登録日:2022/08/01 (月曜日) 17:13:48
更新日:2024/06/24 Mon 13:59:23NEW!
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これなら撥ね返せる──!!
白井日菜子(しらい ひなこ)とは、家庭用ゲーム『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』に登場するキャラクターで、本作の主人公である。
CV:高田憂希
■概要
高校一年生で、都内の星ノ宮女子高校に通う女子高生で、元バレリーナ。
好きなものはもちろんバレエ。踊っていた関係からかクラシックも好き。また、風呂が好きで夏の季節でも毎日入るほど*1。
心優しく他者への共感性が強い性格なのだが、負けず嫌いで気が強い。
かつては将来を嘱望されたバレリーナで、天才の名を欲しいままにしていたが、高校入学前に深刻な怪我を負い、後遺症が酷く二度とバレエを踊ることが出来なくなったために引退。
進学の為の推薦も一部取り消しとなり、特待科から普通科での入学となった。
ショックでほぼ家にこもりっきりで、入学式すら参加せず夏になるまで登校していなかった。
本編序盤はまだ立ち直れておらず、辛辣な物言いや不愛想な態度が目立ち、これが原因でフラグメントの暴走を招くことが多い。
ただ、十数年毎日続けたバレエの経験は伊達ではなく、その経験を生かして生徒たちの悩みを解消していく。
意外と世間知らずで、フリスペ(普通のSNS)の存在を知らず、カラオケに行ったことがない。
舞台以外で化粧をしない、食べ物の自販機を見たことがないなど一部のファンたちからバレエマシーン、もしくはロボと例えられるほどの一心不乱ぶりだった。
なお、続編の二作目である「BLUE REFLECTION TIE/帝」ではそんなバレエマシーンだったころの日菜子のスケジュールが判明している。
■リフレクターとしての能力
この力で!
武器は青く透明な刀身を持つ剣。
右目は青く変色してオッドアイになり、髪色も金髪になる。
共感性が強いため、リフレクターの活動の一つであるフラグメントの固定化も上手くこなせる。
メル先生がデザインしているためか、衣装のある部分は大きく露出しており、技次第ではパンチラどころかパンモロを拝むことが可。
変身に必要な指輪は、ユズとライムから貰い受けた純正品で、左手人差し指に嵌めている*2。
プレイアブルキャラとしては、攻撃・回復・バフデバフ各種を使い分けることが出来る器用貧乏王道な性能。
「帝」ではスピードタイプのアタッカーに性能が一変。ザコ戦ボス戦ともに大活躍する。
特に、強みであるスピードの上昇とともに威力が増すスキルを習得すると難易度にもよるが斬撃耐性の上からザコエネミーをワンパンキル可能な火力を発揮する。
弱点は防御面の弱さと、ギアがだいぶ上がらないと攻撃属性が斬撃一辺倒なこと。斬撃耐性持ちのボス相手に長期戦を強いられるような状況では苦戦する。耐性に関しては愛央が斬撃耐性定価を持ってるのでフォローが効く。
以下、本編のネタバレ
(もう、夏……なんだ……)
今まで家に半ば閉じこもっていた日菜子だったが、勇気を出して登校することに。
季節は夏。丁度制服の衣替えの時期で、ようやく踏み出せたが、それでも憂鬱げな表情で歩を進める日菜子。
職員室に行く途中、中学が一緒で日菜子に憧れていた西田 早苗と遭遇。
憧れの人物と一緒に学校生活を送れることに狂喜した早苗のフラグメントは暴走し、それに巻き込まれる形で人類の集合的無意識によって形成される世界、“コモン”へと転移。
司城 夕月、司城 来夢(以降前者をユズ。後者をライムと表記)に導かれリフレクターとして初めての一歩を踏み出す。
なんでなの! そんなことで諦めたっていうの!?
っ! そんなこと……? 私だって諦めたくなかった!
ずっとバレエを踊りたかった!
しぶしぶリフレクターとして活動している最中、バレリーナ時代のライバル森川 更紗と再会。
更紗から膝を故障した程度で引退したことを詰められるも、日菜子も強く言い返してしまったためフラグメントが暴走。
コモンにてフラグメントに接触し、更紗の感情を理解し現実に戻るも、
リフレクター。そして、人類の敵である原種の一体、“イェソド”が襲来。
今まで絆を結んできた生徒たちとともに撃退に掛かる。
それにしても、リフレクター……。反射するもの……
なに? ネーミングが気になる?
ううん。今の私にはぴったりだ
? ?
エトワールみたいに、自ら輝くことはない
原種イェソドを無事撃退し、日菜子は本格的にリフレクターとして活動することを決意。
全ての原種を倒し、報酬として膝の怪我を治し、再び舞台に立って“エトワール”として輝くために――。
私は、私たちの居場所を守りたい。この世界を守っていきたい!
麻央、あなたは?
……聞くまでもないわ
私は私のクラスを、学校を、世界を守る
ずっとそうしてきた。これからだって同じよ
順調に原種を撃退していたが、完全に倒しきれることはできず、追い返すのが精一杯だった。
文化祭で演劇・人魚姫を演じることになり、主役は日菜子が務めることになったが、台本が改竄*3。
思わずひるんだ日菜子だったが、学校で異様に頻発してたトラブルを追っていたライムがすべて蜷川 麻央が仕込んだものと看破。
フラグメントに接触しようとした一行は、その強大なフラグメントに引きずり込まれ、
日菜子は麻央が抱えた過去に触れ闇に飲み込まれようとするが、原種ネツァクが襲来し、撃退。
数日後。力を蓄えたネツァクが再来し、戦って負けそうになった時、麻央が乱入。
彼女の感情や信条をあえて理解しないという選択をした日菜子にフラグメントが届けられ、リフレクター達はパワーアップ。
今まで撃退がせいぜいだった原種を、完全に討滅せしめることになった。
つまり、この戦いに勝っても
報酬はただの世界平和というわけだ
君の足にはなんの変化もない。現実世界の物理的干渉はありえない
そんな……嘘でしょ?
絆を結んだIQ300の超天才児、斉木 有理の分析により、原種を全て倒しても日菜子の足が治らないと判明。
嘘を付いていたユズとライムから心が離れかけたが、
日菜子の足が治らないのなら、自分の足もなくなってもいいという更紗の真摯な想いに触れ、改悛。
そして、重い過去と真実を抱えているだろうユズとライムの立場を慮り、「もう一度踊れるようになる」ではなく、司城姉妹と世界。学校と友達を守るため戦うことを決意する。
私たちは……もう、 死んでいるの
原種“ティファレト”撃破後、司城姉妹から自分たちはもうすでに死んでいることを知らされ驚愕する日菜子。
ユズとライムは人間とコモンとを接続する実験の失敗で死去してしまったが、
死後コモンと対話する能力を取得。人類を守るリフレクターを任命する役割を与えられ、名特異点でリフレクターを覚醒させていた*4。
次の原種を倒せば司城姉妹は役割を終え、
彼女たちの存在と共に記憶が消え、大切な友達と別れてしまうことになってしまうという事実を突きつけられた日菜子は苦悩。
イェソドを討滅できたはずだったが、思わず逃がしてしまう。
だが、今まで絆を結んできた仲間たちの交流。そして麻央の叱咤激励を受け、「もう一度踏み出すため」にイェソドを撃破。
全ての原種は討滅されたはずだった――が、
与えられた絆なんて、意味がない
そんなのは、幻だよ!
全原種の討滅後。コモンから活力を得、それを守るコモンの化身・“ダアト”が降臨。
ダアトは勝利を労ってくれたが、この度の戦いが辛勝だったことを憂慮し、人類を一つに融合させ新たなステップへと移行することを告げる。
一つになれば足の怪我に悩むこともなければ、ユズとライムと別れることもない。
だが、これまでの過程で互いに歩み寄ることの大切さを知っていた日菜子はこれを拒否。
一人の人間。そしてリフレクターとして、ダアトを撥ね返すことを宣言し、
激闘の末に人類の神ともいえる存在を退け、ユズとライムと別れ、最後の一歩を踏み出した――。
ヒナちゃん! ヒナちゃん!
ユズ……ライム……? そうだ、私は願った
最後に……心から願った。絶対に忘れないって……!!
全ての原種を討滅したことにより、世界はリセットされ、時間は巻き戻りユズとライムという二人の存在は世界の記憶から完全に消去された。
だが、「ユズとライムを絶対に忘れない」――と、心から願ったことで日菜子はリセット後の世界で二人との思い出を取り戻す。
そして文化祭。演劇「人魚姫」の主演を務め衣装を着た姿と、穏やかな表情で振り返る日菜子の姿で物語は幕を閉じた。
記憶を失い、水に囲まれた学校という不思議な世界に召喚されたヒロインの一人として登場。
「燦」からのゲストキャラクター、春日 志帆とはかつてバレエマシーンだった頃に知り合った仲で、靭 こころとは有理という共通の友人を持つ。
結局何が“普通”かなんて、今も分からないけど……
でも、それでいいんだと思った
友達と過ごす日々が、いつの間にか私たちの“普通”になっていく。それを、あの二人が教えてくれたから
少女たちの思い出や記憶。心象風景で形成されたダンジョン・ココロトープの中層では足を怪我した後、半ば引きこもり生活だった時代の記憶が再生され、バレエを踊れなくなったこと突きつけられるも、
大きく成長した日菜子はそれに動じず、
世界を創造し、それを維持するため自ら犠牲になったライムを救うべく、他のリフレクターとともに活動していくことに。
「幻」序盤の刺々しさは見せず、呼び出された他の住民たちと協調して異世界生活を満喫。
学校を魔改造する計画では、プールをお風呂にするという大胆かつ奇想天外な計画を立案。
プールをお風呂にしちゃえばいいんだよ!
主人公の愛央はあまりの風呂好きに驚くとともに少し引いていた(なお、現実でもプール風呂は存在し、これが元ネタだと思われる)。
■余談
- ブルリフの総キャラデザを務める岸田メル先生にとってかなり愛着があるキャラで、もはや娘のようなものと認識されている。
- 数日間風呂に入らないと足が臭うという非常にフェティシズムなイベントがあり、一部ユーザーからは足が臭いヒロインと言われることも。
- お胸の方は意外にも大きく、リフレクター姿で堪能する人もいる。
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- 怪我する前は感情の薄いバレエマシンだったがその頃から偶然入った喫茶店の看板娘を自然に口説いて現地妻を作っており驚異の攻略能力の片鱗を覗かせている -- 名無しさん (2022-08-02 02:33:38)
- 帝では防御面と属性関係でまだ弱点があったのに、燦ではそれらを克服した上にイカれた火力パッシブとSP回復まで足したぶっちぎり最強キャラと化してしまった -- 名無しさん (2023-10-04 20:27:58)
- 尚新衣装の晴れ着日菜子も人権の模様。ヒナちゃんの進化は留まるところを知らない -- 名無しさん (2024-02-03 20:51:24)
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*2 左手人差し指に嵌める指輪は、「背中を押す」「集中」「前向き」などといった意味がある
*3 足が醜いミイラのようになるという、足に怪我を抱えた日菜子にとって酷な内容
*4 リボンの色がトリアージで言う黒などと伏線はある
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