オウガバトルサーガ

ページ名:オウガバトルサーガ

登録日:2011/12/11 (日) 07:40:31
更新日:2023/09/28 Thu 13:14:03NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



タグ一覧
オウガバトル オウガバトルサーガ タクティクスオウガ to 松野泰己 吉田明彦 伝説のオウガバトル オウガバトル64



古の昔


力こそが全てであり


鋼の教えと


闇を司る魔が支配する


ゼテギネアと呼ばれる時代があった



オウガバトルサーガは、ゲームクリエイター松野泰己氏(クエスト所属時。後にスクウェア→レベルファイブ移籍→株式会社アルゼブラファクトリーを設立、現代表取締役)に作られた叙事詩である。


全部で8章から成るが、世に出たのは第5章にあたる「伝説のオウガバトル」から。これは壮大な世界観を演出するためで、スターウォーズや後に松野が手がけたイヴァリースシリーズと同様の手法。
また2011年現在発表されているのは第5章から第7章までと外伝が2作品のみ。


Queenの楽曲に強い感銘を受けて作られたシリーズであり、作品の副題にそれが見て取れる。



■シリーズ一覧


◆第1章


◆第2章


◆第3章


◆第4章


詳細不明。
第1章や第2章あたりは第5章以降で伝説として語られる、古の人と魔の戦争や古代高等竜人文明などが中心だと思われる。



◆第5章
伝説のオウガバトル
The March of the Black Queen (黒き女王の行進)


1993年3月12日発売。プラットフォームはSFC。
シリーズ一作目。
暗黒道に落ちた賢者と結んだハイランド王国に滅ぼされたゼノビア王国を舞台に、ゼテギネア帝国と名前を変えたハイランドを反乱軍が打ち破りゼノビアを復興させる過程を描いた物語。
魔女デネブや聖騎士ランスロット、ゼテギネアの将軍デボネアなど後の作品に登場するキャラクターたちも多数登場。
壮大な世界観、重厚なストーリー、斬新なシステム、吉田明彦による緻密なグラフィック、オーケストラの楽曲などあらゆる点で高い評価を得て、当時無名だったクエストがミリオンヒットを記録したことが話題になった。
PS、SSに移植もされたがそれらは一長一短で微妙な評価。



◆第6章
オウガバトル64
Person of Lordly Caliber (指導者たる器を持つ者)


1999年7月14日、任天堂より発売。
シリーズ三作目。タイトル通り64で発売。
パラティヌス王国での反乱劇、ローディスの暗躍などが描かれる。


伝説のシステムをベースにレギオンなどの新システムや多くのクラス、アイテムを追加。
グラフィックや音楽なども新ハードの性能を活かした作品に仕上がっている。
一作目の主人公たちも登場する。


…が、新システムのレギオンにこれといったメリットがなく、そもそも松野氏が関わっていない(氏が残したプロットを基に制作された)ことからシリーズのファンからの評価は微妙。
シリーズとしての立ち位置も曖昧。松野氏からも自分が関わったら全く違うものになると言われてるとかなんとか。



◆第7章
タクティクスオウガ
Let Us Cling Together (手をとりあって)


1995年10月06日SFCで発売。
民族紛争に端を発するヴァレリア島の内乱が描かれる。ローディスもいるよ。
聖騎士ランスロットやカノープスなど伝説のキャラも再び参戦。


ウェイトターン制やクォータービューによるユニットの向き・高低差など昨今のSRPGの基礎を作り上げたと言える傑作。
現在でもゲーム雑誌の読者アンケートによる名作ゲームランキングなどで最新ハードの最新作に混じって上位に名前が挙がるほどの評価を得ている。
PS、SSに移植もされ、2010年にはオリジナルスタッフによってPSPでリメイクされた。



◆第8章
詳細不明。
今までの作品のEDなどから5章から7章までの主人公たちとローディス教国の決戦ではないか、など噂はあるが、噂は噂。
第8章について描かれた幻の同人誌があるとかないとか。



■外伝
◆伝説のオウガバトル外伝 ゼノビアの皇子プリンスの章
Let us walk on together, so as not lose our way


2000年6月22日発売。
プラットフォームはネオジオポケット。
クエスト監修のもと、SNKの有志によって作られた。



◆タクティクスオウガ外伝 オウィスの章
The Knight of Lodis(ローディスの騎士)


2001年6月21日、任天堂から発売。プラットフォームはGBA。
オウィス島に派遣されたローディスの騎士団、その一員であるアルフォンスを主人公にした物語。タクティクスオウガ本編の前日譚に当たる。
アルフォンスは他のサーガにも登場しており、EDで正体を知って驚く人が多かったと思われる。


しかしこれも松野氏が関わっていないため正史としていいかは微妙なところ。





現在オウガバトルサーガの版権は松野氏が所属しているスクエニが所有しており、オリジナルスタッフによってタクティクスオウガがリメイクされたことから「松野氏が作ったオウガ」の他の章が世に出る可能性もあるのでは、と期待するファンも多い。



追記・修正をお願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,2)

[#include(name=テンプレ3)]


  • オウガ新作、今のスクエニには期待できそうにない・・・ -- 名無しさん (2014-08-02 08:22:00)
  • 8章全てが世に出る事はないんだろうな…… -- 名無しさん (2014-09-14 08:24:06)
  • はよ、1・2・3・4章と8章出せや!(怒) -- 名無しさん (2014-11-10 13:27:55)
  • ↑1234章はともかく、最終章は作ってほしい。民族紛争と英雄伝の先にある -- 名無しさん (2016-04-09 00:06:34)
  • 松野氏のやる気次第じゃないかなぁ…新作は -- 名無しさん (2016-10-17 00:19:39)
  • 評判良くないみたいだけど64が一番好き。 -- 名無しさん (2017-07-09 20:09:18)
  • 1~4章は神々の戦いだからさぞレベルが高いものになるんだろうな。つかタクティクスオウガは一辺境の物語でしかないというのが。 -- 名無しさん (2019-08-21 23:26:00)
  • 64も属国の内乱なんだよなぁ。それでもローディスの騎士団長と張り合える親父の存在が世界は広いって思わせてくれる -- 名無しさん (2019-08-22 00:02:55)
  • 松野氏が関わっていない作品は正史じゃないっていう意見に賛同できない。オウガ64は作り込みもストーリーも制作スタッフの本気が伺えたし、まごうことなきサーガの一つだと思ってる -- 名無しさん (2021-06-20 15:00:03)
  • お話の内容はともかく、非松野オウガはやっぱりどれも見せ方が一枚落ちる。卒なくまとまってはいるけど、うわすげえって感じがないんだよなぁ -- 名無しさん (2022-06-23 15:01:26)
  • オウガバトル64は64のゲームであのシステムは中々に面白かった。幼稚園入る前程の幼い頃にやったから話の内容はちんぷんかんぷんで何となくで進んでお爺さんに悲しい事言われて終わってしまい驚いた思い出…久しぶりにやってみたい(やれるハードがないけど…) -- 名無しさん (2023-05-22 11:11:51)

#comment

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧