登録日:2012/02/04 (土) 00:35:00
更新日:2023/08/18 Fri 19:08:54NEW!
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fss ファイブスター物語 ミラージュ騎士団 ツンデレ l.e.d. 天照家 サリオン バイア 総司令
「これでいいのかA.K.D.!!……絶対第3次王朝動乱起こしてやるっ!!」
◆天照・斑鳩王子
「斑鳩(いかるが)」は永野護の漫画作品『ファイブスター物語』の登場人物。
登場時の名称は幼名の「天照・ディス・グリース・サリオン」であり、現在でもサリオンの呼称が使用される場合がある。
天照直系の王子にして、次代のA.K.D.とミラージュ騎士団のリーダーとなって行く人物である。
初登場は「放浪のアトロポス」編。
同章にて姿を現した左翼大隊(レフトミラージュ)を率いる「お子様」として登場した。
永野護曰く、元々はデカくて強面の騎士連中に背の低いキャラクターを混ぜる事によるビジュアル的なアンバランスさを狙って登場させただけだったとの事だが、その見た目通りの「少年」とした事が「運命の3女神」編を越えた『FSS』の主人公の一人へとサリオンを押し上げたのだと言える。
初登場時は悪役的な登場だったが、実際には生真面目で苦労性のお坊ちゃんであり、メチャクチャな周囲に振り回されているのが常の様だ。
【人物】
ミラージュ騎士団左翼大隊No.4。
ログナーと同じNo.を付けるミラージュ騎士団の総司令。
天照家の直系と云うだけあり、強力な騎士とダイバーの力を併せ持つバイアであり、神技「ミラー」すら使いこなすらしい。
幼少期よりミラージュ騎士団に所属し、下記の第1次王朝動乱の際には既に左翼大隊のメンバーを従えていた。
本来は「A.K.D.」の第3王家(帝位継承権第4位)であるシナーテ家の王子であったが、実の父母が第2王家コーダンテ家の王と妃を暗殺した事実(※)を知り、これを天照に訴えるも聞き入れられなかった事で、自らの手でこれを粛清……。
反対派となる60名以上に及ぶ王朝の膿をも始末した後に、捕らえられ幽閉される事となった。
これが、サリオン王子による第1時王朝動乱であり、この件によりサリオンは表向きは病死扱いとなり、シナーテ家は取り潰しとなった。
※コーダンテ家に第2王女ワスチャ(茶茶)が生まれた事で、シナーテ家の継承権が下がる事を危惧した為である(ワスチャの誕生により現在の帝位継承権は第5位)。
……上記の様に凶行とされているサリオンの行動だが、その行動目的の全ては天照王朝(A.K.D.)の行く末を思っての事であった。
因みに、そのサリオンが仕える天照はマジ物の神様で不老不死の存在なのだが、常識人のサリオンは流石にんな事を本気にしていないので、天照が生殖能力の無いファティマであるラキシスを王妃に迎えた事に絶望し(子作りする気無いやん、陛下)、それが「放浪のアトロポス」編でのレフトミラージュの反乱行動(第2次王朝動乱)に繋がっている。
……しかし、この事件を経て改めて天照の力を認識したサリオンは、所詮は天照の手の上で踊らされているに過ぎないと悟り、王朝の統制に協力する様になる。
そして「シバレース編」にて、ボスヤスフォートによる浮遊城の襲撃によりミラージュ騎士団が壊滅。
サリオンも多数の部下を失う中でA.K.D.の戦力が再編。
天照より新たにエミーテ家の当主に据えられると共に斑鳩王子の成人名を授けられ、晴れて表舞台に戻る事になる(※)。
ワスチャ(ちゃあ)やタイトネイブ(じゃーじゃー)、パナールにキンキーと、新世代のミラージュ(?)にとってはお兄ちゃん的ポジションとして、更に気苦労は増える事は必至である(羨ましい位だが……)。
現在はコーダンテ家当主からルーマー国女王に降格させられたアイシャの替わりに政治の舞台にも(半ば強引に)登場させられている。[白]美人のお付きのお姉さんに強制的に脱衣・女装させられた挙句政治会見の場に連行されるという羞恥プレイ。やっぱり羨ましいぞ![白]
※サリオンがエミーテ家の当主になった事は「A.K.D.」内の事情であり、表向きにはアイシャが政治の舞台に戻ったのだと公表されている模様である。
【パートナー】
■バランシェ・ファティマNo.4
◆魔邪(マージャ)
初期の{バランシェ・ファティマ>バランシェ・ファティマ(FSS)}とは思えない程に能力、精神のバランスが取れた「出来た」ファティマ。
幼い斑鳩(サリオン)をマスターと定めるが、サリオンの精神の幼さから彼をマスターとは呼ばずに、実の父母をも殺害した不安定なサリオンを支える「ママ」としての役割を果たしていた。
……そんな彼女が、サリオンをマスターと呼べたのは3010年。
サリオンが斑鳩王子の成人名を得てからの事である。
【搭乗MH】
■L.E.D.ミラージュ
サリオンの搭乗騎はレフトNo.3とされている。
【関連人物】
◆プリンセス・タイトネイブ
幼名:峡楼姫(じゃーじゃー)
ミラージュ騎士団唯一の出張騎士で、工場惑星カーマントーの小国シージラックの姫君である。
天照の悪ノリでミラージュ騎士団に身売りさせられた彼女だが、宇宙移民の辛さをA.K.D.のハチャメチャさに癒されつつJK生活を満喫している様である。
サリオンとはA.K.D.入りした頃からの付き合いであり、何となくお似合いなのだが、じゃーじゃーの認識は「わしはある方の慰み者で側室なのじゃ」……と云う認識のままなので、二人の未来は不明のままである。
【余談】
初登場時にはカイエンから「L.E.D.」と呼ばれているが、以降は全く登場して来ない。
追記修正は物凄いスリットから美脚をチラ見させてからお願いします。
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▷ コメント欄
- 「斑鳩」の王子って名前からすると元ネタは例の旧1万円札の・・・。 -- 名無しさん (2015-07-18 20:26:26)
- 騎士と魔道士両方の力を有して騎士能力も高い方だけど、AKDはバケモンぞろいだから彼の強さはあんまり目立たない。強いんだけどね…。そんなことよりもだ。彼が真にやべーのはその中性的、さらに言ってしまえば男の娘属性(本人は無自覚)でしょう。絶世の美人として知られる天照帝の影武者が務まってしまうほどに美しいんだぜ -- 名無しさん (2023-06-17 14:07:54)
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