亜久里綿人/プロミスノート

ページ名:約束手形は必ず返済されなければならない

 

次は49日後、あなたへ弔いの空砲を向けることにしましょう。

それでは、おやすみなさい。

 

 

■現実の設定

名前:亜久里 綿人(あぐり めんと)

年齢:34

身長:178㎝

性別:男性

瞳の色:黒

髪の色:若白髪

所属:特心対 不知火機関

キャラクター設定:不知火機関の最上級ダイバーであり現役エージェント。

不知火機関は意志決定を行う幹部層は基本的に非ダイバーで構成されており、人事裁量権を始めとした組織としての権限は案外ない(もちろん実務担当としての異議申し立てなどにおいては強い発言権を持つが)。

同派閥によく見られる極端に精巧な変装術やセキュリティ突破能力を保有するわけではないが、「未来を先取りしている」とまで称される卓越的な情報取得の早さを評価され、現在の地位を得た。(理由というか詳細は夢の姿にて後述)

非常に几帳面かつ真面目な男であり、特に結んだ約束を遵守することへの偏執的な拘りを持つ。ある種の精神的な潔癖症や強迫観念とも表現できるだろうか。どれだけ瑣末だったり馬鹿げた内容であったとしても、締結された部分だけに関しては必ず実行しようとする。公的な一人称は「私」だが、私的な場では「僕」になるのも明確に公私を別けようとするその一側面と言えるだろう。

34歳という最上級ダイバーとしては類を見ない若さから、年長者に囲まれるのが悩みの種の一つ。不知火機関は立場上では最上位に近い為、適当に遜っておけばいいというわけでもないのが始末に負えない。

不知火機関には大別して「穏健派」と「新進派」と呼ぶべき派閥構造が存在しており、前者の代表的人物として抜本的改革を望む後者の対応や時には妨害を受けることもあり胃を痛めている。

表舞台に直接立って振舞うことこそ数少ないが、不知火機関を通しての任務依頼であれば、よくよく調べてみればかなりの数が彼の提供した情報や手引きが関与していることだろう。え?任務内容と実態が違うんだけどって?じゃあ多分新人さんのうっかりミスなんでしょう。


■夢の姿の設定

名前:プロミスノート

武器:携行銃器・ナイフ・時計

外見:モノクルを付けたイギリス系の白人老紳士

夢の姿の設定:多肢のような異形は持たず、またスキルロックのような特殊機能を弾丸やナイフにも持たないが、予知夢に小質量の物質を載せることができるという特異性を持ち、これを評価され最上級ダイバーへと登り詰めた。

具体的にどういうのかというと、「銃弾が命中したあとに本人が銃を抜き、それから発砲の瞬間に弾丸が消失する」というもの。現在から見て未来が動作を実行するため、主観上はノーモーション弾薬無制限の後出しじゃんけん。

ただし未来から現在へ送るための受信地点が必要になるため、その媒体となる小さな懐中時計を都度弄り実行する未来の時刻を指定する必要があり、これが事実上の予備動作にあたる。

「小質量」の限度についてだが、おおよそ80g前後程度。ナイフや銃弾、USBに書類などが主な転移対象。

この現象は私達に極めて強い違和感を抱かせるものだが、驚くべきことに私達はそれと同じものを夢に見ているのだ。‐奇書院「藍司」

 

濫用すればその分後始末が大変なことになり(当たり前だが撃った数だけ必ず銃を撃たねばならない)、仮に「前借り分を実行できなかった」場合どうなるかがわからないなど未知のリスクも高いため最上級の中でも特に戦場に出てこず、また行使するときもかなり短い時間跳躍を指定していることが多い。

過去の大悪夢との交戦にて、22年後の跳躍から269発の既知でない構造物の生成とそこから照射される夢界由来の物質による殲滅が観測されており、奇書院共々悩みの種となっている。

22年後までに僕たちはアレを開発するのか……。せめてリバースエンジニアリングさせてほしいんだけど‐リュボーヴィ

22年後も僕は前線でダイバーをやってるのか……。いつになったら落ち着けるんだろう‐プロミスノート


人物相関

  • 岩船 硬二 /デューティ
    アポを取らずに一方的な要求の連絡を飛ばしてくるため、予定が狂わされるとして最も嫌いな人物の一人。デュ―ティ的には不知火機関の幹部面々に応援を取り付けるよりプロミスノートを経由した方が楽なのですぐ掛けてくる。
  • 織部重成
    アポはきちんと取るが、コネをめちゃくちゃ使って丁寧に外堀りを埋めてきた上でやりたくないような仕事を押し付けてくるので最も嫌いな人物の一人。外部組織に近い割には、プロミスノート本人にというよりは既に彼より上位権限者が決定した段階で話を持ち込んでくる。
  • 化藤 薫無/エコー
    忠実な部下の一人。上の2人が押し付けて来たクソ案件をそれとなく処理してくれたり、手を回してくれたりするので本人的にはかなりお気に入り。彼が関わった任務はこちらを参照。

・ヴォーン

新進派勢力が擁立していたダイバーの中では一際目を引いていた。結果として「イノセンス」鎮圧の功労者であり、憎からず思っていたが、彼らが功績を誇ると厄介だな……と言うことで適切な処理を挟もうとしたところグリドが持って行った。勿体なさは解消されたがそれはそれでどうなんだろう。

・グリド=フーゴ

一貫性がなく利益を目的にした行動原理も持たないため、手綱を握り切れないのでやはり厄介というか面倒くさい手合いの一つ。リングホルダーにしては開示的で協力的だが、却ってそれが信用作りに思えるところもある。

最近七歩をお気に召した報告が来て余計に訳が分からなくなっている。

・猫猫/梅梅

密偵と暗殺者。オリジナル・シンから拾った。(後日追記)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


備考

Q未来から現在に取り寄せたものをそのまま未来への転送に持ち出せるか?

A不可。起点となる事象がなければならず、その起点は必ず未来で回収する必要がある。

 

Q前借の返済が実行できなかった場合どうなるか?

A前借の事実自体が世界の修正力によって消える。因果律の遵守は修正力の中でも絶対である。

これにより間接的にある程度自分の未来を先読みするのができることはできる(撃つべきタイミングで銃弾が発射されていなければ、それは未来の自分が撃てない状況にあることを意味する。ほぼ死かそれに近い未来の予見に同義。)

ただし作中人物は試せない(試した事実も消滅しているため)ので、あくまで確信に近い推理に留まる。

 

Q時間は指定するとして座標は?

A同座標でなければこの前借と返済は成立しない。よって不発になる。

このため同一座標を取得するのが比較的容易な夢現領域ではかなりの時間を跳躍させることができるが、夢界での戦闘時は同座標への撃破後の侵入がほぼ不可能であるために撃破後以降の時間を指定して跳躍させることはできない。

 

Q親殺しのパラドックスはどうなる?

A返済不可による修正力更新が発生し、外部的には不発として認識される。

思考実験としてある職人が鍛えた刃物でその人物の母親を殺したとする。職人が消滅することで刃物の入手ができなくなり返済不可が発生。殺傷がなかったように修正を受ける。

 

Qループ発生しない?

Aしない。返済不可の場面は時間軸上の未来にあり、既に再度殺人を起こせる「現在」でなくなっている。当人らの認識上は何等かの理由で当時に撃てない理由が発生していたことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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