(こめまゆげ/東京インソムニア/(c)アルパカコネクト)
音声記録 01(彩永シエル/東京インソムニア/(c)アルパカコネクト)
"Science without religion is lame, religion without science is blind"
--Albert Einstein
【プロジェクトNo.38】
【運用目的】頭脳特化型ダイバーの育成及び悪夢内での行動特性に関する研究
【開発責任者】
プロジェクトリーダー:源平・躑躅(げんぺい・つつじ)
主任:大吉・きり(おおよし・きり)
【プロジェクトの現状】終了
三八-三九番は【プロジェクトNo.38】のために収容された【S坂女学院小学校1年A組】児童の1人です。社交性は極めて良好であり、かつ命令には従順でした。→[捕捉1]参照
プロジェクト開始後は平均的な成績を保っており、8歳の時の1次選抜で合格後、ダイバーとなるための投薬を受けました。
その後はダイバーとしての訓練と知能強化教育を受けましたが、この頃から『投薬の影響を受けない』という体質の発現があり、その影響もあってか相対的な知能の衰えが見られています。5次選抜前の中間試験での成績は7人中6位。
その後、プロジェクトリーダーである源平氏のホルダー化に対し三八-三番、三八-七番、三八-拾四番、三八-二二番がドリームダイブしましたが生還せず。さらに三八-一番が昏睡状態の源平氏を殺害後、主任である大吉氏により処分されました。
次いで三八-四〇番が研究所のデータサーバーを破壊し、同時にそれを止めようとした三八-三九番を殺害。
大吉氏は三八-四〇番を処分後失踪し、以後も行方が判明していません。
三八-三九番は倒壊したサーバー棟の瓦礫の下から奇跡的に発見されました。
整備後急遽最終品評を行われましたが、プロジェクト基準を満たしているとは判断されませんでした。当初は廃棄処分となりましたが、その体質に目をつけた□□研究員により進行中プロジェクトの対照群などとして利用されることとなりました。
精神面での整備不良の影響か、三八-三九番には常に素行不良な面が見られるようになっており、各プロジェクト離脱と合流を繰り返しています。
現在は沢田烈司(さわだ・れいじ)研究員に管理されている実験体です。プロジェクトへの所属はなく、簡易な肉体拘束処置の継続の元にveda構成員としての権限を得ています。
veda離脱への意志が見られたことはありません。
本部に対して社内ネットでの広報活動従事への意志があり、条件付きで許可されています。
[捕捉1]
三八-三九番の父親である古鳥・慶(ことり・けい)氏は私立探偵であり、収容時の状況証拠から独自のコネクションを用い当プロジェクトの存在に1ヶ月後に辿り着きました。三八-三九番のプロジェクト離脱の要求がありましたが、情報漏洩プロトコルに準じた処理が恙無く完了しています。
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