登録日:2018/02/17(土)13:30:00
更新日:2024/02/19 Mon 11:43:15NEW!
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風来のシレン 不思議のダンジョン モンスター 魔物 変身 擬態 奇襲 不意打ち 苦行 ミミック メタモン ンドゥバ もののけ王国 あかずの間 かさタヌキ だましカタナ ベロベロンドゥバー♪
ンドゥバとは、『風来のシレン』シリーズに登場するモンスター。
しりとりを終わらせない魔法の言葉でもある。
アイテムに化けており、拾おうとすると正体を現し攻撃してくる。
『トルネコの大冒険』シリーズのミミックやひとくいばこのポジションに当たる。
『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズではメタモン。
基本的に上位種としてンドゥルー、ンバマが存在し、DS版や4以降はさらに上のンバルーンも追加された。
1~19階ではンドゥバ、20~29階ではンドゥルーといった具合に階層とレベルがリンクしているのが特徴。
隠しダンジョン等では序盤から店の商品に化けていることも多く、引っかかると軽く死ねる。
見分けるポイントとしては
- 特定のアイテムの専門店に1つだけ種類の違うアイテムが存在する
- システム上そのダンジョンに出現しないはずのアイテムが存在する
- ギタンや階段が存在する
等。ただし1番上については比較的可能性が高いというだけで確定ではない。
また上記のいずれにも当てはまらない場合、例えば同じ種類のアイテムしか置いてなくても紛れ込んでいる可能性も十分にある。
「あかりの巻物」使用後やモンスターハウス遭遇後等で目が利くようになっている状態では最初から判別が付く。
ただし、「透視の腕輪」では判別ができない。
特製おにぎりや識別・鑑定師の腕輪を使って「拾い識別状態」になっていると拾った時に正体を現す。
アイテム欄に空きを作るには結局倒さないといけないが…
特筆すべきは2におけるンドゥバ系の扱い。
本作はンドゥルー等が登場せず、ンドゥバ自体がレベルが99まで成長し、非常に厄介な存在となっている。
(同様の成長を遂げる種族として同じく初代から存在する火炎入道やキグニ族もいるが、本作には登場しない)
何が厄介かと言うとその強さがではなく、集めるのが非常に面倒なのである。
本作の特徴的なシステムとして、ダンジョンで捕獲したモンスターを収容・展示する施設「もののけ王国」の存在がある。
捕獲する方法は「モンスターの壺」を投げて命中すれば良いというシンプルなもので、戦闘で弱らせたり倒す必要はない。
捕獲に成功した後はコマンド選択で好きな時に外に出して戦わせることができ、呼び戻せば自ら近寄り壺の中へと入る。
敵を1体倒す毎にレベルが1つ上がり、預けた後も成長はリセットされず、その強さのままいつでも冒険に連れて行ける。
これらの使い勝手の良さから、基本的に他のNPCよりも遥かに優秀な戦力となる(アスカは装備次第で最強になりうるが)。
ただし、持ち帰り登録する前にモンスターや壺をロストしたり、はぐれたまま階段を降りると捕獲し直す羽目になる。
普通のモンスターはレベルアップしない場合は1体、する場合は1種族につき3体か4体捕獲することになる。
面倒そうだが、「タベラレルー等雑魚を倒させてレベルを上げる」「くねくねハニーやガゼル教皇にレベルを下げさせる」等の方法でかなり手間を省ける。
特に本作のタウロスはどのダンジョンにも出現せず、ミノタウロスのレベルを下げることでしか捕獲できない幻のモンスターとなっている。
倉庫内で「のりうつりの杖」を振ってガゼル教皇等に憑依し、レベルを下げた仲間モンスターを倒せば下級レベル版が自動的に登録されるため、非常に楽。
しかし、上記の通りンドゥバのレベル上限は99。
レベルが1つ上がる毎に1つ年をとるという扱いで、年齢の一定区分毎に
- 1才(無印)~19才
- はたち(二十歳)~29才
- みそじ(三十路)~59才
- かんれき(還暦)~69才
- こき(古希)~76才
- きじゅ(喜寿)~87才
- べいじゅ(米寿)~89才
- そつじゅ(卒寿)~98才
- はくじゅ(白寿)
の9種類に分けられている。
還暦~古希は倍速であり、攻撃力は米寿でピークを迎える。
基本的に隠しダンジョン「あかずの間」で探すことになるだろう。
ちなみにキリの良い年齢のみで揃えようとすると非常に面倒。
還暦・喜寿・古希あたりは仲間モンスターの中でも上位の実力の持ち主。
単純にHPや攻撃力がかなり高い上に2倍速で戦えるので非常に強力である。
もののけ王国や「物知りの杖」で見られる説明文はストーリー仕立てになっており、ンドゥバの一生を追うことができる。
頻繁に性転換したり、クラブを経営したり、野球選手になったり、選挙に出馬したりと非常にカオス。
次作『アスカ見参』ではモンスターを捕まえるのではなく、モンスターに変身させられるアイテム「エレキ箱」を買うことで使役できる。
ンドゥバの成長システムは『シレン2』と同様だが、エレキ箱は種族毎に1つしか保持できないため、終盤は図鑑埋めのためにわざわざ弱体化させる羽目に。
とは言え、今作では味方の時は最大のウリである倍速能力が失われてしまうこともあり大して強くないため、戦力的には大した問題ではないかもしれない。
ただ、エレキ箱のレベルアップに手間が掛かるため、記録埋めの手間という点では『シレン2』以上の苦行となる。
GBシリーズの二作ではンドゥバの代わりにかさタヌキ系が登場。
レベル2のからかさタヌキまでは従来の擬態と変わらないが、レベル3のたんたんタヌキとDS2以降で追加されたレベル4のぽんぽこタヌキが凶悪。
なんとアイテムとして使うか壺に入れる直前まで正体を現さないという徹底した擬態能力を持っているのだ。
レアアイテムや危機回避用のアイテムが手に入ったと思ってコイツだった日には泣くに泣けない。
DS版以降は擬態モンスターが店には出現しないのがせめてもの救いか。
3ではだましカタナ系が登場。
これらは初代のンドゥバ系同様、拾おうとした時に正体を現して攻撃してくるのみ。
4ではンドゥバ系がかさタヌキ系の擬態能力を逆輸入した上、あろうことかさらにパワーアップ。
ンバマは村に持ち帰っても使うまでは正体が分からず、ンバルーンもランダムに同じ能力を使う。
このため、安全なはずの倉庫で殺される風来人が続出した。
さすがにやりすぎたと反省したのか、5ではンドゥバ系が擬態したアイテムを持ち帰るとンバマやンバルーンであっても正体を現すようになった。
代わりにレベルが上がらない特殊ダンジョン「人生の落し穴」で序盤も序盤の5階からンドゥバが出現し、装備が整っていない風来人や最大HPが上げられていない風来人をことごとく村に送り返している。
到達時点では明らかに場違いなステータスを持っているため、2階に出るコガタナバチ共々「まともな盾を引けなかったらその冒険は諦めろ」とまで言われている。
【余談】
『ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊』でプクリンおやかたがドクローズとのにらめっこで「ベロベロ ンドゥバー♪」という台詞を発しているが、恐らくこのンドゥバが元ネタ。
ちなみにメタモンは擬態するだけでなくおなじみの「へんしん」を使う、『超』ではへんしんすると味方を混乱させる、『救助隊DX』では強敵(他の敵よりもステータスが高い)として登場するダンジョンもあるなど独特の厄介さを持っている。
追記・修正はもののけ王国を完成させてからお願いします。
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▷ コメント欄
- 1Fンドゥバとかかんれきの強さはいいスパイスだったが、アイテムへの扮装は「アイテムへの信頼感までダメにしてどうするバカ!」と怒った人がいたのも同意するんだよなぁ… -- 名無しさん (2018-02-17 15:55:38)
- 持ち歩くアイテムに変身するのまでは100歩譲っても、せめて拠点に帰ったら「これンドゥバですよー」と分かるようにしてもらいたかったりする所 -- 名無しさん (2018-02-17 16:10:19)
- ↑個人的にはむしろ1Fンドゥバは対策困難だからやめてほしいし、アイテムへの扮装は消費アイテムをやりくりする上で駆け引きが生まれるからアリだと思うんだが、まあ不毛な議論だよね -- 名無しさん (2018-02-17 18:47:52)
- 2のものしりの杖と話しかけたときのンドゥバのストーリーは最後まで読んでいくと泣ける -- 名無しさん (2018-02-18 00:59:13)
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