキーは全く懐かず、その事に腹を立てて暴力を振るったため、それを見咎めた小鉄らに制裁されている。


また、財政難から逃れるべく象牙を切ろうとしたり、王国をリアルディ○ニーとして一般に解放する計画のために動物にペイントを施すなどの行為に関しても、小鉄らから虐待と批判された際に逆ギレで返している。


ボギー愛子との出会いの際にも、その日常的な虐待行為が明るみに出、ボギーの逆鱗に触れた。


【特技】

前述のように(真偽はともかく)猛獣たちと日常を過ごしているため、動物の調教を(本人が思っている以上に)得意としている。
ドブネズミの群れを調教してダウンジャケット代わりにした他、某レッサーパンダが人気になった際には催眠術を利用して王国にいる全ての動物を直立で歩かせてもいる。


……しかし、基本的な収入源がないために動物達との生活を続けるだけで精一杯であり、ろくに食事も与えていないため信頼は全くない。上記の象牙の件でも、最終的には象自らの手でお仕置きをされている。


猛獣を飼う事によるご近所トラブルも絶えず、大量のフンの後始末や、猛獣を散歩させる事による単純な危険に対する抗議を和らげるために小鉄らの協力を受けて動物ショーの開催にこぎ着けるも、自身の認識のズレによって、やはり会場を混乱の坩堝にしてしまった(+あかねの不幸ネタ)。


動物相手に都合が悪くなると鼻先へのキスで誤魔化そうとするのが常(モデルに準じたパロディ)だが、無視されて攻撃を受けるのも定番である。


【主なトラブル】

以下に、松五郎と王国の動物達の引き起こしたトラブルを挙げる。

  • 初登場時、猛獣を家の周りに放す。大鉄は愛車を糞まみれにされ、花丸木は虎にジーンズを破かれ、桜も象に痴漢された。
  • 公園で虎を遊ばせ、自らが被害に遭うも市民から引っ越しを迫られる。
  • エサを貰えない猛獣達が空腹のあまり給食センターの配送車を襲撃。小学校になだれ込み、阿鼻叫喚の現場とする。
  • 動物ショーを開催。象のバナナすべりや猛獣のコントといった演目を披露、最終的にはあかねがワニを頭から被る。
  • 動物と子供達の触れ合いにスペインの牛追い祭りを利用する事を思い付き、通学路を閉鎖。生徒・教師・小鉄軍団含めて62名の負傷者を出す惨事を起こす。
  • 雪の日にシロクマを逃がしてしまい、小鉄らを混乱に陥れる。
  • 大量のフンの始末をおざなりにしていた事で、大沢木家に大量のフンを流してしまう。順子からラリアットの制裁を喰らい、フンの始末を約束させられた。
  • 自らの不注意でワニの赤ちゃんを下水道に流してしまう。ワニは下水道の中で成長し、下水道を通ってNKホールへの侵入を試みる小鉄らに襲いかかった。

【交遊関係】

  • 大沢木小鉄

隣人という事もあり、大沢木家、とりわけ小鉄とは初登場時からの付き合い。
「年下のくせにタメ口を聞くな」「大人を呼び捨てにするな」などと松五郎自身は小鉄を気に入らない様子だが、何だかんだで相談に乗ってもらったりと頼る様子が見られる。
小鉄を介して大沢木家や小鉄軍団(特にあかね、のり子、仁)とも交流が深い。


  • 剛竜馬

松五郎が財政難から逃れるためにバイトを始めた個人経営の居酒屋の店主。
店名、キャラクターの名称はホモビデオ出演が発覚して一躍有名になった同名のプロレスラーが由来だが、初期のエピソードゆえか全く捻りがない。
生簀の魚を逃がそうとしたり、馬刺と焼き鳥を見て悲しんだ挙げ句馬と鶏の葬式を挙げる松五郎の奇行にキレ、宝クジを渡してクビにするが……。


【余談】

  • 小鉄やのり子に焼肉を食わされその味に目覚め、飼っている牛に襲いかかるも返り討ちに遭った。
  • 上記の酒処剛竜馬でのエピソードでは給料代わりに宝クジ一枚を貰うも、何とこれが当選。これで王国の財政難が解決するかと思われたが、当選金を全額はたいてパンダを購入してしまい、やはり動物たちに報復された。
  • アニメでは「牛松虎五郎」と名前が変更され、他のパロディキャラクター同様にモデルとは別デザインにアレンジされたが、国会議員やボギー愛子に比べれば、ずっと原型をとどめていた。
  • キャラソン「動物賛歌」は、動物に対する愛と人間に対する憎しみ、その果てにうっすらと浮かび上がる虎五郎(松五郎)の本性を鋭く描写した名曲。


「お前みたいな追記、修正も出来ないシロクマは南極……いやゴビ砂漠に強制送還してやるー!!」



ガシャアアン(※檻が閉じる)



「あ……」



「プーさん」
「ちゅっ(はぁと)」




グシャアアアン!!


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  • 松五郎はぶっちゃけ『大きな子供』みたいな老害だと思う -- 名無しさん (2014-11-11 23:25:13)
  • 無印25巻で「憶えてますか?」ってなった時は泣いた -- 名無しさん (2014-12-11 19:00:27)
  • 牛追い祭りの話だけは松五郎にしっぺ返しがなかったからか地味に怒りが沸いた -- 名無しさん (2021-01-30 23:17:32)
  • サンドウィッチマンのZOO-1グランプリでこいつのキャラソン流れてた -- ゆうきちゃん (2022-10-31 07:16:50)
  • でも元ネタもそこまで変わらんというし -- 名無しさん (2023-07-30 22:28:26)

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