(瀬緒/東京インソムニア/(c)アルパカコネクト)
【プロジェクトNo.36】
【運用目的】再生力強化ダイバーの育成及び現実での肉体再生力への応用実験
【開発責任者】
プロジェクトリーダー:影巻 臨也(かげまき いざや)
主任:影巻 やまと(かげまき やまと)
【プロジェクトの現状】継続中
三六-三番は【プロジェクトNo.36】のために
当プロジェクトへの出資者のひとつである衣渡夫妻から直接提供されました。
性格は明朗快活で社交性も高い。
組織の命令にも従順ですが、任務を与える機会が現状だと皆無なこともあり
組織の実態への理解は不足していると考えられる。
調整と投薬の結果ダイバーとして高い適性を発揮。
現実でも細胞分裂の速度の加速による治癒速度の高い個体として成功を収めました。
ただし、その代償として身長を始めとした肉体の成長は極めて遅く、
現状以上に成長することは難しいと結論が出ています。
一番、二番は再生と共に成長もしテロメアが非常に短かったため、
テロメアを縮めないための自己防衛機能の発現として成長の停止が起きたと考えられます。
しかしながら筋肉量の増加は早く、高い運動能力を誇る個体に仕上がったため、
児童ではなくある程度成長を終えた個体へ施術するには効果的なのではないか、として
本プロジェクトのための実験体の収容は中断となりました。
現在はプロジェクトリーダー及び主任の夫婦の元で経過観察を継続中。
再生力に衰えが起きないかどうか、半年に一度実験体の頭髪を切断、
以降の再生状況を記録しています。
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