登録日:2011/06/24(金) 21:03:40
更新日:2023/08/18 Fri 19:45:15NEW!
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ghm 須田剛一 殺し屋 バカゲー 豪華声優陣 アクション オマージュ マニアック グラセフ クエンティン・タランティーノ ロバート・ロドリゲス ゲーム マーベラス ps3 xbox360 ノーモア★ヒーローズ no_more★heroes mmv 編集中 グラスホッパー・マニファクチュア
殺りまくり。
俺の名はトラヴィス。日本のアニメとプロレスを信奉する殺し屋だ。
エモノはネットで落札したビーム・カタナ。
軽い殺人依頼を受けて、気の向くままに刀を交える、ありきたりな殺し屋だ。
しかし、どいつもこいつも刀のサビにもなりゃしねぇ。
いつしか殺しは特別な事ではなくなっていた。
そう……、
あの女に出会うまでは。
「NO MORE★HEROES 英雄達の楽園」は2010年6月22日に発売された、グラスホッパー・マニファクチュア(ghm)開発、
マーベラスエンターテイメントから発売されたPS3及びXbox360用のゲームソフト
Wiiで発売された『NO MORE★HEROES』の+α移植作品でもある
米国殺し屋協会(通称、UAA)の第11位の殺し屋に認定された主人公、トラヴィス・タッチダウンが、
10人のランカーを殺し、ランキングトップになることを目的としてアクションアドベンチャーゲーム。もとい、バカゲー。
アメリカ西海岸をモデルとした「サンタデストロイシティ」が舞台であり、
須田剛一が制作した作品としては珍しく自由度の高いゲームシステムが特徴的である。
しかし、須田が過去に発表した作品同様、登場人物、物語、演出、設定、
果てはエンディングや説明書にまでバカゲーとしての要素が随所に散りばめられており、ghmの最高傑作と言っても過言ではない…………かもしれない。
★キャラクター
●トラヴィス・タッチダウン(声:中井和哉)
本作の主人公。日本のアニメ、格闘技、映画オタクのしがない殺し屋。
ライトセーバーによく似た武器「ビーム・カタナ」とプロレス技で標的を殺る。
尚、本作と同じく須田が手掛けたkiller7に登場するトラヴィス・ベルとの関係は不明。
●シルヴィア・クリステル(声:井上麻里奈)
米国殺し屋協会(UAA)のエージェントで、トラヴィスをランキング戦に誘い入れた張本人。
決め台詞は「さあ、狂い咲きの園へ」。
●ジーン(声:能登麻美子)
トラヴィスの元恋人。
別れの日以来会っていない。
●ヘンリー・クールダウン(声:小西克幸)
トラヴィスのライバルにして謎のイケメン。
普通にプレイしただけでは一度しか登場しない。
●ジーン
トラヴィスの飼い猫。可愛い。ひたすら可愛い。
名前はもちろん、上記の元カノから。
●ヘルター・スケルター
元UAAランキング第11位の殺し屋。
OPであっさり退場。
●デスメタル(声:成田剣)
第10位の殺し屋。「聖剣」の異名を持つ。
●ドクター・ピース(声:大塚周夫)
第9位の殺し屋。黒い噂の絶えない悪徳刑事。離婚歴あり。
●シノブ(声:喜多村英梨)
第8位の殺し屋。サンタデストロイの高校に通う女子高生。
トラヴィスを父の仇と呼んでいるが……。
●デストロイマン(声:坂口候一)
第7位の殺し屋。
アメリカンヒーローになりきって殺し屋活動に勤しむ郵便局員。
●ホリー・サマーズ(声:折笠富美子)
第6位の殺し屋。元傭兵で現在はモデル。
殺し屋らしくない夢見がちの文学少女。彼女との戦いは、トラヴィスを大きく成長させた。
●レッツ・シェイク(声:佐藤せつじ)
第5位の殺し屋。緑のモヒカンが特徴。
局地的大地震を引き起こす装置を使うが……。
●ハーヴェイ・モイセイェヴィチ・ヴォロダールスキー(声:遊佐浩二)
第4位の殺し屋。表向きは世界的に有名なマジシャン。
名前の頭文字を取ると、HMV。
●スピードバスター(声:斉藤貴美子)
第3位の殺し屋。
買い物カートを改造した超巨大な砲台が武器だが、老齢で痴呆気味。
トラヴィスの師匠と因縁があるらしい。
●バッドガール(声:三瓶由布子)
第2位の殺し屋。
ゴスロリ服に身を包んだ快楽殺人者。
好きなものはビールのおやじギャル。
●ダークスター(声:玄田哲章)
第1位の殺し屋。トラヴィスの父親を名乗る。
以下、ネタバレ注意
1位との戦いを目前に控えたトラヴィスの元に掛かってくる一本の電話。
電話の相手はシルヴィアの母親を名乗る女性だった。
そして彼女は、衝撃の事実を語る。
UAAなどと言う組織は、この世に存在しない。
全てはシルヴィアの狂言だった。
衝撃の事実に困惑するトラヴィスだが、シルヴィアのママは、
「ここまで来て引き下がる訳にはいかないでしょう」とトラヴィスの背中を押す。
そしてトラヴィスは、第1位のランカーが構える荒野へと向かった……。
以下、更なるネタバレ
第1位の殺し屋、ダークスターと対峙したトラヴィス。
彼は、自分はお前の父親であると名乗る。しかし、両親は随分昔に他界している。
何をバカな事を、と軽くあしらうトラヴィスだが、ダークスターの言葉に全てを思い出す。
あの日、トラヴィスの両親を殺したのは、
かつての恋人、ジーンだった。
トラヴィスが全てを思い出すのと同時に、
何者かに股間を貫かれて絶命するダークスター。
そして倒れる彼の後ろから姿を現したのは、ジーンだった……。
此処からは須田の作品らしく少々コミカル。
正体を教えてくれと頼むトラヴィスだが、ジーンは「私の所為でこのゲームの発売に関わるような事があったらどうするのよ」とメタ発言。
結局、トラヴィスの提案で彼女が正体を語るシーンは早送りされるが、どうやら彼女はトラヴィスの腹違いの妹らしい。
困惑しながらも、両親の仇を殺るべく、トラヴィスはビーム・カタナを抜く……。
以下、最後のネタバレ
ジーンを倒し、事実上第1位の殺し屋となったトラヴィス。
ある日、自室のトイレで用を足している最中、突然殺し屋の襲撃に遭う。
しかし、突如現れたヘンリーにそのピンチを救ってもらう。
ライバルとの決着をつけるべく現れた彼は、トラヴィスに用意をさせると、外の駐車場にて最後の戦いを申し込む
が、
剣を交えている最中、彼はまさかの発言をする。
「オマエは俺の双子の弟だ!」
「シルヴィア? 我が妻、シルヴィアの事か!?」
この展開には、プレイヤーは愚かトラヴィスまで置いてけぼりを食らう始末。
しかし、剣を交えていく内に「嘘じゃない気がしてきた」と彼は笑う。
結局この後もグダグダの戦いが続き、最終的には……、
ヘンリー
「この展開、どう収拾をつけるつもりだ!?」
トラヴィス
「え!? 俺がシメるの!?」
と2人ですらどうすればいいのか分からないままエンディングを迎える。
「この記事、どう収拾をつけるつもりだ!?」
「え!? 俺が追記・修正するの!?」
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