壱九-七番

ページ名:壱九-七番

【壱九‐七】

某日、潜入任務前に撮影 (えび/東京インソムニア/(c)アルパカコネクト)

【プロジェクトNO.19】

【運用目的】他組織への潜入、情報運用。または有用な素体の捕獲

【開発責任者】

プロジェクトリーダー:名取 周(ナトリ アマネ)

主任:篠木 桜子(シノキ サクラコ)

【プロジェクトの現状】終了。機能追加のためプロジェクトの延長申請が提出されたが、プロジェクトリーダーの死亡により棄却

 

壱九‐七番はイタリア█部、████地方にて名取博士によって鹵獲された児童です。児童(以下壱九‐七番と表記)は以前から人並み外れた記憶力を持つことが近隣住民の間で話題になっており、興味を持った名取博士により独断で鹵獲が決行されました。*1

性格は利発かつ従順で、積極的な研究への参加姿勢が見られました。当時行われた知能検査でも優秀な成績が記録されています。特に名取博士に対し強い親愛を見せ、加工にも協力的でした。篠木主任からも「まるで年の離れた兄弟のようです」と報告されています。

そのため壱九‐七番に洗脳処置は施されておりません。これは後にも何度か申請が行われましたが、名取博士含む複数の研究員の判断により棄却されています。

 

壱九‐七番は【プロジェクトNO.19】に向けて調整・加工が行われました。主な加工は記憶領域の拡大、声帯加工、変装技術の習得及び顔面の調節、筋力調節、████の注入など。詳しい一覧は別資料を確認してください。

+【プロジェクトNO.19】について-【プロジェクトNO.19】について

複数の博士、研究員によって行われたコンペティション形式のプロジェクトです。veda内でも急務であった「潜入用実験体」の開発を目的として行われ、より良い実験体を生み出すためそれぞれの研究室でそれぞれの実験体が作られました。

完成された実験体は総数9名。最終選別ではその9名同士を特殊なルール下で争わせ、脱落者を廃棄・最後の一人になるまで選別を行う予定でした。

 

最終選別第一回、壱九‐七番以外の実験体が全て脱落しました。

 

 

 

 

 

 *1 壱九‐七番の肉親及び近隣住民は記憶処理、または処分されています。

 


シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧