新宿のアーチャー

ページ名:新宿のアーチャー

登録日:2017/03/06 (月) 09:30:50
更新日:2024/02/06 Tue 10:31:49NEW!
所要時間:約 25 分で読めます



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type-moon fgo fate go 反英霊 スチームエレクトリカルwithパパ 魔弾の射手 新宿 黒幕 犯人 アーチャー サーヴァント 新宿幻霊事件 仕込み杖 アラフィフ 棺桶 土師孝也 カルデア悪人会 真名隠しサーヴァント ルーラー 伊東健人 新宿のアーチャー 数学教授(五十代・独身) 犯罪紳士 幻影魔人同盟 正義の味方に憧れてしまった悪の味方 1.5部ジジィ



落下する少女を救う


それはまさに少年の役割であり、即ち大抵はここから始まる、恋と希望の物語ボーイ・ミーツ・ガール


君はこの後、何か適当にいちゃつきながら、頑張って奮闘して特異点を修正したりしなかったりするわけだ!


いいねェ、実によろしィ! だがしかーし、だーがーしーかーしー!


残念! 君を助けたのはひたむきな少年でも、見目麗しい少女でもなく!


胡散臭いヒゲのおじさんでしたー!



どなた様―――――!?




Fate/Grand Order』に登場するサーヴァント
クラスはアーチャー。1.5部『Epic of Remnant』の第一シナリオ『悪性隔絶魔境 新宿』の主要キャラクターのひとりである。


ILLUST:本庄雷太
CV.土師孝也



身長:175cm
体重:68kg
出典:???
地域:???
属性:混沌・悪



【ステータス】

筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
CDABAC


【スキル】
○クラス別スキル
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。


単独行動:A+
マスターからの魔力供給なしで活動できるスキル。
ランクが高いほどサーヴァント単体で活動できる時間が延びる。
A+のランクではマスターが不在でも支障なく行動可能である。


○保有スキル
魔弾の射手:EX
詳細不明。
「魔弾の射手」といえばドイツの歌劇のタイトルとして有名。
森の奥に住む悪魔ザミエルから授かった魔弾は狙った標的に必ず命中するが、与えられた7発のうち最後の一発だけは悪魔の意図したところに命中するという。
ゲーム中では自身に1ターンのスター集中度アップと無敵貫通状態を付与する。


蜘蛛糸の果て:A++ → A+++
詳細不明。
彼のセイントグラフの背景には蜘蛛の巣が描かれているが…。
ゲーム中では獲得しているクリティカルスターを10個減らす代わりに、自身のNPをチャージし3ターン宝具威力をアップさせる。
その特性上、スターがない時はスキルの使用ができない。
強化クエストの実装により、使用条件が「スターを10個減らす」から「スターが10個以上ある場合のみ使用可能」という条件に変更。
デメリットが軽減されたのに加えて自身を除く味方全体に悪特性を付与というゲーム中初の味方キャラクターの属性を操作する効果を手に入れた。



邪智のカリスマ:A
詳細不明。
外界と隔絶され「悪」が栄える魔境と化した新宿に登場する彼に相応しく、
通常のカリスマスキルによる3ターンの味方全体の攻撃力アップに加え、「自分以外の悪属性のサーヴァント」には二重の攻撃力アップ状態を付与する。



宝具
『????』


真名封鎖、疑似宝具展開。お仕置きの時間だネ……。
素晴らしい!! 世界は破滅に満ちている! アハハハハハハハ!!



詳細不明。
ゲーム中ではBuster属性の単体攻撃宝具。
攻撃前にオーバーチャージによって効果がアップする3ターンの防御力ダウンのデバフをかけるため、高威力が期待できる。
宝具演出での月下の街の夜景と、ド派手な一斉射撃は必見。
ちなみに足腰にかなりの負担がかかるらしく、座骨神経痛やヘルニアの危険性があるとかなんとか。





飄々とした壮年の紳士。本人によればアラフィフらしい。
見た目はイケオジだが、割とテンションが高く、ジョークが大好きなユーモアあふれる御仁。誰が言ったか「英霊界の高田純次」。
主人公の選択肢に「パパ くさい」というものがあり、選ぶと大ダメージを受けるが、本当に加齢臭がするのかジョークなのかは不明。


レイシフトした矢先、いきなり弾き飛ばされ、落下して死ぬところだった主人公を救出し、行動を共にする事になる。
新宿においては真名を明かす事が致命的になり得るという理由で真名を明かさず、「新宿のアーチャー」を名乗っている。
ちなみにこれを聞いたダ・ヴィンチちゃんは「凄いローカル」と大笑いしていた。
本人も笑われても仕方ない通称という自覚はあるが、
「東京のアーチャー(甲子園代表みたい)」、「六本木のアーチャー(どう考えてもホスト)」とかよりマシだと前向きに考えることにしたらしい。


実を言うと真名は名乗らないのではなく、名乗れない。
実のところ彼は記憶を失っており、そもそも自分が誰なのか分かっていないのである。
しかし正直に「真名は分かりません」などと言えば怪しすぎるため、名乗れない事にしていた。



また、アーチャーのクラスで現界しているものの本来のクラスはキャスターであるらしく、本人もなぜ自分がアーチャーなのか分かっていない。
もはや型月恒例となった弓を使わないアーチャーであり、彼の武器はなんと棺桶と銃が仕込まれた杖。
正確には超過剰武装多目的棺桶、中にはミサイルとマシンガンを内蔵、鈍器のようにブン回して攻撃することもあるし、宝具使用時にはビームも出す
某内藤泰弘作品アレとか、同氏がキャラクターデザインを務めたをイメージしていただければわかりやすい。
一方の仕込み杖は接近した状態でのQuickくらいでしか使用しないので、見たい人はAAQでチェインを組むといいだろう。


ただ、本人はそもそも銃器を扱えた覚えがなく、にも拘らず百発百中の命中率を誇る事を不思議がっている。
ちなみに年齢が年齢なので激しい戦いは腰に響くそうな。


召喚でも真名を隠す形で実装され、ストーリーで真名を明かすまでは開示されない。
同時期に実装された新宿のアサシン、新宿のアヴェンジャーと共にユーザーたちはFateシリーズ恒例の真名当てに勤しむのであった。
(むしろ最初から真名が明かされた状態でサーヴァントたちが登場する「FGO」の方が異例と言えば異例。人理崩壊という一大事の前ではそんなことは言ってられなかったらしい)
ストーリーを進めて真名が明らかになる前と後では戦闘中の台詞やマイルームでの台詞などが異なるほか、
絆レベルを上げてもマテリアルが開示されなかったりという手の込みように加え、さらに新宿のアーチャーについては宝具名まで明かされないという徹底ぶりであった。


ヒントとしては好きなものは「数学」、嫌いなものは「鹿撃ち帽」との事。
ここまで言えば分かる人には分かるかもしれない。


ユーザーによって考察されていた真名の候補としては、PVで明かされた「新宿幻霊事件」のキーワード「犯罪紳士」や
第1部で「幻霊」という存在に言及していたホームズの登場が確実視されていたことから、
そのライバルであるモリアーティ教授、あるいは生みの親であるコナン・ドイル本人、はたまた怪盗紳士アルセーヌ・ルパン
「美少女だと思った? 残念、アラフィフ紳士でしたー!」という紹介時の台詞、口調からまさかの男性版ダ・ヴィンチちゃんダ・ヴィンチちゃんオルタ等々…
様々な推測がなされたが果たしてその正体とは…。



【ゲームキャラクターとしての性能】

「Epic of Remnant」の第1章「亜種特異点Ⅰ:新宿幻霊事件」の開幕と共に期間限定で実装された☆5アーチャー。
アルジュナエミヤと同様のArts×3/Quick×1/Buster×1のカード編成を持つ。
宝具がBuster属性なのも同じだが、彼の場合は単体宝具。


性能としてはアタッカーに寄っているが、ややトリッキーな運用が必要となるサーヴァント。
自身に無敵貫通&スター集中を付与するスキル「魔弾の射手」は宝具に合わせて使用したり、高ランクの「単独行動」によるクリティカル強化も狙えるものの、
スターを消費する代わりに宝具威力のアップと自身のNPゲージをチャージするスキル「蜘蛛糸の果て」と微妙に噛み合わず
「NPをチャージして無敵貫通&威力アップさせた宝具+スターを集中させてのクリティカル攻撃&エクストラアタックも狙いたい」とスキルをフル活用したいここぞという時にはちょっと困ったりする。
また、悪属性のサーヴァントの火力を大幅に強化できる「邪智のカリスマ」も同クラスのアーチャーには悪属性が実装時点では自分以外はアタランテボブエミヤオルタのみと対象が狭い。


Arts3枚編成のお陰でNP回収はお手の物かと思いきやその枚数が災いして自身のNP効率は悪く、Artsチェインでの補助は必須。 「蜘蛛糸の果て」のNPチャージでそれなりに補えるが。
スター生産も苦手な部類なので「魔弾の射手」「蜘蛛糸の果て」をフル活用するには、
礼装または他のサーヴァントによるスター供給が必要になる。
幸いHit数は多いので「スター発生率アップ」のバフの効果が大きく、賢王DEBUに補助して貰えばかなり星は出せる。


正直な所アラフィフのカード性能はお世辞にも良いとは言えない為、スキル強化によってフォローをしたい所だがそうは問屋が卸さない。
スキル一つをレベル10に上げる際に「万死の毒針」が36個。「虚影の塵」が48個、「魔術髄液」が72個という法外な数を要求してくるのだ。
特に「蜘蛛糸の果て」のNPチャージはスキルマの恩恵が大きい為にこの要求数はかなり厳しい。


総じて一筋縄ではいかないスペックの持ち主であり、(自身の性能と100%噛み合った相方の存在しない)アーチャークラスで統一したパーティーよりもクラス混成パーティーで光るサーヴァントと言える。
特にスター供給が得意な上、悪属性の多いアサシンとの相性は抜群。
Arts3枚のカード編成で味方全体のNPチャージ効率を上げつつ、火力サポートからメインアタッカーまで幅広くこなすことができる。
またスキルでスターを生産することができ、元々高い攻撃力を邪智のカリスマでさらにブーストできる巌窟王も相性は良く、アヴェンジャー故に相手を選ばないのもポイント。
いっそのことクリティカル運用を諦めてArts3枚とNPチャージスキルを生かして宝具を連発させるような運用や、
高い火力と自衛能力を兼ね備えたクー・フーリン(オルタ)茨木童子といったバーサーカーと組ませるのも面白いかもしれない。


と言っていたら「魔弾の射手」に強化が入ってスター獲得が追加されたことで、「蜘蛛糸の果て」の使用条件を自前で満たせるようになった。完全にマッチポンプ。
スター獲得して「蜘蛛糸の果て」の使用条件を満たしつつスター集中でクリティカル狙い
→「蜘蛛糸の果て」を使ってNPチャージしつつ自身の宝具威力をアップ、加えて味方に悪属性付与
→「邪智のカリスマ」で味方に二重に攻撃力バフを撒くというムーブがスムーズにできるようになった。
もはや誰と組んでも力を発揮できるため、編成は自由。
「悪属性やスター獲得持ちが居ると動かしやすくなるが、居なくても自前の策で平気で凶悪な働きをするサーヴァント」に変わった。
教授の性格そのものじゃないか。


「蜘蛛糸の果て」「魔弾の射手」の強化で性能は大幅に強化されたものの、
強化クエストの挑戦のためには亜種特異点Ⅰをクリアして真名を解放することと、最終再臨まで育成を完了するという条件を満たす必要がある。
前述の通り、スキルレベルアップ用の素材要求数がとんでもない鬼畜仕様なこともあり、フルに性能を活かせるようになるまでに道のりは遠いが、
それに応えてくれるだけのポテンシャルは十分に秘めているサーヴァントと言えるだろう。








※注意※




この先には『悪性隔絶魔境 新宿』の重大なネタバレが含まれています。







我が名はジェームズ・モリアーティ! 職業教授兼悪の親玉!


ふはははは! 大丈夫、私に任せれば世界征服の一つや二つ!





真名:ジェームズ・モリアーティ


ILLUST:本庄雷太
CV.土師孝也


身長:175cm
体重:68kg
出典:シャーロック・ホームズシリーズ
地域:ヨーロッパ全域
属性:混沌・悪



○保有スキル
魔弾の射手:EX
如何なる障害をも乗り越え、銃撃を打ち込んで仕留める能力。
実際にはモリアーティではなく、魔弾の射手としてのスキルである。


蜘蛛糸の果て:A++
邪悪を画策する能力。
秩序を破壊し、善を汚し、しかして自分に対して因果や罰を向かわせない。
蜘蛛が作った網のように相手を取り込み、貶める。


邪智のカリスマ:A
国家を運営するのではなく、悪の組織の頂点としてのみ絶大なカリスマを発揮する。
モリアーティの悪性カリスマはA。英国だけでなく世界全土を陰から支配することも可能なランク。



宝具
○『終局的犯罪ザ・ダイナミクス・オブ・アン・アステロイド
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大補足:100人


では…ジョーカーだ。


宝具開放! 我が最終式、終局的犯罪を此処に証明しよう……


終局的な光景をお目にかけよう。歓喜の闇、悲嘆の光。即ち……


終局的犯罪ザ・ダイナミクス・オブ・アン……アステロイド』!!



モリアーティが目指す「惑星破壊」を具現化した宝具。
サーヴァントとして召喚されたため、「対軍」に留まっているが、力を増幅させれば「対都市」「対国」と範囲が広がっていく。
モリアーティが目標としている窮極の破壊。


元ネタはモリアーティの論文『小惑星の力学(The Dynamics of an Asteroid)』。
アイザック・アシモフの小説『黒後家蜘蛛の会』シリーズには、この論文を扱った作品『終局的犯罪』が存在し、
その作中において、“小惑星の力学は「惑星破壊」についての論文である”という解釈が示されている。


なお、新宿での敵対時には同じ漢字で読みが違う終局的犯罪カタストロフ・クライムとなる。



さぁ、世界崩壊まであとわずかだ。私も少々、それに加担するとしよう――


終局的犯罪カタストロフ・クライム』!!



◆真名:ジェームズ・モリアーティ

シャーロック・ホームズ最大最強のライバル。ホームズをして「犯罪界のナポレオン」と言わしめた大悪党。
表向きはやらかしてクビになった数学教授だが、その裏ではヨーロッパ中に広がる組織網を誇った悪の組織のボス。
ロンドンの未解決事件の多くは彼が裏で糸を引いていたとされるが、計画だけを立案して実働は他者に任せ、決して自分の手は汚さず、尻尾を掴ませない。
そのやり口をホームズは「千本もの糸を張り出した蜘蛛の巣の真ん中に動かないで坐っているよう」と称し、
法廷で有罪にするだけの証拠を掴むのは不可能だと断言した。
セイントグラフの背景に蜘蛛の巣が張り巡らされているのはこのホームズの言葉が由来か。


そして『ホームズ最後の事件』において彼と直接対決を演じ、共にライヘンバッハの滝へと落ちていった。
結果、バリツ」なる謎の日本式格闘技でホームズは生き残り、モリアーティは死亡。対決はホームズの勝利に終わった。
最後の事件じゃねぇじゃんって? 仕方ないだろ、ホームズが生き残ったのは後付けなんだから!


しかしモリアーティの死後もその組織網は健在であり、ホームズはモリアーティの影響を受ける者が現れることがないよう、
後にワトソンがホームズの事件を執筆する際にあえてモリアーティの登場を最低限のものにするように要請している。
死してなお影響を及ぼす、その悪のカリスマ性を恐れたのだ。



ちなみに、ヘンリー・ジキルを悪の道に誘ったのもモリアーティである。
ホームズの調査に協力する機会を得たジキルは、その時にモリアーティと遭遇し、彼の「悪」に魅了された。
それを恥じたジキルは自分の中の悪性を完全に切り離そうと試みたが、実験は失敗に終わり、ジキルは破滅する事となった。
正にホームズが恐れたモリアーティの邪悪なるカリスマに触れ、道を踏み外した者の実例と言えるだろう。
更にモリアーティはその実験を裏から援助しており、全てが彼の掌で動かされていたのであった。



そして彼が棺桶を携え、アーチャーのクラスに収まっているのは、自らに「幻霊」を融合させている為。
幻霊の名は「魔弾の射手デア・フライシュッツ」。
歌劇『魔弾の射手』に登場する狩人は悪魔に魂を売り渡す事で、狙う得物を必ず仕留める魔弾を手に入れる。
しかし、悪魔との契約により、7発目の弾丸は契約者を絶望させる誰かへと放たれるという。
モリアーティはこの幻霊を吸収する事でアーチャークラスの適性を手に入れている。
もっとも、そんな真似を出来る場所は限られているとか。
しかしモリアーティがアーチャーで召喚されてしまったら、モラン大佐*1の立場は…?


冷徹な計算の元に行動する男であるが、生前は魔術をあまり信用しておらず、対抗手段をとるために学ぶことはあっても魔術そのものに深く踏み込むことはなかったとのこと。
これはホームズも同様だが、その悪の帝王らしからぬ人間味を突くために彼は魔術協会と親交を持ち、モリアーティへと肉薄したという。



◆劇中での活躍

「新宿幻霊事件」の主犯・黒幕であり、「惑星破壊」、即ち世界の滅亡を実現させようとしているとされる。
実際に星を破壊するとなれば、抑止力を始めとする防衛機構が働き、実現させるのは不可能に近いが、
亜種特異点である新宿は世界から切り離されている為、防衛機構が働かない。その世界が滅んでも、実世界には何の影響もないからだ。


そこでモリアーティは魔弾の射手の宝具である「必中の魔弾」を使い、小惑星べンヌを目標に向けて撃つ事で、目的を成し遂げようとしている。



ここまで書いたように紛う事なき「悪」であるが、新宿で主人公と行動を共にするモリアーティはどういう訳か「善」の素振りを見せる。
主人公を身を挺して庇う、自ら汚れ役を担い主人公を気遣う、など。


奴にそんな善性があるとは思えないとホームズも警戒し、確実に何か悪辣な計画が動いていると陰から監視を行っていたが、
モリアーティの行動に主人公を守る事以外の理由を推理できず、ホームズは彼を「モリアーティが切り捨てた善の部分」と結論付けた。
ただ、元が悪であるためか性質の悪い手段を取ることを躊躇わない一面もある。でも後でよく考えたらまずかったかなーと反省する。


そして何の因果か、ホームズと肩を並べることになる。
長年戦ってきた間柄だけに互いのやり方は熟知しており、時に気の合う素振りを見せたりもするが、そこはやはり宿敵。2人で呑めば最終的にどちらかがライヘンバッハるという。
ちなみにゲーム内でもルーラークラスとして現界したホームズとはスキルで星を取り合うのを筆頭としてありとあらゆる面で相性が悪くネタにされる。


そして善のモリアーティは悪のモリアーティと対峙し、遂にこれを討ち取った。
しかし敗れた悪のモリアーティは高らかに口にする。



完全犯罪は……成立した……!



敗れたモリアーティは自らの正体を明かす、否、思い出した。
魔神バアル。七十二柱の魔神の残党。それが悪のモリアーティの正体であった。


そして善のモリアーティもまた自分が何者であったのかを思い出し、ホームズを背後から撃ち、エネルギーとして吸収した。


始めからモリアーティは善と悪になど分かれてはいなかった。
ホームズを出し抜くために記憶を消し、分かれた振りをしていたのである。
そも、モリアーティにはホームズを殺せない。先攻を取れば負けるゲームのようなもの。
犯罪者であるモリアーティは常に先行の側であり、探偵であるホームズは常に後攻、勝利を約束された側にいる。
ホームズもミスを犯す事はある。しかし、宿敵であるモリアーティに対しては必ず全力を出すため、絶対に勝てない。
それは世界に定められたルールであり、サーヴァントとなった今もモリアーティはそれに縛られている。


よってモリアーティはホームズを出し抜くため、自らをホームズの側、勝者の側に置き、その観察眼を誤魔化すために悪性を削って善性を強め、全力で彼らに味方する事にした。
その為の協力者としてモリアーティはバアルと同盟を結んだ。
「幻影魔人同盟」。「神」と「間」の同盟の誕生である。


しかし、ホームズを殺してしまっては意味がない。
ホームズがモリアーティに必ず勝つのなら、その瞬間に反撃を食らいかねないからだ。
その為、ホームズをエネルギーとして吸収し、自分の力にする事で「ホームズが味方になっている」という状態を継続させ、自らの敗北の運命を消し去った。


モリアーティの目的であったホームズに勝利する事を達成した幻影魔人同盟は、バアルの目的である主人公への応報を果たすため、勝負を挑む。
そして力及ばず消滅する中、バアルは「お前は必ず死ぬ」と主人公に哄笑を残し消滅。


モリアーティもトドメを刺されそうになった瞬間、突如上空に小惑星べンヌが出現。新宿に向けて落下を開始した。



そしてモリアーティの「完全犯罪計画」の全貌が明かされる。


隕石が現れたのは言うまでもなく「魔弾の射手」の力によるものだが、それは「6発の弾丸」ではなく、「7発目の弾丸」によるものだった。
7発目の弾丸は悪魔の呪いであり、6発の弾丸とは比べ物にならない強制力を持つ。隕石を影響下に置くには、その強制力が必要だった。
しかし、モリアーティにはその7発目を発射させる条件を整える事が出来なかった。大切な人物などこの世に存在しなかったからだ。


そこでモリアーティは一計を案じ、標的である人物を自らの大切な人間に据える事で7発目の魔弾を標的に向けて発射するという計画を立てた。
主人公達と行動を共にしていたのはホームズを出し抜くためと、その大切な存在を設定する為であり、
主人公と信頼を深めることで彼/彼女を7発目の魔弾の標的とした。
自分が負ける事も計画の内であり、「悪魔は契約により7発目の魔弾を必ず放つ」という特性を利用する事で、
自分の消滅が確定すれば自動的に7発目の魔弾が発動するという状況を整えていた。


主人公達がモリアーティを連れてバレルまで到達した時点でこうなる事は決定していたのだ。


もっとも、バアルはモリアーティを敵と思い込み、全力で排除にかかっていたため、途中でモリアーティが死ぬ可能性も十分にあった。
この計画は賭けのようなものであり、上手くいく確信はモリアーティにすらなかった。
しかし、かつての緻密な計算による犯罪計画ではホームズを誤魔化しきれない。
故に、モリアーティは突飛とも言える計画を立案し、ホームズの推理を誤らせるという不可能事を実現させるためにそれを実行に移したのだ。


最早魔弾を止める術はなく、モリアーティの勝利は確定したかと思われた。




しかし、そこにある人物からの依頼を受けてシェイクスピアの救出のために動いていた巌窟王アンデルセンが参戦。
文豪シェイクスピアと童話作家アンデルセンによって書き上げられた宝具を触媒とし、幻霊として数多の名探偵が召喚される。
モリアーティはホームズ以外の探偵に負けるわけにはいかないと、聖杯の力を使って対抗するが、
後押しを受けた主人公達に押し込まれ、遂に探偵のみが有する犯人に対する最強の攻撃手段を受ける事になる。



ジェームズ・モリアーティ!!


あなたが犯人だ!!



探偵に犯行を暴かれるという犯人であるが故の致命的な弱点を突かれたモリアーティは急激に弱体化し、遂に敗北を喫する。



しかしモリアーティは自分が敗北した理由が分からなかった。
そもそも主人公達の戦力は自分に及ばない。探偵達が力を貸したところでその結果を覆すには至らない。
それがモリアーティの計算が出した答えだった。
にも関わらず自分は負けた。その理由が分からないと彼は言う。



何故だ、何故だ、何故だ、何故だろうな……
ああ、何たる不可解……!!


分からないの?


……マスター君には、分かるのかね?
私には、分からないのだが


――――それを教えてほしい
このままでは、死んでも死にきれない


問おう、裏切られし者よ
何故、私は敗北したのだ……!?


だって


あれ、楽しかったでしょう?


――――――――――――――――――――――――――――――――――――、ああ



単純な話だ。彼には主人公と過ごした記憶が残っていた。
記憶を消してしまえば7発目の魔弾が意味を無くす。消してしまう訳にはいかないのは道理。
しかしその記憶が、大切な存在への情が、自分を鈍らせてしまうなどと。
悪として生き、善など知らなかった男は、そんな単純な事を理解していなかった。


考えはした。その上で自分なら問題なく踏みにじることが出来ると思っていた。
しかしできなかった。
皮肉な話だ。自分らしからぬ方法を取った事でホームズに勝利したというのに、
そのせいでモリアーティは別の者に負けたのだ。


悪として生き、善など知らなかった男は、味わってしまった正義の味に惑わされ、
悪の街に落ちてきたマスターとの楽しかった想い出と、たったひとしずくの正義の味の想い出に負けた。
大切な存在と情を抱いた彼/彼女を踏みにじれなかったばかりに、完全犯罪計画に小さく決定的な綻びが生まれたのだと、
自身の今際の際に漸く理解した。正義の味への憧れとちっぽけなマスターへの情が敗北を齎した、と。


うん、良く分かった。負けて当然だ


私は、悪の味を知っている。悪の底知れない魅力も知っている


だが―――正義の味は一度も味わったことがなかった
それは迷いもしよう、惑いもしよう


そして、正義の味ときたら! 
………ふむ、存外悪くない!


ああ、これは
負ける以外に、道は……なかったな……!



そしてモリアーティが魔弾を維持できなくなったことでただの隕石となったベンヌはエミヤ・オルタによって砕かれ、その破片も約束された勝利の剣によって消滅。
幻影魔人同盟の計画は完全に失敗に終わった。


そしてモリアーティは召喚される事があれば楽しませてもらおうと言い残し、消滅していった。



こういった経緯もあり、カルデアに召喚されているモリアーティには善性が混ざっており、行動を共にしていた頃の陽気なアラフィフに近い性格をしている。
しかし胡散臭いところは変わっていないので、またカルデアに黒幕系サーヴァントが増えたと一部では言われているとかいないとか。
ちなみに呼ばれるならアラフィフじゃない方が良かったらしい。ホームズが若いイケメン状態で召喚されている為、「マジゆるさねー」とぼやいている。


そして当然だがジキルからは物凄く警戒されている。
しかし、モリアーティにとっては自分の「作品」が活躍しているようで喜ばしいらしい。
そもそもジキルが英霊となっていること自体、ある意味自分の功績であるのだから。
口にすれば殺されかねない自覚はあるため口には出さないが。


巌窟王にはにこやかに話しかけるも黙殺されてちょっと凹んでいた。
あと新宿のアヴェンジャーはバアルが魔改造を施してとんでもないキメラになってしまったため、「ヤバい、めっちゃ怖い」と距離を置いているらしい。



ギャグイベントでもちょくちょく登場しては色々と暗躍しており、こいと並んで『カルデア悪巧み四天王』として対策マニュアルまで存在するほど。
ただし、あくまでも世界やマスターをどうこうしようという訳では無く、ほんのお遊び程度の感覚らしい。
そして最後には何だかんだで暴かれ、ホームズにバリツキックを食らったりメカエリチャンにロケットパンチでシバかれたり、散々なオチに遭っている。


…そして2017年の水着イベント『デッドヒート・サマーレース!』に「プロフェッサーM」として本格参戦。
今までは影でコソコソ暗躍していただけだったが、フランちゃんバベッジ卿と共にレースに参加することに。
やっぱりここでも何か企んでいるような彼だったが、フランちゃんはカルデアに秘密裏に公布されていた「対犯罪紳士マニュアル」に従い、彼をおだてて要領よく味方に引き込んだ。


そのトドメの一発――



「よろ……。しく……。」


「ぱぱ。」



この発言だった。


———後に。
その時の衝撃をとある数学教授はこう語っている。


数学教授(五十代・独身)
ガチャーン……とね。
自分の中で……何かが啓けたような気がしましてね。
言葉とは、何と雄弁なものなのだろうと。
そして、何と蠱惑的なのだろうと。


……はい。
あのとき、私は生まれて初めて涙を流しました。


あの一言で、私は人間の一生を生きた気がするのです……。
真っ当な、人間としての一生を……。


…この瞬間。彼の中で何かがハジケた。



「フラン…パパに任せなさい。」
「全力で、君に優勝を捧げよう……!」


ハハハハハ!


娘! 娘ができたぞぅ!



…そう。


猛烈な親バカ属性に目覚めてしまったのである。




ここにチーム名「スチームエレクトリカルwithパパ」が誕生。
それ以降はいたって大真面目にレースに打ち込み、フランちゃんの霊基を少しいじってセイバークラス(いわゆる水着フランちゃん)に進化。以前よりも潤滑な意思疎通を可能にした。
そしてバベッジを勝手にトランスフォーマーに改造した。この時の改造プランを面白半分にネットに流したせいで、またも騒動を起こす事になるが…


ちなみに、悪巧みももちろん忘れたわけではなく、主催者とは別にギャンブラーなサーヴァントと一部カルデア職員を対象とした違法(?)賭博を裏で開催。
自分達を過小評価・周りを過大評価する事でオッズを操作し、胴元大儲けを狙うというなんともしょっぱいものだった。
優勝できれば大儲けで、できなくとも損は発生しないようだったが、儲け自体は2017年以降の未来が定まってないため、いざという時の備えとしてこっそり貯金するつもりだったらしい。
因みにカルデア内では黒髭やメフィストフェレスが属する『悪人会』なるサークルを主宰しており、年齢層や登場時期など何かと共通点の多いレジスタンスのライダーの幕間に登場した際は、その意図を全て看過した上で迎え入れている。以降2018年クリスマスイベでも引き続きプロレストーナメントの裏で違法賭博を共謀する等、それなりに関わりがある模様。


フランちゃんとの「親子」関係がどこまで本心であったかは不明だが、彼自身は本気で、かつ心底楽しんでいた事は間違いないと思われる。
この後も水着フランちゃんのマテリアルに乱入して「うちのフランは世界一かわいい」とアピールしまくったり、第三回ネロ祭りや、翌年の水着イベントでも相変わらずパパとして尻に敷かれ接してる。
“犯罪紳士”の中にも、普通の「父親」として「家族」を持ってみたいというささやかな幸せを願う願望があった(芽生えた?)のかもしれない…。



と、多くのイベントではしょうもない悪事を働いてはおしおきされる両津ポジションに収まってはいる彼だが、『虚月館殺人事件』などでは犯罪紳士としての側面を覗かせる真面目なアラフィフも見ることができる。
2019年の『旧き蜘蛛は懐古と共に糸を紡ぐ』『レディ・ライネスの事件簿』『惑う鳴鳳荘の考察』なんて良い空気吸いまくりである。


主役を張った『旧き蜘蛛は懐古と共に糸を紡ぐ』で霊衣「グレイ・カラー」をゲット。
バーテンダー(アルバイト)として普段とは違ったイケオジぶりを見せる。
……でも時給100ドル(=約1万円)はぼったくりすぎではなかろうか。


絆礼装『小惑星の力学』のフレーバーテキストからは彼が悪の帝王となった、その根本的な理由に触れられている。
天才的な頭脳を持つ彼が書いた「惑星破壊」についての論文、その解に辿り着いてしまった彼がとった選択とは……。



マスター君、私はね。


できる、と計算してしまったのだ。やれる、と結論を出してしまったのだ。
そうなれば仕方ない、私は悪に堕ちてでもこの計算が正しいかどうかを、確認しなきゃならなかったのサ!


ああ、うん。まったくだ。順序が逆だコレじゃ。


悪だから世界を破壊するのではなく、世界を破壊するために悪になるなんてナァ!


【余談】

  • 「ホームズのライバル」として有名なモリアーティ教授だが、意外にもシリーズを通して直接の登場は少ない。
    ホームズとの接点が描かれるのは『最後の事件』『空家の冒険』『恐怖の谷』の3作品。その存在について言及されるものを含めても6作品に留まる。
    • その理由はメタな言い方になるが、ジェームズ・モリアーティとは、シリーズの執筆に疲れたコナン・ドイルがシャーロック・ホームズを終わらせるために作り上げた人物であるため。
      『最後の事件』でホームズと直接対峙し、共にライヘンバッハの滝へと落ちて最期を迎えたとされる。
      • 結局はファンの熱心な声援と出版社の提示した破格の条件により、シリーズは継続。ホームズだけが生還する形となった。
    • また、モリアーティとシリーズ執筆者であるワトソンは直接な対面がない(つまりワトソンが書くモリアーティの話は全てホームズからの伝聞)ため、
      シャーロッキアンの間では「本当にモリアーティ教授なる人物が存在していたのか」という議論すら起きるほどである。

  • 「FGO」ではその登場機会の少なさについては、
    ホームズの口から「彼の悪のカリスマともいえる影響力を少しでも抑えるため、ワトソンの記録に残させなかった。」という理由が語られている。
    • なお、ホームズの発言や「TYPE-MOONエース」のジキル博士の手記のエピソードから、
      型月世界ではホームズは実在の人物であり、その活躍は「コナン・ドイルの小説」ではなく「ワトソンの手記」という形で後世に残っているものと推測される。
    • 一方で「コナン・ドイル」の存在についてもホームズは言及しており、その関係性は不明。
      シャーロッキアンの創作界隈では「コナン・ドイルはワトソンのペンネーム」とする説もあるが果たして…。
    • モリアーティ自身はエルキドゥの幕間に登場した際、自身の実在非実在を敢えて明言しない上で「究極の悪徳であれかしと望まれた者」と内心で自称しているが果たして…?
    • ちなみにホームズシリーズは割と設定に穴があるので、「あの事件に実はモリアーティが関わってたんじゃないか」と妄想する事もできる。
      例えば、本記事が作成されたのとちょうど同時期にジャンプSQで連載中の若くてイケメンなモリアーティが主人公の漫画『憂国のモリアーティ』では原作最初の事件である「緋色の研究」にモリアーティが関わっていた展開になっていたが、原作からしてこの事件は犯人の協力者の正体が謎のまま終わるため、実はモリアーティが関わっていたとしても特に矛盾しない。(事実、海外ドラマ『SHERLOCK』でも、「緋色の研究」に相当するエピソードにて、ホームズと一対一になった犯人がモリアーティの関与を白状している)
      逆に言えば、「FGO」においてはホームズとワトソンは敢えてモリアーティが関わっていた事件もその事を伏せて手記を発表していたと解釈できる。

  • 1.5部のストーリー内で真名が明かされる都合上、他のイベント等ではもちろん別名義(新宿のアーチャー、上記のプロフェッサーMなど)で伏せられているのだが、
    ホームズとの絡みが増えるにつれ、というかホームズと絡んでる時点で正体が簡単に推測できてしまうため、真名隠しが段々と意味を成さなくなりつつある。(余談だが流石に初登場からほぼ2年近く経った2019年以降遂にモリアーティを含む1.5部鯖達の真名隠しが解禁された。)
    • それ抜きでも、人気の高さから二人が一緒に描かれたファンアートが多く存在するため、新宿をプレイしてない人の間でも「新宿のアーチャー=モリアーティ」という認識は最早暗黙の了解と化している。有名人は辛いネ!

  • 真名開放と同時に解禁される強化クエストにより「蜘蛛糸の果て」が強化され、発動条件こそ変わらないがスター消費のデメリットが消滅し、代わりに味方全体に「悪」属性を付与するようになる。
    強化内容自体もスキルデメリットを緩和しつつ誰にでも二重カリスマが入るようになるとなかなか有用であるが、それ以上に悪属性を付与のインパクトが非常に強く、真面目ギャグ問わず早速話題になっている。同じ☆5アーチャー達は依然激戦区であり強力なライバルが多いが、少なくとも確実に以前より扱い易くはなっただろう。
    • ちなみにスキル強化前の探偵との相性は最悪に近かったが、強化後はそれなりに噛み合うようになる。やはりコインの裏表ということだろうか。







それでは追記・修正を始めよう。紙とペンを!



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そら、登山家の言葉にもあるだろう?
そこにエベレストがあるからだ、と。


人は己の限界に挑戦したいものだし、己の結論が正しいかどうか、それを確かめずにはいられないのサ。


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  • 反対意見もなかったようなので、コメント欄のリセットを行いました(1回目)。 -- 名無しさん (2017-07-22 14:56:49)
  • ホームズ(ルーラー)に勝てない、アヴェンジャーを従える、悪を伝染させる『文明の癌細胞』……アラフィフの☆5ムーンキャンサー化あるで -- 名無しさん (2017-07-30 21:46:34)
  • 新宿編にて美味しいところ総取りしつつ愛されて退場という本当にいいキャラしてましたわ。 -- 名無しさん (2017-07-30 21:56:19)
  • 問題なく悪魔と契約して利だけ得れる悪の鏡 -- 名無しさん (2017-07-30 23:07:35)
  • スキルが徹頭徹尾星食ってぶん殴るのが売りの善鯖ホームズと相性最悪で草生える -- 名無しさん (2017-08-08 12:02:10)
  • 地球の将来考えると魔術に手を出さなかった教授って実に科学者らしいな -- 名無しさん (2017-08-08 14:51:15)
  • 実質新宿編のメインヒロインと言えなくもないw冗談抜きで悪のヒロインのいいとこどりしたようなポジだったからな。 -- 名無し (2017-08-10 04:15:49)
  • 年頃の娘に「パパ」って呼ばれると途端にいいところ見せようとハッスルしだすとか、この人物にすごい美味しいキャラ付けしてくるなぁ -- 名無しさん (2017-08-10 08:44:37)
  • 毎回毎回暗躍しすぎやろしかし -- 名無しさん (2017-10-26 17:39:23)
  • こいつ一回シメた方がいいんじゃないか? なんだよMKⅡってwww -- 名無しさん (2017-10-26 21:46:35)
  • まさかレースの賭けで得た胴元分、あのロボに回したのではあるまいなwww -- 名無しさん (2017-10-26 22:04:28)
  • なんというか、マジで悪巧みするために生きてるって感じだよなw カエサルが聖人君子に見える黒幕っぷりよ。…さすがにちょっとは自重しろとかワンパターンは飽きられるぞと思わずにはいられないがw -- 名無しさん (2017-10-26 23:07:12)
  • まあレースの件といい今回といい、マスター本人に危害加えること自体はしないんだけどな -- 名無し (2017-11-01 11:20:16)
  • というか、ホームズも居て此奴もいるとどうしても此奴以上の黒幕は作りにくいんだろうなあ 今までの黒幕勢でもPとDEBUUUUUUUしかいない感 -- 名無しさん (2017-11-07 11:38:30)
  • 悪巧みしてもすぐバレてお仕置きされるのは、生前のよう自分は計画だけ立てて実働は人任せってのができないからなんだろうな。人を唆すにしても自ら直々に出向かなきゃいけないみたいだし。 -- 名無しさん (2017-11-09 00:11:35)
  • フランちゃんに「パパ」と言われてガチで大喜びしてた辺り、やっぱり心のどこかでは「父親として普通の家庭を持ってみたい」という願望はあったんだろうなと思う -- 名無しさん (2017-11-09 00:23:34)
  • 便利だからってKUROMAKUに使い過ぎじゃないですかー⁈www -- 名無しさん (2017-11-13 16:16:04)
  • 新宿ラストでなんだかんだアラフィフやってるのも楽しんでたのを認識してしまったからこそカルデアに呼ばれるときはアラフィフ面がメインになってるのかね? -- 名無しさん (2017-11-13 16:35:18)
  • アーチャーだとテスラと組ませると悪属性じゃない点以外は完璧 見た目も合う -- 名無しさん (2017-11-21 13:34:37)
  • セイレムでメカエリチャンがラスボスに相性有利の大活躍なおかげか設計者アラフィフの株も同時に上がるという謎展開。夏イベもそうだし暗躍が回り回ってぐだとカルデアのためになる辺りこのアラフィフやはり・・・ -- 名無しさん (2017-12-09 01:41:43)
  • ある意味、外道神父や魔性菩薩、アガルタのライダーよりも手に負えない奴。仮面ライダーで例えるなら、檀黎斗や戦極凌馬 戦隊で言うなら、ラディゲやブレドランみたいな厄介なタイプ。 -- 名無しさん (2018-01-01 22:42:48)
  • しかし、こいつといい、レジライダーといい、柳生といい、裏切りおじさん達の宝具って、演出もかっこよくて、威力や効果も強いよね。 -- 名無しさん (2018-01-15 21:26:38)
  • モリアーティ教授というと、アニメ版で犬ホームズに企みを阻止される奴ってイメージがあるなぁ。 -- 名無しさん (2018-02-19 11:24:26)
  • なんとなく人気の方向性が球磨川っぽいイメージ -- 名無しさん (2018-03-10 06:20:21)
  • やっぱり新宿編終盤の選択肢はこっちが好きだなぁ~ -- 名無しさん (2018-04-19 12:06:58)
  • 岩倉のマクレーンみたいな名前しやがって -- 名無しさん (2018-06-03 14:27:45)
  • 声、土師さんなのか、、、メックリンガーやないか!w -- 名無しさん (2018-10-27 22:34:37)
  • 実は裏で魔法薬学を教えている可能性が…? -- 名無しさん (2019-03-06 14:51:21)
  • 2019年に(この人に限らず1.5部キャラ全員そうだけど)真名解禁されてるし項目名も「ジェームズ・モリアーティ(Fate)」とかになるのかな -- 名無しさん (2019-03-14 11:23:15)
  • ↑初登場時の名前が「新宿のアーチャー」だからこのままでいいのでは? -- 名無しさん (2019-03-15 18:18:23)
  • ↑実際S/N組やEXTRA組は真名出た後もセイバー(Fate)とかセイバー(EXTRA)表記だしね。真名表記にすると項目名変更と記事内容の変更も関わって来るから無理に変えない方が良いかも。 -- 名無しさん (2019-04-28 19:51:53)
  • ↑問題は不夜城のキャスターとか真名解禁された今に至るまでにも項目がないキャラだな。1.5部やってない人でもわかるようになっちゃってるから隠す意味もないし -- 名無しさん (2020-09-25 09:33:08)
  • シャーロックとの顕現年齢の違いに憤慨してたが、全盛期の年齢で顕現したと考えると、老年の姿なのは実は凄いのでは? -- 名無しさん (2021-02-16 16:08:18)
  • モリアーティ秘録って小説が面白過ぎて、図書館で借りてから即買いした -- 名無しさん (2021-07-28 21:57:55)
  • オベロンの地雷に掠るかな。「そうあれかしと生み出され役割が終わればそのあとは無し」。教授は役割も結局覆されちゃったし。 -- 名無しさん (2021-12-01 08:49:44)
  • Grand Carnivalでもノリノリである。イジリやすいキャラでもあるしな(あとフランちゃんに親ばかも健在) -- 名無しさん (2021-12-01 09:03:13)
  • まさかの新茶リリィ実装。よかったねアラフィフ! -- 名無しさん (2022-06-10 21:04:55)
  • 強烈なインパクトを叩き込んで退場していった。今のところ教授も若い方も名探偵に勝利している。 -- 名無しさん (2022-06-10 21:15:24)
  • 誰か若森について加筆を。 -- 名無しさん (2023-04-28 01:47:50)

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*1 モリアーティとの死闘後のホームズの帰還を描いたエピソード「空き家の冒険」に登場する人物で、モリアーティの右腕である「ロンドンで二番目に危険な男」。射撃の名手。作中では空気圧で弾丸を撃ち出す消音狙撃銃を使って殺人を犯しており、その時使用した銃でホームズを抹殺しようとした。

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