登録日:2013/11/05 Tue 00:39:53
更新日:2023/12/05 Tue 10:16:27NEW!
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私たちの信仰が、ついにドラゴンのオラクリオン様を降臨させたのだわ……
《信心深きコットン》とはTCG「デュエル・マスターズ」のクリーチャー。
DMR-09「エピソード3 第一弾 レイジvsゴッド」で登場。
エピソード3の目玉となる種族の一つ「オラクル」に属している。
オラクルは「オラクル教団」とも公式・非公式問わず呼称されることが示す通り、「宗教」をテーマにした種族であり、「ゴッド・ノヴァ」や「オラクリオン」と言った神のサポート的存在だが、このカードは特にそういったサポート能力はない。
またオラクルには階級が存在するが、このクリーチャーは「階級に属していない一般の信者」である。
●目次
解説
信心深きコットン C 光文明 (2) |
クリーチャー:オラクル 2500 |
ブロッカー |
このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない。 |
自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする。 |
クリーチャーとしての能力は「ターン終了時にアンタップされること」、「クリーチャーは攻撃できること」以外にはこれといった特徴のないごくごく平凡な軽量ブロッカーである。コモンなのでそんなぶっ飛んだカードであるはずもないが……。ダンディ・ナスオ?知りませんね
もう少しデメリットが大きくても1マナにパワー2000のブロッカーがゴロゴロおり、別段このカードが特に使いやすいといったこともない。
そもそも光文明には第1弾の時点でコスト3でパワー3000な点以外はまったく同じ能力を持つ《紅玉草》というクリーチャーが既に存在しており、要するにこいつはそれの軽量版である。
種族は格段に優秀で、コストに対するパワーの下がり幅も小さいものの、相当前からインフレについていけてなかったクリーチャーが多少軽くなったぐらいで大活躍できるほどデュエマの環境は甘くない。
せいぜい殴り返し要員として動員できるだろうか、といった程度である。
しかし、エピソード3において登場すると、特に高年齢層のプレイヤーから高い支持を集めオラクルの信者を増やした。
その理由はひとつ。
めちゃくちゃかわいい。
とにかくかわいい。
エピソード3期はデュエル・マスターズにおいて、特にクリーチャーデザインで大きな変化のあった時期である。
人型クリーチャーといえば《永遠のプリンプリン》や《雪渓妖精マルル》など今までは目が隠れたキャラが多く、鬼丸など一部がゴーグルの奥から目を覗かせていたに過ぎなかった*1。
しかし、エピソード3で新登場したオラクルやアウトレイジは、目を露出しているデザインが多い種族なのである(一部設定や併せ持つ種族で目が隠れるクリーチャーもいる)。
このカードもその例の一つで、目を露出している少女型のクリーチャーとなっている。
そして、ロリかわいい。
このかわいさが受けてデュエル・マスターズでは人気を博したクリーチャーのひとつとなった。
前述のとおり特にずば抜けたカードではないが、かと言って弱いわけではなく、種族とアンタップ能力の優秀さから入るデッキも多い。そのためデッキに投入するプレイヤーもそこそこいる。
同弾で登場した《超過の守護者イカ・イカガ》とは絶妙にシナジーする。またマリエルエンフォーサー時でも動けるパワーだったりするので以外と侮れない。かわいいだけじゃないのだ。
《支配の精霊龍 ヴァルハラナイツ》とも相性がいい。
フリーズ効果を誘発させつつ小型の動きを止め、条件が良ければそのあと隙だらけになった相手を殴り、アンタップすることにより再び守りに入れる、と光文明らしい堅実な働きが期待できる。数ある小型ブロッカーの中でも様々なシナジーを形成しうる能力を持つ部類だったりするわけである。難点はドラゴン・サーガ環境で手に入らないことか。
もっとも、ドラゴン・サーガではオラクルは大した見せ場もなくドラゴンにやられたそうなので、コットンちゃんが生き延びているかどうかすら心配だったりするけど。
再録
そして、長い時を経てついにオラクル信者に朗報が入った。
コットンちゃん、新規イラストで堂々の復活である。
かつてはBBPにて新規ゾロスターやヨミ様、イズモが収録され「オラクル、生きとったんかワレェ!」と懐かしむ声が生まれたが、待望のコットンちゃんの収録はなかった。
もはやここまで……と誰もが暗雲垂れ込める中、公式からヘブンズ・ゲートのアルトアート企画として新規コットンちゃんが発表されたのである。
しかもこのコットンちゃん、少し成長している。
被っていた猫耳フードを脱いで、ツインテールに髪を結い、おなじみの杖に魔法の箒のように座り、屈託のないはにかみ笑顔をプレイヤーに振る舞う。ありがとう……コットンちゃん。
なぜヘブンズ・ゲート×ツインテというお題でコットンちゃんをツインテにしたのか……?
《ヘブンズ・ゲート》とコットンちゃんの実用性はさておき、公式様のすばらしい采配にただただ拍手である。
派生カード
予言のイザナイ コットン VR 光文明 (5) |
クリーチャー:ライトブリンガー/オラクル 2000 |
自分のターン中、最初のカードを引いた時、カードの名前を1つ言う。その後、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがそのカードなら、コストを支払わずに使ってもよい。 |
エスケープ(このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のシールドを1つ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない) |
DMEX-18「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」にてついに登場したコットンちゃんの派生カード。
ただの信者の階位だったコットンちゃんは何が起こったのか上から3番目の階級であるイザナイへと昇進しており、レアリティもベリーレアと高レア。
ライトブリンガーとの複合になったのは《予言者クルト》と手を組んだからのようで、水晶玉のようにクルトを扱っている様子が見られる。
能力はターン開始時のドロー後にカード名を宣言し、その後に山札から捲ったカード名と一致すれば無料で使用可能になるというギャンブルスペック。
「カードを使う」認定ということは召喚扱いなのでゼニスなどのcipも発動可能で、カード指定なので呪文は勿論のことクロスギアやタマシードにまで対応している。
踏み倒し能力故かコスト設定の割にはパワーが低いという欠点があるが、エスケープによってある程度場に保てる破壊耐性を得ている。ただし、マナ送りやバウンスには弱い。
山札を探る能力故に山札操作系のカードとの組み合わせが相性の良く、皮肉にも敵対勢力だった《電脳決壊の魔女 アリス》などとは相性が良い。
ターン開始時のドロー後の山札の一枚目を表向きに出来る《キリコ皇鬼の封》と組み合わせると成功が確実となるので、こちらとコンボを考えるのも良いだろう。
《オールデリート》からの禁断によるフィニッシュを決めるデッキ【オールデリート】の派生デッキとして、コットンの能力で《オールデリート》を狙う【コットンデリート】というデッキが存在する。
キリコ皇鬼の登場で確実性が増したため、そこから更に派生してオールデリート以外にも《煌銀河最終形態 ギラングレイル》や《ティラノ・リンク・ノヴァ》といった重量級の呪文に《引き裂かれし永劫、エムラクール》や《終末縫合王 ミカドレオ》といった大型クリーチャーを多数搭載し、あとはコットンとキリコと少量のマナブーストを加えて5ターン以内の決着を狙うロマンデッキも開発されている。
神託少女コットン C 光文明 (3) |
クリーチャー:オラクル 5000 |
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) |
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。 |
王来MAXでも登場した新たなコットンちゃん。スペックはイザナイコットンから一転して原典に近いシンプルなブロッカーに。
相手プレイヤー攻撃不可という光文明特有のデメリットを持つ代わりに、コスト設定に対してはパワーはやや高い。
《雲海の守護者メッサ・バーナ》に近い性能だが、あちらの強制ブロックのデメリットは削られた上位互換になっているので時代の流れを感じさせる。
聖霊左機 コットン UC 光文明 (3) |
クリーチャー:メカ・ゴッド・ノヴァOMG/オラクル 5000+ |
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) |
左G・リンク(このクリーチャーが出る時、「中央G・リンク」または「右G・リンク」を持つゴッドの左側にリンクしてもよい。リンクしたゴッドは、各ゴッドの特性(パワーや能力)をすべて持つ1体のクリーチャーとなる。離れる時は、その中の1枚を選ぶ) |
このクリーチャーが出た時、山札の上から1枚目を表向きにする。それがゴッドであれば手札に加える。 |
このクリーチャーはリンクしていなければ攻撃できない。 |
ついにゴッドになるが、それはメカ・ゴッド・ノヴァOMGという無残に機械に吸収された姿だった。
能力は小型ブロッカーであり、手札補充効果を持つがリンクしていないと攻撃できないデメリット持ち。
左G・リンク持ちのゴッド・ノヴァとしては最軽量であることを活かしていきたいか。
Disコットン&Disケラサス UC 光/自然文明 (3) |
クリーチャー:オラクル/アウトレイジ/ディスタス 1500 |
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) |
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をタップしてマナゾーンに置く。それが多色カードなら、自分の山札の上からさらにもう1枚、タップしてマナゾーンに置く。 |
《一撃奪取 ケラサス》と手を組んだ初の多色の派生カード。
ブロッカーとcipによってタップインのマナブーストを行い、そのタップインしたカードが多色ならば追加でタップインのマナブーストが出来る。
ブロッカーと序盤から大きいマナブーストが出来ることにより、多色デッキでは初動を順調に動かすための要員として価値が高い。
デュエル・マスターズ プレイス
信心深きコットン C 光文明 (2) |
クリーチャー:オラクル 2500 |
ブロッカー |
相手プレイヤーを攻撃できない。 |
自分のゴッドがバトルゾーンを離れる時、パワーが0より大きければ、かわりにこのクリーチャーを破壊する。 |
DMPP-20 「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨- 」にて収録。
レアリティに変更はないが能力の性質が変わっており、典型的なアンタッププロッカーではなく強制でゴッドが場を離れる際に身代わりとして破壊される擬似的なウルトラ・セイバー持ちになった。
アンタップであくまでも自分を第一に守るTCG版に対し、自己犠牲や生贄としての意図が強くなっているという対照的な性質になったのは興味深い。まあオラクルの信者としてはデュエプレ版の方が正しい形なのだろうが…。
そして7月26日、DMPP-21 「ジ・オーバー・ロワイヤル -無法神聖紀- 」にて「予言のイザナイコットン」のsecカードでまさかの彼女のスキンが実装された。
背景ストーリー
実はちょいちょい登場している。フレーバーテキストから察するに語尾に「~のだわ」と付ける口調らしい。
アウトレイジの強襲で崩壊したオラクル教団が混乱にある中、オラクリオンとドラゴンを兼ねた存在である《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》を見て、自分達の信仰が彼を降臨させたのだと感激した様子を見せる。
ところが、実際の降臨の理由は《魔壊業皇 デストピア》が別世界に旅立ったことで不在となった裏オラクルの教祖の位置を得ようとしたゾロスターに神罰を与えるためだった…。
王来篇
《一撃奪取 ケラサス》と共にディスタスに成り下がってたようで《Disコットン&Disケラサス》として共に行動していた。
この二人が手を取り合う姿は、アウトレイジとオラクルの違いがディスペクターにとっては些細なものであったことの象徴でもあった。
なお、このカードが初収録されたDM23-BD1「レジェンドスーパーデッキ 禁王創来」は王来篇の裏世界である鬼の歴史のクリーチャーが多いが、このコットンがどちらの世界のディスタスなのかは不明。
王来MAX
エピソード3とは時系列がかなり離れている別世界の王来MAXでも登場し、オラクルの経典にも示されていなかった鬼の歴史の存在に驚いていた。
王来MAXの世界観にもコットンちゃんがいるのは、舞台となる十王世界の性質や状況の特殊さが影響しているのだろうか。
後にコットンちゃんはディスタスになっていたことが判明するが、こちらでは正気と思われる姿で登場してた理由は不明。発言的には少なくとも龍の歴史側の存在ではあるらしい。
鬼の歴史という世界については把握していなかったようだが、鬼の歴史の世界観を推測するにそちらの歴史には「鬼のコットン」がいる可能性もある…是非見たいものだ。
大感謝祭 ビクトリーBEST
エピソード3から数百万年、オラクルとアウトレイジが連合軍として抵抗したサバイバーとの戦争が終わった直後の世界でも生存。
ところがゾロスターの「アカシア計画」の再始動に巻き込まれ、信仰心を利用されて機械の神に吸収されて偽りの神として落ちぶれる。
ちなみに機械の神は対象の弱みに付け込むことが得意とされているが、コットンの弱みとは何なのだろうか?
アニメでの活躍
オラクルの教祖である《神人類 ヨミ》が自身を切札にしたデッキの中に投入しており大いに活躍した。にもかかわらず3Dモデルがなく非常に残念である。とはいえコロコロコミックの読者層が見るアニメと考えると「人間の少女」にしか見えないクリーチャーが主人公のクリーチャーによって破壊される光景はまずい気もするが。その配慮のお陰でロリコンばかりのアウトレイジがオラクルに寝返らなかったと考えると主人公にとっては喜ばしいのかもしれない。
VSRでは、デュエマーランド地下帝国にある街「地下ハバラ」にて彼女のコスプレをした少女(の写真)が一瞬だけ登場。
髪の毛の色は薄紫色だが、八重歯がプラスされた上に衣装がセーラー服となっておりやっぱり可愛い。
ちなみに、同話では看板の写真にてメイドコスをした《日曜日よりの使者 メーテル》《爆鏡 ヒビキ》《土隠妖精ユウナギ》も登場しており、こちらも可愛い。
余談
- 公式サイトの「カードリスト」コンテンツでは文明毎にページが用意されているのだが、《聖霊王アルカディアス》や《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》といった光文明の大御所を差し置いて光文明のヘッダーイラストに登場していた時期があった。
このことから、公式側もコットンの人気を把握しているのだということが伺える。
自分のターンの終わりに、この項目を追記・修正する。
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コメント欄
- ミルクもいいよね -- 名無しさん (2013-11-05 02:07:07)
- あ、アウトレイジにはメーテルちゃんがいるし(震え声) -- 名無しさん (2013-11-30 10:27:56)
- アリスも居るさ -- 名無しさん (2014-01-09 17:18:32)
- ガンダムなんて怖くない!怖いのは左遷だけだーっ!! -- 名無しさん (2014-01-09 17:20:56)
- ↑それ違うw -- 名無しさん (2014-01-10 10:29:34)
- ↑↑節子、それゴットンや -- 名無しさん (2014-01-10 13:11:43)
- しかしなぜこんなロリが主人公種族ではなく敵種族に登場したんだろうか -- 名無しさん (2014-01-13 21:29:12)
- 主人公側にはメカクレロリが居るからな。バランスは必要だ -- 名無しさん (2014-01-13 21:31:09)
- オラクル教団のごたごたでコットンちゃんは辛いだろうなあ… -- 名無しさん (2014-01-28 18:25:23)
- ストロガノフやイエスとの布陣は凶悪 -- 名無しさん (2014-02-22 11:54:25)
- こんな無駄なアンタップ能力いかんからパワー3500欲しかった -- 名無しさん (2014-10-22 02:35:22)
- オラクルデッキにおいてはアンタップ能力が肝心になる -- 名無しさん (2014-10-26 21:45:50)
- というかアンタップなかったら今までよりパワー高いだけの平凡なブロッカーで終わるから意味ない パワーならいくらでもあとで増し増しできるわけで -- 名無しさん (2014-11-03 10:58:18)
- かの有名なカタツムリが居ますしね -- 名無しさん (2015-07-21 14:09:18)
- かわいい -- 名無しさん (2016-09-27 16:14:06)
- かわいい -- 名無しさん (2020-02-07 00:30:58)
- かわいい -- 名無しさん (2020-07-05 10:42:40)
- かわいい -- 名無しさん (2020-11-08 23:25:35)
- 王来&王来MAXで一気に新規コットン来たな… -- 名無しさん (2022-04-25 11:40:27)
- 予言のイザナイは所謂「可愛いにも二種類」を堪能できる良イラスト、コットンもクルトも両方かわいい -- 名無しさん (2022-08-08 23:17:14)
- 某大百科では「初登場から7年近く公式口調すらわかってなかったのにイラストアドだけでアイドルカード人気を集めたクリーチャー」と評されていてある意味とんでもない人気に気付かされた……。 -- 名無しさん (2023-06-01 02:29:30)
- デュエプレでスキン実装決定 -- 名無しさん (2023-07-18 15:10:26)
- かわいい -- 名無しさん (2023-07-30 00:25:00)
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