質問者は問うた。
「ある調査任務に向かっていた5人のダイバーから救助要請が入った。
君たちはその5人の救出任務を行うため夢現領域に潜入していた。
しかしその道中、敵からの奇襲に遭い味方の1人が瀕死に陥ってしまう。
彼を助けるためには救出を諦め、領域外にいる医療班の元へ連れていくしかないだろう。
任務を続行するか、味方を助けるかは君次第だ。
君ならどちらを選ぶ?」
女兵士は不機嫌そうに答えた。
「仲間を助ける、それが第一だ」
「目の前で死なれるほど夢見の悪いものはねぇだろ」
修行僧はため息を吐きながら答えた。
「…任務続行が正解なんだろうな」
「だけどな、そんな理屈で納得できるほど人間辞めてねぇよ」
殺人者は悩みながら答えた。
「うーん…お仲間さんの方を助けるかなぁ」
「だってせっかく知り合ったのに殺し愛しないなんて勿体ないじゃないデスか」
眠り姫は目をこすりながら答えた。
「少しでも多く助けた方が良いのかもね…」
「あの子ならどっちも助けようとしそうだけど…ふわぁ…」
黒騎士は自信を持って答えた。
「答えはすでに決まっているさ」
「何があっても全員助ける、それが私の答えだよ」
修正者は面白そうに答えた。
「どっちにしようかなぁ」
「5人の方なら報酬金が、1人の方ならレアアイテムとかが貰えそうなんだよね」
道化師は泣きそうな目で答えた。
「そんなの選べるわけないだろ」
「だってどっちも助けたいんだもん!」
追跡者は興味なさげに答えた。
「どっちでもいいわ」
「他の奴らがどうなろうとあの人さえ無事ならそれでいいのよ」
問答は続く、正解なんてないと分かっていても。
それぞれの道は続く、その先に何があったとしても。
鍵山美紀:大義に興味はないが、冷酷にはなれない。
織田銀次郎:理屈は理解しているが腑に落ちない甘ちゃん。
ヨミ:一瞬まともそうに見えてやっぱり狂ってる。
白獏:実は一番冷酷、でも周りに流されがち。
相守めぐり:絶対的正義、どんな状況だろうと正義で押し通る。
八雲遊子:THEゲーム脳、こういうイベントの報酬って傾向決まってるよね。
鵺塚ぬえ:どこまで行ってもやっぱり甘ちゃん、良く言えば純粋無垢。
ナギサ:ユッキー=命、逆に言えばそれ以外興味なし。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧