ピカチュウのもり(ポケモン)

ページ名:ピカチュウのもり_ポケモン_

登録日:2011/09/05 Mon 18:16:18
更新日:2023/08/18 Fri 18:49:35NEW!
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アニメ アニポケ ポケモンエピソード項目 ポケットモンスター ポケモン ポケモン名作集 涙腺崩壊 神回 ピカチュウ 再開 再会 再スタート ポケモンショック 藤田伸三 サトシ 無印 鬱展開→胸熱展開 ×ピチュー ○小さなピカチュウ やっとあえたね! ピカチュウのもり ピカチュウの森 おやすみ ぼくのピカチュウ



ピッカーチュッ! ピッカーチュッ!



アニメ『ポケットモンスター』の39話。
放送日は1998年4月16日。脚本は藤田伸三。


※以下、ストーリーバレ注意!



【あらすじ】


森の近くで、ピカチュウに出会ったサトシ一行。追った先には沢山のピカチュウの群れがあった。


最初こそ人間を警戒した彼らに逃げられたピカチュウ。しかし、川で溺れた小さなピカチュウを助けたことがきっかけで打ち解ける。
その夜、月を見ながら仲間と楽しそうにしているピカチュウ。ロケット団の襲来にも力を合わせて撃退した。
そんな姿を見て、仲間と一緒にいた方が良いのではと考えるサトシ。
ピカチュウを森に置いていく宣言をして走り去ってしまう。これで良かったのだと言い聞かせながら……



翌朝、ピカチュウが仲間に見送られながら走って来た。サトシと旅することを自分で選んだのだ。
互いに抱き合い笑い合う二人に応援するピカチュウたち。
より絆の深まった彼らの冒険は、まだまだ続く……



【解説】


サトシとピカチュウの絆を描いた回。これを観て多くの視聴者が涙したことだろう。


サトシがピカチュウの元から走り去るシーンで流れる「おやすみ ぼくのピカチュウ」も場面に非常にマッチしている。
ちなみにこの曲、かの名曲「めざせポケモンマスター」のカップリング曲。



「彼らが別れてしまうのでは?」と思われる回は一応他にもあるが、
ピカチュウがサトシに否定されてもサトシとのコンビを続ける意思を表明する回は後にも先にもこれだけである。
サトシがピカチュウとのコンビを明確に否定する回もこれっきりだが。


関係無いが今となってはBW序盤のNが聞いたら卒倒するかもしれない。


【余談】


ところでこの回、あのポケモンショックの後、最初に放送された回でもある。当時の視聴者は二重の涙を流したことだろう……
およびこの時ピカチュウが降ろされかけたのは、実はこの事件で降板の危機に遭った事を皮肉っていたのかもしれない。
けれど子供達の声援を受けて、再び放送されるようになったと思うと感慨深い…


このため、冒頭のサブタイトル表示には黄色い文字で「やっとあえたね!」というメッセージが添えられていた。泣ける。


というか、元々放送が予定されていた話ではなく、ポリゴンショックが無かったら放送されていなかった。


ちなみにポリゴンショック明け最初の放送日ということで、
「でんのうせんしポリゴン」の本来の次の次の話である40話「イーブイ4きょうだい」もこの話とセットで同じ日に放送された。


そして本来の39話であった「ルージュラのクリスマス」(1997年12月23日放送予定だった)は特番放送まで持ち越しとなり、番外扱いになってしまった……



さらにその後「ピカチュウは既に進化後で卵から生まれた時はピチュー」「ピカチュウは雌雄でしっぽの先端形状が違う」という設定が後付けされたため、
この森にはピカチュウ♂しか居ないように見えてしまい、しばしば「ガチホモのもり」「ピカチュウのハッテン場」などとネタにされるようになってしまった。



このエピソードの放送から20年後、サン&ムーン編において「ピカチュウの谷」*1が舞台となるエピソードが放送。こちらは終始ほのぼの+ギャグ満載の作風となっている。
ちなみに「放送枠移動後の最初のエピソード」「ピカチュウが大量に登場する」「ロケット団の邪魔が入る」といった共通点を持っていたりする。


更にその2年後、新無印編ゴウが今回のサトシと同様の苦悩を抱えた末、相棒との別れを決断しかけるエピソードが放送された。




追記・修正は、ピカチュウと抱き合った上でお願いします。


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  • 泣けるし大量のピカチュウの可愛さに癒される回だな。 -- 名無しさん (2014-02-22 00:19:04)
  • ポリゴン「要するに、この話は俺に対しての死刑宣告ってわけだ」 -- 名無しさん (2014-06-02 15:56:27)
  • ポリゴンの次の回とは皮肉な話だ・・・・・ -- 名無しさん (2014-12-24 20:47:06)
  • ↑しかしあの事件がなければ神回とまで呼ばれるようになったこの話はなかった。あなたの心情としてはさぞ複雑でしょうが、あの事件は決して無意味なものではなかったことの証でもあります -- 名無しさん (2015-09-20 21:48:08)
  • 本当に泣いたなーこの話は…ポケモンが帰ってきた喜びもあったし -- 名無しさん (2015-12-03 21:12:10)
  • オスメスの区別が外見でわかるようになった結果ガチホモの森と化した哀れな森 -- 名無しさん (2017-01-08 22:22:53)
  • Amazon配信版だとやっとあえたねの文字はカットされてた 37話の次回予告はこれの予告に差し替えられてるけど声が今のサトシのような若干低い声ということはわざわざ撮ったんかなぁ -- 名無しさん (2017-01-19 00:56:08)
  • ↑予告のBGMも別バージョンだし取り直したんだろうなあ -- 名無しさん (2018-02-11 07:50:11)
  • 小さなピカチュウって今思うとピチューから進化したての若い個体なのでは -- 名無しさん (2018-11-05 00:48:35)
  • サン&ムーン91話からポケモンショック以来となる放送日が変更になったが、最初に放送された回は「ピカチュウのたに」が舞台 -- 名無しさん (2019-04-14 13:44:00)
  • 最後の注釈ホントに酷くて草 -- 名無しさん (2020-05-24 02:01:15)
  • 後に明かされた設定と整合性を取るためには「女(尻尾の先がハート形)も子供(ピチュー)もいない野郎のピカチュウだけが集まるオス臭い森」にならざるを得ないという事実 -- 名無しさん (2020-06-19 12:51:07)
  • オスメスの差が出てきても『それまでは作画を省略してただけで尻尾がハートだったピカチュウもあの中に実はいる』って解釈してる -- 名無しさん (2020-06-19 13:49:43)
  • 後付けならピチューの存在により子供がいないというのもハッテン場感ある -- 名無しさん (2020-06-19 14:23:42)
  • 無印アニポケのエピソードであること、そしてリージョンフォームなる後付け設定のことを考えると、「ピカチュウ(カントーのすがた)は雌雄のしっぽの形にあまり差がない」というのもありじゃないか? -- 名無しさん (2020-07-17 17:51:36)
  • ↑LPLE…HGSS…パルパーク… -- 名無しさん (2020-07-25 17:05:31)
  • せめて男の娘の森……対して変わらないか -- 名無しさん (2020-07-25 17:23:32)
  • 普通にカントーのピカチュウの模様はオスもメスも同じってだけでしょ -- 名無しさん (2021-01-26 20:33:48)
  • 公式YouTubeの配信で改めてみたんだけど、OPのポリゴンが残ってるのは当時から? -- 名無しさん (2021-01-27 01:09:33)
  • ↑2あれだけピカチュウいるのにピチューが1匹もいないことに対する整合性とるとするならばガチホモの森の方が理に適ってる -- 名無しさん (2021-02-12 21:26:50)
  • 自分は独りよがりだったのではないだろうか、俺たちコンビとしてのの旅は終わったほうがいいんじゃないだろうかと苦悩するサトシ。それをはげましたのがピカチュウたちってのはなんか現実とリンクしたようで当時から人気だった話。 -- 名無しさん (2021-12-24 19:06:38)
  • 「ピカチュウの谷」を舞台としたエピソードの項目も作ってほしい。 -- 名無しさん (2022-04-14 18:56:54)
  • ↑こちらは石塚運昇さんが最後に収録に参加したエピソードでもある。 -- 名無しさん (2022-04-14 19:05:51)
  • 雄だらけだったのはペンギンみたいに雄と雌が交代交代で子守り、食事する群れだったとかじゃね? -- 名無しさん (2022-04-14 19:07:58)
  • ↑2正確には「テレビアニメ版では」である。 -- 名無しさん (2022-04-14 19:14:06)
  • よく考えると、ライチュウに進化させるか悩んだ時と違って森に置いていこうとしたのは完全にサトシの独断だったから、「綺麗事を言って自分を捨てるのか」とピカチュウとの間に溝ができてもおかしくなかった -- 名無しさん (2022-12-08 21:24:32)

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*1 ゲーム『ウルトラサン・ウルトラムーン』にも登場

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