好忠百首 - いにしえwiki
にもなげく 常ならぬよは恋十首042.由良のとを 渡る舟人 かぢをたえ 行方もしらぬ 恋の道かな043.わぎも子が ゆたの玉すら 打ち靡き 恋しき方に よれる恋哉044.恋ひ侘びて 我がゆふ帯の 程みれば 身はなきまでに 衰へにけり045.ましろなる おきのまは雪 みる時ぞ 妹が
にもなげく 常ならぬよは恋十首042.由良のとを 渡る舟人 かぢをたえ 行方もしらぬ 恋の道かな043.わぎも子が ゆたの玉すら 打ち靡き 恋しき方に よれる恋哉044.恋ひ侘びて 我がゆふ帯の 程みれば 身はなきまでに 衰へにけり045.ましろなる おきのまは雪 みる時ぞ 妹が
世の中よ 道こそなけれ 思ひいる 山の奥にも 鹿ぞなくなる (皇太后宮太夫俊成)084.ながらへば 又此頃や 忍ばれん うしと見し世ぞ 今は恋しき (藤原清輔朝臣)085.ながめやる 心のはてぞ なかりける 明石の沖に すめる月かげ*42 (俊恵法師)086.心なき 身にもあはれ
6.山人の 道のたよりも おのづから 思ひたえねと 雪は降りつつ (義仲妾巴女)017.あれにける やどとて月は かはらねど 昔の影は 猶ぞ恋しき (平忠度朝臣)018.住みなれし 古き都の 恋しきは 神もむかしに 思ひしるらむ (正三位重衡)019.中々に たのめざりせば 小夜
かれ あすはあふみと 思へども 夜や更けぬらむ 袖のつゆけき (紀利貞)039.わかれては ほどをへだつと 思へばや かつ見なからに かねて恋しき (在原滋春)040.思へども 身をしわけねば 目に見えぬ こころを君に たぐへてぞやる (伊香子淳行)041.相坂の 関しまさしき
やくゆきて 待事あれば いさぎよし おそくていそぐ 道はあやうし (九郎判官義経)039.吉野山 はなのしら雪 ふみわけて 入にし人の 跡ぞ恋しき (白拍子静)040.をしむとも よもいつまでも ながらへじ 身をすてゝこそ 名をばつぎのぶ (佐藤三郎継信)041.冬ふかみ 峰の嵐
吹きくるよひは あはれとぞおもふ047.おぼつかな こゆる山べの 遠ければ 蜩のねに 宿りをぞする048.荻の葉に 吹く秋風を わすれつゝ 恋しき人の くるかとぞみる049.秋風の 吹かぬ日だにも ある物を こよひはいとゞ 人ぞこひしき050.なく鹿の 声きくからに 秋はぎの 下
」(1975年10月27日) - 松吉第9部 第26話「代官を救った文庫 -佐野-」(1979年1月29日) - 与佐松第10部 第19話「恋しきひとの琴 -犬山-」(1979年12月17日) - 政次第11部 第13話「陰謀あばいた俵牛 -陸前高田-」(1980年11月10日)
015.難波かた 芦の丸やの 旅ねには 時雨を軒の 雫にそしる (参議平経盛)016.荒にける 宿とて月は かはらねと むかしの影は なをそ恋しき (平忠度朝臣)017.住なれし ふるき都の こひしさは 神も昔に 思ひしるらめ (正三位平重衡)018.なかなかに たのめさりせは
32.高御座 とばかり掲げて 橿原の 宮のむかしも しるき春かな (後村上天皇)033.つくづくと 思ひくらして 入相の 鐘をきくにも 君ぞ恋しき (八歳の宮)034.まれ人を 花もまちえて よろこびの 色をそへつつ 咲きにほふらむ (権中納言綱条)035.かたるべき 友もまれな
.かすらるる 手をば気づかず 下してし 石のいのちの 惜しくもあるかな (右近)039.あさ智恵の 敵の黒腹 見破れど 何のゑにしか 彼れの恋しき (参議等)040.しのぶれど 顔にでにけり わが胸は 勝ちや思ふと はたのいふまで (平兼盛)041.だますてふ その手はばれて し
.いかにせん いくべき方も 思ほえず 親に先だつ 道をしらねば (小式部内侍)034.我宿の 門田のわせの ひつぢ穂を 見るにつけても 親ぞ恋しき (曽根好忠)035.嬉しさを かへす/゛\も つゝむべき 苔の袂の 狭くもあるかな (入道前中納言雅兼)036.諸神の こゝろに今ぞ
道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる (皇太后宮大夫俊成)073.ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき (藤原清輔朝臣)074.ひさぎ生ふる 片山かげに しのびつつ ふきけるものを 秋の初風 (俊恵法師)075.五月雨は とまの雫に そ
58.うすくこき 野辺の緑の わか草に 跡まで見ゆる 雪のむらぎえ (宮内卿)059.吉野山 みねのしら雪 踏みわけて 入りにし人の あとぞ恋しき (静)060.露とのみ 消えにしあとを 来てみれば 尾花が末に 秋風ぞ吹く (虎)061.うらめしや 誰をたのめと 捨ててゆく 我を
1月7日) - 伝兵衛第9部 第20話「帰って来た中乗りさん -木曽福島-」(1978年12月18日) - 伊豆屋万兵衛第10部 第19話「恋しきひとの琴 -犬山-」(1979年12月17日)- 鹿屋藤造大江戸捜査網(12ch / 三船プロ)第189話「囚人護送の罠」(1975年
しをむすふ 青柳の糸 (花柳)075.添ひ寝して あくるもしらず 酔ふことを いましめらるゝ 花の桜戸 (佐久良戸)076.いひわたる 橋も恋しき うきせ山 のぼりもはてず ぬるゝ袖かな (瀬山)077.深山木と 人はいふとも 咲くころは ふもともちかき みよしのの里 (三芳野)
(木下幸文)072.吉野山 かすみの奥は 知らねども 見ゆるかぎりは 桜なりけり (八田知紀)073.姫島の 松の夕日に 雁なきて わが子恋しき 秋かぜぞ吹く (加納諸平)074.夕鞠の 音は音せず なりしより 柳にかかる 春の夜の月 (千種有功)075.みそぎせし あと川柳
わけて 君を見むとは (在原業平)026.折りつれば たぶさにけがる 立てながら 三世の仏に 花たてまつる (僧正遍昭)027.うたたねに 恋しき人を 見てしより 夢てふものは 頼みそめてき (小野小町)028.ぬれて干す 山路の菊の 露のまに いつか千年を われは経にけむ (素
ふなよ 強きは弱く 軽く重かれ008.何にても 道具扱ふ たびごとに 取る手は軽く 置く手重かれ009.何にても 置き付けかへる 手離れは 恋しき人に わかるゝと知れ010.点前こそ 薄茶にあれと 聞くものを 麁相になせし 人はあやまり011.濃茶には 点前を捨てゝ 一筋に 服の