登録日:2015/08/01 Sat 23:02:14
更新日:2024/01/16 Tue 11:10:14NEW!
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《超竜騎神ボルガウルジャック》とは、TCG「デュエル・マスターズ」のクリーチャー。
DM-22「不死鳥編 第4弾 超神龍雷撃」にて初収録。レアリティはベリーレア。
他にも、
■DMC-47「HEROES PACK(ヒーローズ・クロス・パック) 勝舞編」
■DMC-53「レジェンド・クロニクル 勝舞編」
■DMC-56「ザ・サムライ・レジェンド」
などでも再録を果たした。
不死鳥編も終盤に向かうDM-22でついに姿を見せた、進化ティラノ・ドレイク/アーマード・ドラゴン。
進化元の種族によってスペックが変化する独特なギミックが印象的な面白いカード。
●目次
スペック
超竜騎神ボルガウルジャック VR 火文明 (7) |
進化クリーチャー:ティラノ・ドレイク/アーマード・ドラゴン 8000 |
進化-自分のドラゴンまたはティラノ・ドレイク1体の上に置く。 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ティラノ・ドレイクの上に置いた場合、相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体破壊する。 |
このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードをすべて見せてもよい。その中にドラゴンがあれば、アーマード・ドラゴンかティラノ・ドレイク以外の、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。 |
W・ブレイカー |
上記でも述べた通り、進化元の種族で効果が変わる。
ティラノ・ドレイクから進化すると、召喚時のcipで相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体破壊する。
ドラゴンから進化すると、アタックトリガーで自身と同種族以外かつ自身よりパワーの低い相手クリーチャーを1体破壊する。
両種族を兼ねたカードから進化すると、どちらの効果も使用可能になる。
注意点としては、一部のカードを進化元にすると効果が使えないので、メジャーな進化元素材である《無垢の宝剣》などから進化しても意味はない。
まぁ、これに関してはあまり問題は無いだろう。そもそも進化させる状況なんか滅多に無いだろうし。
これも滅多に起きない状況だがサイキック・スーパー・クリーチャーの上に重ねた場合で、下にあるその類のカードがドラゴン所持でも効果は使えない扱いとなる。
この複雑な状況の理由としては、サイキック・スーパー・クリーチャーの扱いのルールにある。
サイキック・スーパー・クリーチャーは、バラバラのサイキック・セル1枚ずつとして進化クリーチャーの下に置かれる。
面倒臭い扱いだが、一応万が一という事もあるので覚えておこう。
このボルガウルジャックはどちらから進化してもそこそこな性能となる。
cip能力を使えるパターンだと、相手の中型クリーチャーを焼ける威力にはなる。
パワーの低いシステムクリーチャーなどを狙い撃ちにしたいか。
アタックトリガーの除去も強力で、自身のパワーが8000と高いので結構な範囲のクリーチャーを破壊できる。
ただし、近年のDMにおけるパワーインフレの影響でやや火力不足が見えてきた気がしないでもない。
ボルガウルジャックの所持種族はサポートも多く持っているので、パンプアップでさらなる火力向上を狙いたい。
除去範囲よりも問題となる点は、ティラノ・ドレイクかアーマード・ドラゴンが焼けないという弱点がある。
環境ではまず見かけることはなく、種族デッキにも遭遇しにくいティラノ・ドレイクは問題ないとして、アーマード・ドラゴンが焼けないのは痛い。
救いとしては、アーマード・ドラゴンがコマンド・ドラゴン達の影響で、最近は衰退気味になっているところか。
後はあまりないだろうが、《超神星ブラックホール・サナトス》などで進化元を抜くカードを使われた場合でも効果が消滅するのでそこも注意。
どちらも一定の効果はあるとはいえ、片方だけだと進化クリーチャーとしては地味になってしまう否定できない。
特に近年はインフレの影響で片方だけではまず物足りないので、どちらの効果も使えるようにしておきたい。
つまりは両種族を兼ねた進化元を用意しておく手段がベストであり、ジャック・ライドウさんなんかがその筆頭となってくるだろう。《闘龍騎リューガライザー》?《闘龍騎ヴィラン・レギウス》? 知らない
こんな感じでそこそこ強力なクリーチャーなのだが、何というかライバルの多さやインフレで使う枠の無い可哀そうなカード。
相性の良いカード
進化せよ!我が闘魂、今まさに太陽と化す!――闘龍鬼ジャック・ライドウ
闘龍鬼ジャック・ライドウ UC 火文明 (5) |
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ティラノ・ドレイク/サムライ 5000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から、このクリーチャーと同じ種族をひとつでも持つ進化クリーチャーを1体選び、相手に見せてから手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。 |
アーマード・ドラゴンを初めとして、多くのカードをサーチ可能なことで有名なお方。
三種族持ちのクリーチャーであり、アーマード・ドラゴン/ティラノ・ドレイクを兼ねていることも有名。
そのため、当然このカードの存在意義の一つには、ボルガウルジャックの進化元としての道もあるはず。
ジャック・ライドウの効果でサーチして、ボルガウルジャックを手元に呼んで来よう。
詳しくは個別項目を参照。
派生カード
九龍騎神ドラン・ギレオス VR 闇文明 (7) |
進化クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ/ティラノ・ドレイク 7000 |
進化−自分のドラゴン・ゾンビまたはティラノ・ドレイク1体の上に置く。 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ティラノ・ドレイクの上に置いた場合、相手の手札を見てその中から1枚選び、捨てさせる。 |
このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードをすべて見せてもよい。その中にドラゴンがあれば、相手のアンタップされているクリーチャーを1体破壊する。 |
W・ブレイカー |
闇文明版ボルガウルジャックとでも言うべきクリーチャー。
進化元がアーマード・ドラゴンからドラゴンゾンビになったりと順当に闇らしくなっており、全体的な性能もかなり似通っている。
ティラノ・ドレイクに対応したcipは相手の手札を見てから1枚ハンデスする効果に、ドラゴンに対応したアタックトリガーはアンタップクリーチャー1体の破壊に置き換わった。
いずれもパワーを参照して発動が不安手な本家より安定しており、パワーが劣る以外はこちらの方が優っている。
また、本家と同様に《闘龍鬼ジャック・ライドウ》との相性は抜群である。
デュエル・マスターズ プレイス
超竜騎神ボルガウルジャック VR 火文明 (6) |
進化クリーチャー:ティラノ・ドレイク/アーマード・ドラゴン 8000 |
進化-自分のドラゴンまたはティラノ・ドレイク1体の上に置く。 |
バトルゾーンに出した時、相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体破壊する。 |
攻撃する時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。 |
W・ブレイカー |
DMPP-08 第8弾「極神創世譚 -VIOLENCE FUSION-」にて収録。
コストが6に下がったことに加え、cipやアタックトリガーの進化元を参照にする条件が消えたことで格段に出しやすくなった。
独特な性質で使いこなす難易度が高かった本家から大幅に強化され、単純明快に強い進化クリーチャーへと格が上がったと言える。
《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》を主軸とした【アポロヌス・ドラゲリオン】デッキや《竜極神》を投入した【ゲキ&メツ】デッキなどで投入される光景が見かけられる。
小型獣を焼く効果がDMPP-08環境において刺さりやすく、上述のデッキの主役であるドラゲリオンやゲキメツが出せない緊急事態の際に代わりのフィニッシャーとしてのサブプラン要員にもなる。
プロトタイプ?
漫画「FE」では切勝舞がT戦にて使用。
最初はTもこのカードの性質に気が付きながらも油断していた。
しかし、勝舞は二つの効果を使うために、ボルガウルジャックを二枚重ねするという戦略を行う。
この行為によって効果を全て使うことを可能として、Tのクリーチャーを全滅させた。
ところで、この漫画版のボルガウルジャックは実際のカードとスペックが違うのだ。
漫画版のボルガウルジャックの効果は以下の通り。
超神騎竜ボルガウルジャック 火文明 (10) |
進化クリーチャー:ティラノ・ドレイク/アーマード・ドラゴン 12000/10000 |
進化-自分のドラゴンまたはティラノ・ドレイク1体の上に置く。 |
このクリーチャーのパワーは、ティラノ・ドレイクの上に置いた時、10000になり、ドラゴンの上に置いた時、12000になる。 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ティラノ・ドレイクの上に置いた場合、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。 |
このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードをすべて見せてもよい。その中にドラゴンがあれば、アーマード・ドラゴンかティラノ・ドレイク以外の、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。 |
W・ブレイカー |
漫画ではテキストの表示が無かったため、一部は読者の推測となる。
とは言え、実際のカードとスペックがだいぶ異なっていることはこうして見るとはっきり分かるだろう。
それどころかよく見ると、名前も微妙に違う。
さて、このカードが実際に存在していた場合の性能を見ておこう。
まず、進化元の違いによってパワーが変動することは面白い仕組みである。
ちなみに、素のパワーが10000となるクリーチャーは避けられているのか、現在まで存在しない。
仮にこのスペックのままボルガウルジャックが世に出ていたら、初の10000クリーチャーとして名を残したはず。
ティラノ・ドレイク進化時は、パワー6000以下をcipで破壊が可能で破壊力はなかなか。
ドラゴン進化時は、アタックトリガーで12000以下のクリーチャーを除去できるため、この除去性能は高い。
ただ、アタックトリガーを使う除去対象に同種族が省かれる点は実際の物と同じだが。
しかし、結構恵まれた性能である分コスト設定が重い。
コストは10であり、コスト軽減に恵まれたドラゴンとしてもなかなか召喚はキツイ。
漫画では二枚重ねのコンボを見せていたが、このコスト設定だと現実ではほぼ不可能だろう。
単行本掲載時のコストは7になっているため、これなら実現できなくもないが。
Tとのデュエル前にエスメラルダがこのカードを見ていらないと発言していたが、このコスト設定ならばそう思うのも分かるところ。
実際にこのカードが漫画のスペックのまま世に出ていても、当時の環境で積極的に使われたかは怪しい。
現在ではコスト10もそこまで難しくもないが、それはそれでこのボルガウルジャックはインフレに取り残される可能性が高い。
ちなみに、実際のカードスペックでも漫画版の展開にあまり影響は出ない。
2枚重ねならば《キャプテン・ミリオンパーツ》ならば実際に破壊できる除去性能を持っているからだ。
なお、単行本掲載時もコスト設定以外のスペックは修正されていない。
追記・修正は、進化元のカードで効果が変わってからお願いします。
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▷ コメント欄
- 馬の方がメスですwww -- 名無しさん (2015-08-02 12:18:03)
- マジで!? -- 名無しさん (2015-08-03 07:59:01)
- 昔コロコロイチバンで松本大先生が連載してた「デュエルマスターズファイトッ!」(れく太が引き当てたボルガウルジャックの人と馬の二体が、どっちが本当のボルガウルジャックに相応しいかで喧嘩する話www)でそう明かされており、これには流石のボルベルグ・クロス・ドラゴンも仰天してたwww -- 名無しさん (2015-08-03 09:30:21)
- ↑そうそうwそれでそれぞれ、人のほうが「ボ」、馬のほうが「ルガウルジャック」になったんだよなwww -- 名無しさん (2015-08-05 21:02:08)
- 黒いバージョンの九龍騎神もあるよねぇ -- 名無しさん (2015-08-07 19:57:34)
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