参壱-七番

ページ名:参壱-七番

都内某所にて撮影されたもの(えい/東京インソムニア/(c)アルパカコネクト)

音声記録 01(菜月なこ/東京インソムニア/(c)アルパカコネクト)

 

【参壱-七番】

【プロジェクトNo.31】

【運用目的】
 ナイトメア内に於ける、外見的要素の重要性を計る

【開発責任者】
 プロジェクトリーダー:桧野馬 マリア(ヒノメ マリア)
 主任:須藤 逸彦(スドウ イツヒコ)

【プロジェクトの現状】継続中


参壱-七番は、桧野馬マリア研究員(以下、桧野馬研究員)が某国にて発見、確保した個体です。*1
当個体を含めた5名を選別した結果、唯一生存したこの個体が参壱-七番となり、同時に『カメリア』という名称が与えられました。*2

参壱-七番は、先述の選別及び実験の結果、感情と表情の表現に強い制限が掛けられています。
その影響か、研究員達には非常に従順な様子を見せていました。

参壱-七番のみならず、プロジェクトNo.31全体の訓練への参加率は低く、その件を巡って桧野馬研究員と須藤逸彦主任(以下、須藤主任)が度々衝突していたとの報告も上がっています。

2年前の〇月×日、『デフィレ』と名乗る集団が、31番研究所を襲撃。
桧野馬研究員、及び他研究員に対しての被害は軽微だったものの、参壱-七番が奪取されたとの報告を受けています。
更に調査の結果、別の実験体は被害を免れている事を確認。それを受けた須藤主任は、プロジェクト継続の判断を下しました。
現在はプロジェクトを進行しながらも、当該部署と連携し『デフィレ』に関しての調査も平行して行っている模様です。*3

現在(2021年2月時点)、「参壱-七番が沢田研究所に出入りしている」との情報を得た研究員が、責任者である沢田烈司上級研究員へ聞き取りを行いましたが、明確な回答は得られていません。
また、都内某所にある個人経営の花屋『フラワーショップ【サンセリテ】』にて、参壱-七番と特徴が酷似している店員が存在する事を確認しています。

 

 

 *1
当個体は当時6歳。

 *2
この独自の名称は、桧野馬研究員が設定したルールに依るところで、主に31番研究所内でのみ使用されていた模様。
他の実験体も同様に、『ローズ(参壱-壱番)』『パンジー(参壱-弐番)』『リリー(参壱-参番)』等の名称があった事を確認。

 *3
桧野馬研究員の強い希望によるもの。

 

 

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